• 検索結果がありません。

レクチン・その他の細胞外シグナルによるリンパ球の増殖と細胞内Ca2+の検討

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "レクチン・その他の細胞外シグナルによるリンパ球の増殖と細胞内Ca2+の検討"

Copied!
1
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

129 生される外毒素である.われわれはTSST−1はT細胞 に作用しマイトジェン活性,インターロイキン2やマ クロファージ活性因子の産生を誘導すること,また, ウサギのエンドトキシンショックを増強する作用を持 つことを見出している.マウスに羊赤血球(SRBC)で 免疫する2日前にTSST・1を10μg前投与すると,抗体 産生反応が著明に抑制される.今回,その抑制作用の メガニズムをin vitro組織培養システムを用いて検討 したので報告する。 1)TSST−1前投与による抗体産生反応の抑制作用 は投与量と前投与日数に依存し,10μgを1∼3日前に 投与したとき最も強抑制力が見られる.2)TSST−1前 投与したマウスからの脾細胞は正常脾細胞と一緒に培 養すると,正常脾細胞の抗体産生反応を著明に抑制し た.3)その抑制細胞はTSST−1前投与マウス脾細胞か らT細胞を除去することによって除かれた. したがって,この抑制作用にはSuppressor T細胞が 誘導されることが考えられる.さらに,このT細胞の 性質,抑制作用の機序について検討したい. 15.レクチン・その他の細胞外シグナルによるリン パ球の増殖と細胞内Ca2+の検討 (腎センター移植免疫研究室) 安尾美年子・巴 ひかる 細胞内Ca2+濃度は細胞の活性化により上昇すると 考えられているため,これを測定することにより腎移 植後のモニタリングや組織適合性検査などの免疫学的 検索を行なう事が可能と考えられる.今回我々はnor− malおよびH・D患者のリンパ球を用いて細胞内Ca2+ 濃度の測定条件およびリンパ球の増殖にかかわる細胞 外シグナル(PHA・Leu・4・同種抗原・IL−2)による変 化について検討した. 方法:細胞内Ca2+濃度は蛍光性のCa2+インジケー ターとしてQuin II−AMの10adingにより分光蛍光光 度計を用いて測定した. 結果:リンパ球内Ca2+濃:度はloading中・後の細胞 外Ca2+濃度・温度・時間により変化がみられた.、 nor− malリンパ球のCa2+濃度は207±8.6, HD患者では 207.5±62.7nMと個人差が大きくPHAによる刺激 後はそれぞれ601±244,535±201nMとなった.また MLRでは混合培養開始後30分前後で25∼50%の上昇 がみられ,Leu・4でも30∼35%の上昇が認められた.

16.HBs抗原キャリアーT細胞由来のHBs抗原特

異的抑制性T細胞因子の解析 (消化器内科) 中西 敏己・山内 克巳・小松 達司・ 長谷川 潔・古川 隆二・小幡 裕 ヒトにおける抗原特異的免疫応答は,いくつかのIn vitroの実験系を用いて明らかにされつつある.我々も これ迄に,B型肝炎Virus(HBV)表面抗原(HBs抗 原)に対して免疫学的寛容状態にあるHBs抗原キャ リアーやHBワクチンに対して反応し得ない非応答 者のT細胞からHBs抗原特異的抑制性因子(TsF)が 産生されることを明らかにしてぎた.このヒトT細胞 由来のTsFの性状をさらに解析する目的で,マウスT 細胞由来のTsFに対して作成された幾つかの単一ク ・一ソ性抗体のヒトHBs抗原特異的TsFの機能に及

ぼす効果を検討したところマウスT細胞由来の

SRBC特異的TsFに対する抗体のうちいくつかで阻

止することができた.この事実は,T細胞由来のTsF はヒトとマウスという種を超えた抗原決定基が存在す ることを示し,同時にこれ等の抗体に依って認識され る決定基はTsFの抗原特異性とは関係なく,抑制機能 発現に関わりあっている事実を示唆していると思われ る. 17.Toxic・shock・syndrome toxin・1(TSST−1)に よるマウス脾臓細胞からのマクロファージ活 性化因子の産生 (第2病院歯科)鎌形 有祐 (微生物)内山 竹彦・吉岡 守正

目的:Staphylococcus aureus(S. aureus)が産生

する外毒素であるエソテロトキシンA,B, Cの免疫調 節作用は従来より報告されている.我々は今回,新た に証明されたs.aureusが産生する外毒素であるtox・ ic・shock−syndrome toxin−1(TSST−1)によりマウス 脾臓細胞からマクソロァージ活性化因子が産生される ことを認めたので報告する.方法:TSST−1刺激マウ ス脾臓細胞の培養上清とLPSにより刺激されたマウ ス腹腔マクロファージのEL−4細胞に対する増殖抑制 率によってマクロファージ活性化因子の活性を求め た。結果:①TSST40.1ng/mlで48時間培養した上 清中にマクロファージ活性化因子の存在を認め, TSST4の濃度に依存して72∼96時間培養上清は高い 活性を示した.②マクロファージ活性化因子はマクロ ファージの存在下でTSST−1により刺激されたT細胞 から産生される. 一1167一

参照

関連したドキュメント

ときには幾分活性の低下を逞延させ得る点から 酵素活性の落下と菌体成分の細胞外への流出と

 がんは日本人の死因の上位にあり、その対策が急がれ

本研究は、tightjunctionの存在によって物質の透過が主として経細胞ルー

しかしながら生細胞内ではDNAがたえず慢然と合成

 再び心室筋の細胞内記録を行い,灌流液をテト

の多くの場合に腺腫を認め組織学的にはエオヂ ン嗜好性細胞よりなることが多い.叉性機能減

添付)。これらの成果より、ケモカインを介した炎症・免疫細胞の制御は腎線維

 1)血管周囲外套状細胞集籏:類円形核の単球を