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血 球 凝 集 反 応 並 び に溶 血 反 応 に 関 す る 研 究

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Academic year: 2022

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(1)612.118.221.2/3. 血 球 凝 集 反 応 並 び に溶 血 反 応 に 関 す る 研 究 第. 四. 編. リチ ンに よる凝 集 血 球 の溶 血 反 応 に及 ぼす 影 響 並 に リチ ンの 毒 性 に つ い て 岡 山 大 学 医 学 部 衛 生 学敎 室 (主 任:緒 副. 手. 沼. 口. 深. 〔昭 和31年10月21日. 目 緒. 第2章. 実 験材 料並 び に実 験 方 法. 受 稿). 次. 論. 第1節. 抗 めん 羊血 球血 清. 第2節. 抗 リチン免 疫血 清. 第3節. 血 球 凝 集 反 応,溶. リチン溶液にて凝集せ る血球の 溶血反応. 第3節. 抗 リチン血清の リチンに及ぼす 影響. 血 反 応,沈. 降. 反応. 第1節. 秋. 第2節. 第1章. 第3章. 方敎 授). 第4章. 総括及び考案. 第5章. 結. 論. 文. 献. 実 験成績 リチ ン溶 液 に よ る血 球 凝 集 反 応. 響 す るか を 明 か に し,併 せ て 動 物 に 対 す る リ 第1章 1887年Kobertが. 緒. 論. チ ン の 毒 性 並 に 抗 リチ ン 血 清 の 影 響 を も研 究. リチ ン を 発 見 し,そ れ が. し た.. 動物 に対 し毒 性 を 有 し,又 血 球 凝 集 作 用 を 有 第2章. す るこ とを 明 か に し た1897年Ehrlich1)が 最初 に リチ ンを 用 い て 試 験 管 内 で リ チ ン の血 球凝集 素 と抗 リチ ン血 清 を 作 成 して 実 験 を 行. 第1節. 実験 材料 並び に 実 験方 法 抗 めん 羊血 球 血清. 免 疫 動 物 と し て は 体 重2,000g〜2,500gの. 健. つた.そ の 後 植 物 性 に し て 毒 性 を 有 し血 球 凝. 康 な る成 熟 家 兎 を 用 い,免 疫 原 と し て は 新 鮮. 集 作 用 を 有 す る もの と し てRobin,. な る め ん 羊 血 球 を 脱 繊 維 し,生 理 的 食 塩 水 に. Crotin,. Arbin等 に つ い て 種 々研 究 され ,又 毒 性 を 有 し. て3回. な い植 物 性 血 球 凝 集 素 に つ い て はGoddard2). 球 浮 游 液 と し, 1回5cc宛2日. 等の研 究 が あ る.又 当 教 室 の 井 上3)は 毒 性 を. い て 耳 静 脈 よ り数 回 免 疫 し最 後 の 注 射 よ り9. 有す るTetanustoxinと. 日 目に 全 採 血 を な し,血 清 を 分 離 し, 56℃,. そ のAntitoxinを. 用. 洗 滌 し た 後(Vollblutを. 基 準 に す)血 の 間 隔を置. いて血 清 学 的 研 究 並 び に 動 物 に 対 す る毒 性 に. 30分 で 非 働 化 し,永 室 に 貯 え 使 用 した.尚. つ いて も研 究 を 行 つ て い る.. の 血 清 は2.5%血. 筆 者 は前 編 に 於 て 血 球 と抗 血 球 血 清 を 用 い. 10,000迄. 球, 5.0%補. %血 球 で1:2,500迄. に つ い て実 験 を 行 つ た が,抗 血 球 血 清 を 用 い. 第2節. を凝集 せ し め た 場 合,ど. の様 に溶 血 反応 に影. 体 を 用 ひ1:. 完 全 溶 血 を 示 し血 球 凝 集 反 応 は2.5. て一 度 凝 集 し た 血 球 の溶 血 反 応 に 及 ぼ す 影 響. ず植 物 性血 球 凝 集 素 た る リチ ン を 用 い て 血 球. こ. 血 球 凝 集 を 見 た.. 抗 リチ ン免 疫 血 清. 本 実 験 に 用 い た リチ ン は 「メル ク 」の 製 品 で あ る リチ ン粉 末 を 用 に 臨 ん で 生 理 的 食 塩 水.

