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特集「音楽情報処理」の編集にあたって

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Academic year: 2021

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(1)情報処理学会論文誌. Vol. 50. No. 3. 1053 (Mar. 2009). れた論文は,楽音合成,音楽情報検索,自動和声付,インタフェース,データベース,音楽 心理学,可視化など幅広い内容となった.一方,不採録となった論文の中には,最新の技術. 特集「音楽情報処理」の編集にあたって. 動向を受けた興味深い研究内容でありながらも,論文構成や考察が不十分であるため不採録 となった論文もあった.査読者のコメントを参考にして修正のうえ,ぜひ,再投稿を期待し. 堀. 内. 靖. 雄†1. たい. なお,査読者の選定にあたっては,過度の集中を避けるため,編集委員会で調整のうえ, 査読者 1 人あたり最大 2 件までの査読依頼をすることとし,各査読者が十分な時間を確保. 音楽情報処理に関する研究発表の場は国内では当学会の音楽情報科学研究会が最もさかん であり,研究会の会員数もここ 10 年間で 300 名から 400 名超へと増加の一途をたどってい る.研究発表数も年々増加してきているため,それらの研究論文を集めて特集号として刊行 することにより,同研究領域のよりいっそうの活性化を目的として本特集論文を企画した.. して査読を行えるように配慮した. 今後も音楽情報科学研究会と連携のうえ,より多数の論文投稿を促しつつ,約 2 年後に同 特集号を企画したいと考えている. 最後に本特集論文にご投稿いただいた著者の皆様,迅速かつ的確にご査読いただいた査読. 情報処理学会論文誌では,これまでにも隔年程度のペースで音楽情報処理に関する特集号を. 者の皆様,本特集の企画から査読者選定と編集作業にご尽力いただいた編集委員の皆様,本. 企画してきており,すでに下記 3 回の特集号を刊行した.. 特集の作成にご尽力いただいた論文誌編集委員会ならびに学会事務局の皆様に感謝いたし. 2002 年 2 月号 投稿 27 件,採択 12 件(「音楽情報科学」松島俊明委員長) 2004 年 3 月号 投稿 23 件,採択 9 件(「音楽情報科学」片寄晴弘委員長) 2007 年 1 月号 投稿 25 件,採択 9 件(「便利で身近な音楽情報処理」平田圭二委員長) また,最近の音楽情報処理研究領域の特徴として,博士学生の進学率が高く,数多くの新博 士を排出している.博士号取得による研究分野の活性化を推進すべく,特集号によって学生. ます. 「音楽情報処理」特集号編集委員会. • 編集長 堀内靖雄(千葉大学). 研究者の投稿モチベーションを高めることも意図している. 本特集論文では,従来の主要トピックである計算機の介在した作・編曲/演奏/伴奏,音. • 編集委員(五十音順). 楽信号処理,感性情報処理,デジタル・電子楽器,AI と音楽,音楽学・芸術への応用のよ. 小坂直敏(東京電機大学),片寄晴弘(関西学院大学),亀田能成(筑波大学),. うな基礎的な理論に加え,音楽配信,流通,視聴,ネットワークサービスに関連した技術,. 後藤真孝(産業技術総合研究所),西村拓一(産業技術総合研究所),. XML と親和性の高い記述フォーマット,新しい音楽応用,新しい音楽 UI,著作権管理技術. 西本一志(北陸先端科学技術大学院大学),浜中雅俊(筑波大学),. など,音楽と情報処理に関する論文を広く募集した.. 平賀 譲(筑波大学),平賀瑠美(筑波技術大学),平田圭二(NTT). 本特集に対しては 27 件の投稿があり,査読者とメタレビューアーによる厳正な査読審査 の結果,採録 8 件,不採録 17 件となった.また,2 件の論文については,条件付採録後,. ※論文募集時の大島千佳委員(NICT,ATR)は一身上の都合により辞退. 著者の希望により取り下げとなった.結果として採択率は 32%(取り下げも含めると 30%) となった.投稿数はほぼ予想どおりであったが,採択率は比較的低い結果となった.採択さ. †1 千葉大学 Chiba University. 1053. c 2009 Information Processing Society of Japan .

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