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(3) 福田 浩三. ふくたこうぞう ●日本病院学会会長 ●医療法人愛生会上飯田 第二病院名誉院長. 巻 頭 言. 日本病院学会を迎えて. 本年の日本病院学会は, (社)日本病院. 日 本 病 院 学 会 を 迎 え て. 込めております。. 会の愛知県支部が担当して,名古屋国際. このテーマに基づいて,記念講演・市. 会議場で7月18日(月)・19日(火)に開. 民公開講座・特別講演等7題,シンポジ. 催されます。図らずも,不肖私が1年半. ウム7題とワークショップ11題を設定. 前に学会長の指名を受けました。身に余. いたしました。. る光栄なことでありますが,たいへんな. <記念講演>では,京大霊長類の松沢哲. 重責であることを痛感しながら,支部役. 郎教授が,ヒトとチンパンジーとのこと. 員とともに準備に没頭してまいりました。. ばや社会そして暮らしの比較により,5 00. 本年度の学会テーマは, 「健康で輝く. 万年にわたるヒトの心の進化についての. 日本の創造」と定めさせていただきまし. 研究をお話しいただきます。. た。これは,古き諺の, 「小医は病を医. <市民公開講座>は,柏木哲夫・金城学. し,中医は人を医す。而して,大医は国. 院大学長が,死を看取る医学として,今. を医す。 」に拠っております。. までの治療と延命に替わって,ターミナ. われわれ病院人は,診療に当たり,疾. ル症状コントロールの手段,家族を含め. 病を持つ臓器のみではなく,病む人全体. た精神的なケアとコミュニケーションに. を対象としなくてはなりません。そのう. ついてお教えいただきます。. えに,大医即ち優れた病院人は,国,環. <特別講演>(敬称略). 境,社会全体を対象として,あらゆる疾. 一流スポーツ選手から学ぶ健康法 (中京大学 教授)湯浅景元. 病の根絶と予防に尽力すべきであります。 そして,精神的・肉体的にも,さらに社 会的にも,健全で耀かしい日本を創るべ. 医療の質,新たな展望 (国立保健医療科学院 政策科学部長). く努力しなければならないという意味を 日本病院会雑誌. 長谷川敏彦 2005 年 7 月号●3(931).
(4) 巻 頭 言. 三英傑の健康診断――信長・秀吉・家康. ており,たいへん有意義なシンポジウム. の臨床カルテ. が開かれると存じます。. (愛知県心身障害者コロニー 名誉総長) 日 本 病 院 学 会 を 迎 え て. さらに,各コメディカル部門によるワ. 篠田達明. ークショップが11部門にわたって開催. 業種を問わず展開できる“TOYOTA WAY”. されます。また一般演題として,口演3 27. =トヨタ生産方式の本質と進化=深化. 題とポスター408題の応募をいただいて. (トヨタ自動車 技監)林 南八 環境と医療. おります。ランチョンセミナーも15会 場設営いたします。. (環境省 環境技監)川野光一. 以上のように,微力ながらもかなり充. <シンポジウム>(座長敬称略). 実した内容の日本病院学会を準備いたし. 1.病院の歩むべき道∼輝く病院づくりの. ました。どうか,日本全国の病院人の皆. ために∼. 梶原 優. 2.医療に求められる発想の転換∼誰のた めの病院か∼. 行天良雄. 3.病院の人事考課はどうあるべきか. さまができるだけ多数ご参加いただき, 「健康で輝く日本を創造」するテーマに 沿って,ご討議,ご研鑽賜ることを心よ りお願い申しあげてご挨拶といたします。. 大道 久 4.機能分化時代の病院マネジメント 小川嘉誉・佐合茂樹 5.病院 IT の光と影 斉藤洋一・中村洋一 6.災害・救急医療における prehospital care medicine の確立のために 野口 宏・小濱啓次 7.今,改めて急性期病院の経営課題を 考える. 立川幸治. これらは,座長の先生方が,有数なシ ンポジストを全国規模でお選びいただい. 4(932)● 2005 年 7 月号. 日本病院会雑誌.
(5) 病院紹介. 独立行政法人 国立病院機構. 岡山医療センター 当院は中国地区における基幹病院として,未熟児新生児などを対象とした小児医 療,循環器病,移植医療(肝,腎,骨髄)などを中心に,高度の医療を提供する国 立医療機関として,その役割を担ってきました。平成1 1年3月には,国立病院療養 所再編成計画見直しにより,「高度総合医療施設」として位置づけられ,さらに, 次の政策医療を担う施設として,全国的なネットワークを展開しつつ,現在に至っ ています。 平成1 1年4月1日に独立行政法人となったあとも,政策医療を継続し,さらなる 小児救急医療の充実を図り,365日2 4時間の受け入れを行っています。「花と笑顔の 病院」のキャッチフレーズのもと,患者さまの療養環境を第1に考え,病院内に生 花を飾り,職員1人ひとりが患者さまに笑顔で接し,人としての触れ合いを大切に することを心がけています。. 病院の全景. 日本病院会雑誌. 2005 年 7 月号● 5(933).
(6) ■ 国立病院機構 岡山医療センター ■. 外 来 受 付 窓 口. 外来 明るい 環境で患者 さまをお迎 えします。 外来受付は2階と3階にあります。患者さまにお待ちいただく間のイライラや退屈を少. しでも解消していただくように,思いやりの心があふれる明るい環境を用意しています。 外 来 待 合 ホ ー ル. 病棟にも外来にもいつも花が 飾られています。 清 潔 感 の あ る 病 室. 病棟 温かい手, やさしいまな ざしで知的な 看護を目指し ます。. 6(934)● 2005 年 7 月号. 日本病院会雑誌.
(7) 建 物 案 内 図. ︵ 食 事 の 介 護 ︶. 親 身 に な っ て の 看 護 を 心 が け て い ま す 。. オープンなカウンターを持つナースステーション サク一入 ーリ緒院 トスに患 マ楽者 スしさ コんま ンだと. 日本病院会雑誌. 2005 年 7 月号●7(935).
(8) 高度医療の提供. アンギオ(血管撮影装置). ICU MRI. 赤ちゃんにやさしい病院の認定 完全母乳方式,完全母子同室を実施している当センターは, 1 9 9 1年, 世界の先進諸国のなかで最初に,ユニセフと WHO から「赤ちゃ んにやさしい病院」の認定を受けています。. 子どもと会話しながらの診察. NICU.
(9) ■ 国立病院機構 岡山医療センター ■. 地域医療の連携・協力の拠点である 地域医療連携室. 講演や講習などが開催される大研修室. 連地 携域 と の. 同一敷地にある 附属の看護学校 地域で活躍している大勢の看護 師がここから巣立っていきます。. 看護学校の外観. 看護学校の教室. 看 護 学 校 の 図 書 室. 日本病院会雑誌. 2005 年 7 月号●9(937).
(10) 独立行政法人国立病院機構. 岡山医療センター 病 院 紹 介. 理 念 「思いやりの心を最良の医療技術で」. 独 立 行 政 法 人 国 立 病 院 機 構 岡 山 医 療 セ ン タ ー. 1.国立病院機構として行うべき医療の研鑽に努めます。 1.患者様の立場に立ち正確な情報と,御納得いただける医療を提供するよ う努めます。 1.科学的根拠に基づいた医療を行うよう努めます。 1.医療の担い手として高い倫理感を持ち,個人の尊厳を守るべく努めます。 1.将来を見据え,新しい医療システムの開発に努めます。. 病院の概要 ● 基. 幹. 循環器病,成育. ● 専. 門. がん,免疫異常,腎疾患,内分泌代謝疾患,感覚器疾患,骨・運 動器疾患,血液・造血器疾患,肝疾患,エイズ. ● 高度総合医療施設 ● 病 床 数 等. 入院 5 8 0床 外来 80 0人. ● 標 榜 診 療 科. 内科,精神科,神経内科,呼吸器科,消化器科,循環器科,アレ ルギー科,小児科,外科,整形外科,形成外科,脳神経外科,呼 吸器外科,心臓血管外科,小児外科,皮膚科,泌尿器科,産科, 婦人科,眼科,耳鼻いんこう科,リハビリテーション科,放射線 科,歯科,小児歯科,麻酔科. 日. 平成1 3年4月1日. ● 敷. 地. 5 0, 1 8 0㎡. ● 建. 物. 建築延 6 2, 4 3 4㎡. ● 開. 院. 内 訳 本 館4 8, 0 8 0㎡ 学 校 6, 8 9 0㎡ 宿 舎 4, 1 85㎡ その他 3, 2 7 9㎡ ● 住. 所. 岡山市田益1711−1. ● 電. 話. 086−294−9911(代表). X. 086−294−9255. ● F. A. 10(938)● 2005 年 7 月号. 日本病院会雑誌. ロゴマーク.