(2) 2272. 沼. で 稀 釈 し て 用 い た .抗 す る に は,免. 口. リチ ン 免 疫 血 清 を 作 成. 疫 動 物 と し て は2,000g〜2.500g. の 健 康 な る 成 熟 家 兎 を 用 いFormalinて し た1,000倍. 処置. ド ウ 糖 液 で 稀 釈 し て3日. を お い て 皮 下 に 注 射 し7回 全 採 血 を し,血. 化 し 氷 室 に 貯 え 使 用 し た.. れ た もの 〓,2時. ±,と. 目に. 30分 で 非 働. Fomalinで. Formalinを. の 溶 液 に0.5%に. 加 え,. 37℃. 管 を 見 つ け,後 氷 室 に 置 き,翌 朝 沈 澱 の程 度 に よ り,〓,〓,+,‑を. 8.5%食. 塩 水 を1/10量 第3節. 第3章 第1節. 実 験 成 績. リチ ン 溶 液 に よ る血 球 凝集 反応. 析 出 し後. 加 え た.. 前 編 に 於 て,め. ん 羊 血 球 と抗 め ん羊 血 球血. 清 を 用 い,先 ず 血 球 と抗 血 清 とで 血 球 凝 集 反. 血 球 凝 集 反 応,溶. 血 反 応,沈. 応 を 行 い,そ. 降反応 第1項. 判 定 した.. リチ. 間 置 き ,後2. 日 間 流 水 で 透 析 し てFormalinを. 行型を. 合 し,室 温 に 於 て最 初 に 反 応 の 現 わ れ る試験. な る様 に,. に10日. 2時. した.. ン を 処 置 す る に は リ チ ン 粉 末 を 蒸 溜 水 で1 .000 倍 に 稀 釈 し,そ. 間 で 現 わ れ た もの+,. 混 合 法; 抗 原 と 抗 体 と等 量 宛(0.5cc)混 の間 隔. の 注 射 後8日. 清 を 分 離 し56℃. 秋. 間 で も反 応 の 現 わ れ な い もの を‑,移. の リ チ ン 溶 液0.1〜0.15ecを. 10倍 に5%ブ. 深. の 後 に 補 体 を 加 え た 場 合 に,血. 球 凝 集 が 溶 血 反 応 に ど の様 な 影 響 を 及 ぼ す か. 血 球 凝 集 反応. に つ い て 研 究 した が,抗 血 球 血 清 に よ らな い. リ チ ン に よ る血 球 凝 集 反 応 は 脱 繊 維 し て3. 血 球 凝 集 が どの 様 な 影 響 を 溶 血 反 応 に 及 ぼ す. 回 生 理 的 食 塩 水 に て洗 滌せ るめ ん羊血 球 を. か を 見 る為 次 の 如 き 実 験 を 行 つ た.抗 血 球 血. 元 の量 ま で 生 理 的 食 塩 水 に て 復 し た 血 球. 清 を 用 い な い で血 球 凝 集 を 起 さ せ る 為,リ チ. (Vollblut)を. ン溶 液 を 用 い,こ れ を め ん 羊 血 球 に 作 用 させ. 基 準 と し て,各. 釈 し た も の0.5ccと め た も の0.5ccと. 所 要濃度 に 稀. リチ ン を 所 要 濃 度 に 薄 を 混 じ,室. 温 に 放 置 し翌. た. 先 ず リ チ ンに よ る血 球 凝 集 反 応 の 状 況 を 明. 朝 肉 眼 に て 判 定 した.判 定 は 強 く凝 血 塊 を な. か に す る 為,血 球 量,リ. せ る も の 〓,以. 血 球 凝 集 反 応 を 行 つ た.こ. 下 凝 集 程 度 に従 い,〓,軽. く. チ ン 濃 度 を 変 化 して の結 果 第1表. に示. 振 盪 し て 肉 眼 で 認 め 得 る 凝 血 塊 の あ る の を+,. す 如 く,め ん 羊 血 球 とそ の 抗 血 清 に よ る血 球. 全 く凝 集 せ ざ る もの を 一,両 者 の 移 行 型 を ±. 凝 集 反 応 と異 り5.0%〜0.25%の. と し た.. 球 が 何 れ も リチ ン 濃 度10,000倍 迄 血 球 凝 集 反. 第2項. 溶血 反応. 応 陽 性 で あ つ た.こ. リ チ ン 溶 液 に て 一 度 凝 集 を 起 し た血 球 0.5cc又. は 何 等 処 置 せ ざ る稀 釈 血 球0.5ccに. 抗 め ん 羊 血 球 血 清,補 え, 37℃,. 体 を 夫 々0.5cc宛. 中 等 度 溶 血 を 〓,弱. 加. 度 溶 血 を 〓,. 度 溶 血 を+,極. めて僅 か. に 溶 血 せ る もの ±,溶 血 陰 性 な る も の を 一 と し た.溶 血 反 応 の 判定 に()内. に記 載せ る. もの は 同 時 に 存 す る血 球 凝 集 反 応 の程 度 を 示 す. 第3項. 沈 降反応. 重 層 法; 当 教 室 慣 用 の 方 法 に よ り,反 応 の 現 れ た 時 間 に よ り15分 に て 反 応 の 現 わ れ た も の〓,. 30分 で 現 わ れ た も の 〓,. れ は 一 定 濃 度 の リチ ン溶. の 中 に 加 え られ た血 球 量 に 関 係 な. く血 球 凝 集 を 現 わ す こ とを 示 す もの で,こ の. 2時 間 氷 室 に 置 き,翌 朝 判 定 した.. 判 定 は 肉 眼 で 完 全 溶 血 を 〓,強. 液 迄 は,そ. 各 種濃度血. 1時 間 で 現 わ. 点 抗 血 球 血 清 に よ る血 球 凝 集 反 応 とは 大 いに 趣 を 異 に す る もの で あ る.リ. 第1表. チ ン に よ る血 球. 血球量を変化 せる血球凝集反応.

