2019 年度 愛知泉大学シラバス
科目番号 科目名 担当者名 基礎・専門
別 単位数 選択・必修 別
開講年次・
時期 3205032 こどもと人間関係
Child And Human Relationship 伊藤亮 専門 1 必修 3年 後期 科目の概要
人と関わる力を育成する領域である「人間関係」では、こどもが自分や他者への基本的信頼感をもとに、集団 生活の中で自分を表現するプロセスを支援する保育者のあり方について学んでいく。「みんななかよく」「き まりをまもって」といった表現の中に隠れる思い込みや思い違いを、具体的な事例を通して解きながら、保育 場面での姿勢を身につけることができる。
学修内容 到達目標
① こどもの年齢に応じた人間関係の発達について理解 する。
② こどもの遊びと人間関係の関係について理解する。
③ こどもの人間関係の育ちを支える保育者の役割につ いて理解する。
① こどもの人間関係の発達(人と関わる力)について、事 例等から具体的なイメージを描くことができる。
② 遊びと人間関係の発達の関係を、具体的なこどもの姿 を通じて理解できる。
③ 育ちを支える保育者の役割について、自分自身の将 来の姿として描けるようになる。
学生に発揮させる社会人基
礎力の能力要素 学生に求める社会人基礎力の能力要素の具体的行動事例
前に踏 み出す 力
主体性 課題をするのに必要な知識について、教科書・文献を使って自己学修をすることが できる。
働きかけ力
実行力 困難があっても目標を変更せず到達することができる。
考え抜 く力
課題発見力 思い込みや憶測でなく事実に基づいて情報を客観的に整理し、課題を見極めること ができる。
計画力
創造力 物事を考える時に、固定概念に捉われることなくいろいろな方向から考えることが できる。
チ ー ム で 働 く 力
発信力 整理した内容を、的確な文章で表現できる。
傾聴力 人の意見を確認し、さらに自分の意見を述べることができる。
柔軟性 情況把握力
規律性 無断欠席、遅刻、居眠り、私語など講義に支障をきたす行動をせず、授業が円滑に 進行するようルールを守ることができる。
ストレスコントロール力 テキスト及び参考文献
テキスト:演習 保育内容「人間関係」 田代和美・松村正行 編著 建帛社 他科目との関連、資格との関連
保育士資格、幼稚園教諭、保育内容総論および他の保育内容領域
学修上の助言 受講生とのルール
これまでに学んだ保育内容に関して復習しておくこと とともに、テキストの該当章を事前に読みこんでおく こと。事後学習は授業で扱った内容についてテキスト を振り返ること。
携帯電話は電源を切り、カバンにしまっておくこと。
遅刻は 2 回につき 1 回の欠席扱いとする。
保育・教育現場において、本講義の内容をどのように 生かすことができるのか、常に念頭に置きながら受講 してほしい。
【評価方法】
評価方法 評価の 割合
到達
目標 各評価方法、評価にあたって重視する観点、評価についてのコメント
筆記試験
①
②
③
④
⑤
小テスト
①
②
③
④
⑤
レポート 90
① ✔ ・課題①「愛着形成と人間関係の発達について」(30 点)
・課題②「こどもの遊びの発達と保育者の関わり」(30 点)
授業で扱ってきた内容について、自分なりの言葉でまとめる力を評価する。
まとめた内容を基に、自分が保育者だったらどのようにこどもたちと関わってい きたいか、自分なりの意見を表明できる力を評価する。
・毎回の授業の終わりに、感想・疑問を記すミニレポートを課す。授業を受けて 自分なりの感想や、授業内容に関する疑問点を記すことを評価の対象とす る(2 点×15 回=30 点)
② ✔
③ ✔
①
⑤
成果発表
(口頭・実技)
①
②
③
④
⑤
作品
①
②
③
④
⑤
社会人基礎力
(学修態度) 10
① ✔ (主体性)テキスト以外の文献・事例を見て、積極的に学ぶことができる。
(実行力)子ども発達の課題について記述することができる。
(課題発見力)子どもの発達について自分なりに疑問を見つけることができる。
(創造力)発問において自分なりの考えを持つことができる。
