ゴム 弾 性 舗 装 の 駐 車 場 舗 装 へ の 適 用 性 に関 する検 討
8
0
0
全文
(2) 表‑1ゴ. ム 弾 性 舗 装 材 の 配 合2). 表‑2試. 図‑2静 的 ば ね 定 数 試 験 方 法 の 概 要 図. 装 材(以. 下,密. mm,ア. 粒(13)と. い う)お. ス フ ァル ト量4.9%,空. 装 材(以. 下,排. 水 性(13)と. 写 真‑1骨. よ び 最 大 粒 径13. 隙 率20%の. い う)を. 材 飛 散 抵 抗 性 試 験 装 置3)写. と し た.静. 排水性 舗. 的 ば ね 定 数 試 験 方 法(往. (1)ゴ. ム 弾 性 舗 装 材 の配 合 お よ び 厚 さ. ゴ ム 弾 性 舗 装 材 に 用 い る材 料 ・配 合 は,こ. た,ゴ. ム 弾 性(5)の. 厚 さ は,表. の 一 層 施 工 厚 が 一 般 的 に 最 大 粒 径 の2.5倍 る こ と か ら,室. b)骨. 以上で あ. わ みX1で. のP11,P12の. 平均 荷 重. P2:た わ みX2で. のP21,P22の. 平均 荷 重. 材 飛散 抵 抗 性 試 験 方 法. タ イ ヤ を 用 い た 装 置3)に よ り ゴ ム 弾 性(5)の 散 抵 抗 性 試 験 を 試 み た.試 試 体 寸 法40×40×6.5cm(ゴ. ム弾性舗装材の性状試験方法. ゴ ム 弾 性(5)の. タ イ ヤ/路. ク リー ト厚=4cm)で. 面 騒 音 は ,舗. 装体 の弾. 性 に よ り小 さ く な る と 推 察 され る こ と か ら,弾 影 響 を 把 握 す る 目的 で,供. 変 化 させ た も の と,供. 性の. 水 性(13)お. 試 体 締 固 め 度 と厚 さ を 変. 表‑2の 条 件 で 実 施 し た.な. た.ま. 性 試 験 機 の 外 観 を,写. つ い て 行 っ た.以. 下 に各 試 験. %,95%,90%と. 40℃. 骨材 飛 散 率(%)=. 的 ばね 定 数試 験 方 法 静 的 ば ね 定 数 は ,締 変 化 させ た 供 試 体(直 よ び1.5cm)を. お よ び60℃(夏. 試 験 方 法(JIS. K. 作 製 し,温 期 を 想 定)に. 6385)に. ム 層 厚=2.5cm,基. 供. 層 コン. 作 製 し,7日 お,各. り求 め た.写. 排. 間養 生 後 に. 舗装材 の骨材飛散. 真‑1に 骨 材 飛 散 抵 抗. 真‑2に 骨 材 飛 散 抵 抗 性 試 験 用. の タ イ ヤ を 示 す.. 方 法 を 示 す. ゴ ム 弾 性(5)の. ム 弾 性(5)が. 試 体 寸 法 が40×40×5cmの. よ び 密 粒(13)を. 抵 抗 量 は 式(2)よ. 材 飛 散 抵 抗 性 試 験 を ゴ ム 弾 性(5),密. 験 は,ゴ. 骨材飛. 締 固 め 度 を100%,95%,90%と. 化 させ た 供 試 体 に つ い て 静 的 ば ね 定 数 試 験 を 実 施 し. 水 性(13)に. イヤの. す え き り に よ る 骨 材 飛 散 が 懸 念 さ れ る こ と か ら,実. 類 に つ い て 検 討 す る こ と と した.. さ2.5cmお. 式(1). ゴ ム 弾 性 舗 装 を 駐 車 場 に 適 用 す る 場 合 ,タ. 層. 内 試 験 お よ び 試 験 舗 装 で は 厚 さ15m. mと25mmの2種. a)静. 概要. れ まで. ら大 き な 騒 音 低 減 効 果 が 期 待 で き る 表‑1. の 配 合 と し た.ま. 粒(13),排. 復 路 式)の. を 図‑2に 示 す.. こ こ に,P1:た. た,骨. 験 タイ ヤ. 静 的 ば ね 定 数(N/mm)=. 内実 験. (2)ゴ. 真‑2試. 用 い た.. 3.室. の 経 緯2)か. 験条件. 試験前供試体重量‑試 験後供試体重量 試験前供試体重量. ×100. 式(2). 固 め 度 を100 径15cm,厚. (3)室 内実 験 に よ る タイ ヤ/路 面 騒 音 測 定 方 法 タイ ヤ/路 面 騒 音 の 測 定 に用 い た装 置 は,図‑3に. 度5℃,20℃, て,防. 振 ゴムの. 基 づ い て 式(1)よ. 示 す よ うに 回 転 ア ー ム に取 り付 け た タイ ヤ(写 真‑ 3)を 一 定速 度 で 回 転 させ,装 置 底 部 に取 り付 け た. り求 め. た.な. お,試. 験 に 用 い た 鋼 製 貫 入 棒 の 直 径 は25.4m. m,往. 路 載 荷 速 度 お よ び 復 路 除 荷 速 度 は4mm/min. 供 試 体 に タイ ヤ が接 した 時 の 発 生 音 を,タ イ ヤ後 方 に取 り付 けた 騒 音 計 に よ り計 測 す る も の で あ る. 154.