(3) 血球 凝集反応並びに溶血反応に関す る研究. 凝集反応 を 判定 す るに 当 り, 2.5%血. 球 が最. も判定 し易 いの で,以 下 の 実 験 に は2.5%血. に 示 す 如 くで あ り,リ 場 合 に は,血 で あ る が,. 球を用 いた.. 2273 チ ン溶 液 を 加 温 せ ざ る. 球 凝 集 反 応 は1;10,000迄 60℃‑1時. 間 加 温 に よ り1;5,000. リチン溶液 とめ ん 羊 血 球 とで 血 球 凝 集 反 応. 迄 陽 性,. を行 う場 合 に,室 温 に 放 置 し,時 間 的 経 過 を. 100℃‑3時. た どりなが ら反 応 の 発 現 状 況 を 見 る と第2表. い.こ. の如 く2時 間 で は リチ ン2,500倍 迄,. 凝 集 能 力 は 加 温 に よ り急 速 に 低 下 す る も の で. 3時 間,. 4時 間, 6時 間,翌 朝 は 何 れ も10,000倍 迄 血 球凝集を示 して い るが,反. 応 程 度 は3,. 時間 と長 くな る程 強 くな つ て い る.そ. 4, 6 し て6. 100℃‑1時. 陽性. 間,. 100℃‑2時. 間,. 間 加 温 で は 全 く血 球 凝 集 を 見 な. れ に よ つ て 見 る と,リ. チ ン溶 液 の 血 球. あ る こ とが 分 る.. 次 に リチ ン 溶 液 に0.5%の 加 え37℃‑10日. 間 保 ち 後2日. 割 にFormalinを 間 透 析 した.そ. 時間では 翌 朝 と同 じ程 度 の 血 球 凝 集 を 各 管 共. の 結 果 得 た る リチ ン溶 液 を 用 い 血 球 量 を 変. に示 して い る.め ん 羊 血 球 と,抗 血 球 血 清 に. 化 し て 血 球 凝 集 反 応 を 行 つ た 処 第4表. よる血球 凝 集 反 応 に 比 し リチ ン 溶 液 に よ る血. 第4表. Formalin処. 球凝集 反応 は 反 応 の 現 れ る の が 遅 い の で,充 分の時間 を か け 少 く と も判 定 迄 に6時. に示す. 置 リチ ンの血 球凝. 集反応. 間 以上. を必要 とす る もの と考 え る. 第2表. リチ ン血 球 凝 集 反 応 の 時 間 的 経過. 血 球2.5%. 如 く, 5.0%よ. り0.25%迄. 集 反 応 は リ チ ン の1,000倍 Formalin処. リチン溶 液 は 血 球 凝 集 反 応 を 起 すが,こ. 液 迄 陽 性 を 示 し,. 置 前 に 比 し血 球 凝 集 能 力 は1/10. に 低 下 し て い る.リ. 註. 室 温 に 放 置 し て 判 定.. の 血 球 で血 球凝. チ ン にFormalinを. さ せ る と リ チ ン はToxoid化. 作用. されそ の毒 性 は. の血 球 凝 集 性 は リ チ ン 溶 液 を 加 温 し又 は. 低 下 す るが 同 時 に そ の 血 球 凝 集 能 力 も低 くな. Formalin処 置 す れ ば ど の 様 に 変 化 す るか を. る.. 見 る為次 の 実 験 を 行 つ た.こ 第3表. 第2節. の 結 果 は 第3表. の溶血 反応. 加 温 リチ ン に よ る 血 球 凝 集 反 応 血 球2.5%. リ チ ン 溶 液 に て 凝 集 せ る血 球. 前 編 に 於 て 血 球 に 抗 血 球 血 清 を 混 し一 度 凝 集 せ る血 球 に 補 体 を 加 え る と最 初 か ら 同 時 に 補 体 を 加 え た 場 合 に 比 し溶 血 価 が 低 くな る事 を 述 べ た が リチ ン の 如 く抗 血 球 血 清 に よ らず して 血 球 を 凝 集 せ しめ る物 質 を 用 い て,一 度 凝 集 を お こ した 血 球 で 溶 血 反 応 を 行 う と ど の 様 な 影 響 を 及 ぼ す か 検 討 す る為 次 の 実 験 を 行 つ た. 先 ず1,000倍. リチ ン溶 液 と2.5%血. 球 を等. 量 混 じ室 温 に24時 間 放 置 し こ の血 球 の 上 清 を.