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(12) 第54回 日本病院学会 〈平成 16 年 7 月・横浜市〉. シンポジウム. 病院におけるチーム医療の推進 東京大学大学院人文社会系研究科/日本学術振興会 特別研究員. 細田満和子. 諏訪中央病院 内科医長. 吉澤 徹. 聖路加看護大学 学長. 井部 俊子. 横浜赤十字病院 薬剤部長. 酒井 英洋. 座長:神奈川県病院協会 参与. 益田 啓作. 日 本 病 院 学 会 シ ン ポ ジ ウ ム │ │ 病 院 に お け る チ ー ム 医 療 の 推 進. 座長 ただいまより,シンポジウム7「病院に. たいと思います。. おけるチーム医療の推進」を始めさせていただき. それでは最初に細田満和子先生にお願いします。. ます。座長を務めます神奈川県病院協会参与の益. 細田先生は東京大学大学院人文社会系研究科に所. 田でございます。どうぞよろしくお願いします。. 属しておられまして,日本学術振興会の特別研究. 私はチーム医療というのは病院医療の本質であ. 員をしておられます。医療社会学の立場に立って. る,つまり病院が提供する医療というかたちは,. 「チーム医療」を研究してこられた学者でありま. チーム医療そのものだという理解をしております。. す。先生の研究は,単に書物のうえだけでするの. 本日はチーム医療とは何なのか。それがうまくい. ではなく,病院の現場に行ってフィールドワーク. かないとしたらどういうところに原因があるのか。. をなさったうえでご自分の理論を形成されておら. それを克服して推進するためにはどうしたらいい. れます。 「チーム医療」の問題を学問的に追究さ. のか。そういったことについてシンポジストの先. れておられる先生は本当に少なく,私の知るとこ. 生方からご発表いただき,また,会場からもご質. ろでは,おそらく細田先生が唯一の方ではないか. 問やご意見をいただいて,チーム医療の問題につ. と思っております。日本看護協会出版会から先生. いて,ご一緒に考えていきたいと思います。発表. の『 「チーム医療」の理念と現実』という本が出て. の順序は,細田,吉澤,井部,酒井の各先生の順. おりますが,ぜひチーム医療推進のためにご一読. でお願いいたします。シンポジストの発表が終わ. いただきたいとお勧めします。それでは細田先生,. りましてから,各先生へのご質問,ご意見を承り. どうぞよろしくお願いします。. 12(940)● 2005 年 7 月号. 日本病院会雑誌.
(13) ①「チーム医療」の理念と現実 . 䈲䈛䉄䈮 ␠ળቇ䈫ක≮㿽㿽ੑ䈧䈱ක≮␠ળቇ. 細田満和子. • 䌓䌯䌣䌩䌯䌬䌯䌧䌹 䌩䌮 䌍䌥䌤䌩䌣䌩䌮䌥 䋨ක≮䈮䈍䈔䉎␠ળቇ䋩. ご紹介ありがとうございました。細田満和子で. • 䌓䌯䌣䌩䌯䌬䌯䌧䌹 䌯䌦 䌍䌥䌤䌩䌣䌩䌮䌥. す。どうぞよろしくお願いします。現場でご努力. 䋨ක≮䉕ኻ⽎䈮䈜䉎␠ળቇ䋩. なされて「チーム医療」を推進・実践されていら スライド1. っしゃる皆さま方に対しまして,社会学という医 療実践者とは異なる立場からこのようにお話させ ていただくのは大変恐縮に存じますが,現場から. 䇸䉼䊷䊛ක≮䇹䈻䈱㑐ᔃ䈱㜞䉁䉍. 一歩引いた視点から「チーム医療」を見るとこの ように見えるのだと,皆さまにとって何らかのご. 䊶 ᣣ䇮ක≮⇇䈪䈲䇸䉼䊷䊛ක≮䇹䈮ኻ䈚䈩䈱㑐 ᔃ䈏㕖Ᏹ䈮㜞䈇䇯. 参考になれば幸いです。. 䊶 ⋴⼔⡯䈣䈔䈪䈭䈒䇮කᏧ䉇⮎Ꮷ䈭䈬䉮䊜䊂䉞 䉦䊦䈎䉌䉅ᵈ⋡䈘䉏䈩䈇䉎䇯. 医療への社会学的アプローチ ご紹介にもありましたように,私は社会学とい. スライド2. う人文社会系の学問をバックグラウンドにしてお り, 「医療」を対象に研究をしようと思ったとき,. 䇸䉼䊷䊛ක≮䇹䈱⺰ᢥ. 当初は医療者の間で問題になっている医療者同士. キーワード「 チーム」. の軋轢や対立,コンフリクトについて見てみよう. . と思いフィールド調査に入ったのですが,そこで. . は,軋轢や対立がありながらも協力し合う関係を. . ⺰ᢥઙᢙ. . 求めているということが見えてきました。そして. . ઙᢙ. . それが, 「チーム医療」というキーワードとして語. . られているということがだんだん分かってきまし. . ᥲ. た。そこで,私自身の研究として, 「チーム医療」 を対象にしていこうと思った次第です。最初に社. スライド3. 会学について少し紹介したいと思います。 医療社会学には大きく分けてソシオロジー・イ. ソシオロジーというものは明確に分けられるもの. ン・メディスンとソシオロジー・オブ・メディス. ではなく,入り交じっているものであり,私の研. ンという2つの系譜があります(スライド1) 。. 究もより良い医療のために何らかの貢献をするこ. ソシオロジー・イン・メディスンは端的に言って,. とを目指しています。. 医療の内部に視点を取って医療に貢献する研究を 目指すものでして,公衆衛生などが代表的なもの. 「チーム医療」への期待の高まりと言及の例 . です。一方,ソシオロジー・オブ・メディスンは,. さて,近年の医療界においては, 「チーム医療」. 医療の外部に視点を取って医療を対象化し,クリ. に対して非常に高い期待が寄せられていると思い. ティカルな分析をするというものです。私の立場. ます(スライド2) 。例えば医療者向けの教科書. はどちらかと言うと下のソシオロジー・オブ・メ. では,目標とすべき医療の形態として「チーム医. ディスンのほうですが,これら2つのメディカル. 療」を推奨する記述がよく見かけられますし,病. 日本病院会雑誌. 2005 年 7 月号● 13(941). 日 本 病 院 学 会 シ ン ポ ジ ウ ム │ │ 病 院 に お け る チ ー ム 医 療 の 推 進.
(14) 院全体をあげて「チーム医療」に取り組もうとし. みたものです。90年代の半ばから「チーム医療」. ているところもあります。以前は主に看護師の. をテーマにした論文が増えていることがお分かり. 方々が「チーム医療」の必要性を主張なさってい. になると思います。そしてスライド4,今度は. ましたが,今日,医師や薬剤師やコメディカルと. 「チーム医療」と,医師・看護師・薬剤師などの職. いわれている方々などほぼすべての職種の方々が. 種を同じデータベースを使ってクロスさせて,職 種ごとの論文数を調べたものです。これを見ます. 「チーム医療」の必要性を主張しています。. 日 本 病 院 学 会. スライド3は, 『医学中央雑誌』というデータ. と,初期の90年代前半は主に看護師が論文を書い. ベースで, 「チーム医療」をキーワードに検索して. ていましたが,90年代後半から医師や薬剤師,栄 養士などのコメディカルと呼ばれてい る方々が「チーム医療」について多く. ⡯⒳⺰ᢥᢙ. の論文を書き始めていることが分かり ます。. ⡯⒳ߏߣߩ⺰ᢥઙᢙ. このように90年代半ばから「チーム. . ᬌᩏᛛᏧ1 62 6 ᩕ㙃჻ ⮎Ꮷ ⋴⼔ᇚ කᏧ. ઙᢙ. シ ン ポ ジ ウ ム │ │ 病 院 に お け る チ ー ム 医 療 の 推 進. . 医療」をテーマにした論文が増えてき たわけですが, 「チーム医療」という言 葉が使われ始めたのは,私が調べまし た限り,1970年代のことでした。 『看. . . . . . . . . . . . . . . . 護』や『病院』という雑誌でそれらは. . ᥲ㧔¸ᐕ㧕. 見つけることができました。スライド スライド4. 5はその用例です。 さらに70年代以前からも医療従事者. が連携することについての言及がありました(ス. 䇸䉼䊷䊛ක≮䇹↪. ライド6) 。主に50年代は「シンフォニー・オーケ • 1970ᐕઍ ⋴⼔ᇚ 䇸✚วක≮䉕䉄䈙䈜䉼䊷䊛䈱ᚑຬ⋧䈱᳃ਥ ⊛ද䇹. ストラ」というようなメタファーで,60年代には 「チームワーク」や「チーム診療」 ,そして70年代 以降「医療チーム」 「チーム医療」という呼び方に. • 1970ᐕઍ කᏧ 䇸ኾ㐷ൻ䈚䈩䈐䈢ᄙ䈒䈱⡯⒳䉕䉼䊷䊛䈫䈚䈩ද ജ䈘䈞䉎䇹. なった後,医療従事者の連携は「チーム医療」と いう言葉に収斂したという経過をたどっていると. スライド5. 述べることができます。スライド7は2000年度. ක≮ᓥ⠪䈱ㅪ៤䈱䊜䉺䊐䉜䊷. ක䈱୶ℂ✁㗔䊶ᵈ㉼. 䊶䋱䋹䋵䋰ᐕઍ 䇸䉲䊮䊐䉤䊆䊷䊶䉥䊷䉬䉴䊃䊤䇹. කᏧ⋧㑆䈱ᵹ䉇දജ䈱䈾䈎䈮䇮කᏧ䈫 ⋴⼔ᇚ䉕䈲䈛䉄䈫䈜䉎ฦ⒳ක≮㑐ଥ⡯䈫䈱㑆 䈱දജ䈏ᓥ᧪䈮䉅䉁䈚䈩㊀ⷐ䈪䈅䉍䇮䈇䉒䉉䉎 䉼䊷䊛ක≮䈱㊀ⷐᕈ䈏ᒝ⺞䈘䉏䉎䇯. 䊶1960ᐕઍ 䇸䉼䊷䊛䊪䊷䉪䇹 䇸䉼䊷䊛䉝䊒䊨䊷䉼䇹 䇸䉼䊷䊛⸻≮䇹 䇸⚵❱ක≮䇹. 䋨ᣣᧄකᏧળળຬ䈱୶ℂะ䈮㑐䈜䉎ᬌ⸛ᆔ ຬ䋺ක䈱୶ℂ✁㗔ᵈ㉼䋬䋲䋰䋰䋰䋩. 䊶1970ᐕઍ 䇸ක≮䉼䊷䊛䇹 䇸䉼䊷䊛ක≮䇹. スライド6. 14(942)● 2005 年 7 月号. 日本病院会雑誌. スライド7.