(3) 表‑3予. 図‑3タ. イ ヤ/路 面騒 音 測 定 装 置. 写 真‑3試. 備試 験条件. 験 タイ ヤ. 表‑4骨. 図‑4静 的 ばね 定数測定結果 a)計. 図‑5回. 転 速 度 と騒 音 レベ ル の 関係 ゴ ム 弾 性(5)は. 測条件の設定方法. 本 装 置 よ る 低 速 域 の タ イ ヤ/路 設 定 す る 目 的 で,温. 面 騒 音 測 定条 件 を. 度20℃,タ. イ ヤ 空 気 圧100kPa. (ト レ ッ ド全 幅 が 接 地 す る 荷 重)に 3)と 排 水 性(13)を 度 と タ イ ヤ/路. お い て,密. 用 い て 予 備 試 験 を 実 施 し,回. 面 騒 音 の 関 係 を 求 め た.予. は,舗. 装 体 が 軟 らか く ゴム 的 な挙 動 を示 す ゴ ム弾 性. 性 変 形 に よ り吸 収 す る た め と考 え る.. 音測定条件の検討結果. 密 粒(13)と. 排 水 性(13)の. 室 内 タ イ ヤ/路. 示 す.図. よ り,タ. イ ヤ/路. 面騒音測 面 騒 音 は,. 回 転 速 度 が 速 く な る に した が い 大 き く な っ た こ と か. 固 め 度100%. よ び 排 水 性(13)で. こ れ ら の 供 試 体 を 用 い て20℃. イ ヤ に よ る横 方 向 の力 を舗 装 体 の弾. 定 結 果 を図‑5に. コ ン ク リー ト版 上 に 厚 さ25. 密 粒(13)お. 骨 材 飛 散 率 が 小 さい 理 由 と して. 舗 装 材 で は,タ. ゴム弾. 打 ち継 い だ も の と,締. の30×30×5cmの. 面 騒 音 を 各3回. ム 弾 性(5)の. 備試験 条. 固 め 度100%,95%,90%の. mmと15mmに. あ. る.ゴ. (2)騒. 性(5)を,30×30×5cmの. 後 に お い て も0.1〜0.2%で. 転速. 試 体 お よび 試 験 温 度. 供 試 体 は,締. ,50分. 粒(1. 件 を 表‑3に 示 す. b)供. 材飛散率. ら,速 度 依 存 性 を 把 握 で き る こ と が 分 か っ た.ま た, 一 般 的 な 低 騒 音 舗 装 で あ る 排 水 性(13)の 騒 音 レベ ル. あ る.. に お け る タ イ ヤ/路. 測 定 した.. は,回. 転 速 度5〜30km/hの. 3dB小. さ い こ と か ら,排. 範 囲 で 密 粒(13)よ 水 性(13)の. り約. 騒音低減効果 も. 評 価 で き る こ と が わ か っ た. 4.室. 内 実験 結 果 (3)室. (1)ゴ. ム弾 性 舗 装 材 の 性 状 試 験 結 果. 静 的 ば ね 定 数 測 定 結 果 を図‑4に,お 率 測 定 結 果 を 表‑4に 示 す.ゴ 定 数 は,温. 20℃ よび 骨 材 飛 散. ム 弾 性(5)の. 影 響 が 小 さ く な る.供 の 方 が25mmに. 以 上で は温度 の. あ る の に 対 し,供. 試 体 厚 さ25mmお. よ び15mmの. 回 転 速 度20km塩. 転 速 度20km/hの. お. 面騒音測定結 場 合,ゴ. ム弾. タ イ ヤ/路 面 騒 音 値 は,密 粒(13)に 比 さ く ,t=15mmで は 約3dB小 さ い.. 排 水 性(13)と. 比 べ る と,ゴ. く,誤. 155. よび ゴ ム. 性t=25mmの べ 約4〜3dB小. 0.5dB,t=15mmで. 後 で19.8%で. 水 性(13)お. お け る 室 内 タ イ ヤ/路. 果 を図‑6に 示 す.回. 試 体 厚 さ の 違 い で は,15mm. 水 性(13)が30分. に お け る 密 粒(13),排. よ び30km/hに. 比 べ 大 き い 値 を 示 し た.. 骨 材 飛 散 率 は,排. 面騒 音 測 定 結 果. 弾 性(5)のt=25mm,t=15mmの. 静 的ばね. 度 が 高 くな るに 従 い 小 さ くな る こ とか ら. 温 度 依 存 性 が 認 め ら れ る が,40℃. 内 タ イ ヤ/路. ム 弾 性t=25mmは1.4〜. は 約0.3〜0.7dBと. そ の 差 は小 さ. 差 等 を 考 慮 す る と騒 音 低 減 効 果 は 排 水 性(13).