(4) 2274. 沼. 除 い て0.85%食. 塩 水 で2.5%血. 球 と な し又 一. 方 上 清 を 除 き 洗 滌 した る 後2.5%血 第5表. 註.. 口. 球 と して. 深. 秋. そ の 後 抗 血 球 血 清 及 び5%補 の 結 果 第5表. 体 を 加xた .そ に 示 す 如 く一 度 リチ ン溶 液 に よ. リンチ処 置 血球 に よる溶血 反応. 血 球 処 置 は リ チ ン1,000倍. 液 と2.5%血. 血 球2.5%,補. 球 と 等 量 を 混 じ,室. 体5%. 温 に 翌 朝 迄 放 置 した .. り凝 集 した 血 球 は リ チ ン溶 液 に よ り処 置 され. て 溶 血 反 応 を 行 い,血 球 凝 集 の 溶 血 反 応 に 及. な か つ た 血 球 で は 完 全 溶 血 を 示 す 補 体 量,抗. ぼ す 影 響 を 補 体 量 を 変 化 す る と ど の様 に な る. 血 球 血 清 量 を 加 え た 場 合 も完 全 溶 血 を 示 さ な. か を 見 る た め 実 験 を 行 つ た .そ の 結 果 第6表. い.一 度 リチ ン溶 液 に よ り凝 集 した 血 球 は 抗. に 示 す 如 く補 体 を2〜50%ま. 血 球 血 清 に よ り凝 集 した 場 合 と同 様 に 溶 血 反. れ も凝 集 血 球 を 残 し完 全 溶 血 は 示 さ な か つ た.. 応 を 抑 制 して い る. 次 に2.5%血. 球 に1,000倍. て 凝 集 せ し め,そ 第6表. 次 に2.5%血. リチ ン溶 液 を 加 え. の 後 補 体,抗 血 清 を 添 加 し. 補 体 量 を 変 化 せ る リチ ン 処 置 血. 1,500倍,の 温24時. 球 と500倍,. 750倍,. 1,000倍,. 各 種 倍 数 の リ チ ン 溶 液 と を 混 じ室. 間 後 洗 滌 し,食 塩 水 で2.5%血. こ の 血 球 に 補 体,抗 応 を 行 つ た.そ. 球 に よ る溶 血 反 応. で 変 化 し て も何. 倍,750倍,. 血 球血 清 を加 えて溶血 反. の 結 果 第7表. 1,000倍. 球 に 復 し,. に 示 す 如 く, 500. の リ チ ン 溶 液 に て 処 置 した. 血 球 は 完 全 溶 血 を 示 さ ず,し 残 在 し て い る. 1,500倍. か も凝 集 血 球 が. の リチ ン溶 液 に て 処 置. した 血 球 で は 凝 集 血 球 は 残 ら な い が 完 全 溶 血 も 示 さ ず,や 註.. 血 球 処 置 は リ チ ン1,000倍 液 と2.5%血 と 等 量 混 じ,室 温 に 翌 朝 迄 放 置 し た.. 第7表. 註.. 血 球 処 置 は2.5%血. 球. 以 上 第5,. は り溶 血 反 応 は 抑 制 さ れ て い る.. 6,. 7表. の 実 験 に よ り,リ チ ン. 溶 液 に よ り凝 集 され た 血 球 は溶 血 反 応 を抑 制. 各 種 濃 度 リチ ン に て 処 置 せ る血 球 の 溶 血 反 応. 血 球2.5%,補. 球 と 等 量 の リチ ン 溶 液 を混 じ一 昼 夜 室 温 放 置 後 洗 滌 し,食 塩 水 に て2.5%血. 体5%. 球 に して 用 う..

