雑 報 77 中村 絹子 1昭和/1年11月7蔵8月の女兜に出て臨 沫上,熱,淋巴腺腫,脾腫,貧血,及び ,淋巴球減少を示し摘出淋巴腺の組織標 本より淋巴肉芽腫と診外したるものにし て,上例にて淋巴腺腫は既に2歳の頃よ ・り左側頸部に始まり8歳の時脾腫を認め しものなり。 今流血中、摘記淋巴腺中及び俳門部膿 牛田より同一桿菌帥ち一種のゲルトネル 低菌を謹明したるものなり。 剖捻上脾臓は特有の雲斑石様にして淋 』巴腺は頸部より喉頭氣管の周園,肺門腺 部脾臓周團及び腹膜後淋巴腺が運なり腫 平し塊歌をなすを見たる一例を報告せり ,.2..nt人女子に於けるシック反町
脇繍;三三ぬ接
佐藤イクヨ 渡邊 久子 昭和10年12月以降,東京女子醤學専門 學校に於て學生及び看護婦974名に「シッ クテスト」を試み,陽性者401名に傳特 製精製「アナトキ・シン⊥豫防接種を行へ り。「シックテストJは加筆毒素を謝照と む各0.1c.e.宛を接種し,5日目に判定し焚 赤浸潤の直a脛 O.5cm以上を陽性とせり。 「アナトキシン」皮下注射は0.1,0.3,0・50・a を1週の間隔にて行ひ,完了3−4ケ月後 にシック反鷹下槍査をなし,省陽性に止 る者には再接種を繰返せり。シック早上 :陽性率は學生49.24士/.20%,看護婦22・7 β土2.11%にて有意の差を認む。扁桃腺 』巨大者は,正常者の46,20土1・50%に異し て2.41=L1.53%にて梢々低率なり。「ヂフ テリー」維過者と非維過者にては41.58士 ・3.31%と44.67土1./3%にて大差なし。「ア 一第 ア ナトキシン」.接種による陰性等等率は陶 生と看護婦との間に大差なく雫均68.38 ±1・90%なり。扁桃腺肥大者の陰性縛向 率はIE常者に比し梢々低率,「ヂフテリ ーJ経過の有無にて殆ど差を認めす。 3.腰椎穿刺部位に關する一考察 高田ふさ子 腰椎穿刺の部位としては,從來ヤコブ 導線として知らるる如く,爾胃腸骨節の 最:高部を結ぶ線を引くと,その線上叉は その直上に第四腰椎の棘上突起を罵れる から,之を標準として行はれて居る。レ 通馬的に見て爾側腸骨節の最高部を結ぶ 線は,果して第何番目の腰椎に相零する かを,レントゲンフイルム500例に就て 調査せるに,第五腰椎に相帰するもの最 多くして46.60%,次で第四腰椎間の34.8 0%,第四腰椎の18.60%の順を示して居 る。 男女別に観る時は,:男にては第四腰椎 間,女にては第五腰椎に相興するもの:最 多し。 年齢別に観る時は10.20年代の若年に 於ては,第五腰椎に相即するもの最多く 30,40,50年代の頃には,各数の間に著る しい差を認めす,60.70年代の高年とな るに從ひて第四腰椎に相回するもの激を 増し反封に第五腰椎に相回するものは減 少を示せり。 4髄温の季節的攣動に關する研究 長谷川鎮一郎 吉岡 博人 河合 君子 内田 フク 人見 和子 本校生徒の衛生向上の爲と本邦婦人の髄温のNorm決定の資料たらしむる目
巷 265一78 雑 報 的を以て,余等は昭和9年以來,本校生 徒の野臥の研究に從事しつ」あるが,そ の際表れたる結果は,午前M =・ 36V2±0. 01,午後M』36,874±O.008にして,野臥 の黙想より野々高き観がある。それ故, まつ昭和10年度に於て,學校に於ける鵬 温測定といふことが,腰温を上昇せし,む る一封約かと思惟し,「學校に於ける艦温 測定の意義に關する研究Jを行ひしも, その結果は飴り顯著ならざる故,今同の 研究を行ひし次第である。 被掛者は三年生にして,測定時聞は午 前9時牛より11時に至る迄である。 此の結果を観るに,次の如くであった。