(15) に出された日本医師会の「医の倫理綱領・注釈」. 䊐䉞䊷䊦䊄䊉䊷䊃䈎䉌䋨䋱䋩. ですが,このなかでも「チーム医療」という言葉 が使われ,用語として一定の地位を確立してきた. 䇸䉼䊷䊛ක≮䋿 䉇䈦䈩䉁䈜䉋䇯∛㒮䈫㆑䈉䈎䉌䇯 䈇䉐䉖䈭⡯⒳䈱ੱ䈏৻✜䈮䉇䈦䈩䉁䈜䉋䇯䈠䉏 䈪䈭䈇䈫䉇䈦䈩䈇䈔䉁䈞䉖䉋䇹. ことが分かってきました。 「チーム医療」に対する曖昧さや疑問を超えて . 䋨⸰⋴⼔䉴䊁䊷䉲䊢䊮䊶⋴⼔Ꮷ䋩. このように医療界において極めて重要な概念で, スライド8. だれもが口にする概念になりながら,一方で 「チーム医療」は難しいという声も出ています。. 䊐䉞䊷䊦䊄䊉䊷䊃䈎䉌䋨2䋩. それはなぜか。いったい「チーム医療」とはどの ようなものなのだろうか,そういう疑問がわいて. 䇸䉼䊷䊛ක≮䈦䈩䈇䈦䈩䉅䈰䇮䉁䈣䉁䈣䉡䉼䈭 䉖䈎ᐜ⒩䈭Ბ㓏䈣䈎䉌䈰䈋䇯䇹. まいります。例えば私はいくつかの病院や診療所, 訪問看護ステーションなどで実地ヒアリング調査. 䋨✚ว∛㒮䊶ౝ⑼කᏧ䋩. をしましたが,スライド8のような声がありまし た。これはある訪問看護ステーションの看護師の. スライド9. 声です。スライド9の「チーム医療といっても, 幼稚な段階だから」というのはある総合病院の内. 䊐䉞䊷䊦䊄䊉䊷䊃䈎䉌䋨3䋩. 科医師の言葉です。スライド1 0は,ある総合病院 䇸䉂䉖䈭䉼䊷䊛ක≮䇮䈦䈩䈇䈇䉁䈜䈔䈬䈰䇯 䉼䊷䊛ක≮䈫䈇䈉䈱䈲䇮ක⠪䉇⋴⼔ᇚ䇮䈠䈱䈾 䈎䈇䉐䈇䉐䈭ੱ䈢䈤䈏䈮䈒䈫䈇䈉䈖䈫䈪䈚䉊䇯 䈪䉅䈬䈉䈩䉅䈠䈉䈛䉆䈭䈇䇯ᧄᒰ䈱䉼䊷䊛ක≮ 䈫䈇䈉䈱䈫䈲㆑䈉䇹. の社会福祉士の言葉ですけれども, 「みんなチー ム医療と言いますが,本当のチーム医療というの とは違う」ということが言われていました。 このような声からは, 「チーム医療でなくては. 䋨✚ว∛㒮䊶␠ળ჻䋩. 病院はやっていけないものなのか」 , 「成熟した チーム医療というのはあるのだろうか」 ,それか. スライド10. ら「本当のチーム医療とそうでないチーム医療が あるのだろうか」といった疑問がわいてきます。. ␠ળቇ⊛䉝䊒䊨䊷䉼䈱ᗧ⟵. そこで「チーム医療」をテーマとして考えていく 意義があると思うようになりました。 社会学のアプローチというのは,現実を成り立 たしめているものは理論家の観念や理論というも のだけではなく,現実の人々が日常生活で現実と して知っているところのものと考えて,人々の現 実,すなわちリアリティに分け入っていこうとす. • ႐䈮䈍䈇䈩䈏䇸䉼䊷䊛ක≮䇹䈫⠨䈋䉌䉏䈩䈇䉎 䈎ಽ䈎䉎䇯 • 䈅䈇䉁䈇䈪ᄙ᭽䈭ᝒ䈋ᣇ䉕䈘䉏䈩䈇䉎䇸䉼䊷䊛ක ≮䇹䈏ᢛℂ䈪䈐䉎䇯 • 䇸䉼䊷䊛ක≮䇹䉕࿎㔍䈪䈅䉎䈏㊀ⷐ䈫⠨䈋䉎ක≮ ᓥ⠪䈮䇮ታ䈱䈢䉄䈱ᚻ䈏䈎䉍䉕ឭଏ䈪䈐䉎䇯. るものです。そこで「チーム医療」をテーマ化し,. スライド11. 医療従事者は日々の医療活動において「チーム医 療」として認識・実践しているものを明らかにす るというような目的を立てました。こうした社会 学のアプローチの意義がスライド1 1に書かれたよ うなものであると考えられます。. 「チーム医療」の4つの要素 病院や診療所などでのヒアリングや参与観察, 「チーム医療」について書かれた論文などを元に, 現場の人々が「チーム医療」という言葉でどのよ. 日本病院会雑誌. 2005 年 7 月号● 15(943). 日 本 病 院 学 会 シ ン ポ ジ ウ ム │ │ 病 院 に お け る チ ー ム 医 療 の 推 進.
(16) うな意味内容を表そうとしているのか,いわゆる. メンバーとして複数の職種が存在しているという. 志向性といったものに注目して調査・分析をしま. ことを表そうとするものです。その際「チーム医. した。その結果, 「チーム医療」と言ったときに,. 療」とは,チームのメンバーとして必要な職種が. その意味内容として4つの要素に分けられること. 病院に公式に雇用されていること,と解されます。. が分かりました。スライド1 2に書いてありますよ. 最後に「協働志向」ですが,これは単に複数の. うに「専門性志向」 「患者志向」 「職種構成志向」. 職種が専門的な仕事を分担するということだけで. 「協働志向」です。 日 本 病 院 学 会 シ ン ポ ジ ウ ム │ │ 病 院 に お け る チ ー ム 医 療 の 推 進. はなくて,互いに協力していくという意味を表そ. まず「専門性志向」ですが,それぞれの職種の. うとすることです。協業や協働という言葉で端的. 持つ専門性が重要な意味を持つことを表そうとし. に表されます。その際に「チーム医療」とは,複. ているものです。そのとき「チーム医療」とは,. 数の職種が対等な立場で互いに尊敬し合い,協力. 医療や看護が高度化し専門分化するなかで医療従. して業務を行うこと,と解されます。. 事者が高度で専門的な知識と技術を持ち,自らの 専門分野で専門性を発揮していくこと,と解され. 4要素の関係性と「チーム医療」の理念と現実. ます。. このように分けられた4つの概念,要素を分析. 次に「患者志向」ですが,医療では医療従事者. してみますと,互いに緊張関係にあることも分か. ではなく患者が中心になることを表そうとしてい. ってきました(スライド13) 。. るものです。この場合の「チーム医療」とは,医. 「専門性志向」と「患者志向」に関してですが. 療従事者の都合よりも患者の問題解決を最優先に. (スライド14) , 「専門性志向」は専門家の知識や技. 考えることであり,また医療上の意思決定では患. 術を活かしたいという志向性でありますが,それ. 者の意見が尊重されること,と解されます。. が必ずしも患者の利益になっているかどうか疑. 「職種構成志向」と名づけたものでは,チームの. わしいという場合があります。それから,患者の. 䇸䉼䊷䊛ක≮䇹䈱4䈧䈱ⷐ⚛. ኾ㐷ᕈᔒะ vs. ᖚ⠪ᔒะ. ኾ㐷ᕈᔒะ. ⡯⒳᭴ᚑᔒะ. ᖚ⠪ᔒะ. දᔒะ. ኾ㐷ኅ䈫䈚䈩䈱⍮⼂ 䉇ᛛⴚ䉕ᵴ䈎䈚䈢䈇. ᖚ⠪䈱ⷐ᳞䋨㪻㪼㫄㪸㫅㪻㫊䋩. スライド1 2. ✕ᒛ㑐ଥ VS.. ᖚ⠪ᔒะ. ⡯⒳᭴ᚑᔒะ VS.. දᔒะ. スライド1 3. 16(944)● 2005 年 7 月号. ᖚ⠪䈱ᔅⷐ䋨㫅㪼㪼㪻㫊䋩. スライド14. ⡯⒳᭴ᚑᔒะ vs. දᔒะ. 4䈧䈱ⷐ⚛䈱㑐ଥᕈ䋨䋱䋩. ኾ㐷ᕈᔒะ. ᖚ⠪䈱⋉䈮䈭䈦䈩䈇䉎䈎. 日本病院会雑誌. ᱜᑼ䈭㓹↪ ⸻≮ႎ㈽. දജ䈚䈩ᬺോ䉕ⴕ䈉. 䊯䉤䊤䊮䊁䉞䉝䈪දജ. ද䈱ᱜᒰ䈭⹏ଔ. スライド15.