(5) 血球凝集反応並びに溶血反応 に関す る研究 ン溶 液 の2500倍,. している こ とが 分 る. 第3節. 抗 リチ ン血 清 の リ チ ン に 及 ぼ す 影響. 2275. 5000倍 が 最 も よ く抗 血 清 と. 反 応 す る も の で あ る. 次 に リチ ン溶 液 と抗 リチ ン 血 清 に よ る沈 降. リチン溶 液 に よ る血 球 凝 集 反 応 並 び に リ チ. 反 応 を 混 合 法 に よ り行 つ た.そ. の 結 果 第9表. ンに よ り凝 集 せ る血 球 の 溶 血 反 応 に 及 ぼ す 影. の 如 く,最 初 に 反 応 を 現 わ し た 管 は リチ ン の. 響につ い て,第1,. 500倍 液 で は 抗 血 清1:8で5分,. 2節 に お い て 実 験 を 行 つ. たが次 に抗 リチ ン血 清 を 作 成 して,こ. れが リ. 1000倍. リチ ン溶 液 で は 抗 血 清1:16で8分. の. で あ つ た.. チ ンの血 球 凝 集 作 用 並 び に 毒 性 に ど の 様 に 影. リチ ン溶 液2500倍 以 上 の 稀 釈 は 混 合 法 で は 全. 響 す るか を 明 か に す べ く以 下 の 実 験 を 行 つ た.. く反 応 は 陰 性 で あ つ た.. 第1項. リチ ン溶 液 と抗 リチ ン血 清 の 沈 降 反応. 第9表. リチ ン 溶 液 と抗 リチ ン血 清 の 沈 降 反 応(混. 抗 リチ ン血 清 の 作 成 は 実 験 材 料 の 章 で 述 べ. 合 法),. 24時 間 値. た如 く,リ チ ン溶 液 を 家 兎 に 注 射 し て 得 た 抗 血清 で あ り,こ の血 清 と リチ ン溶 液 との 重 層 法に よる沈 降 反 応 は 第8表 第8表. に 示 す 如 く,リ チ. リチ ン溶 液 と 抗 リチ ン血 清 の 沈 降 反 応(重. 層 法). 註.. ()内. 時 間 は リ チ ン溶 液 稀 釈 列 で 最 初. に 反 応 を 現 した 管 及 び 時 間.. 第2項. 抗 リチ ン血 清 の リ チ ン 血 球 凝 集 反応 に 及 ぼ す 影 響. 抗 リチ ン血 清 と リチ ン溶 液 を 混 合 せ し め る ン溶 液 の2500倍. 及 び5000倍. で1;32の. 抗 リチ. と,両. 者 の 結 合 に よ り リチ ン の作 用 が 減 弱 さ. ン血 清 迄 と反 応 し リ チ ン 溶 液 濃 度 が 高 く な つ. れ そ の 結 果 リチ ン溶 液 の 血 球 凝 集 能 力 も弱 ま. て も低 くな つ て も,抗 体 価 は 低 く な り, 500倍,. る も の と 考 え,次. 1000倍,. 第10表. 10,000倍. 血 清 の1;16迄. 第10表. 註.. の リ チ ン 溶 液 で は 抗 リチ ン し か 反 応 は 陽 性 で な い .リ. チ. に 示 す 如 く10,000倍. 1,000血 清 迄,. 抗 リチ ン 血 清 に よ る リ チ ン血 球 凝 集 の 抑 制(血. リチ ン と 抗 リ チ ン 血 清 と 混 じ37℃ ,. 1時 間 後 血 球 を 加 え,室. の 実 験 を 行 つ た.そ. リ チ ン 溶 液 で は1:. 5,000倍 溶 液 で は1:250血. 球 凝 集 反 応). 温 放 置,翌. 朝 判 定.. の結 果. 血 球2.5%. 清 迄,.

(6) 2276. 沼. 2,500倍 溶 液 で も1;250血 で は1;10血. 口. 深. 秋. 清 迄, 1,000倍 溶 液. 第3項. 抗 リチ ン 血 清 に よ る リチ ン の毒. 清 迄 し か 血 球 凝 集 反応 が 現 わ れ. 力中 和試 験. て い な い.こ れ は 抗 リチ ン血 清 に よ り リチ ン. リ チ ンが 血 球 凝 集 作 用 と共 に 毒性 を 有 す る. の 血 球 凝 集 能 力 が 中 和 され た もの と考 え られ. こ とは 以 前 か ら知 られ て い るが,マ. る.リ. い そ の 毒 性 を 検 し,併 せ て 抗 リ チ ン血 清 に よ. チ ン の血 球 凝 集 能 力 を 全 く消 失 せ しめ. る に 要 す る抗 リチ ン血 清 量 は リ チ ン 溶 液 濃 度. る 毒 力 中 和 試 験 を 行 つ た.. が 増 す 程 比 較 的 多 くな つ て い る. 次 に500倍 合 し,そ. マ ウ ス を 用 い リチ ンの 毒. 力 検 査 を 行 つ た.そ. の上 清 を 用 い て 残 存 せ る リチ ン の 血. 球 凝 集 能 力 を 見 た.そ 第11表. 先 ず15〜20gの. リチ ン溶 液 と抗 リチ ン血 清 と混. ウス を 用. 第12表. の 結 果 は 第11表 に 示 す. の 結 果 第12表 に 示 す 如 く,. リ チ ンに よ る 毒 性 試 験(マ. ウス. 5匹 平 均). リチ ン 溶 液 と抗 リ チ ン血 清 混 合 上 清 の血球 凝 集 反応. (リ チ ン,抗 リチ ン 血 清 の 混 合 法)24時 間 値. 