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虚血性心疾患の発症機構における歯周疾患と白血球数動態およびその関連要因に関する疫学的研究

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Academic year: 2021

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(1)博士学位論文 虚 血性 心疾 患 の発 症 機 構 にお け る歯周 疾 患 と 白血 球 数 動 態 お よび そ の 関連 要 因 に関す る疫 学 的研 究. 小. 川. 由. 紀. 子.

(2) 博士学位論文 虚 血 性 心 疾 患 の発 症機 構 に お け る 歯周 疾 患 と 白血 球 数 動 態 お よ びそ の 関連 要 因 に 関 す る疫 学 的 研 究. 平 成11年9月. 小. 川. 由. 紀. 子.

(3) 目 論. 緒. …. ・ ・ …. …`…. 次 ∵. ・ …. …. ・ …. ・2. 章 1 第 白 血 球 数 動 態 と歯 科 疾 患 に 関 す る横 断 的 研 究. 第1節. 総 白 血 球 数 お よ び 白 血 球 分 画 と 歯 科 疾 患 に 関 す る 検 討. 第2節. 血 清C反. 応 性 蛋 白 と歯 周 疾 患 に 関 す る 検 討. ・ ・ ・ …19. 第2章. 白 血 球 数 動 態 と歯 周 疾 患 に 関 す る コ ホ ー. 第3章. 総 白 血 球 数 、 好 中 球 数 と虚 血 性 心 疾 患 の 危 険 因 子 と の 関 連. 第4章. 高 血 圧 症 と 歯 科 疾 患 に 関 す る 臨 床 疫 学 的 研 究. 総. 括. ° ° ° ° ° °'°. ° ° °'°. 引用文献. '. 略 語一覧. ・.の. ° °"°. ∵. ト研 究. ・6. ・ ・ ・ ・ ・ …25. …38. ・ ・ ・ ・ ・ ・ …55. ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° °64. ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° ° 二 ゜ °68. ・ 。 。 。 。 ● ● ● ・ ・ ● 。 の ・ 。 ・ ・ ゆ ・ ・ ●9・. ●73. 1.

(4) 緒. 20世. 論. 紀 前 半 、 欧 米 先 進 諸 国 で は 虚 血 性 心 疾 患 に よ る 死 亡 が 急 増 し た1)。 そ の. た め 、 死 亡 率 を 減 少 さ せ る 対 策 と して 最 初 に 重 点 が お か れ た も の は 、 蘇 生 を 目 的 と し た 救 急 医 療 体 制 やCCUな. どの整 備 で あ っ た 。 さ ら に冠 動 脈 造 影 、 バ. イ パ ス 手 術 な ど救 命 処 置 に も 力 が 注 が れ 、 再 発 予 防 療 法 と し て 新 し い 診 断 法 や 治 療 法 お よ び 薬 剤 な ど の 開 発 も 次 々 と な さ れ て き た 。 一 方 、1948年. か ら開. 始 さ れ 、 虚 血 性 心 疾 患 の 疫 学 的 研 究 と して 先 駆 的 役 割 を 果 た して い る 米 国 の FrarnirlgharnStudy2)か. ら も 明 らか な よ う に 、 心 筋 梗 塞 の1/3近. くは突然 死. の形 を と っ て お り、 前 述 の よ うな 対処 法 で は 、 虚 血 性 心 疾 患 に よ る 死 亡 率 を 低 下 させ る に は不 十 分 で あ る こ とが示 され た 。 そ の 結 果 、 虚 血 性 心 疾 患 罹 患 そ の も の を 減 少 さ せ る 第1次 患 の 第1次. 予 防 の 重 要 性 が 改 め て 認 識 さ れ る に 至 っ た3)。 疾. 予 防 に は 、 そ の疾 患 の危 険 因子 の特 定 が 必 要 で あ る こ と は 言 う ま. で も な い 。 虚 血 性 心 疾 患 の 危 険 因 子 に 関 す る研 究 は 、 欧 米 で は1930年. 代 か ら. す で に 行 わ れ て いた が 、 患 者 対 照研 究 に よ る も の が 多 く 、危 険 因子 と い う概 念 の確 立 に は至 って いな か っ た 。危 険 因子 と い う用 語 が 虚 血 性 心 疾 患 発 症 を 予 測 す る 因 子 と して 初 め て 使 用 さ れ た の は 、1963年. のFraminghamStudy. の 報 告 で あ っ た3)。 危 険 因 子 と し て の 関 与 を 科 学 的 に 証 明 す る に は 長 期 に わ た る 追 跡 的 研 究 す な わ ち コ ホ ー ト研 究 が 必 要 で あ り 、FraminghamStudyは. 最. も信 頼 で き る 研 究 で あ る と評 価 さ れ て い る 。FramingharnStudy以. 降 、虚 血. 性 心 疾 患 の 危 険 因 子 に 関 す る 研 究 は 、 米 国 で はAlbany、Chicagoな. ど各地 で. コ ホ ー ト研 究 が 開 始 さ れ た 。 さ ら に 、 日 系 移 民 を 対 象 と し た 疫 学 共 同 研 究 で あ るNI-HON-SANStudy4)な. ど も開始 され 、 い くつ か の 虚 血 性 心 疾 患 の 危 2.