(17) 側の要求(demands)が必要(needs)の範囲を 超えてしまうことが指摘されます。. が現実のものとして感じ取り,実践している 「チーム医療」があるのではないかと思います(ス. また, 「職種構成志向」と「協働志向」との関係 におきましては(スライド1 5) ,病院に公式に雇用 されて診療報酬で点数がつくとしても互いに対等. ライド19) 。 「チーム医療」に大事な知識・情報の共有化 . な関係で協力して業務を行うようにはなっていな. 社会学において医療従事者同士の協働は,例え. いということもあります。逆に,協力して業務を. ば「知識に基づいた討議によってなされる仕事」. 行っていたとしても診療報酬で評価されていなか. であるとか, 「合議制アソシエーション」などと定. ったり,公式な雇用の業務範囲のなかで行うので. 義されます(スライド20) 。そこでは,討議や合議. はなく,ボランティア的な精神,自己犠牲的な精. というものが決定的に重要なものとして挙げられ. 神で行っているという面も指摘されています。. ています。その際に重要なのは知識です。情報と. もちろん4つの要素の関係性がすべて成り立つ. 置き換えてもよいものだと思います。情報学の金. という相補的な関係になることもあります(スラ イド1 6・1 7・1 8) 。専門性が発揮されることで患 者の必要性が満たされたり,また,必要な職種が. ⡯⒳᭴ᚑᔒะ and දᔒะ. 病院などで公式に雇用されて対等な立場になる協 働が可能になったりする場合などです。 そしてすべての要素が最大値を取っているとこ. ᔅⷐ䈭⡯⒳䈏∛㒮╬ 䈮㓹↪䈘䉏䈩䈇䉎䈖䈫. 䋽. ද䈪䈐䉎᧦ઙ. ද䈪䈐䈭䈇. 䋽. 䈠䈱⡯⒳䈱ሽᗧ⟵䈏 䉒䉏䉎. ろに「チーム医療」の理想型があることが分かっ てきました。そしてその理想型に向かうベクトル 上のどこかの地点にそれぞれの医療従事者の方々. スライド18. ᒰ⠪䈮䈫䈦䈩䈱䇸䉼䊷䊛ක≮䇹. 4䈧䈱ⷐ⚛䈱㑐ଥᕈ. ✕ᒛ㑐ଥ䈮䈅䉍䈧䈧⋧⊛㑐ଥ䈮䈅䉎 ℂᗐ䈫䈚䈩䈱䇸䉼䊷䊛ක≮䇹䈫 ታ䈱䇸䉼䊷䊛ක≮䇹. ⋧⊛㑐ଥ䈻 ኾ㐷ᕈᔒะ and ᖚ⠪ᔒะ. ℂᗐ䈻ะ䈎䈉䊔䉪䊃䊦䈱䈬䈖䈎䈱 ὐ䈮䈅䉎ታ. ⡯⒳᭴ᚑᔒะ and දᔒะ. スライド1 6. スライド19. 䇸䉼䊷䊛ක≮䇹䈱⺰ℂ. ኾ㐷ᕈᔒะ and ᖚ⠪ᔒะ ኾ㐷ᕈ䈏⊒ើ䈘䉏䉎 䈖䈫. 䋽. ᖚ⠪䈱ᔅⷐ䈏ల⿷䈘䉏䉎. ⍮⼂䈮ၮ䈨䈇䈢⸛⼏䈮䉋䈦䈩䈭䈘䉏䉎 䋨䉝䊮䊶䉥䊏䊷䋩. ኾ㐷ᕈ䈏ૐ䈇. 䋽. ᖚ⠪䈱ᔅⷐ䈏ల⿷䈘䉏䈭䈇. ว⼏䉝䉸䉲䉣䊷䉲䊢䊮 䋨䉺䊦䉮䉾䊃䊶䊌䊷䉸䊮䉵䋩. スライド1 7. 日本病院会雑誌. スライド20. 2005 年 7 月号● 17(945). 日 本 病 院 学 会 シ ン ポ ジ ウ ム │ │ 病 院 に お け る チ ー ム 医 療 の 推 進.
(18) 日 本 病 院 学 会 シ ン ポ ジ ウ ム │ │ 病 院 に お け る チ ー ム 医 療 の 推 進. 子郁容氏は,情報を公式的な「上層の情報」と現. ます。 「治療計画の統一」化として,例えばクリテ. 場でそのときその場で生まれてくる「現場情報」. ィカルパス,クリニカルパス,あるいは単にパス. に分類しました(スライド2 1) 。医療従事者同士. と呼ばれているものが挙げられます。. の協働においては特に後者の「現場情報」の重要. さらに情報と知識を共有化するインフォーマル. さが指摘されているのではないでしょうか。しか. な方法として(スライド24) , 「他者を知る」 , 「他. しながら,知識や情報といったものは,医療現場. 職種を知る」という実践がなされていきます。そ. において職種が異なったり伝達する時間や方法が. れは,例えば他職種とのフォーマル/インフォー. 限られていたりといったさまざまな理由から共有. マルな対話,それは例えば挨拶のようにコミュニ. 化されないことがしばしばあることが指摘されて. ケーションとしては初歩的とされているようなも. います(スライド2 2) 。とはいえ,そこで知識や情. のも含まれます。それから他職種によって書かれ. 報を流通させて共有化させるという取り組みも実. た論文・文章などを読むことも1つのインフォー. 際になされています。フォーマルな取り組みとし. マルな方法として挙げられると思います。. ていくつか挙げさせていただきました(スライド. そして,さらに「他者を知る」ときに,他職種. 23) 。患者カルテのような「記録物の統一」 ,それ. だけでなく患者を知るということも重要になって. から「記録の形式の統一」 ,これはSOAP形式など. きていると思います。それは病者に耳を傾けるこ. が代表的なものです。それから「他職種との対. とや,病者の書いた闘病記などを読むこと,それ. 話」 ,これは合同カンファレンスや評価会議など. から近年,非常に多様な活動をしている患者会や. 職場によっていろいろな言い方があると思います. 障害者運動の動向などに目を向けてみることも1. が,他職種との対話が実践されていることがあり. つの例かと思います。. ⍮⼂䈫ᖱႎ䈱ᵹㅢ䈫ൻ䈱ផㅴ. 䇸ጀ䈱ᖱႎ䇹䈫䇸႐ᖱႎ䇹. 䋺䊐䉤䊷䊙䊦䈭ข䉍⚵䉂 䇸ጀ䈱ᖱႎ䇹 ᑼ⊛䈭䇮ጀㇱ䈣䈔䈏ᜬ䈧ᖱႎ. ක≮႐䈱ታ〣 ⸥㍳‛䈱⛔৻䋨䋱ᖚ⠪䋱䉦䊦䊁䇮㔚ሶ䉦䊦䊁䋩 ⸥㍳䈱ᒻᑼ䈱⛔৻䋨SOAPᒻᑼ䋩 ઁ⡯⒳䈫䈱ኻ䋨วห䉦䊮䊐䉜䊧䊮䉴䋩 ᴦ≮⸘↹䈱⛔৻䋨䉪䊥䊁䉞䉦䊦䊌䉴䋩. 䇸႐ᖱႎ䇹 ႐䈪䇮䈠䈱䈫䈐䇮䈠䈱႐䈪↢䉁䉏䈩䈒 䉎ᖱႎ. スライド2 1. ઁ⠪䉕⍮䉎䋺䉟䊮䊐䉤䊷䊙䊦䈭ᣇᴺ. ⍮⼂䈫ᖱႎ䈱ᢿ⛘. ઁ⡯⒳䉕⍮䉎 䊶 ઁ⡯⒳䈫䈱ኻ䋨䊐䉤䊷䊙䊦䋯䉟䊮䊐䉤䊷䊙 䊦䋩 䊶 ઁ⡯⒳䈮䉋䈦䈩ᦠ䈎䉏䈢⺰ᢥ䊶ᢥ┨䉕⺒䉃. • ක≮ᓥ⠪ ኾ㐷↪⺆ ⇛⺆ 㓝⺆䋨䉳䊞䊷䉯䊮䋩. ᖚ⠪䉕⍮䉎 䊶 ∛⠪䈮䉋䉎⺆䉍䈮⡊䉕䈔䉎 䊶 㑵∛⸥䉕⺒䉃 䊶 ᖚ⠪ળ䉇㓚ኂ⠪ㆇേ䈭䈬䈱േะ䈮⋡䉕ะ 䈔䈩䉂䉎. • ᖚ⠪䊶ኅᣖ ኾ㐷⡯䈱೨䈪䈱⪜❗ 䈍છ䈞ක≮. スライド2 2. 18(946)● 2005 年 7 月号. スライド23. 日本病院会雑誌. スライド24.