註.. 上 実 験 の 上 清 に よ る血 球 凝 集 反 応. 15g〜20gの +は. 血 球2.5%. マ ウ ス 皮 下 に 注 射,. リ チ ン に よ る 症 状 を 示 し た こ と を 表 し,. st.は 死 亡 を 示 す.. 皮 下 注 射 に よ り リ チ ン7万 間(4日. 目)に. 致 死 量(M.. 倍 液0.5ccで96時. 死 亡 し て い る の で これ を 最 小. L. D)と. 定 め る.従. は リ チ ン 粉 未0.000007g. つ て この 量. (0.007mg)に. 当. る. 次 に 抗 リ チ ン血 清 と リチ ン溶 液 との沈 降 反 応 を 混 合 法 に よ り検 し て 見 る と 第13表 の 如 く 初 発 試 験 管 は1,000倍. リ チ ン 液 で は1:16の. リ チ ン 血 清 の 反 応 試 験 管 で あ つ た.つ 如 く1:4,. 1:8,. 1:16,. 抗 血 清 で も 上 清 で は1000倍. 1:32何. リチ ン稀 釈 に 相 当. す る 迄 し か 血 球 凝 集 反 応 は 見 ら れ ず,対 比 し そ の 凝 集 能 力 は8分. 第13表. 註.. リ チ ン 溶 液0.5cc,抗. れの. の1に. 照に. 減 少 し て い る.. 1,000倍. リ チ ン 液 で は1:16抗. 合. まり. リチ ン血 清 が最. も 早 く 反 応 し 最 適 比 で あ る こ とが 分 る. 抗 リチ ン血 清 を 用 い て リチ ン溶 液 と反 応 さ せ,毒. 性 の 変 化 を 見 る た め,. リチ ン溶 液 と抗 リ チ ン血 清 の 沈 降 反 応(混. 血 清0.5cc混. 抗. 合 法). 1,000倍. リチ ン溶.

(7) 血球凝集反応 並びに溶血反応に関す る研究. 液0.5ccと 抗 リ チ ン 血 清 を1:2, ら1:64迄 37℃,. 倍 数 稀 釈 し て 各0.5ccと. を 混 じ,. 1時 間 後 翌 朝 迄 氷 室 に 置 き,之. 致死 量 の2倍. 量(リ. 血 清 で は3日 1:4か. チ ン 溶 液3.5万. を最 小. 倍,. 0.5cc). に 稀 釈 し て マ ウ ス の 皮 下 に 注 射 し た.そ. の結. 果第14表 に 示 す 如 く抗 血 清 原 液,. 第14表. 1:8,. 1. 照(抗. 性 中和 試験. 1:64血. 清 で は2日. 血 清 の 代 りに 食 塩 水)で. 亡 した.こ. は2日. の結 果 よ り見 れ ば,リ. 目,対 目に死. チ ンの毒 性. を 中 和 す る場 合 抗 リ チ ン血 清 は 原 液1:8, 1:16が. 最 も中 和 作 用 が 強 く,こ れ は 混 合 法. に よ り1:16の. 抗 リ チ ン 血 清 が 最 も早 く反 応. を 表 し最 適 比 で あ つ た 事 と一 致 し て1:8, 1:16の. 抗 リチ ン血 清 に よ る リチ ン 毒. 目,. 2277. 血 清 に 於 て最 も よ く リチ ン の 毒 性 が. 中 和 さ れ て い る. 第4章. 総括 及び 考按. 抗 血 球 血 清 に よ り凝 集 し た 血 球 が 溶 血 反 応 を 抑 制 す る こ とは 前 編 に 於 て述 べ た が,抗. 血. 球 血 清 作 用 に よ ら な い で 血 球 を 凝 集 せ し め, 血 球 凝集 の液血 反応 に 及ぼ す 影響 を 明か にす る た め,リ. チ ンに よ り血 球 凝 集 反応 を 行 い,. そ の 凝 集 血 球 の 溶 血 反 応 に 及 ぼ す 影 響 を 見 た. 先 ず 血 球 凝 集 反 応 の状 況 を 明 か に し た.血 球 凝 集 反 応 を 行 う血 球 と し て は,め ん 羊 血 球 を 用 い,リ チ ン は 「メル ク」製 を 粉 末 で 貯 え,用 に 臨 ん で 溶 解 して 用 い た.リ. チ ン に よ る血 球 凝. 集 反 応 に つ い て は 関4)庄 司5)等 の 実 験 で は め ん 羊 血 球 で は 起 ら な い事 を 述 べ て い るが,筆 者 の 実 験 で は 明 か に 血 球 凝 集 を 起 し た.こ れ は 関,庄. 司 等 は 守 山 法6)を 用 い て 得 た リチ ン. を 使 用 し 「メ ル ク」 製 と異 り こ の様 な 異 つ た 結 果 を 示 し た もの と考 え る.し か し リチ ン と め ん 羊 血 球 に よ る血 球 凝 集 反 応 は 抗 血 球 血 清 に よ る 反 応 と異 り,反 応 の 表 れ 方 が 遅 い こ と は た しか で,相. 当 の 時 間 を 経 な い と充 分 に 表. れ て 来 な い. リチ ン に よ る血 球 凝 集 反 応 は0.25%. 