.一方,国内ではポリマーセメントコンクリートや速硬
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(2) 土木学会第70回年次学術講演会(平成27年9月). Ⅴ‑286. 010 20 (mm). -0 - 10 - 20. PL. FC 図-4. 図-5. 塩分浸透深さ. LMC. LMFC. 塩分浸漬 26 週後の EPMA 面分析. 図-6. 中性化促進試験. 図-7. 凍結融解試験. また,図-3に透水試験の結果を示す.PL 以外の透水量は非常に少なく,物質透過抵抗性に優れると考えられる. 特に LMC,LMFC はほぼ透水せず, ラテックス混和に起因すると考えられる. 水分逸散量と透水量の結果から,LMFC では内包される水分が効率的に水和反応に使用されることで緻密化し,ラテックスのフィルム膜形成により空隙内 部を充填することで水を媒介とする劣化因子の物質透過抵抗性に対し有効であると予想される. 続いて, 劣化因子の物質透過抵抗性評価について, まず塩分浸透試験結果として図-4に浸漬材齢 26 週での EPMA による面分析,図-5に塩分浸透深さの結果を示す.PL 以外で塩分浸透が低減されており,LMFC で最も塩分浸透 の抵抗性が高い結果となり,塩化物イオンの侵入に対して上記での予想通り LMFC で最も抵抗性が高いことが示さ れた.さらに,図-6に中性化促進試験の結果を示す.FC は PL とほぼ同等で,LMC,LMFC は PL よりも格段に中 性化速度が遅い結果となり,ラテックス混和により炭酸ガスのような気体の劣化因子の侵入に対しても高い抵抗性 を持つことが示された.また,LMC では促進材齢 26 週でも中性化せず,中性化に関しては物質透過抵抗性だけで なく水和生成物の炭酸ガスとの化学的反応量の影響が考えられる.最後に,図-7に凍結融解試験の結果を示す.コ ンクリートの空気量として FC,LMFC は PL に対し少なく凍結融解抵抗性に懸念があったが,LMC,LMFC は PL と同等,FC では若干落ちるものの 300 サイクルで 60%以上を保持した.LMFC は FC に比べ凍結融解抵抗性が高く, 空隙構造内部でのラテックスのフィルム化による水分移動の抑制が抵抗性向上に繋がったと考えられる. 4.まとめ 本研究では,ラテックス改質速硬コンクリートの耐久性について評価を行った.ラテックス改質速硬コンクリー トは乾燥収縮が最も少なく,水分逸散量と透水量の結果から水分に行き来が少ないことが明らかとなった.これは 空隙構造の緻密さとラテックスのフィルム化による空隙連続性の遮断が大きく寄与していると考えられ,それによ り炭酸ガスや塩化物イオンなどの劣化因子の物質透過抵抗性を高めたと考えられる.物質透過抵抗性に関しては, 微細構造を観察することで明らかになると思われる. 参考文献 1) Standard Specification for Latex-Modified Concrete(LMC) Overlays (ACI 548.4-93),ACI Committee 548,(1998) 2) 大塩明,岡田光芳,関野一男:ポリマー超速硬セメントコンクリートの諸特性とその利用:小野田研究報告,Vol.39,No.2, 第 117 号,pp.78-92,(1987). ‑572‑.
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