(19) 「チーム医療」推進に重要なのはまず対話 今まで駆け足で見てきましたが, 「チーム医療 の推進」のために何が重要なのかということにつ いて分析内容を元に一言申しあげたいと思います。 これまで見てきたように, 「チーム医療」の概念は. 䈍䉒䉍䈮 • ක≮ᓥ⠪ห჻䈱㑆䇮ක≮ᓥ⠪䈫ᖚ⠪䉇ኅ ᣖ䈫䈱㑆䈮䇮䉵䊧䈲ᒰὼ䈅䉎 • 䉵䊧䉕ኻ䈮䉋䈦䈩ၒ䉄䉎䈖䈫䈪䇮䊔䉺䊷䈭ቯ 䈏น⢻䈮䈭䉎. それを語る人によってさまざまな意味内容を持つ 䇸䉮䊚䊠䊆䉬䊷䉲䊢䊮⊛วℂᕈ䇹 䋨䊡䊦䉭䊮䊶䊊䊋䊙䉴䋩. わけですが,そもそも人はそれぞれの個別性,多 様性を持つ存在なので,人と人とが出会うとき,. スライド25. 分からないということが当然出てくると考えられ ます。そこではズレがあること,同じ対象につい ても認識においてズレがあるのは当然のことです。. 生であり,しかも地域の医療について視野を広げ. このズレがあることを認識して擦り合わせること,. て病院医療を考えられている方であると思いまし. それは対話,すなわちコミュニケーションによっ. た。デンマークにおけるチーム医療の研修にも参. てのみ可能になりますが,そのことによってより. 加されておられます。先生どうぞよろしくお願い. 良い関係が築け,より良い医療になっていくので. します。. はないかと思います。それを社会学では「コミュ ニケーション的合理性」と呼んでいます(スライ ド2 5) 。今回の「 『チーム医療』の理念と現実」が, 「チーム医療」について対話をするときの1つの ヒントになることを願って私の発表を終わりにさ せていただきます。ご清聴ありがとうございまし た。 座長 細田先生,どうもありがとうございまし た。実は先生には,米国に赴任されるのをこのシ ンポジウムのために明後日に延ばしていただいた という経緯がございます。日本と米国の間を往来 されると思いますが,どうぞ今後とも社会学にお いて, 「チーム医療」の件についてますます私ども に教えていただきたいと思います。先生への質問 は先ほども申しあげましたようにあとでまとめて お願いします。 それでは次に,吉澤徹先生にお願いします。長 野県茅野市にある諏訪中央病院の内科医長をされ ておられます。先生にシンポジストをお願いした のは,医歯薬出版から出されました『チーム医療 論』という書籍を読みまして,まさに先生は医師 としてチーム医療の実践者だと深く感じたわけで す。医師としてチーム医療を実践しておられる先. 日本病院会雑誌. 2005 年 7 月号● 19(947). 日 本 病 院 学 会 シ ン ポ ジ ウ ム │ │ 病 院 に お け る チ ー ム 医 療 の 推 進.
(20) ②地域医療におけるチーム医療 吉澤 徹. 伴い,疾病構造が感染症から脳卒中,がん,心臓 病へと変化したことで,医療現場の様相は変わり ました。医師が診断,治療,リハビリテーション などの診療機能を発揮するためには,専門職であ るコメディカルの協力が不可欠となりました。生. 日 本 病 院 学 会 シ ン ポ ジ ウ ム │ │ 病 院 に お け る チ ー ム 医 療 の 推 進. 益田先生,ご紹介ありがとうございました。私. 活習慣の変容から,複数の慢性疾患をかかえる患. は現在,内科医として一般内科,療養型病床,在. 者さんも増加しており,重い障害を持つ高齢者や,. 宅医療に従事し,介護老人保健施設,福祉施設で. 治癒する見込みのないがん患者さんも大勢おられ. の診療も行っております。本日は,私が普段,臨. ます。特に高齢者は疾病のほかにも,介護や経済,. 床の現場で考えていること,私たちの病院が目指. さらに家族関係など複雑かつ深刻な問題が多く,. しているチーム医療などについてお話しします。. その解決には1人の医師の能力と時間をはるかに. 医療・生活環境の変容がチーム医療を促す 医療・福祉の現場では,医師,看護師をはじめ 数多くのスタッフが毎日,昼夜を問わず精一杯努. 超えるものがあります。そこで多くの専門職種が 協力し合うチーム医療という概念が生まれました。 チーム医療の目標・あり方・チーム形成は . 力をしております。ですが,医療サービスに不満. チーム医療を必要とする現場は,急性心筋梗塞. を持つ患者さんや家族は決して少なくはありませ. や外傷などの救急医療の現場や,脳卒中のリハビ. ん。マスコミでは毎日のように医療ミスや医療過. リテーション,がんに対する緩和ケア,寝たきり. 誤のニュースが報じられていて,医学・医療の進. の高齢者の在宅医療など数多くあり,現代の医療,. 歩とは裏腹に,国民の医療に対する不信感は深刻. ことに病院医療や在宅高齢者医療では,チームな. です。このようなジレンマのなかで失望し疲弊す. しでは成立しないといっても過言ではありません。. る医療スタッフが少なくありません。その原因は. そこでは患者さんが主人公であって,チーム医療. 何でしょうか。. の目標は患者さんとその家族の幸せです。. おそらくたくさんの原因・要因があると思いま. (スライド2)チーム医療では,どんな治療を受. すが,1つには医療におけるチームワークが機能. けたいか,どこで治療やケアを受けたいかといっ. していないことにあると思います。. た,患者さんがその人らしく生きるためのニーズ. (スライド1)かつて治療主体が感染症であっ. を最優先することが基本です。そして例えば,認. た時代では医学的管理が占める比重が高かったこ. 知症があるけれども自宅で1人で暮らしたいとい. とから,医療の現場では医師が常にその中心的役. ったおばあちゃんの医療的な問題を解決するため. 割を担ってきました。しかし近年,医学の進歩に. に専門家が集まり,知恵を絞り,それぞれの立場. ઍ䈱ක≮⁁ᴫ䈱ᄌኈ. 䉼䊷䊛ක≮䈱䈅䉍ᣇ. ᕆᕈ∔ᖚ䋨ᗵᨴ∝䋩䈎䉌ᘟᕈ∔ᖚ䋨↢ᵴ ⠌ᘠ∛䊶䈏䉖䋩䈻∔∛᭴ㅧ䈏ᄌൻ 䃂 㜞㦂␠ળ 䃂 㒮ක≮䈎䉌ᄖ᧪⸻≮䈻 䃂 ቛක≮䈱䊆䊷䉵䈱ᄢ 䃂 ஜᐽᢎ⢒䇮੍㒐කቇ䈱㊀ⷐᕈ 䃂 ᖚ⠪㿽කᏧ㑐ଥ䈱ᄌ⽩ 䃂. スライド1. 20(948)● 2005 年 7 月号. 日本病院会雑誌. 䃂. ᖚ⠪䈱䊆䊷䉵䉕ఝవ䈘䈞䈩. 䃂. 䈠䉏䈮ᔕ䈋䈩䇮ᔅⷐ䈭⡯⒳䈎䉌✬ᚑ 䈘䉏䈢䉼䊷䊛䈮䉋䉎ක≮䉰䊷䊎䉴䈱 ឭଏ. スライド2.
(21) で協力し合うこと,それがチーム医療の原点です。. 䉼䊷䊛ᒻᚑ. それではチーム形成をする場合にはどのような 配慮が必要でしょうか。スライド3は岡本先生の. いはチームリーダーを決定します。④患者さんか. 㽲 ᖚ⠪䉕ਛᔃ䈮ᝪ䈋䈢ක≮䉼䊷䊛䈨䈒䉍 㽳 䉼䊷䊛ᚑຬ䈱ᓎഀ䈫⡯⽿䉕⏕䈜䉎 㽴 䉼䊷䊛ౝ䈱ක≮ᓥ⠪㑆䈱䉮䊷䊂䉞䊈䊷䉺䊷 䋨䉼䊷䊛䊥䊷䉻䊷䋩䉕ቯ䈜䉎 㽵 䉼䊷䊛ᚑຬ䈲ઁ⡯⒳䈱ኾ㐷↪⺆䈮♖ㅢ䈚䇮 ᓧ䈢ᖱႎ䉕ઁ䈱䊜䊮䊋䊷䈫䈜䉎 㽶 䈍䈇䈏ኻ╬䈭㑐ଥ䈮䈅䉎䈼䈐䈖䈫䉕䇮ᖚ⠪ ᧄੱ䉕䉄䈢ᚑຬ䈜䈼䈩䈏⥄ⷡ䈜䉎. らの要望も含めて知り得た医療情報をほかのメン. 䋨䇸䉼䊷䊛ක≮⺰䇹ጟᧄ⃨ઍ ৻ㇱᡷᄌ䋩. 論文からの引用です。①チームの中心には必ず患 者さんがいて,②チームの構成メンバーとメン バーの専門領域や業務内容についてみんなが互い に理解します。③チームのコーディネーターある. バーと共有します。このためにはカルテの一本化. スライド3. と共通言語がどうしても必要となります。最後に, ⑤チームのメンバーがお互いに対等な関係にある. ᖚ⠪䉕ਛᔃ䈫䈚䈢 䉼䊷䊛ක≮. べきことを全員が自覚します。ピラミッド型では なく,水平型のネットワークです。. 䉟䊮䊐䉤䊷䊛䊄䊶䉮䊮䉶䊮䊃 䉦䊦䊁㐿␜ 䃂 䉶䉦䊮䊄䊶䉥䊏䊆䉥䊮 䃂 䉪䊥䊆䉦䊦䊶䊌䉴 䃂 ᖚ⠪䈱ਥᕈ䈏⼂ 䃂. 患者を中心としたチーム医療とは . 䃂. (スライド4)患者さんを中心とした医療をも う少し具体的に述べますと,患者さんが十分に理 解するまで説明を行い,理解したうえで患者さん. スライド4. の意思のもとに治療方針が決定されるべきです。 その際,インフォームド・コンセントの内容を チームメンバー全員が周知することがルールです。. 䉼䊷䊛ක≮ᢎ⢒䈱ታ㓙. 特に,がんや難病,高齢者のターミナルケアとい 㽲 㽳 㽴 㽵. った,きめこまかな配慮が必要な場合には重要で す。インフォームド・コンセントというと,とか く病気の説明だけが重視されがちですが,例えば,. ᖚ⠪䈫䈱䉮䊚䊠䊆䉬䊷䉲䊢䊮䈱䈫䉍ᣇ ක≮⡯㑆䈱ㅢ⸒⺆ ല䈭䉦䊮䊐䉜䊧䊮䉴䈱䈅䉍ᣇ ㅢ⾗Ḯ䈫䈚䈩䈱⸻≮㍳⸥タ䈱ᣇᴺ. がん告知が行われた患者さんの悲しみや家族の動 スライド5. 転に対して,多くの職種が協力し合って支えると いった配慮まで行えるチームづくりを目指すこと. チーム医療教育とは,第1に専門的な医療面接ば. が本当の患者指向性(patient oriented)である. かりでなく,人と人とが互いに理解し合い,信頼. といえます。. し合うための方法がスタートになります。次に,. セカンド・オピニオンは患者さんの持つ大切な. 医療現場では,専門領域が異なると使用している. 権利ですが,これも医師ばかりでなくメンバー全. 用語が全く理解できなかったり,仮にメンバー同. 員が認識することがポイントです。クリニカルパ. 士が同じ言葉を用いていてもそれぞれの意図する. スがありますと,患者さんは自分に行われている. ところが大きく異なってしまったりすることがよ. 医療行為をより理解しやすくなります。パスは情. くあります。ほかの専門職種の技術を理解し,医. 報の共有や,医療チームの平等化にも役立ちます。. 療やリハビリ,ケアなどに関する言葉を理解・習. チーム医療教育に必要なこと 基本となるのは学生教育です。 (スライド5). 得することも必要です。問題指向型システム,い わゆるPOSに沿った診療録の記載法をマスター することも必須です。. 日本病院会雑誌. 2005 年 7 月号● 21(949). 日 本 病 院 学 会 シ ン ポ ジ ウ ム │ │ 病 院 に お け る チ ー ム 医 療 の 推 進.
