2019 年度 愛知学泉大学シラバス
科目番号 科目名 担当者名 基礎・専門
別 単位数 選択・必修 別
開講年次・
時期
1304113 臨床栄養学ⅢClinical nutritionⅢ 林 明日香 専門 2 選択 3年 後期
科目の概要
管理栄養士はチーム医療の中で、個々の栄養管理計画を立案し、栄養状態の改善にあたることが求められている。
この授業では、患者が薬物療法を受けながら、治療効果を高め早期疾病の回復や退院が促される食事・栄養療法を 目的とした栄養薬理学について学修する。
学修内容 到達目標
① 栄養を補給する栄養剤について学ぶ。
② 生活習慣病と治療薬について学ぶ。
③ 薬理学の基礎知識について学ぶ。
④ 免疫の仕組みとアレルギーに関する薬について学 ぶ。
⑤ 薬物の吸収に影響を及ぼす因子について学ぶ。
① 経腸・経静脈栄養剤について理解している。
② 生活習慣病に関する治療薬について理解している。
③ 薬理学の基礎知識を理解している。
④ 免疫の仕組みとアレルギー薬について理解している。
⑤ 食品成分と医薬品の相互作用について理解している。
学生に発揮させる社会人基
礎力の能力要素 学生に求める社会人基礎力の能力要素の具体的行動事例
前に踏 み出す 力
主体性 主体性をもって授業に臨み、不明点は専門書で調べるなど、目標達成に向けて取り組むこ とができる。
働きかけ力
実行力 傷病者のために栄養状態の改善方法を工夫することができる。
考え抜 く力
課題発見力 自己学習の課題発見をしながら、継続して学習できる。小テストにおいては、自主的に理 解ができなかった部分の課題発見ができる。
計画力
創造力 創造力を発揮しながら、個別の栄養管理法を実行することができる。
チ ー ム で 働 く 力
発信力 薬物療法と食事・栄養療法の相互作用について情報を発信できる。
傾聴力 傾聴力を発揮しながら授業を聞き、食事・栄養が薬物療法におよぼす影響について理解を 深めることができる。
柔軟性 情況把握力
規律性 規律性を守り、課題を提出することができる。
ストレスコントロール力
テキスト及び参考文献
テキスト:栄養薬理学 田中芳明 中村強 編
11回以降からサブテキストとして使用:エッセンシャル臨床栄養学 第 8 版 佐藤和人 本間健 小松龍史 編
他科目との関連、資格との関連
他科目との関連:「臨床栄養学Ⅰ」「臨床栄養学Ⅱ」「臨床栄養学実習」「臨床栄養教育論実習」
資格との関連:管理栄養士
学修上の助言 受講生とのルール
これまでに学習した臨床関連の知識を復習し、臨床栄 養管理のまとめとなるよう、小テストを活用し、効果的に授 業を受けるようにして欲しい。
臨床臨地実習と併せて、学習した栄養薬理学の知識が 結びつく理解となるように努める。
授業のスライドは b14 へアップします。
授業で配付するプリントの予備は保管しません。出席者 からもらうなどして自己管理をすること。
【評価方法】
評価方法 評価の 割合
到達
目標 各評価方法、評価にあたって重視する観点、評価についてのコメント
筆記試験 90
① ✓ ・臨床栄養管理を行う上で、薬の分類、作用の機序、代謝などの基礎知識を 習得し、食事との関連を理解しているか確認します。
・臨床栄養管理計画の中で、傷病者の治療効果を高める栄養食事指導及 び生活指導を展開する知識が身についているか確認します。
社会人基礎力を含め評価し、S:80%以上、A:80%、B:70%、C:
60% F:60%未満として総合的に判定します。
② ✓
③ ✓
④ ✓
⑤ ✓
小テスト
① ✓ ・小テストは、臨地実習等で欠席する学生が多いことから評価には反映しな い。自己学習の課題発見の場として活用すること。
② ✓
③ ✓
④ ✓
⑤ ✓
レポート
①
②
③
④
⑤
成果発表
(口頭・実技)
①
②
③
④
⑤
社会人基礎力
(学修態度) 10
① ✓ (主体性)興味をもって主体的に栄養薬理学を学ぶことができる。
・臨地実習等で欠席する場合は、授業で実施した内容をスライドおよび授業 プリントにて主体的に確認し、後日提出する。
(実行力)傷病者の栄養管理の実行に繋がる栄養薬理学について学習でき る。