(5) 険 因 子 が 発 見 さ れ た 。 わ が 国 に お い て も 、 小 町 ら の 長 期 間 の コ ホ ー ト研 究5)、 久 山 町 研 究6)、 広 島 ・長 崎 の 原 爆 被 爆 者 を対 象 に し た コ ホ ー ト研 究7)な ど が 行 わ れ た 。 続 い て 、 米 国 で はHypertensionDetectionandFollowup Program(HDFP)、MultipleRiskFactorInterventionTrial(MRFIT)、 LipidResearchClinicsCoronaryPrimaryPreventionTria1(LRCCPPT)な. ど の 介 入 研 究 が 行 わ れ 、 危 険 因 子 に 関 して 科 学 的 な 証 明 が な さ れ る. と共 に 、 虚 血 性 心 疾 患 な ど の循 環 器 疾患 予 防 の 可 能 性 に つ い て 数 多 くの 知 見 が 得 ら れ る に 至 っ た8)。 こ の よ う な 疫 学 的 研 究 に よ り、 高 脂 血 症 、 高 血 圧 症 、 心 電 図 異 常 、 糖 尿 病 、 高 尿 酸 血 症 、 血 液 凝 固 線 溶 系 異 常 、 喫煙 、高 脂 肪 食 、 肥 満 、 運 動 不 足 、 ス ト レ ス 、 行 動 型Aタ. イ プ な ど が 危 険 因 子 と して 認 め られ る よ う に な っ た9'1°)。. し か し、 第1次. 予 防 の効 果 を高 め る に は この よ うな 既 知 の危 険 因子 に つ い. て の 知 見 を よ り深 め る と 同 時 に 、 新 た な 危 険 因 子 の 特 定 を 行 う必 要 が 求 め ら れ て い る 。 そ の よ う な 状 況 の 中 で 、1990年. 代 よ り歯 科 疾 患 、 特 に 歯 周 疾 患 と. 虚 血 性 心 疾 患 発 症 に 関 す る 疫 学 的 研 究 が な さ れ て き て い る1H6)。. 歯周疾患 は 、. 歯 垢 中 の 歯 周 病 原 性 細 菌 が原 因 と な った感 染 症 で あ るが 、 こ の疾 患 の病 態 は 青 年 期 の 歯 肉 の 炎 症 に 始 ま り、 歯 の 喪 失 に至 る 老 年 期 ま で 炎 症 が 長 期 間 持 続 す る 慢 性 化 膿 性 の 疾 患 で あ る17'18)。従 来 の 知 見 で は 、 口 腔 内 に 限 局 し た 疾 患 で あ る と認 識 さ れ 、 全 身 性 の 疾 患 と の 関連性 につ いて は 糖 尿 病 を除 い て ほ と ん ど 検 討 さ れ て い な か っ た19♪。 し か し、 最 近 、Beckら11>、Joshipuraら12)、 DeStefanoら13)、Paunioら14)、Syrjanenら15)は. 歯 科 疾 患 、 特 に歯 周 疾 患 と. 虚 血 性 心 疾 患 発 症 の 関 連 性 を 報 告 して い る 。 ま た 、Loeschel6)は. 歯科 疾患 を. 起 因 と した 虚 血 性 心 疾 患 発 症 メ カ ニズ ム に関 して以 下 の よ う に述 べ て い る。. 3.