(4) 図‑6室. 内 タイ ヤ/路 面 騒 音 測 定 結 果(20℃). 図‑7カ. 写 真‑5小. 写 真‑8小. と ほ ぼ 同 程 度 と 考 え られ る.ま hの. 場 合 は,回. 転 速 度20km/hよ. や 大 き く な っ て い る が,ゴ t=15mmの. 写 真‑6大. 写 真‑9大. た,回. 型 カー ト車 輪(硬 質 ゴ ム製). (1)試 a)騒. 写 真‑10荷. さば き 台 車. さば き 台 車 車 輪(硬 質 ゴ ム製). 室 内 実 験 結 果 の 検 証 を 目 的 に,厚. 転 速 度30km/. り騒 音 低 減 量 が や. 弾 性 舗 装 を 施 工 し,乗. 弾 性(5)が 幅=3m,延. 音低. t‑15mm工. 区),密. 験 舗 装 の 規 模 は,ゴ. 長=25mを2工 粒(13)は,幅=3m,延. 厚 さ5cmで. あ る.な. 験舗装 による効果の検証. は,t=25mm工. 区 が99.4%,t=15mm工. 験 舗 装 の概 要. あ る.密. 粒(13)の. ゴ ム 弾 性(5)の. 音 測 定 用 の試 験 舗 装. 156. さの 異 な る ゴ ム. 用 車 と カ ー トお よ び 荷 さ ば き. 台 車 の 騒 音 測 定 を 行 っ た.試. ム 弾 性(5)のt=25mmと. 騒 音 低 減 効 果 の 差 は 僅 か で あ り,騒. 写 真‑7荷. 型 カート. 減 効 果 は 同 等 と 考 え ら れ る.. 5.試. 用 車 の トレッド パ ターン. ー ト等 騒 音 の 測 定 方 法. 型 カート. 型 カート車 輪(硬 質 ゴ ム製). 写 真‑4乗. お,ゴ. 区(t=25mm工. ム 区,. 長=25m,. ム 弾 性(5)の 締 固 め 度 区 が98.1%で. 場 合 は 通 常 の 方 法 に て 施 工 し,. 施 工 は,(1)基. 層半 たわみ性舗 装表 面.
