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日本在宅医学会

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Academic year: 2021

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研究委員会よりのおしらせ………鈴木  央 117  日本在宅医学会雑誌投稿規定……… 119 投稿承諾書………120  連絡票……… 121 査読者一覧………122  編集後記……… 123 

日本在宅医学会

日在医会誌 第13巻 第 2 号 2012年1月   ISSN  1345-3777

○巻頭言 福祉・介護との連携  前沢 政次  1

○第14回日本在宅医学会 大会長あいさつ  服部 信孝  3

 学術総会概要      4

○在宅リハビリテーション「総論」

 訪問リハビリテーションの歴史  岡田しげひこ  9

 介護保険制度の中のリハビリテーション  伊藤 隆夫  13

 包括的リハビリテーション  張本 浩平  19

 在宅リハビリテーションにおけるリスクとその管理  石垣 泰則  25

 在宅医療におけるリハビリテーションの位置付け  森   清  29

○在宅リハビリテーション「疾患別」

 脳血管障害    小田 太士,蜂須賀 研二  33

 認知症―在宅でできる認知症に対するリハビリテーション―  長屋 政博  41

 がんと在宅リハビリテーション  松本 真以子,辻  哲也  47

 小児二分脊椎に対するリハビリテーション  芳賀 信彦  57

○在宅リハビリテーションシステム

 「PTの実際」訪問リハビリテーション―理学療法士の実践―  野尻 晋一,山永 裕明  63

 「OTの実際」訪問リハビリ―OTの実践―  宇田  薫  69

 「STの実際」訪問リハビリ―STの実践―  山口 勝也  75

 「音楽療法」訪問音楽療法―神経難病患者に対する実践―  服部 優子  81

○在宅リハビリテーション「連携」

 地域における転倒予防と連携  竹迫 弥生,森   清  89

 地域におけるネットワークづくりにおいて訪問リハビリテーションに期待すること  松坂 誠應  95

 在宅総合ケアセンターにおける在宅リハビリテーションについて  大西 康史  101

○原著 

 在宅医療を支援する病棟における初回入院患者の特性の検討−在宅復帰支援と在宅継続支援の比較−  大島  浩子,中村  孔美,松本  明美,鈴木  隆雄  107

○症例報告 自宅で間欠的点滴療法を行った末期心不全の2例  宮  真吾,林  孝平  113

(2)

日在医会誌 第 13 巻・第2号 2012 年1月 1(58)

福祉・介護との連携

   日本在宅医学会会長  前 沢 政 次

 東日本大震災はたくさんの悲しみを生んだが,在宅医療の役割を知ってもらう良い機会にな った.現地で奮闘された方々に心より感謝したい.

 来年は医療保険と介護保険が同時改定される.現在まで,このふたつは分かれて議論が進ん でいるようであるが,介護保険は医療との連携が大きな課題となっている.

 その理由のひとつは介護支援専門員の変化である.介護保険スタートの時期には,専門員の 大半は看護職であった.したがって,医療を経験した人で構成され,医療の必要性に関するア セスメントも比較的スムーズに行われていた.無論初期なるがゆえに,医療との連携どころで はなかったのかもしれないが.

 最近は,介護支援専門員になる人の大部分が介護福祉士という状況である.学びや経験に医 療部分がきわめて少ない.医療でよく使われる用語も,実際の行為も,よく知らない中で仕事 を進めることになる.

 たとえば退院前のカンファレンスに参加するように呼ばれても,外国に行ったような雰囲気 の中では,適切なケアマネジメント業務に結びつかない.

 この人たちにとっては,医師も看護師も話のスピードが違う,厳しく怖い異国人なのである.

 介護系職員のたん吸引問題も,ようやく 2012 年 4 月から,かなりハードな研修を受けること により医療的行為が認められる.

 こうした状況の中,医療従事者からあたたかい手が差し伸べられることを福祉介護の方々は 期待している.

 残念ながら在宅医療に熱心な医師の中には,マイペースで疾患を診る医療にしか関心がない 人がいる.福祉に学びながら協力体制の取れる人は少数のようである.

 認知症ケアや看取りケアが多くなる状況の中で,患者本人・家族ばかりでなく,福祉・介護 のスタッフとのチームケアにも熟達したいものである.

巻頭言

参照

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