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電子情報通信学会論文誌 B Vol. J98-B No. 4 pp. 331-332 © 一般社団法人電子情報通信学会 2015 331

特集

ネットワークソフトウェア技術とその応用論文特集の発行にあたって

ネットワークソフトウェア技術とその応用論文特集編集委員会 委員長  

新 津 善 弘

スマートフォンの爆発的な人気によるトラヒックの 増大やIoT(Internet of Things)などこれまでとは異 なる多種多様なトラヒックの流入への柔軟な対応や,

目まぐるしく変化するユーザニーズへ応えるべく,迅 速かつ低コストにサービスを実現するための研究が進 められている.

一方で,ネットワーク制御に関しては,トラヒック データ分析やネットワーク状態の可視化技術はもとよ り,そのような情報をもとに,より高度な制御を行う ような動きも出てきている.また,通信端末もスマー トフォンやタブレット端末が普及し,高度なネットワ ークサービス実現において,ユーザインタフェースだ けではなく,データ収集・分析を含めた端末側のソフ トウェアの役割がますます高まってきている.

このようなネットワークソフトウェア技術につい て,研究開発を促進するためには,学会が積極的に意 見交換や情報提供を推進する場を設ける必要がある.

前者の場として,2012年度まで,ネットワークソフト ウェア時限研究専門委員会が主催する「ネットワーク ソフトウェア研究会」が20年にわたり,議論の時間を 重視した異色な研究会として活発な検討がなされてき たが,昨年度より,第1種の「ネットワークシステム 研究会」の下に第2種研究会として,新たに「ネット ワークソフトウェア研究会」が発足し,活動を開始し た.基本的に前身である時限研究会の趣旨である,ま だ生まれたばかりの種としての研究や,結果を目指し つつ進捗の過程にある研究について,じっくりと発表 時間よりも長い質疑,討論時間を設け,それぞれの研 究の進展を支え,育てるような活動を進めてきた.

まとまった研究成果を広く研究者や技術者に共有す る場として,本研究会としては,前身の時限研究会の 時代より,定期的に論文特集を企画してきた.本特集 は,新たに発足したネットワークソフトウェア研究会 で発行する第1弾の特集であり,今後のネットワーク ソフトウェア技術,ネットワークを利用したサービス のあり方について幅広く提言すべく,ネットワークソ フトウェアに関する研究開発をより一層促進させるこ とを目的としている.8編の論文が投稿され,専門分 野の編集委員,査読委員により厳正な査読,議論を行 った結果,2編を再録した.また,招待論文として,

今ネットワークソフトウェア技術者の間で最もホット な技術課題となっている,「SDN(Software Defined Networking)」と「NFV(Network Functions Virtualization)」をテーマとした論文を掲載している.

最後に,本特集の発行にあたり,貴重な研究成果を まとめ御投稿頂いた執筆者の方々,御多忙の中,厳正 な査読を行って頂いた査読委員の方々,査読委員との 調整,結果の取りまとめを精力的に行って頂いた編集 委員各位,出版に向けて正確かつ円滑な事務処理を行 って頂いた本会事務局の方々に深謝の意を表します.

にい

 善よしひろ(正員:フェロー)  昭51東北大・工卒,昭53同大 大学院工学研究科修士課程了.同年日本電信電話公社(現NTT)

入社.平15より芝浦工大・システム理工学部・教授.ユーザイ ンタフェース高度化技術,ネットワークソフトウェア自動生成 技術,コンテキスト・アウェアネス,アドホック/センサネット ワークの研究開発に従事.博士(工学).情報処理学会会員,

IEEEシニア会員.

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電子情報通信学会論文誌 2015/4 Vol. J98–B No. 4

332

ネットワークソフトウェア技術とその応用論文特集編集委員会 委 員 長 新 津 善 弘

末 田 欣 子 ・ 宮 本 大 輔

太 田   理 ・ 荻 野 長 生 ・ 角 田 良 明 ・ 加 藤   圭 小 島 英 春 ・ 北 形   元 ・ 中 村 光 宏 ・ 水 野   修 三 宅   優 ・ 若 原   恭

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