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特集「2018 年度研究会優秀賞受賞論文紹介」にあたって

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Academic year: 2021

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654 人 工 知 能  34 巻 5 号(2019 年 9 月) 人工知能学会には,特集「研究会紹介」にあたってで 述べたとおり,現在,24 の研究会が活動している.各 研究会は,単独,他学会との連携,あるいは合同研究会 で年間 2 ∼ 4 回の研究会を開催している(2018 年度の 開催総数は 61 回,一般発表の論文数は 452 件).また, 一部の研究会は独自のセミナーや全国大会でオーガナイ ズドセッションを開催している.中でも,合同研究会は, 全国大会と双璧をなす研究イベントとして,多くの研究 会が参加し,2011 年以降,毎年開催されている.合同 研究会 2018 は 2018 年 11 月 22 日(木)∼ 23 日(金,祝) に慶應義塾大学矢上キャンパスで開催された.14 研究 会が参加し,プレナリー招待講演 2 件,発表件数 86 件(一 般発表),研究会招待講演など 17 件が行われ,参加者数 801名(合同研究会 2017 では 773 名),企業スポンサー 21社(うち展示 14 社)と大変盛況であった. このようにアクティブに活動を行っている研究会活動 に対して,本学会では,毎年,研究会での発表年間総数の 5%以内に,研究会優秀賞受賞論文を選出している.選出 のプロセスは,各研究会から候補選出を行った後,その 候補に対して,研究会運営委員会,および理事会が,選 考過程の透明性や内容の妥当性を審議,授賞を決定する 形となっており,時間をかけ,厳正な審査を行っている.

特集「2018 年度研究会優秀賞受賞論文紹介」にあたって

斎藤 博昭

(慶應義塾大学)

櫻井 祐子

(産業技術総合研究所)

上田 晴康

((株)富士通ゼネラル)

加藤 恒昭

(東京大学) 表 1 2018 年度研究会優秀賞受賞論文一覧 研究会 論文タイトル 著 者 FPAI 近傍法と形式概念解析を用いた制約付きクラスタリング 米田ほか FPAI 整数計画法に基づく学習済み決定木の公平性を考慮した編集法 金森ほか KBS 構造特徴とグラフ畳み込みを用いたネットワークの半教師あり学習 立花ほか SLUD 雑談対話からのユーザの興味推定 稲葉ほか SLUD 対話のふるまいに基づくキャラクタ表現の対話コーパスにおける分析 山本ほか ALST モデリング学習環境における支援タイプの違いが学習者の振舞いおよび学習効果に与える影響の検証 堀口ほか ALST レイティングデータとテキスト情報を用いて受験者の能力を推定する項目反応トピックモデルの提案 宇都 Challenge 単語のベクトル表現を用いたレシピ推薦システム 矢野ほか LSE ことばから導くブランドポジション―ブランドの印象を表す言葉とその捉え方の変化を探る 古宮ほか SKL 少林寺拳法における逆突きの熟練度評価モデルの構築 鈴木ほか SAI 子ども虐待における AI 実装:pLSA とベイジアンネットワークを用いた再発事例の検討 髙岡ほか FIN 金融時系列のための深層 t 過程回帰モデル 中川ほか KST Eagle Searchを利用した廃止措置情報可視化の取り組み 樽田ほか KSN ライフログに基づくテレビ広告の Three-hit theory の検証 加藤ほか

SWO Mapping Science─ナレッジグラフに基づく科学技術マップの高度検索と対話的操作の実現 江上ほか

DOCMAS 競輪予想記事の自動生成に向けた深層学習によるレース結果予測 吉田ほか

BI 利用者均衡を満たす混雑予測を用いた最適人流制御 山田ほか

AIMED Temporal Feature Set from Electronic Health Records 大野ほか

AM 家庭内行動の深掘りを目的とした IoT センサによる行動観察手法の提案 服部ほか

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655 人 工 知 能  34 巻 5 号(2019 年 9 月) 本企画の学会誌特集「研究会優秀賞受賞論文紹介」は, 以下の 2 点を通じて,研究会優秀賞の授与を研究会活動 のさらなる発展に貢献させることを目的に,研究会運営 委員会が企画しているもので,2017 年より続けている. 1.優秀賞受賞者を奨励し,その研究内容を広く知っ てもらう. 2.その年度の「研究会の顔」ともいえる優秀賞受賞 論文を通じて研究会の活動内容を世に広く知っても らう. 表 1 に示すように 2019 年は,前年度にあたる 2018 年 4 月∼ 2019 年 3 月の発表から 20 件の研究会優秀賞 を決定した(2018 年度は 13 件).いずれも,その年の 各研究会を代表する論文である.この特集でご興味をも たれた方は,AI 書庫や各研究会のホームページなどか ら論文をダウンロードいただき,ご一読いただければ幸 いである.

参照

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