(22) 日 本 病 院 学 会 シ ン ポ ジ ウ ム │ │ 病 院 に お け る チ ー ム 医 療 の 推 進. 残念ながらこのような系統的な教育がこれまで. 期医療においては常に医師がリーダーにふさわし. 日本の大学医学部ではほとんど行われていません. いとは限りません。例えば,医師の往診が障害を. でした。しかし,昨今このような教育を取り入れ. 持った高齢者の生活を支えているわけではなく,. る医学部が徐々にではありますが増えつつありま. 在宅医療・療養においては,数多くあるサービス. す。それと全く同じ教育が,看護師やほかのコメ. の一部にすぎません。医師自身がチームにおける. ディカルにも等しく行われる必要があります。そ. 自らの役割を冷静に認識して,チームが最大の効. してこのような横断的な教育を通して,医療職相. 果を生み出す,そういった立場に医師は気づくべ. 互間の信頼関係が養われます。. きです。教育を通じて,医師の意識変革が行われ. チームリーダーにはだれがふさわしいのか (スライド6)円滑にチーム医療を進めるため. ることが切に望まれます。 チーム医療の本質 . にはコーディネーターやリーダーが不可欠です。. (スライド8)本来,医療は共同作業であるべき. 急性期医療,リハビリテーション,在宅医療,外. です。しかしながら歴史のなかで一方的な医療が. 来診療などの各局面において,医療・福祉にかか. これまでに数々の問題を引き起こしてきました。. わるさまざまな職種のなかからその現場で最もふ. 医療者は,必要な情報を患者さんに伝え,患者さ. さわしい職種がリーダーを務めるべきです。その. んも自分の病気のことを理解して,患者さんと専. 際には,患者さんの病状や環境に応じて,あたか. 門家が問題解決のために協力し合うプロセス,そ. も車のギア・チェンジを行うように次々とリー. れがチーム医療の本質です。. ダーが交代していくという柔軟性が望まれます。. (スライド9)この共同作業の経過のなかで,. (スライド7)医師は,医療・福祉チーム内でと. チーム内に相互の信頼が育まれます。チーム医療. かくリーダー視されがちなのですが,ことに慢性. にはこれさえやれば大丈夫,といったマニュアル. 䈣䉏䈏䉼䊷䊛䊥䊷䉻䊷䈮 䈸䈘䉒䈚䈇䈱䈎䋨䋱䋩. 䉼䊷䊛ක≮䈱ᧄ⾰䋨䋱䋩. 䃂. ฦ∛ᦼ䇮ዪ㕙䈪䇮㗴⸃䈮ᦨ䉅⋧ᔕ䈚䈇 䉼䊷䊛䊥䊷䉻䊷䉕ഃ䉍䈜. 㽲 ක≮䈲หᬺ. 䃂. 䈅䈢䈎䉅ゞ䈱䉩䉝䊶䉼䉢䊮䉳䉕ⴕ䈉䉋䈉䈮 ᰴ䇱䈫䉼䊷䊛䈱䊥䊷䉻䊷䈏ઍ䈚䈩䈇䈒ᨵ エᕈ䈏ᦸ䉁䉏䉎. 㽳 䈠䉏䈲䋬࿖᳃䊶ᖚ⠪䈫ක≮⠪䈱หᬺ. スライド6. 䈣䉏䈏䉼䊷䊛䊥䊷䉻䊷䈮 䈸䈘䉒䈚䈇䈱䈎䋨䋲䋩 䃂. ᚑຬ⊝䈏䈠䈱ᨵエᕈ䉕ℂ⸃䈜䉎䈖䈫䈏ᄢಾ. 䃂. 䈠䈱䈢䉄䈮䈲ᢎ⢒䈏ᔅⷐ 䈭䈎䈪䉅කᏧ䈻䈱ᢎ⢒䈏㎛䈫䈭䉎. 䉼䊷䊛ක≮䈱ᧄ⾰䋨䋲䋩 䇸䉼䊷䊛ක≮䈫䈇䈉⺰ℂ䇹䈏䈅䈦䈩䇮 䈠䉏䉕ᔘታ䈮ㆀⴕ䈜䉎䈫䈇䈉䉋䉍䉅䇮 ᖚ⠪䉇ኅᣖ䈏ᦸ䉃䉅䈱䉕ℂ⸃䈚䈩䈇䈒 䈢䉄䈮䇮ᄙ⡯⒳䈱ኾ㐷ኅ䈏දജ䈜䉎. スライド7. 22(950)● 2005 年 7 月号. スライド8. 日本病院会雑誌. スライド9.
(23) は存在しません。ある完成されたお手本があって, それを忠実に遂行するものではなく,患者さんや. 䉲䉴䊁䊛䈫䈚䈩䈱䉼䊷䊛ක≮ᢎ⢒. 家族が望むものは非常に変わりやすく不安定なも のではあるのですけれども,そういったものに応. 䃂. ฦ∛㒮䈱⥄ഥദജ⊛䈭ᢎ⢒䈪䈲㒢⇇䈏䈅䉎. 䃂. 䊥䉴䉪䊙䊈䊷䉳䊜䊮䊃䉇ᖚ⠪䉰䊷䊎䉴䇮䈅䉎䈇䈲 ක≮䈱ᮡḰൻ䈱䈢䉄䈮䉅䉼䊷䊛ක≮ᢎ⢒䈏ⴕ 䊧䊔䊦䈪䉲䉴䊁䊛ൻ䈘䉏䉎䈖䈫䈏ᕆോ. えていくために,多くの専門職種が常にメンバー や形態を変えながら協力するというように,応用 力を要求される高度な医療といえます。 これまで述べてきたように,このような認識が. スライド10. 広く医療の現場に浸透することで,日本の医療の 信頼回復につながると思います。このための戦略. ၞၮᐙ∛㒮䈪ᦸ䉁䉏䉎 ✚ว⸻≮ක. が,先にも述べた学生教育と職員教育です。 (スライド1 0)ここで大切なことは,教育やチー ム医療への取り組みは医療者個人や病院の努力に. 㽲 ᐢ䈇ౝ⑼⸻ᢿ⢻ജ䉕䈜䉎 㽳 ක≮䊶ஜ䊶䉕൮䈚䈩ታ〣ᜰዉ䈚䇮ⴕ䈫 ㅪ៤䈚䈩ක≮⾗Ḯ䉕ല䈮 ᵴ↪䈜䉎⺞ᢛ ⢻ജ䉕ᜬ䈧䍀✚วౝ⑼ක䍁 㽴 㵰․ቯ䈱⤳ེ䈱ኾ㐷ኅ㵱䈪䈲䈭䈇 㵰൮⊛ක≮䈱ኾ㐷ኅ㵱. 頼るのではなく,社会システムの一環と捉えるこ とです。今後はこのような医療・福祉チームを育 て,維持するシステムづくりが行政の重要課題と なるべきです。. スライド11. 諏訪中央病院が取り組むチーム医療の具現化 次に,病院内のシステムに少し言及したいと思. ❬䈕䉎㩿䈧䈭䈕䉎䋩ක≮. います。 (スライド1 1)総合診療とは,患者さんの価値観,. 㽲 㽳 㽴 㽵 㽶. ✚วౝ⑼ක䈫ኾ㐷ක ౝ⑼䈫ઁ⸻≮⑼ ᕆᕈᦼᴦ≮䈫ᘟᕈᦼ䊶䊥䊊䊎䊥䊁䊷䉲䊢䊮 ∛㒮䈫ቛ ∛㒮䈫ᣉ⸳䋨⼔⠧ੱஜᣉ⸳䇮ᣉ⸳䋩 ฦ⡯⒳㑆䋨⋴⼔ㇱ䇮䊥䊊䊎䊥䊁䊷䉲䊢䊮⑼䇮ක≮ ⼔⋧⺣ቶ䇮ᩕ㙃⑼䇮⸰⋴⼔䉴䊁䊷䉲䊢䊮䋩 㽷 ੍㒐කቇ 䊄䉾䉪䊶ஜ⸻ᓟ䈱⛮⛯⊛▤ℂ 㽸 ∛㒮䈫⸻≮ᚲ 㽹 ᰴઍ䈱䊒䊤䉟䊙䊥䊶䉬䉝ක䈱㙃ᚑ. 心理,社会的ニーズにも十分配慮した合理的な現 症診断を行い,予防医学を重視した,効率的かつ 総合的な医療と定義されます。これはまさにチー ム医療の具現化です。急性期から慢性期,予防医 学まで幅広い医療を展開している地域基幹病院で こそ,このような包括的医療の専門家を養成でき. スライド12. ると考えます。その際には,地域住民や国民の理 解と協力が不可欠です。諏訪中央病院では「つな. 䍀䉼䊷䊛ක≮ᬌ⸛ળ䍁. げる医療」をスローガンに2年前から総合診療部 が始動しており,私もそのメンバーです。 スライド1 2に見るように,非常に幅広いことを. 䃂. ⺪⸰ਛᄩ∛㒮䈮䈍䈔䉎⥄ὼ⊒↢⊛ળ⼏. 䃂. ฦㇱ㐷䈏䇮න⁛䈪䈲⸃࿎㔍䈭㗴䉕ᜬ䈤ነ䈦 䈩䉼䊷䊛䈪⸃䉕࿑䉎ᢎ⢒⊛䈭ળ⼏. 職種間,職場間,世代間もつなげます。幅広い臨 床とコーディネーター能力を備えた医師を目指し て臨床研修医の教育も行っております。さらに地. スライド13. 域医療の現場では,このような総合診療医ととも に同様の志向性を持った総合診療看護師の登場も. ライド13)という自発的な会が立ち上がりました。. 待ち望まれます。. リハビリテーション科の療法士を中心に薬剤師,. 昨年末から当院では, 「チーム医療検討会」 (ス. 看護師,検査技師,医療ソーシャルワーカー,栄. 日本病院会雑誌. 2005 年 7 月号● 23(951). 日 本 病 院 学 会 シ ン ポ ジ ウ ム │ │ 病 院 に お け る チ ー ム 医 療 の 推 進.
