シェリング(横裂傷)管理に関する一考察
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(2) 4‑077. 土木学会第59回年次学術講演会(平成16年9月). (3)横裂進み量と頭頂面落込み量の関係 横裂深さと頭頂面落込み量に相関性があることが確認できたので、半年当りの横裂の進み量と頭頂面落 込み量に相関性がないかどうか調査することとした。その結果、図−6に示すとおり横裂の進み量と頭頂 面落込み量の間にはR 2値で表すと 0.7840 と相関性が高く、頭頂面落込み量から横裂の進行状況を把握す ることが可能であることがわかった。 なお、今回調査した区間の年間通過トン数は約 3,000 万トンである。. 水 平 裂 長 と横 裂 深 さの 相 関 関 係. 横 裂 深 さと落 込 み 量 の 相 関 関 係. y=0.0289x+10.668. y=27.834x+3.796. 2. R =0.1636. 横 裂 深 さ(mm). 18. R. mm) 横 裂 深 さ(. n= 13. 2. =0.7111. n= 18. 18. 16. 16. 14. 14. 12. 12. 10. 10. 8. 8. 6. 6. 4. 4. 2. 2 0. 0 0. 20. 40. 60. 80. 0. 100. 水 平 裂 長 (mm). 0.1. 0.2. 図−4. 横 裂 進 行 推 定グラフ. y= 2 7 . 3 1 9 x +4.7663 2. = 0 .784. 32 30 28 26 24 22 20 18 16 14 12 10 8 6 4 2 0. n= 18. 3.5 3 2.5 2 1.5 1 0.5 0 0. 0.1. 0.5. 落 込み 量 (mm). 横 裂 深 さ(mm). 2. R. 0.4. 図−5. 横 裂 進 み 量 と落 ち込 み 量 の 相 関 関 係 進み 量 (mm/0.5年 ). 0.3. 0.2. 0.3. 0.4. 0.5. 落 込 み 0.40. 落 込 み 0.35 落込 み 0.30 落込 み 0.25 落 込 み 0.20. 0. 落 込 み量 (mm). 0.5. 1. 1.5. 2. 2.5. 3. 3.5 時 間 (年 ). 図−6. 図−7. 4.横裂管理手法の検討 シェリングにおける「横裂深さと頭頂面落込み量」と「横裂進み量と頭頂面落込み量」に相関性がある ことが確認されたことから、図−7のような横裂進行推定グラフを作成した。レール落込み量をシックネ スゲージで測定することにより、それぞれの落込み量に応じたその時点での横裂深さが推測できる他、次 年度、再来年度の横裂深さを推測することができる。 5.あとがき 今回の研究により、落込み量を測定することで現行の超音波探傷器では測定不可能な14mm未満の横 裂深さを推定することが可能となった。また、落込み量別に横裂進行推定グラフを作成することにより、 レール更換時期を逸することなく計画的なレール更換の実施が可能となった。今後は、継続的にデータ収 集を行いシェリングの進行状況を解明すると共に、より精度の高い横裂管理手法を確立するため、引き続 き研究を進めることとする。 【参考文献】 1)粕谷賢治:シェリングによる横裂探傷法の見直しに関する研究、要請課題報告、96WN029,1998 年 3 月 2)須田、長門、徳岡、三浦: 「新しい線路」社団法人. ‑154‑. 日本鉄道施設協会 P70.
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