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特集に当って

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Academic year: 2021

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特集に当って

松田寿子

1111111111111111111111111¥11¥11111111111111111111¥11111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111 オベレーションズ・リサーチの研究において,その目 的のほとんどが意思決定のためといっても過言ではな い.事実,

ORSA/TIMS,

IFORS といった国際的な 学会では必ず D

S

S (

D

e

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s

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n

Support

System) の セッションが設けられているし,昨年 8 月にワシントン で開催された IFORS では“ New

Technology & OR"

の分野に組み込まれた DSS のセッションで 9 編の論文 が発表され,その他にワークショップも催されていた. また似たような分野に“ Decision

Analysis

&

Other

Techniques" というのがあって 3 日聞を通じて数学 的な手法や意思決定分析手法,それにH.

A.

Simon を 迎えてのディスカッション等多彩な催しが展開されてい た. このような伝統および発展の様子を認識しつつも,ひ るがえって改めて“意思決定支援システムとは何か"と 問われると,なかなか一意的な返答が得られないのも事 実で,各人が各様に自分の考えた“意思決定支援システ ム"なるものを概念化し,システム化して世に発表して いるのが現実であろう.

T. H.

Naylor の批判注1) は, まさにこの様相に一石を投じたもので,その後の反論等 の展開をふりかえってみると興味深いものがある.

Naュ

ylorの指摘を今回の特集の考察の土台として要約してみ よう. 1. DSS はマネジメント・サイエンスのサブセットの 表現を置き換えたものであり,動きを速めるために利 用される過剰用語だ.

2

.

D S

S には確固とした枠組がなく,このことが種々 の疑問を生じさせる原因となる. 3.

D S

S のあるなしにかかわらず,コンピュータのプ ログラマーになれる経営者は少ない. 4. 将来のオフィスは神話にひとしい. このような状況から l 歩踏み出したものとして,

Naュ

ylor は R.

H.

Sprague と E.

D.

Carlson の業績を

まつだ としこ 日本アイ・ピー・エム 1985 年 9 月号 高く評価しているが,批判が厳しかった 1960年代の MI S ブームを経てより高度な情報化社会をむかえた今日, 大なり小なりの各様の形態の DSS が発展している様子 は先にふれたように国際な研究会においても確認できる し,また,もうひとつ注目しておきたいのが Schnider Whinston 等の編集になる International

Journal

Decision S

upport

System"注2) の発刊である.発刊 の背景には実践的な導入・普及は十分とみ,問時に理論 的な研究函での盛り上りに乗じて研究者間の交流を深 め,その機運をいっそう高めようと L 、う主旨にもとづく ものである. 一方, 日本国内の状況はどうかというと,パーソナル .コンビュータの普及とそれにともなう OA の進展さら に高度情報化社会の象徴としての INS の呼び声など少 なくとも環境の整備という点においてはこの数年間にい ちじるしい変貌をとげた.だが,日本独自の心的風土や 組織構成・運用風土の面では 1984,

Vol

.

29

,

No.11 の特 集号「マネジメ γ トシステムと ORJ で松田武彦先生が まとめられたごとく,その特性においてなかなか合理的 思考にもとづいて実践しきれない部分が多い. OR 学会 の DSS 研究部会ではこのような背景をふまえて「日本 的な DSS のあり方」を意識しながら 1981 年より 2 年間 にわたって研究会を重ね,昨秋の研究発表会では状況の 確認という意味合いもかねて,メーカー各社の代表によ るパネルディスカッション“対話型 OR と DS S" が行 なわれた.各社ともに日本を代表するメーカーとして, コンピュータ業界に君臨し,その動向が注目される以上 微妙なニュアンスをわきまえた DSS システム作りのあ り方については時代の流れとしてひとつの受け留め方を とらえる価値はあろう.今回の DSS 特集号はこのよう な意図を含んで出席者各位には特に執筆をお願いした. 過去の経過についてふれるならば 1980,

Vo

1.

25

,

No.

11 に DSS 特集が組まれているが, ラ年を経た今日,特 に技術革新のめざましかった時期にどのような変革をと げてきたかを見すえることは興味深いものがあろう. 注 1) “ Decision

Support Systems o

r

Whatever

happened t

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MIS?" Thomas H. Naylor

,

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,

August 1

9

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注 2)

Decision Support System 1

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1-4

,

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e

f

:

Hans-Jochen Schnider and

Andrew Whinston

,

North Holland

( 5)

5

3

1

参照

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