(24) 日 本 病 院 学 会 シ ン ポ ジ ウ ム │ │ 病 院 に お け る チ ー ム 医 療 の 推 進. 養士,歯科衛生士,医師など多職種が一堂に会し. らブレーン・ストーミングのように意見が自由闊. てチーム医療の勉強を行いながら,各部門単独で. 達に出てきてそれが問題の解決につながることは. は解決困難な問題を話し合います。最近のテーマ. しばしば経験されます。逆に,平等でない議論は. から申しますと, 「高齢者の義歯・入れ歯の口腔. 不毛に終わることがほとんどです。. 内ケアへの取り組み」 「嚥下チームと外科の栄養. チーム医療がうまくいきますと,患者さんとそ. 管理」 「リハビリテーションにおける病診連携」な. の家族が幸せになれます。さらに医療職も幸せに. どがありました。各職種が自由に意見を述べる機. なれます。なぜなら自分の職責を果たし同僚と達. 会になっており,今後もさまざまなアイデアや知. 成感を共有できるからです。良い仕事ができたこ. 恵が出てくることが期待されます。. とで医療に従事する人々は仕事に誇りとやりがい. 地域に根ざしたチーム医療を目指して . を持つようになるでしょう。その結果,さらに患 者さんにとって良い医療が行われるというサイク. チーム医療で患者さんの主体化と同様に大事な. ルが生まれます。. のは,医療が民主化されること,各職種が平等化. (スライド14)スポーツで勝利して皆が抱き合. されることです。平たく言えば,医療の現場で時. って喜ぶように,チーム医療も達成できたらどん. には相反するさまざまな意見があることを互いに. なに幸せでしょう。主役である選手は患者さんと. 認め合い,議論できることです。異なった視点か. その家族,そしてまわりで応援するサポーターが 医療者に当たるでしょうか。 (スライド15)最後のスライドです。地域や国 によって,例えば,離島・山間部と都会では年齢 構成や経済状態,そして医療や福祉の体制は違い ますから,チームの形態も当然異なります。そこ で常に変わらないのは,患者さんが主人公である ということです。時に困難な状況のなかで知恵を 絞りながら,地域,時代に最もふさわしい形態の チームを協力してつくりあげる,そのような地域 に密着した希望と夢のあるチーム医療を私たちは 目指していきたいと考えています。ご清聴ありが とうございました。. スライド1 4. 座長 吉澤先生ありがとうございました。先生 のお話でチーム医療の遂行においては必ずしも医 師がリーダーである必要はない,その場において. ၞ䈮ᩮ䈙䈚䈢䉼䊷䊛ක≮. リーダーが変わっても差し支えない,というご発. 䉁䈦䈢ᒻ䈱䇸䉼䊷䊛ᒻᘒ䇹䈲ሽ䈚䈭䈇 䃂 ၞ䇮࿖ኅ䈱ක≮䊶䈱䈮䉋䈦䈩䉼䊷䊛 ᒻᘒ䈲⇣䈭䉎 䃂 䈠䈚䈩ᤨઍ䉇⚻ᷣ⁁ᴫ䈮䉋䈦䈩䉅䉼䊷䊛䈲Ᏹ䈮 ౣ✬䈘䉏䇮ᒻᘒ䉕ᄌ䈋䉎 䃂 Ᏹ䈮ᄌ䉒䉌䈭䈇䈱䈲䇮䇸ᖚ⠪䈏ਥᓎ䇹䈪䈅䉎䈖䈫 䃂. 言がありましたし,また総合診療医というご提案 もあったと思います。この点については,あとで ご質問・ご意見があると思いますが,諏訪中央病 院の鎌田先生がチーム医療を遂行していくことは お互いにとって大変楽しいことだとおっしゃって いますが,まさにそうなれば大変ありがたいこと. スライド1 5. 24(952)● 2005 年 7 月号. だと思います。. 日本病院会雑誌.
(25) 次に井部俊子先生,お願いします。先生は平成 5年に就任されまして以来約1 0年間,聖路加国際 病院の看護部長・副院長をお務めになりました。. ③「療養生活支援の専門家」として看護師は チーム医療にどう貢献するか . 平成1 5年から聖路加看護大学に移られ,今年(平. 井部 俊子. 成1 6年)の4月から学長をしておられます。看護 学博士,また日本看護管理学会理事長でもありま す。今から3年前, 「医療の質に関する研究会」と. ご紹介いただきました井部と申します。前のお. いうものがありまして,これは任意団体でしたが,. 2人は総論的なお話をされましたので,私は看護. 今の日本医療機能評価機構を生み出した母体です。. 職の立場からお話をしたいと思います。 「病院に. そのなかに『質研だより』というものがありまし. おけるチーム医療の推進」といたしまして,看護. て,そこで井部先生が『再考・チーム医療』とい. 職は療養生活支援の専門家としてチーム医療にど. うエッセーを載せておられました。私はそれに非. う貢献できるかということについて考えていきた. 常に啓発されまして,また細田先生のことや医療. いと思います。. 社会学のことを知ったわけであります。先生はい ろいろな職務や委員などを兼ねておられて大変お 忙しいのですが,お引き受けいただいてありがと. 検討会報告書にみる医療チームとの連携のあり方 先ほどの細田さんの論文にも登場しましたが, 「チーム医療では,看護の専門性が問われている」. うございます。先生よろしくお願いします。 ────────――――──────────. という言葉(スライド1)が,チーム医療におけ る看護師の論文の枕詞のように使われているとい う指摘です。 (スライド2) 「新たな看護のあり方に関する検 討会の報告書」が2003年3月に厚生労働省から出 されておりますが,その2番目に,ここに示しま した「時代の要請に応じた看護のあり方,医師等 との連携のあり方」 ,この医師等というのが微妙 ですけれども,医師だけではなくてほかの医療. 䉼䊷䊛ක≮䈮㑐䈜䉎 ⋴⼔Ꮷ䈱⺰ᢥ䈱ᨉ⹖. チームメンバーとの連携のあり方を考えていかな ければならないというくだりがあります。 この (2) の項目に関しては10項目の説明がある. 䇸䉼䊷䊛ක≮䈪䈲䇮⋴⼔䈱ኾ㐷ᕈ䈏 䉒䉏䈩䈇䉎䇹 ⚦↰. わけです。本日ここには報告書の文言そのままを 載せています。行政の文章はあまり面白くないの. スライド1. ですが,ちょっと辛抱していただきたいと思いま す。. ᣂ䈢䈭⋴⼔䈱䈅䉍ᣇ䈮㑐䈜䉎 ᬌ⸛ળႎ๔ᦠ ෘ↢ഭ⋭ᐕ. (スライド3)最初 (2) −1はアンダーライン の部分だけ読みあげます。 「医師,薬剤師その他 の医療関係職種とともに,専門性を十分に発揮し. ᤨઍ䈱ⷐ⺧䈮ᔕ䈛䈢⋴⼔䈱䈅䉍ᣇ䇮. ながら,相互の信頼関係のもとに密接に連携する ことが重要である」というのが最初のくだりです。. කᏧ╬䈫䈱ㅪ៤䈱䈅䉍ᣇ. (スライド4) (2) −2の2行目に「療養生活 スライド2. 支援の専門家として」という言葉が出てきます。. 日本病院会雑誌. 2005 年 7 月号● 25(953). 日 本 病 院 学 会 シ ン ポ ジ ウ ム │ │ 病 院 に お け る チ ー ム 医 療 の 推 進.