(5) 写 真‑11普. 通 車 タイ ヤ. 写 真‑12大. 型 車 タイ ヤ. を シ ョ ッ トブ ラ ス ト処 理(投 (2)プ ラ イ マ ー を500g/m2塗 現 位 置 で 製 造 し,ア (4)敷 き な ら し90分 固 め,(5)7日 b)実. 図‑8速. 射 密 度100kg/m2),. 布,(3)ゴ. 5mで,高. ス フ ァル トフ ィ ニ ッ シ ャ で 敷 設,. 間 養 生 し た 後,試. 締め. い て も 調 べ た.使 を 写 真‑5〜10に c)実. た わ み性 基 層 の. 固 め 度 を100%,95%,90%,厚. さ を25mm,15mmと. 変 化 さ せ た6種. (5)を 人 力 に よ り敷 設 し,7日. 行 速 度 程 度)に. お け る 無積 載. 測 定 した.ま. 用 し た カ ー トお よ び 荷 さ ば き 台 車. 示 す.. 実 車 に よ るす え き り試 験 に は,普. 類 の ゴ ム弾 性. 間 養 生 した後 に 実 車. 荷 重 が490kg/輪 1R22.5,前. 通 車 と大 型 車 を. 通 車 の タ イ ヤ サ イ ズ は215/55R16,前 で あ り,大. 輪 荷 重 を5000kg/輪. ドル 操 作(左 右30°)を. 験方法 用 車 の騒 音 測 定 方 法. と し た.こ. 行 っ た 後,飛. (5)の 重 量 を 測 定 した.写 示 す.. 装 中 心 よ り側 方3m,高. (3)検. 討結果. a)低. 速時の実車走行騒音. (NL‑06A)で,走 40km/hの. 行 速 度10km/h,20km/h,30km/h,. 騒 音 レベ ル ピー ク 値 を 各5回. 試 験 に 用 い た 乗 用 車 は,排 kg,タ a,タ. 設 置 した 騒 音 計. イ ヤ 半 径=30.5cmで. 計 測 し た.. 気 量=2000cc,重. イ ヤ サ イ ズ=195/65R14‑89H,空 あ る.写. ゴ ム 弾 性 舗 装(5)に. 量=1260. す.ゴ. 真‑4に 試 験 に 用. た.試. 験 は,図‑7に. お よ び2速. 速,速 度20km/h付 ・Dの 速 度20km/hに. 動. カ ー トお よ び 荷 さ ば き 台 車 の 騒 音 レベ ル を ゴ ム 弾 性 よ び 密 粒(13)で. お け る普 通 車 単 独 走 行 時 の ギ. 大 き く,速. 回 帰 線 は,. ・D(自 動 変 速 ギ ヤ)の. も ほ ぼ 同 様 で あ っ た.ま. 車 以 外 に カ ー ト類 も そ の 一 つ と考 え ら れ る こ と か ら,. (t=25mmとt=15mm)お. ハン. 実 車 タイ ヤ を. ム 弾 性(5)のt=25mmとt=15mmの. ギ ヤ1速. ー ト等 の 騒 音 測 定 方 法. 大 店 舗 駐 車 場 か ら発 生 す る 騒 音 源 と して は,自. 右10回. ヤ 毎 の 音 響 パ ワ ー レベ ル 回 帰 線 と 回 帰 式 を 図‑8に 示. 気 圧=196.2kP. い た 乗 用 車 タ イ ヤ の ト レ ッ ドパ タ ー ン を 示 す. b)カ. れ ら車 両. 散 した ゴ ム 弾 性. 真‑11〜12に. 駐 車 場 で の 実 用 速 度 域(30km/h以 下)に お け る ゴ ム 弾 性(5)の 騒 音 低 減 効 果 を 把 握 す る 目 的 で,舗 さ=1.2mに. 輪. 型 車 の タ イ ヤ サ イ ズ は1. の 左 前 輪 を試 験 舗 装 中 央 に 配 置 し,左 (2)試. た,. 車 す え き り試 験 方 法. 用 い た.普. に よ る す え き り試 験 を 実 施 した.. a)乗. 用. 各 カ ー トお よ び 荷 さ ば き 台 車 の 発 生 音 の 周 波 数 に つ. 験 に 供 した.. 室 内 実 験 結 果 の 検 証 を 目 的 に,半. 常 走 行). 設 置 した 騒 音 計(NL‑06A)を. 状 態 の 通 過 騒 音 ピー ク 値 を 各5回. 車 す え き り試 験 用 の 試 験 舗 装. 上 に 縦 ・横1m,締. さ1.2mに. い て,速 度4km塩(歩. ム 弾性 混 合 物 を. 後 に 専 用 コ ン パ ク タ ー4)で. 度 と音 響 パ ワー レベル の 関係(定. た,ゴ. ム 弾 性(5)の. い ずれ ギ ヤ1. 近 に お け る 騒 音 値 は,ギ ヤ2速 お け る 騒 音 値 よ り約5dB程 度. 度 は 同 じ で も 走 行 時 の ギ ヤ に よ り騒 音 値. は 異 な る こ と が わ か っ た. b)低. 実施 し. 示 す 走 行 中 心 線 か ら 側 方2m,. 速走行 時の騒音 低減効 果. 弾 性(5)の. 157. 低 速 走 行 時 の ゴム. 騒 音 低 減 効 果 に つ い て は,一. 般 的 な密 粒.