(6) 1)歯 TNF一. 周 疾 患 発 症 に よ るendotoxinの. 産 生 、 特 に 、TxA2、IL-1β. 、PGE2、. α の 働 き に よ り動 脈 硬 化 お よ び 血 栓 が 促 進 さ れ 、 そ の た め 血 管 障 害 が 生. じ 、 そ の 結 果 と して 虚 血 性 心 疾 患 が 発 症 す る 、2)う. 蝕 や歯 周疾患 の罹 患 に よ. り起 こ る 継 続 的 な 炎 症 に よ り、 低 レベ ル の 菌 血 症 が 進 行 し総 白 血 球 数 お よ び 血 中 フ ィ ブ リ ノ ー ゲ ン量 を 増 加 さ せ 、 そ の 結 果 と し て 虚 血 性 心 疾 患 が 発 症 す る 、3)8亡rep加coccu∬a皿guゴsの. 感 染 に よ り低 レベ ル の 菌 血 症 が 発 症 し 、. そ の 結 果 、 総 白血 球 数 の増 加 お よ び 血 小 板 凝集 能 の元 進 が 促 進 され 、 虚 血 性 心 疾 患 が 発 症 す る 。 この よ う に、 虚 血 性 心 疾 患 発 症 の メ カ ニ ズ ム の 中 で 、 白 血 球 数 の 動 態 が 重 要 な 役 割 を 果 た して い る と推 察 さ れ る 。 白 血 球 数 と 虚 血 性 心 疾 患 発 症 に 関 す る 従 来 の 疫 学 的 研 究 に お い て も 、Bovi11ら2°)、Folsornら21)、 Weijenbergら22)、Gillumら23)、Yarnellら24)、Kanne1ら25)が. コ ホ ー ト研 究. を実 施 し、 総 白血 球 数 が 基 準 値 範 囲 内 で あ って も、 低 値 を 示 す 者 に 比 べ て 高 値 を示 す 者 の方 が 虚 血 性 心 疾 患 発 症 の相 対 危 険 率 が 高 くな る こ と を報 告 して い る 。 さ ら に 虚 血 性 心 疾 患 発 症 と 白血 球 分 画 と の 関 連 性 を 検 討 し た 報 告 と し て は 、Sweetnamら26)の5年. 間 の コ ホ ー ト研 究 が あ る 。 こ の 報 告 で は 白 血 球. の 中 で も 、 好 中 球 が 虚 血 性 心 疾 患 の 発 症 と 関 連 して お り 、 好 中 球 数 が 基 準 値 範 囲 内 で も高 値 を示 す 者 は 、 低 値 を示 す 者 に比 べ て 、虚 血 性 心 疾 患 発 症 の 相 対 危 険 率 が 高 く な っ て い る こ と を 示 し た 。 一・方 、Prenticeら27)は. 虚血性 心 疾. 患 発 症 と好 中 球 数 、 好 酸 球 数 お よ び 単 球 数 と の 関 連 を 報 告 し 、01ivaresら28) は、 単 球 数 との 関 連 性 に つ いて 報 告 して い る。 この よ う に 、 近 年 の 疫 学 的 研 究 で は 総 白 血 球 数 お よ び 白血 球 分 画 と 虚 血 性 心 疾 患 発 症 と の 関 連 性 に つ い て の報 告 が な され て い る 。 以 上 の 知 見 か ら、 歯 科 疾 患 、 特 に 歯 周 疾 患 が 白 血 球 数 の 変 動 を 介 在 し て 虚. 4.