(課題発見力)授業プリントと小テストで振り返りを行い、学習の課題発見がで きる。
(創造力)創造力を発揮し、傷病者の栄養状態を高める栄養管理を学ぶこと ができる。
(発信力)質問された内容に対して積極的に答えを発信できるよう、意欲的に 授業に参加できる。
(傾聴力)授業中に傾聴力を発揮することで、食品と医薬品の相互作用につ いて理解を深めることができる。
(規律性)規律を常に意識して臨床チーム医療に貢献できる力を見いだすこと ができる。遅刻 3 回は 1 回の欠席とする。
② ✓
③ ✓
④ ✓
⑤ ✓
総合評価
割合 100
【到達目標の基準】
到達レベルS(秀)及び A(優)の基準 到達レベル B(良)の基準 食品と医薬品の相互作用を理解し、傷病者の治療効果
を高められる、栄養薬理学の必要事項を深く理解している。
筆記試験及び社会人基礎力が共に優れている者を、S(秀)
とする。
薬の分類、作用の機序、代謝などの基礎知識を習 得し理解したうえで、経腸・経静脈栄養管理を、一般 的なレベルまで理解している。
週 学修内容 授業の
実施方法 到達レベル C(可)の基準 予習・復習 時間
(分)
能力 名
1週 /
栄養を補給する薬①
・栄養管理法と経腸栄養剤に ついて学ぶ
講義
経腸栄養剤(医薬品)と濃 厚流動食(食品)の種類と 特徴について理解する。
(予習)「経腸栄養剤」に ついて読み、授業プリン トにまとめる。
(復習)授業プリントの復 習と再度見直しをおこな う。
180
主体性 課 題 発 見力 傾聴力 創造力 発信力 規律性
2週 /
栄養を補給する薬②
・病態別栄養剤について学ぶ
・肝疾患(肝性脳症時)の栄養 薬理学について学ぶ
講義
病態別栄養剤の種類と特 徴及び肝疾患に関連す る薬物療法について理解 する。
(予習)「病態別栄養剤」
「高アンモニア血症治療 薬」について読み、授業 プリントにまとめる。
(復習)授業プリントの復 習と再度見直しをおこな う。
180
主体性 課 題 発 見力 傾聴力 創造力 発信力 規律性
3週 /
栄養を補給する薬③
・経静脈栄養の基礎について 学ぶ
・静脈栄養法の合併症につい て学ぶ
講義
水・電解質輸液、栄養輸 液の種類及び問題点に ついて理解する。
(予習)「経静脈栄養の 基礎」について読み授 業プリントにまとめる。
(復習)授業プリントの復 習と再度見直しをおこな う。
180
主体性 課 題 発 見力 傾聴力 創造力 発信力 規律性
4週 /
食品成分と医薬品の相互作用
・薬物動態(ADME)について 学ぶ
・食べ物と薬の相互作用につ いて学ぶ
講義
<小テスト>
食べ物が薬の効果におよ ぼす影響について理解 する。
(予習)「食品成分と医 薬品の相互作用」につ いて読み授業プリントに まとめる。
(復習)授業プリントの復 習と再度見直しをおこな う。
180
主体性 課 題 発 見力 傾聴力 創造力 発信力 規律性 実行力
5週 /
生活習慣病と治療薬①
・糖尿病と経口薬療法につい て学ぶ
講義
糖尿病経口血糖降下薬 とインスリンなどの注射薬 療法について理解する。
(予習)「糖尿病と治療 薬」について読み授業 プリントにまとめる。
(復習)授業プリントの復 習と再度見直しをおこな う。
180
主体性 課 題 発 見力 傾聴力 創造力 発信力 規律性
6週 /
生活習慣病と治療薬①
・注射薬療法とカーボカウント 法について学ぶ
・低血糖とシックデイについて まなぶ
講義
糖尿病治療薬とインスリン 療法および栄養食事療 法について理解する。
(予習)「代謝、内分泌に 作用する薬」について読 み授業プリントにまとめ る。
(復習)授業プリントの復 習と再度見直しをおこな う。
180
主体性 課 題 発 見力 傾聴力 創造力 発信力 規律性
7週 /
生活習慣病と治療薬②
・脂質異常症及び痛風と治療 薬について学ぶ
講義
痛風、脂質異常症の薬物 療法および栄養食事療 法について理解する
( 予 習 ) 「脂 質異 常 症 と 治療薬」「高尿酸血症と 治療薬」につい て読み 授業プリントにまとめる