(6) 図‑9室. 図‑10カ. 内 タイヤ/路面 騒 音 と普 通 車 パ ワーレベ ルの 関 係. (13)と 比 較 す る こ と と し た.比 密 粒(13)の. 騒 音 値 は,自. ー レベ ル は ,図. 較 に用いた一般的 な. ら,道 路 交 通 騒 音 予 測 モ デ ルASJ. Model19985)の. 中 回 帰 式(2速. を 代 入 し て 求 め た.一. 動 車 走 行 騒 音 で あ る こ とか. 式 に よ り算 出 す る こ と が で き る が,「. ー ト等 の 騒 音 レベ ル 測 定 結 果. レベ ル は,前. 計算. 般 的 な 密 粒(13)の. 音 響 パ ワー. 述 の 自動 車 工 学 に 基 づ く 方 法 か ら求 め,. ゴ ム 弾 性(5)の. 大規 模 小 売 店. ・D)の7に20km/h. 騒 音 低 減 効 果 を 比 較 検 討 した.な. 舗 か ら発 生 す る 騒 音 予 測 の 手 引 き6)」 に よ る と,商. 自 動 車 工 学 に 基 づ く(5)の エ ン ジ ン 回 転 数Sは1140. 業 施 設 に お け る 自動 車 走 行 騒 音 のA特 性音響 パ ワ ー レベ ル を ,こ の 計 算 式 か ら得 る の は 困 難 と い わ れ. rpm(2速)8),エ. て い る7).そ 粒(13)の. の た め,商. た.そ. 業 施 設 にお け る一 般 的 な密. 低 速 走 行 時 の 騒 音 値 に つ い て は,自. ン ジ ン 負 荷 率Lは59.3%(2速)8)と. の 結 果,定. 常 走 行2速20km/hに. 弾 性(5)の 音 響 パ ワ ー レベ ル は,厚. お け る ゴム さ25mmで75.9. 図‑8に 示 す とお り で あ り,定. 常 走 行2速20km/hに. づ く方 法 に よ る 一 般 的 な 密 粒(13)のA特. 性音響 パ. お け る 音 響 パ ワ ー レベ ル は84dBで. ワ ー レベ ル(LWA)は,式(3)に. 「エ ン ジ ン. か ら,ゴ. ム 弾 性(5)の. 粒(13)に. 対 して 厚 さ25mmで8.1dB,厚. 7.4dB程. 度 で あ る こ と が 明 ら か と な っ た.ま. 系 騒 音の 音 響 パ ワー レベ ル(LWAE)」. と 「タ イ ヤ/路. 騒 音 の 音 響 パ ワ ー レ ベ ル(LWAT)」. を 合 成 して 求 め た.. エ ン ジ ン 系 騒 音 の パ ワ ー レベ ル(LWAE)は タ イ ヤ/路. 面 騒 音 の パ ワ ー レベ ル(LWAT)は. そ れ ぞ れ 求 め,得 的 な 密 粒(13)の. ら れ た 値 を 式(3)に ギ ア 毎 のA特. 面. 式(4)か. ら,. 式(5)か. ら. c)室. 代 入 して 一 般. 性 音 響 パ ワ ー レベ ル. 内 タ イ ヤ/路. 度(km/h). 生 音 の音 響 特. 式(3)8). 性 は 同 一 で は な い が,室. 内 タ イ ヤ/路. 面 騒 音 測 定方. 式(4)8). 法 の 適 用 性 を 把 握 す る 目 的 で,温 度20℃,速 度20 〜30km/hに お け る ゴ ム 弾 性(5)の 供 試 体 騒 音 レベ. 式(5)8). ル と試 験 舗 装 か ら得 られ た 普 通 車 音 響 パ ワ ー レベ ル. 示 す.室. ・D)の. 関 係 を 検 討 した.結. 内 実 験 で 得 られ た タ イ ヤ/路. 果 を 図‑9に 面 騒 音 レベ ル. と普 通 車 音 響 パ ワー レベ ル の 直 線 回 帰 係 数 は0.9591. 速 域 の 走 行 速 度 と し て20km/hを. ム 弾 性(5)t=25mm,t=15mmの. 通 車 の タ イ ヤ ト レ ッ ドパ タ ー あ る た め,発. か ら,測. り上 げ,ゴ. 面 騒 音 と実 車 騒 音 の 関 係. ン は リブ 溝 系(写 真‑4)で. で,1:1の. こ こ で は,低. あ り,. 室 内 実 験 に 用 い た タ イ ヤ の ト レ ッ ドパ タ ー ン は,. (ギ ヤ2速 ン ジ ン 負 荷 率(%). た,ゴ. ほ ぼ 同 程 度 の 性 能 で あ る こ と も 分 か っ た.. ン ジ ン 回 転 数(rpm). V:速. の 結果. さ15mmで. 