(発信力)必要な時に、意見を述べたり、発表したりできる。
(傾聴力)あいづちやうなづきなど話を聞く姿勢ができている。
(規律性)遅刻、私語をせず、スムーズな授業進行に協力できる。
② ✔
③ ✔
②
⑤
② ✔
③ ✔
④
⑤ 総合評価
割合 100
【到達目標の基準】
到達レベルS(秀)及び A(優)の基準 到達レベル B(良)の基準 テキスト以外の文献を主体的に調べ、課題に対して積極的
かつ柔軟に取り組むことができる。また、自分の意見を他者 に分かりやすく伝えられることができる。
秀については複数の文献を引用し、批判的・論理的に問題 を検討し、新たな提案ができる。
毎回のミニレポートで、自分なりの意見を持てること、
および、レポートを自分なりの言葉でまとめ、意見を 述べることができる。
週 学修内容 授業の
実施方法 到達レベル C(可)の基準 予習・復習 時間
(分)
能力 名
1週 /
・人間関係とは
人間関係とは何かを理解し、こ どもの人間関係を育む保育者 の姿勢について学ぶ。
講義 演習 ミニレポート 質疑応答
自分自身の人間関係につ いて振り返ることができる。
(予習)
テキスト第 1 章を予習し ておくこと。
(復習)
講義ノート、演習課題に ついて理解を深める努 力をすること。
120主体性
2週 /
・「人間関係」と保育 保育における人間関係のねら いと内容について、基本的な3 つの観点を理解する。
講義 演習 ミニレポート 質疑応答
人間関係のねらいと、3 つ の観点について理解でき る。
(予習)
テキスト第 2 章を予習し ておくこと。
(復習)
講義ノート、演習課題に ついて理解を深める努 力をすること。
120実行力
3週 /
・乳児と養育者との関係 間関係の基礎になる愛着形成 と養育者との関係について知 る。
講義 演習 ミニレポート 質疑応答
養育者との愛着形成が、こ どもの人間関係の基礎とな ることが理解できる。
(予習)
テキスト第 3 章を予習し ておくこと。
(復習)
講義ノート、演習課題に ついて理解を深める努 力をすること。
120創造力
4週 /
・0歳児の人とのかかわりと保 育
おおむね6か月未満のこども の人間関係について知る。
講義 演習 ミニレポート 質疑応答
乳 児 の 人 間 関 係 の 持 ち 方、特徴について理解で きる。
(予習)
テキスト第 4 章を予習し ておくこと。
(復習)
講義ノート、演習課題に ついて理解を深める努 力をすること。
120課題発見力
5週 /
・1歳児の人とのかかわりと保 育 (1)
おおむね6か月から1歳3か 月未満のこどもの人間関係に ついて知る。
講義 演習 ミニレポート 質疑応答
乳児から幼児に入る過程 の人間関係の発達につい て、運動や言語の発達と 関連して理解できる。
(予習)
テキスト第 5 章を予習し ておくこと。
(復習)
講義ノート、演習課題に ついて理解を深める努 力をすること。
120傾聴力
6週 /
・1歳児の人とのかかわりと保 育(2)
おおむね1歳3か月から2歳 未満のこどもの人間関係につ いて知る。
講義 演習 ミニレポート 質疑応答
幼児期初期の人間関係の 持ち方と、他児との関りの 始 ま り に つ い て 理 解 で き る。
(予習)
テキスト第 6 章を予習し ておくこと。
(復習)
講義ノート、演習課題に ついて理解を深める努 力をすること。
120発信力
7週 /
・2歳児の人とのかかわりと保 育
おおむね2歳のこどもの人間 関係について知る。親や保育 者、友だちとのかかわりと保育 について理解を深める。
講義 演習 ミニレポート 質疑応答
友だちとの関りを持ち始め る 2 歳児の人間関係の発 達について理解できる。
(予習)
テキスト第 7 章を予習し ておくこと。
(復習)
講義ノート、演習課題に ついて理解を深める努 力をすること。
120実行力
8週 /
・ こ ど も の 遊 び と 人 間 関 係
(1)
こどもにとっての遊びとは何 かについて、遊びに関する理論 を知る。
講義 演習 ミニレポート 質疑応答