〜5.0. %の 間 で は 血 球 濃 度 に 関 係 な く,リ チ ン 稀 釈 1:10,000迄. 反 応 陽 性 で あ る の は,リ. チ ン濃. 度 が 血 球 凝 集 反 応 に 強 く影 響 し,リ チ ン の 一 定 濃 度 以 上 が あ れ ば,そ 註.リ. チ ン,抗. リ チ ン 血 清 混 合 後37℃,. 氷 室 に 置 き,翌. 朝3.5万. 1時 間 後. 倍 に し て0.5ccを. マ. の 中 に 加 る血 球 量 の. 影 響 は 少 い こ とを 示 す もの で あ る. リチ ン 溶 液 とめ ん 羊 血 球 に よ る血 球 凝 集 反 応 は 反 応 が 現 わ れ る の に 相 当 長 時 間 を 要 し,. ウ ス 皮 下 に 注 射 す.. 6時 間 以 上 経 過 せ ね ば 充 分 発 現 せ ず,こ :16で は5日 3日 目,. 1:4血. 目迄 死 亡 せ ず. ,. 清 で は3〜4日. 1:2血 目,. れは. 清 で は. リ チ ンが 作 用 し て 血 球 凝 集 を 起 す に は,抗. め. 1:32. ん 羊 血 球 とめ ん 羊 血 球 に よ る 凝 集 反 応 に 比 し.

(8) 2278. 沼. 口. 長 時 間 を 要 す る もの で あ る こ とが 分 る.. 秋. こ と を 明 か に し,最 適 比 の 所 で 完全 に 中 和 し,. リ チ ン 溶 液 に 温 度 を 加 え る と, 100℃,. 1. 時 間 の 加 温 で 全 く血 球 凝 集 作 用 を 見 な くな つ た.こ. 深. れ は 楠7)の 実 験 と一 致 す る. Formalin. これ を 利 用 し て 抗 血 清 の 力 価 の 測 定 が 出来 又 動 物 実 験 に も応 用 出 来 る事 を 明 か に し た. 本 実 験 に 用 い た リチ ン と抗 リチ ン血 清 で は. に よつ て も リ チ ン の 血 球 凝 集 作 用 は そ の 毒 性. 混 合 法 に よ り1,000倍 リ チ ン溶 で は1:16抗. の 低 下 と共 に 低 下 す る.. 清 で 最 も早 く反 応 し,又 反 応 程 度 も強 か つ た.. 次 に リチ ン に よ り凝 集 した 血 球 が 溶 血 反 応 に 及 ぼ す 影 響 に つ い て 実 験 した が,之 球 と リチ ン を 混 合 して,血. には血. 球 を 凝 集 せ しめ,. そ こ で マ ウス を 用 ひ,抗. リチ ン血 清 に よ り毒. 力 中 和 試 験 を 行 つ た 所,混 の1:16抗. 血. 合 法 に よ る最 適 比. 血 清 を 中 心に して血清 濃度が高 く. 凝 集 血 球 に 抗 血 球 血 清 及 び 補 体 を 加 え た.そ. な つ て も又 低 くな つ て も毒 力 中 和 能 力は 悪 く. の 結 果 一 度 リチ ン に よ り凝 集 し た 血 球 は これ. な つ て お り,こ れ は リチ ン に 於 て も最 適 比 に. を 食 塩 水 で 洗 滌 し て も,又 洗 滌 し な くて も,. 於 て 抗 原 抗 体 の 結 合 が 最 も よ く行 れ る事 が 動. 後 に 抗血 球血 清及 び補 体 を入 れ た 場合 に完 全. 物 実 験 に 於 て も 実 証 され た.こ れ はRamon. 溶 血 を 示 さ ず,又. の 説 に よ く一 致 し て い る.し か し動 物 実 験 に. 補 体 量 を 相 当 に 増 し て も完. 全 溶 血 を 見 な か つ た.こ. れ は血 球 凝集 のた め. 於 て 異 つ た 結 果 を 見 た の は 抗 血 清 の原 液 と. 血 球 に 補 体 が 結 合 し難 くな つ た も の と考 え ら. 1,000倍 の リチ ン溶 液 の 混 合 に よつ て,最 適 比. れ,リ. チ ン 凝 集 血 球 に 於 て も,前 編 の 抗 め ん. の 所 と同 様 に リチ ン の 毒 性 が よ く中 和 され て. 羊 血 球 に よ り凝 集 し た 血 球 と 同 様 に 溶 血 反 応. い る事 で あ る.こ の 理 由 に つ いて は血 清 の持. が 抑 制 され る こ とは 血 球 の 凝 集 に よ り血 球 に. つ 抗 原 抗 体 反 応 に よ ら な い作 用 が 高 濃 度 血 清. 対 し 補 体 が 結 合 し 難 くな る た め で,必. に 於 て 強 く作 用 し リ チ ン の 毒性 を 弱 め た もの. ず しも. 抗 血 球 血 清 に よ り血 球 凝 集 を 起 さ な くて も血. と思 考 す る.. 球 凝 集 が 起 れ ば 溶 血 反 応 は 抑 制 さ れ る. 次 に リチ ン に よ る免 疫 血 清 を 作 成 し,そ. の. 第5章. 結. 論. リチ ン の 血 球 凝 集 作 用 及 び 毒 性 に 及 ぼ す 影 響 を 見 た.