差 は0.7dBで. ラ グ 溝 系(写 真‑3),普. L:エ. あ る.こ. 騒 音 低 減 効 果 は,一 般 的 な 密. ム 弾 性(5)の25mmと15mmの. (LWA)を 求 め た.. こ こ に,S:エ. し. dB,厚 さ15mmで76.6dBで あ った. 一方 ,一 般 的 な 密 粒(13)の 各 ギ ヤ ご と の 回 帰 式 は. 動 車工. 学 に 基 づ く方 法8)に よ る ギ ア 毎 のA特 性音響 パ ワ ー レベ ル 回 帰 式 か ら求 め た .ま た,自 動 車 工 学 に 基. 示 す よ うに. お,. 取. 線 と ほ ぼ 平 行 な 関 係 に あ る.こ 定 条 件 を 限 定 す れ ば,低. のこと. 速域 の ゴム弾性. (5)の 普 通 車 走 行 騒 音 を 室 内 実 験 で あ る 程 度 予 測 可. 音響 パ ワ. 能 な こ とが わ か っ た.. 158.
(7) 図‑11各. d)カ. カ ー ト ・荷 さ ば き 台 車 の1/3オ. ク タ ー ブ バ ン ド周 波 数(Hz). ー ト類 の 騒 音 低 減 効 果. 舗 装 厚 さ の 異 な る ゴ ム 弾 性(5)と. 密 粒(13)で. 新品. の カ ー ト と 中 古 の 荷 さ ば き 台 車 を 走 行 させ た 場 合 の 騒 音 を 比 較 検 討 し た.騒. 音 レベ ル 測 定 結 果 を 図‑10. に,周 波 数 分 析 結 果 を 図‑11に 示 す. 図‑10か. ら,2m点. 密 粒(13)に R,荷. の 大 型 カ ー トの 騒 音 レベ ル は,. 比 べ 約8dB,小. 型 カ ー トの 場 合 は 約10d. さ げ き 台 車 で は 約5dB低. と な っ た.ま. た,2m点. 騒 音 レベ ル は,厚. く な る こ と が 明 らか. の ゴ ム 弾 性 舗 装 厚15mmの. さ25mmの. 騒 音 レベ ル に 比 べ,. カ ー トで は 約2〜3dB,荷. さ ば き 台 車 で は 約2dB. 大 き く な る こ と が 分 か っ た.一 る よ うに,大 で,密. 方,図‑11に. 型 カ ー トの 場 合 は2kHz以. 粒(13)に. 対 し,舗. 厚25mmで10dB以. 装 厚15mmで. 上 低 い.小. 上の周波数 約7dB,舗. 粒(13)に. 比 べ て10dB程. さ ば き 台 車 の 場 合 は,1kHz以 に 比 べ 約7dB低 の 結 果 か ら,カ. 装. 図‑12実. よ び25mm. 度 低 い.ま. 数 は,温. た,荷. い こ と が 明 ら か と な っ た.こ. 排 水 性(13)の. れ ら. (2)室. 少 な く,厚. 骨 材 飛 散 量 は,締. 材 飛 散 量 を 見 る と,普 約1/10〜1/15と. た,普. 骨材 飛散 率は. 材 飛 散抵 抗 性 は. タ イ ヤ/路. 面 騒 音 は,舗. い 場 合 と薄 い 場 合 の 差 が 小 さ く,同 示 す.ゴ. 装厚 が厚. 程 度 の低 騒 音性. で あ っ た.. 固 め度 が 大 き い ほ ど. さ15mmと25mmで. が 骨 材 飛 散 量 は 少 な い.ま. ム 弾 性(5)の 小 さ く,骨. 内 に お け る ゴ ム 弾性 舗 装 材 の騒 音 低 減 効 果. ゴ ム 弾 性(5)の. 車 す え き りに よ る 骨材 飛散 量. ム 弾 性(5)の. た,ゴ. 約1/200と. 以 上で はその. 高 い こ と が 分 か っ た.. ー トや 荷 さ ば き 台 車 の 騒 音 低 減 に は,. 実 車 に よ る す え き り試 験 結 果 を 図‑12に. 度 依 存 性 が 認 め られ,40℃. 程 度 が 小 さ い.ま. 上 に お い て 密 粒(13). ゴ ム 弾 性 舗 装 が 有 効 で あ る こ と が 分 か っ た. e)実. 車 す え き り飛 散 量(乾 燥 路 面). 型 カ ー トで は,1kHz. 以 上 の 周 波 数 に お い て 舗 装 厚15mmお と も,密. 示 され. (3)実. 車 低 速 走 行 時 の騒 音 低 減 効 果. 比 較 す る と厚 い 方. 厚 さ の 異 な る ゴ ム 弾 性(5)に. 