(26) 日 本 病 院 学 会 シ ン ポ ジ ウ ム │ │ 病 院 に お け る チ ー ム 医 療 の 推 進. この「看護のあり方に関する検討会」でこれから. います。. 広めていきたいと思っている言葉は, 「療養生活. (スライド6) (2) −4ではいわゆる包括的指. 支援の専門家としての看護職」というところです。. 示という文言で,包括的指示につきましては大変. 2段落目に「従来以上に患者の自己回復力を引き. 議論があったにもかかわらず,この報告書でここ. 出し,支える働きかけや合併症等を予防するため. に1カ所出てくるだけです。つまり, 「療養生活. の関わりを強化することなどの必要性が高まって. の支援については,看護師等が,知識・技能を高. いる」ということで療養生活支援の専門家の一部. め,医師等との適切な連携のもとに,その専門性,. を紹介しています。. 自律性を発揮し,患者の生活の質の向上に資する. (スライド5) (2) −3では在宅の話が出てく. 的確な看護判断を行い,適切な看護技術を提供し. るのですが, 「患者に起こりうる病態の変化にも. ていくことが求められている」ということです。. 対応可能な医師の指示に基づき」と,何か意味深. (スライド7) (2) −5で療養上の世話につい. ですけれども,包括的指示といったようなことを. て, 「行政解釈では医師の指示を必要としないと. 意味しています。 「看護師等が適切な観察と看護. されている」 ,ここで終わればいいのですけれど. 判断を行い,患者に対して適切な看護を行うこと. も,なぜか「が」がついておりまして,弁解がま. が望ましい」ということと, 「観察結果や看護の立. しく書いてあります。行政解釈では療養上の世話. 場からの判断を医師等に適切に伝え,より良いケ. は医師の指示を必要としないという解釈に基づい. アを行っていくことが必要である」と述べられて. ていると書かれています。 「療養上の世話を行う. . . 䂾 ᖚ⠪䈱䊆䊷䉵䈮ᔕ䈛䈩䇮䉋䉍⦟䈇ක≮䊶⋴⼔䉰䊷䊎䉴䉕ឭଏ䈚. 䂾 䈇䉒䉉䉎䇸൮⊛ᜰ␜䇹䉕䉄䈢කᏧ䈫⋴⼔Ꮷ╬䈱ㅪ៤䈱䈅䉍 ᣇ䇮කᏧ䈱ᜰ␜䈱ᣇ䇮⋴⼔Ꮷ╬䈎䉌䈱ႎ๔䈱䈅䉍ᣇ䈮䈧䈇 䈩䈲䇮䈠䉏䈡䉏䈱⾗ᩰ䇮⚻㛎䇮ኾ㐷ᕈ䇮ᖚ⠪䈱∛ᘒ䇮ක≮ⴕὑ 䈱ౝኈ╬䈮ᔕ䈛䈩⇣䈭䉎䉅䈱䈪䈅䉎䈖䈫䈮චಽ⇐ᗧ䈚䈭䈔䉏䈳 䈭䉌䈭䈇䇯. 䈩䈇䈒䈢䉄䈮䈲䇮⋴⼔Ꮷ╬䈲䇮කᏧ䇮⮎Ꮷ䈠䈱ઁ䈱ක≮㑐ଥ ⡯⒳䈫䈫䉅䈮䇮䈠䉏䈡䉏䈱ኾ㐷ᕈ䉕චಽ䈮⊒ើ䈚䈭䈏䉌䇮⋧ 䈱ା㗬㑐ଥ䈱ਅ䈮ኒធ䈮ㅪ៤䈜䉎䈖䈫䈏㊀ⷐ䈪䈅䉎䇯. スライド3. 䂾 䈠䈱ਛ䈪䇮⋴⼔Ꮷ╬䈲ᖚ⠪䈱↢ᵴ䈱⾰䈱ะ䉕⋡ᜰ䈚䇮≮㙃. 䈖䈱ὐ䉅〯䉁䈋䈧䈧䇮≮㙃↢ᵴ䈱ᡰេ䈮䈧䈇䈩䈲䇮⋴⼔Ꮷ╬䈏䇮 ⍮⼂䊶ᛛ⢻䉕㜞䉄䇮කᏧ╬䈫䈱ㆡಾ䈭ㅪ៤䈱䉅䈫䈮䇮䈠䈱ኾ㐷 ᕈ䇮⥄ᓞᕈ䉕⊒ើ䈚䇮ᖚ⠪䈱↢ᵴ䈱⾰䈱ะ䈮⾗䈜䉎⊛⏕䈭 ⋴⼔್ᢿ䉕ⴕ䈇䇮ㆡಾ䈭⋴⼔ᛛⴚ䉕ឭଏ䈚䈩䈇䈒䈖䈫䈏᳞䉄䉌 䉏䈩䈇䉎䇯. ↢ᵴᡰេ䈱ኾ㐷ኅ䈫䈚䈩䇮䈠䈱⍮⼂䊶ᛛ⢻䉕㜞䉄䇮⊛⏕䈭⋴⼔ ್ᢿ䉕ⴕ䈇䇮ㆡಾ䈭⋴⼔ᛛⴚ䉕ឭଏ䈚䈩䈇䈒䈖䈫䈏᳞䉄䉌䉏䈩 䈇䉎䇯. スライド6. . ․䈮䇮ᘟᕈ∔ᖚ䈱ᖚ⠪䉇㜞㦂⠪䈱Ⴧട䉕〯䉁䈋䉎䈫䇮ᓥ᧪એ 䈮ᖚ⠪䈱⥄Ꮖ࿁ᓳജ䉕ᒁ䈐䈚䇮ᡰ䈋䉎䈐䈎䈔䉇ว૬∝ ╬䉕੍㒐䈜䉎䈢䉄䈱㑐䉒䉍䉕ᒝൻ䈜䉎䈖䈫䈭䈬䈱ᔅⷐᕈ䈏㜞 䉁䈦䈩䈇䉎䇯. スライド4. 䂾 ቛ䈪≮㙃ਛ䈱ᖚ⠪䉕䈲䈛䉄䈫䈚䈩䇮ᖚ⠪䈱↢ᵴ䈱⾰䈱ะ 䉕࿑䉎䈢䉄䈱䉬䉝䉕ㄦㅦ䈎䈧ㆡಾ䈮ឭଏ䈜䉎䈫䈇䈉ⷰὐ䈎䉌 䈲䇮කᏧ䈫⋴⼔Ꮷ╬䈱චಽ䈭ㅪ៤䈫ା㗬㑐ଥ䈱ਅ䈪䇮ᖚ⠪䈮 䈖䉍䈉䉎∛ᘒ䈱ᄌൻ䈮䉅ኻᔕน⢻䈭කᏧ䈱ᜰ␜䈮ၮ䈨䈐䇮 ⋴⼔Ꮷ╬䈏ㆡಾ䈭ⷰኤ䈫⋴⼔್ᢿ䉕ⴕ䈇䇮ᖚ⠪䈮ኻ䈚䈩ㆡಾ 䈭⋴⼔䉕ⴕ䈉䈖䈫䈏ᦸ䉁䈚䈇䈫⠨䈋䉌䉏䉎䇯 䈖䈱႐ว䇮⋴⼔Ꮷ╬䈲䇮䈠䈱ᓟ䈱ᖚ⠪䈱⁁ᘒ䈮䈧䈇䈩䈱ⷰኤ ⚿ᨐ䉇⋴⼔䈱┙႐䈎䉌䈱್ᢿ䉕කᏧ╬䈮ㆡಾ䈮વ䈋䇮䉋䉍⦟ 䈇䉬䉝䉕ⴕ䈦䈩䈇䈒䈖䈫䈏ᔅⷐ䈪䈅䉎䇯. 䂾 䉁䈢䇮≮㙃䈱䈮䈧䈇䈩䈲䇮ⴕ⸃㉼䈪䈲කᏧ䈱ᜰ␜䉕 ᔅⷐ䈫䈚䈭䈇䈫䈘䉏䈩䈇䉎䈏䇮≮㙃䈱䉕ⴕ䈉႐ว䈮䉅䇮 ⁁ᴫ䈮ᔕ䈛䈩කቇ⊛䈭⍮⼂䈮ၮ䈨䈒್ᢿ䈏ᔅⷐ䈫䈭䉎႐ว䉅 䈅䉎䇯 䈖䈱䈢䉄䇮ᖚ⠪䈮ኻ䈜䉎䉬䉝䈱ะ䈫䈇䈉ⷰὐ䈮┙䈩䈳䇮⋴⼔ Ꮷ╬䈱ᬺോ䈮䈧䈇䈩䇮≮㙃䈱䈫⸻≮䈱ഥ䈫䉕⏕䈮 䈚䉋䈉䈫䈜䉎䉋䉍䉅䇮ක≮䈱႐䈮䈍䈇䈩䇮≮㙃䈱 䉕ⴕ䈉㓙䈮කᏧ䈱ᗧ䉕᳞䉄䉎䈼䈐䈎䈬䈉䈎䈮䈧䈇䈩ㆡಾ䈮 ್ᢿ䈪䈐䉎⋴⼔Ꮷ╬䈱⢻ജ䇮ኾ㐷ᕈ䉕㙃䈦䈩䈇䈒䈖䈫䈏㊀ⷐ䈪 䈅䉎䇯. スライド7. 䂾 䈋䈳䇮㘩䋨৻⥸∛ੱ㘩䋩䈱ᒻᘒ䇮㕒ᐲ䇮ᷡẖ䈱ᜬ䈱ᣇ ᴺ䈭䈬䈮䈧䈇䈩䈲䇮ᴦ≮ᣇ㊎䉕〯䉁䈋䇮ᖚ⠪䈱⁁ᘒ䈮ᔕ䈛䈩䇮 ⋴⼔Ꮷ╬䈏್ᢿ䈚䇮ⴕ䈉䈼䈐䉅䈱䈪䈅䉎䇯. スライド5. 26(954)● 2005 年 7 月号. 日本病院会雑誌. スライド8.
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