リ. チ ン溶 液 と抗 リ チ ン 血 清 とを 作 用. せ し め,そ. の 後 に血 球 を 加 え,抗 血 清 の作 用. を 見 る と 明 か に リ チ ン が 中 和 さ れ,そ 凝 集 力 は 低 下 し て い る.し. の血 球. か も リチン量が 増. す 程 中 和 に 要 す る抗 血 清 量 が 比 較 的 に 多 くな. 1). リ チ ンに よ る血 球 凝 集 反 応 は血 球 と抗. 血 球 血 清 に よ る血 球 凝 集 反 応 に 比 し発 現 が 遅 く,又 血 球 濃 度 の5%〜0.25%で 最 高 凝 集 価 は10,000倍 2). は何れ も. リチ ン迄 で 同 一 で あ る.. リチ ン の 血 球 凝 集 力 は 加 温, Formalin. つ て い る.. 処 置 に よ り急 に 低 下 す る. リ チ ン の マ ウ ス に 対 す る 毒 性 を 見 る に15 〜20gの. マ ウ ス を 用 い る と7万. 倍 リ チ ン溶 液. 3). リチ ン に よ り一 度 凝 集 し た血 球 で溶 血. 反 応 を 行 う と,溶 血 反 応 は 抑 制 され 一 度 凝 集 0.5ccで. 皮 下 注 射 に よ り4日. れ を 最 小 致 死 量(M. L. の リ チ ン に 当 る.こ Tetanustoxinに. 目 に 死 亡 し,こ. D.)と. し た 血 球 は 完 全 溶 血 は 示 さ な い.. す る と0.007mg. 4). の 方 法 は 井 上3)の. め る と,リ チ ン の血 球 凝 集 作 用,毒. よ る方 法 に 準 じて 行 つ た も の. で あ る.. 力共 に 弱. くな り毒 力 は 抗 血 清 の 最 適 比 の所 及 び原 液 に 於 て 最 も よ く中 和 され る.. 先 にRamon8)9)10)はDiphtherietoxinと のAntitoxinを. 抗 リチ ン血 清 と リチ ン を適 量 作 用 せ し. 用 い て 実 験 を 行 い,両. そ 者 を試. 験 管 内 に て 混 合 せ し め る と或 る 適 応 せ る濃 度 に 於 て 最 も よ く 沈 降 物 を 見,そ 沈 降 物 が 少 な か つ た り,示. の他 の所 では. さ な か つ た りす る. 擱筆 す るに当 り終 始御 懇篤 なる御 指導 と御校閲を 賜 りし恩師 緒方敎授 に謹ん で感 謝の意 を表 す..

(9) 血球凝集反応並びに溶血反応に関す る研究 文 1). Ehrlich:. Fortachr.. 2) Goddard 447. and. Med.,. Mendel:. J.. 15,. 41. Biol.. 献. (1897). Chem.,. 82,. 3). 井 上:岡 関:日. 守 山. 7). 楠. 庄 司:日. 医 学 と生 物 学 ,. 10巻,. 日 大 医 学 雑 誌 ,. 11巻,. 163頁(1947) 1号,. 39頁(昭27. 年) 山 医 学 雑 誌,. 大 医 学 雑 誌,. 別 冊P. 13巻,. 369 5号,. (1931). 8). 1026頁(昭. 大 医 学 雑 誌,. 13巻,. Department. Ramon. Compt.. rend.. soc.. biol.,. 86,. 661. (1922). 29年) 5). 6). (1929). 4). 2279. 12号(昭29年). of Hygiene. Okayama. (Director:. Prof.. 9). Ramon. Ebenda,. 89,. 2. 10). Ramon. Ebenda,. 88,. 167. University. Medical. School. Dr.. M.. (1923) (1922). Ogata). Studies on Hemagglutination and Hemolytic Test. Part. 4. On the hemolytic test by ricinagglutinated red blood cellsand on ricinand antiricinserum. By Miaki. Numaguchi. 1. The agglutinationby ricinoccursmore slowly than immune reaction. 2. The agglutinatedred cellsby ricinare not completely dissolved,in spiteof suffi cienthaemolysineand complement added. 3. The antiricinof rabbitneutralizes the hemagglutinationof ricinand toxity to mouse, accordingto precipitin testby Ramon..

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