こどもにとって、遊びとはど んな意味を持つのかを理 解できる。
(予習)
テキスト第 8 章を予習し ておくこと。
(復習)
講義ノート、演習課題に ついて理解を深める努 力をすること。
120主体性
能力名:主体性 働きかけ力 実行力 課題発見力 計画力 創造力 発信力 傾聴力 柔軟性 情況把握力 規律性 ストレスコントロール力
週 学修内容 授業の
実施方法 到達レベル C(可)の基準 予習・復習 時間
(分)
能力 名
9週 /
・ こ ど も の 遊 び と 人 間 関 係
(2)
保育と遊びの関連について知 る。
講義 演習 ミニレポート 質疑応答
保育の中で、こどもの遊び がどのように位置づけられ ているのかを理解できる。
(予習)
テキスト第 9 章を予習し ておくこと。
(復習)
講義ノート、演習課題に ついて理解を深める努 力をすること。
120課題発見力
10 週 /
・3歳児の遊びと人間関係 おおむね3歳のこどもの遊び の特徴と人間関係について知 る。こどもの人間関係の広がり と保育者のかかわりについて 理解を深める。
講義 演習 ミニレポート 質疑応答
前週までにみてきた遊び の理論を基に、3 歳児から 広がっていく遊びと他児と の 関 り に つ い て 理 解 で き る。
(予習)
テキスト第 10 章を予習し ておくこと。
(復習)
講義ノート、演習課題に ついて理解を深める努 力をすること。
120課題発見力
11週 /
・4歳児の遊びと人間関係 おおむね4歳のこどもの遊び と人間関係について知る。遊 び・生活を通して育つ人間関係 と、仲間とのかかわりについて 理解する。
講義 演習 ミニレポート 質疑応答
遊びに加えて、生活を通し て人間関係を身に着けて いくこどもの姿について理 解できる。
(予習)
テキスト第 11 章を予習し ておくこと。
(復習)
講義ノート、演習課題に ついて理解を深める努 力をすること。
120創造力
12 週 /
・5歳児の遊びと人間関係 5歳児という立場と、遊びを通 して身につける力について知 る。また、仲間と協同して遊ぶ、
仲間を思いやるなどの人間関 係の広がりについて理解を深 める。
講義 演習 ミニレポート 質疑応答
年長者となったこどもが、
遊び・生活の中で、仲間関 係を築いていくことを通し て、人間関係が広がってい くことを理解できる。
(予習)
テキスト第 12 章を予習し ておくこと。
(復習)
講義ノート、演習課題に ついて理解を深める努 力をすること。
120課題発見力
13 週 /
・配慮が必要なこどもへの関わ り
障害を抱えたこどもなど、特別 な配慮が必要なこどもとのか かわりについて知る。
講義 演習 ミニレポート 質疑応答
保育場面でみられる「気に なる子」「障害を抱えた子」
への配慮の在り方と、その 子たちの人間関係の発達 について理解できる。
(予習)
テキスト第 13 章を予習し ておくこと。
(復習)
講義ノート、演習課題に ついて理解を深める努 力をすること。
120規律性
14 週 /
・こどもの人間関係と保育者の 役割
こどもの人間関係の育ちを支 える保育者の役割、モデルとし ての保育者の役割などを知る。
講義 演習 ミニレポート 質疑応答
こどもの人間関係の発達を 支える保育者の役割につ いて、事例などを通して具 体的に理解できる。
(予習)
テキスト第 14 章を予習し ておくこと。
(復習)
講義ノート、演習課題に ついて理解を深める努 力をすること。
120課題発見力
15 週 /
・こどもの人間関係の育ちを育 む環境
こどもの人間関係の育ちにか かわる環境として、保育者同士 の人間関係、保護者との人間関 係について知る。
講義 演習 ミニレポート 質疑応答
こどもの人間関係の発達 は環境によっても大きく影 響を受けることが理解でき る。
(予習)
テキスト第 15 章を予習し ておくこと。
(復習)
講義ノート、演習課題に ついて理解を深める努 力をすること。
120発信力
能力名:主体性 働きかけ力 実行力 課題発見力 計画力 創造力 発信力 傾聴力 柔軟性 情況把握力 規律性 ストレスコントロール力