通 車 と大型 車 の 骨. 音 レベ ル を 一 般 的 な 密 粒(13)と. つ い て,低. ゴ ム 弾 性(5)の 騒 音 は 、 密 粒(13)に. 通 車 の骨 材 飛 散 量 は 大 型 車 の. 小 さ い こ と が 分 か っ た.. 速域 の騒. 比 較 し た.そ. 小 さい こ と が 明 ら か と な っ た.な. の 結 果,. 比 べ 約8〜74dB お,厚. さの 違 い に. よ る 低 速 定 常 走 行 騒 音 レベ ル の 差 は 小 さ く,室. 6.結. 論. 内試. 験 結 果 と 同 様 の 結 果 が 得 られ た. (4)騒. 本 検 討 か ら得 られ た結 果 を ま とめ る と以 下 の とお. 音 レベ ル の 予 測. 室 内 実 験 に よ る タ イ ヤ/路. 面 騒 音 か ら実 車 の 騒 音. りで あ る.. を あ る 程 度 推 定 で き る こ と が 明 ら か に な っ た.な. (1)舗 装 材 性 状. 推 定 精 度 を 高 め る た め に は,よ. 室 内試 験 の結 果 か ら,ゴ ム弾 性(5)の 静 的 ば ね 定. が 必 要 で あ る.. 159. お,. り多 く の デ ー タ 収 集.
(8) (5)カ. ー ト騒 音 の 低 減 効 果. ゴ ム 弾 性(5)に. 参考文献. お け る カ ー トの 騒 音 レベ ル は,大. 型 カ ー トの 場 合 は 密 粒(13)に. 比 べ 約4〜8dB,小. 型. く な る.一. 装. カ ー トの 場 合,約8〜10dB低 厚 さで 見 た 場 合,舗. ま た,カ. 3). 峰 岸 順 一,. 音 低 減 効 果 が 小 さ く な る こ と わ か っ た.. 粒(13)に. 性音圧 レ. 43‑54,. 阿 部 忠 行:. 低 騒音舗 装 の. 土 木 学 会 舗 装 工 学 論 文 集 第7巻,. pp.. 多 田 勝 俊,. 増 田 欽 司:. 弾性 舗 装 用 締. 固 め 機 械 を 用 い た 最 適 締 固 め 方 法 の 検 討,. 装 厚 が 厚 い ほ ど 高 い.ま. 学 会 第56回. 年 次 学 術 講 演 会 論 文 集 (V),. た,普 5). 下 と小 さい こ. 日本 音 響 学 会 道 路 交 通 騒 音 調 査 研 究 会:. 用 主 体 が普 通 車 で あ る駐 車場 に は適 用 可. 通 騒 音 の 予 測 モ デ ルASJ. Model. 学 会 誌Vol.55 (4), pp.281‑324, 6). 通 商 産 業 省:. わ りに. p6‑7,. 1998,. 道 路交 日本 音 響. 1999.. 大 規 模 小 売 店 舗 か ら発 生 す る 騒 音. 予 測 の 手 引 き, 産 業 政 策 局 流 通 産 業 課, 平 成12年. 7). 押 野 康 夫, 筑 井 啓 介, 橘 秀 樹: 自 動 車 の 走 行 パ タ ー ンを 考 慮 した 道 路 交 通 騒 音 の 予 測 (そ の1) , 日本. 以 上,室 内実 験 お よび 試 験 舗 装 の結 果 か ら,ゴ ム. 音 響 学 会 誌, Vol.50 (3), pp.205‑214,. 弾 性 舗 装 は大 型 小 売 店 舗 の駐 車 場 の騒 音 低 減 に有 効 8). と判 断 され る.ま た,ゴ ム弾 性 舗 装 の厚 さは 、騒 音 低 減 性 能 を重 視 す る場 合 は25mmが,コ. 1994.. 田 近 輝 俊, 押 野 康 夫, 坂 本 慎 一, 橘 秀 樹: 商 業 施 設 内 を 低 速 走 行 す る場 合 の 自 動 車 走 行 騒 音 パ ワー レ. ス ト面 を優 先. す る場 合 は15mmが 適 当 と考 え る.な お,今 回 は 限 ら. ベ ル の 検 討, 日本 音 響 学 会 講 演 論 文 集,. れ た 条 件 で の 結 果 で あ る こ とか ら,低 温 域 ・高温 域. 570,. pp .569‑. 