(復習)授業プリントの復 習と再度見直しをおこな う
180
主体性 課 題 発 見力 傾聴力 創造力 発信力 規律性
8週 /
生活習慣病と治療薬②
・代謝性疾患の薬物療法と栄 養療法について学ぶ
生活習慣病と治療薬③
・骨粗鬆症と治療薬
・骨粗鬆症の薬物療法と食事 療法について学ぶ
講義
<小テスト>
骨粗鬆症の薬物療法と 食事療法について理解 する。
(予習)骨粗鬆症と治療 薬」について読み授業 プリントにまとめる。
(復習)授業プリントの復 習と再度見直しをおこな う。
180
主体性 課 題 発 見力 傾聴力 創造力 発信力 規律性 実行力 能力名:主体性 働きかけ力 実行力 課題発見力 計画力 創造力 発信力 傾聴力 柔軟性 情況把握力 規律性
ストレスコントロール力
週 学修内容 授業の
実施方法 到達レベル C(可)の基準 予習・復習 時間
(分)
能力 名
9週 /
生活習慣病と治療薬④
・腎疾患と利尿薬について学 ぶ
・腎疾患の薬物療法と食事療 法について学ぶ
講義
腎疾患の薬物療法と透析 を予防する食事管理につ いて理解する。
(予習)「利尿薬」「腎排 泄」について読 み 授 業 プリントにまとめる。
(復習)授業プリントの復 習と再度見直しをおこな う。
180
主体性 課 題 発 見力 傾聴力 創造力 発信力 規律性
10 週 /
生活習慣病と治療薬⑤
・高血圧・狭心症治療薬につ いて学ぶ
・循環器疾患の薬物療法と食 事療法について学ぶ
講義
高 血 圧 お よ び 心 疾 患 の 薬物療法とそれらの疾患 を予防する食事管理につ いて理解する。
(予習)「高血圧症と治 療薬」「狭心症治療薬」
について読み授業プリ ントにまとめる。
(復習)授業プリントの復 習と再度見直しをおこな う。
180
主体性 課 題 発 見力 傾聴力 創造力 発信力 規律性
11週 /
消化器に作用する薬
・食欲不振・消化不良、食欲抑 制剤について学ぶ
・胃・十二指腸潰瘍、炎症性腸 疾患の薬物療法と食事療法に ついて学ぶ
講義
<小テスト>
潰瘍および炎症性腸疾 患について理解する。
(予習)「消化器疾患に 作用する薬」について読 み授業プリントにまとめ る。
(復習)授業プリントの復 習と再度見直しをおこな う。
180
主体性 課 題 発 見力 傾聴力 創造力 発信力 規律性 実行力
12 週 /
免疫の仕組みとアレルギーに 関する薬について学ぶ
・免疫、アレルギーおよび炎症 の薬物療法と食事療法につい て学ぶ
講義 アレルギー疾患と食事療 法について理解する。
(予習)「免疫・アレルギ ーに関する薬」につい 読み授業プリントにまと める。
(復習)授業プリントの復 習と再度見直しをおこな う。
180
主体性 課 題 発 見力 傾聴力 創造力 発信力 規律性
13 週 /
薬理学の基礎知識について学 ぶ
・薬の種類と服用について学 ぶ
・食物と薬物の相互作用につ いて学ぶ
講義 医薬品の種類と服用につ いて理解する。
(予習)「薬理学の基礎 知識」について読み授 業プリントにまとめる。
(復習)授業プリントの復 習と再度見直しをおこな う。
180
主体性 課 題 発 見力 傾聴力 創造力 発信力 規律性
14 週 /
甲状腺疾患
甲状腺機能亢進症・低下症 副甲状腺機能亢進症・副甲状 腺機能低下症について学ぶ
講義 甲状腺疾患について理
解する。
(予習)「甲状腺疾患」に ついて読み授業プリント にまとめる。
(復習)授業プリントの復 習と再度見直しをおこな う。
180
主体性 課 題 発 見力 傾聴力 創造力 発信力 規律性
15 週 /
外科
外科手術とクリティカルケアに ついて学ぶ
講義
手術、周術期の栄養管理 クリティカルケアについて 理解する
(予習)外科手術、クリテ ィカルケアについて読み 授業プリントにまとめる。
(復習)授業プリントの復 習と再度見直しをおこな う。
180
主体性 課 題 発 見力 傾聴力 創造力 発信力 規律性 能力名:主体性 働きかけ力 実行力 課題発見力 計画力 創造力 発信力 傾聴力 柔軟性 情況把握力 規律性
ストレスコントロール力