2000.. にお け る騒 音 低 減 効 果 の 検 証,騒 音 測 定精 度 の 向 上 と持 続 性 お よび ゴ ム弾 性 に よ る騒 音 低 減 メ カ ニ ズ ム 等 につ い て 研 究 を進 め る予 定 で あ る.. NOISE. REDUCTION. EFFECT. OF RUBBER. Akinori. KOBAYASHI,. AND. environment,. of large. RESISTANCE. ELASTIC. Kazunari. In the case of construction the ambient. PAVEMENTS. HIRAKAWA,. scale. such as noise. shopping issue,. TO AGGREGATE. malls. FOR. Hiroshi. PARKINGS. SHIMA. and extension. is essential.. of those. To investigate. SCATTERING. and Teruhiko. business. application. hours,. MARUYAMA. consideration. of the rubber. elastic. on pay. ements, which f. are expected. road vehicle. high noise. noise. reduction. and shopping. effect,. cart noise. for the parking at low speed. of large shopping. were. carried. out.. mall, the measurements As a result,. it becomes. both o clear that. the rubber. elastic. 土木. 2001.. 能 と考 え られ る.. 7.お. 土木 学 会 舗. 2000.. 2002.. 藤 田 広 志,. 実 車 に よ る す え き り抵 抗 性 は,締. 通 車 の 骨 材 飛 散 量 は 大 型 車 の1/10以 とか ら,利. ゴ ム チ ッ プ舗. pp.39‑46,. 高 橋 光 彦,. る 一 提 案,. 比 べ 全 て の周 波 数 で 小 さい こ と 4). 固 め 度 が 大 き く,舗. 増 田 欽 司:. 平 成12年.. 骨 材 飛 散 の 実 態 と骨 材 飛 散 抵 抗 評 価 試 験 に 関 す. 車 に よ る す え き り抵 抗 性. ゴ ム 弾 性(5)の. 藤 田 広 志,. 装 工 学 論 文 集 第5巻,. が 特 徴 で あ る. (6)実. 小 林 昭 則,. 大 規 模 小 売 店 舗 立 地 法,. 装 材 の 車 道 へ の 適 用 性 に 関 す る検 討,. さ ば き 台 車 で は 約2dB大. ー トお よ び 荷 さ ば き 台 車 のA特. ベ ル は,密. 方,舗. 2). 装 厚 さ が 薄 い と厚 い 場 合 に 比 ベ. カ ー トで 約2〜3dB,荷 き く な り,騒. 1) 通 商 産 業 省:. pavements. show high. noise reduction. of road vehicle. ping carts can also be reduced.. 160. noise. at low speed. and the noise. from. shop.
(9)
関連したドキュメント
（公財）鉄道総合技術研究所 正会員 ○窪田 勇輝 正会員 篠田 昌弘 正会員 中島 進 正会員 阿部 慶太 正会員 江原 季映 西日本旅客鉄道株式会社 正会員 坂本
飽和透水試験を行う際に，まず押さえておきたい点は，供試体の飽和度である。現在，基準化されている飽和透水試験法での
場透水試験器における水頭差の影響について検討を行う とともに、高透水域の評価の可能性の検討を行ったので 報告する。 ２．試験方法
３．性能確認試験 試作した取付装置の性能を確認するために以下の試験項目について実際の橋脚において試験を行った。
2.実験概要 大型供試体は高さ 600mm，直径 600mmの円柱 形で，ゴムスリーブ内に乾燥砂（ケイ砂 6 号）を所定
（3）接着剤を塗布した下面増厚床版供試体 増厚界面に接着剤を塗布した後，ワイヤーメッシュ を配置した供試体 RC-W.A の上面損傷は，供試体
試験片の曲げ強度σb は圧縮残留応力皮膜を有する試験片の曲げ強度σb
コンクリートを用いて構造物を設計・施工するとき, 圧縮強度は最も重要な材料定数の一つである.コンク リートの圧縮強度を求めるためには, 圧縮強度試験を