(7) 血 性 心 疾 患 発 症 に 関 与 して い る こ とが考 え られ る 。 しか し、 白血 球 数 動 態 と 歯 科 疾 患 と の 関 連 性 に つ いて 、 人 を対 象 と した 疫 学 的研 究 で は十 分 に解 析 さ れ て い な い の が 現 状 で あ る。 そ の た め 本研 究 で は 、主 に疫 学 的 手 法 を用 い て 、 虚 血 性 心 疾 患 の第1次. 予 防 を 目的 と して 歯 周 疾 患 と白血 球 数 動 態 お よ びそ の. 関 連 要 因 と の関 連 性 を検 討 す る た めに 以下 の研 究 を行 った 。 まず 、 日本 人 大 規 模 事 業 所 従 業 員 約2,000名. を対 象 に 、 歯 科 疾 患 の進 行 度 と. 総 白血 球 数 お よ び 好 中球 数 、 単 球 数 、 リ ンパ 球 数 な どの 白血 球 分 画 との関 連 性 に つ いて 横 断 的 研 究 を 実 施 した 。 さ らに 、 こ の関 連 性 が 歯 周 疾 患 を起 因 と した 炎 症 性 の も の で あ る か を確 認 す る た め に 、 代 表 的 な炎 症 マ ー カ ー で あ る 血 清C反 応 性 蛋 白(C-ReactiveProtein:CRP)と. 歯 周 疾 患 の進 行 度 と の 関連. 性 に つ いて 検 討 した(第1章)。 次 に 、 前 章 で の結 果 を疫 学 的 に 実証 す る た め に 、歯 周 疾 患 の 進 行 度 と総 白 血 球 数 の動 態 に つ い て5年. 間 の コ ホ ー ト研 究 を行 った 。 さ らに 、 詳 細 な 白血. 球 分 画 の動 態 に つ い て は1年. 間 の コホー ト研 究 を行 った(第2章)。. 加 え て 、 歯 周 疾 患 の進 行 に よ り影 響 を 受 け て い る総 白血 球 数 お よ び好 中球 数 と体 重 、 喫 煙 習 慣 、 飲 酒 習 慣 、 血清 脂 質 値 、血 液 性 状 値 お よ び 血 圧 値 な ど の 虚 血 性 心 疾 患 の 主 な 危 険 因子 の 項 目 との 関 連 性 につ い て検 討 した(第3章)。 最 後 に、 臨 床 疫 学 的 な 観 点 か ら、循 環 器 系 疾 患 の重 大 な危 険 因 子 で あ る高 血 圧 症 と歯 科 疾 患 との 関 連 性 につ い て患 者 対 照研 究 を 中 心 に検 討 した(第4 章)。 以 下 に本 研 究 の 内 容 を 詳 述 した 。. 5.

(8) 第1章. 第1節. 白血 球 数 動 態 と歯 科 疾 患 に関 す る横 断 的 研 究. 総 白血 球 数 お よ び 白血 球 分 画 と歯 科 疾 患 に 関 す る 検 討. 1緒. 言. 高 血 圧 症 、 高 脂 血 症 、 喫 煙 は 虚 血 性 心 疾 患 の3大. 危 険 因 子 と して 認 め られ. て い る29一鋤 。 し か し 、 近 年 の 疾 病 予 防 重 視 の 観 点 か ら は 、 虚 血 性 心 疾 患 の 第 1次 予 防 の 効 果 を 高 め る に は 既 知 の 危 険 因 子 に つ い て の 知 見 を さ ら に 深 め る と 同 時 に 、 新 た な 危 険 因 子 の 特 定 も 行 う必 要 が あ る と考 え ら れ る32)。 新 た な 危 険 因 子 の 中 で 、 歯 科 疾 患 、 中 で も 歯 周 疾 患 が 着 目 さ れ つ つ あ る1H5)。 Loesche16)は. 虚 血 性 心 疾 患 の危 険 因 子 と して 歯 周 疾 患 の 可 能 性 を 示 唆 し 、. さ らに こ の発 症 メ カ ニ ズ ム につ いて 報 告 して い る 。 そ の 中 で 、 白血 球 数 動 態 が 重 要 な 役 割 を 果 た す こ と が 認 め られ た 。 し か し 、 白 血 球 数 動 態 と 歯 周 疾 患 の 関 連 性 に つ い て は 、十 分 な 疫 学 的 知 見 が得 られ て い な い の が 現 状 で あ る 。 Kweiderら33)は50名. の歯 周 疾患 患 者 と同 数 の 健 康 対 照 者 の 総 白血 球 数 を. 比 較 検 討 し 、 歯 周 疾 患 患 者 は 、 健 康 対 照 者 に 比 較 して 統 計 的 に 有 意 に 高 い 総 白 血 球 数 を 示 し た こ と を 報 告 して い る 。 ま た 、Yoshidaら3の. は1,241名. の 日. 本 人 事 業 所 従 業 員 を対 象 に横 断 的 研 究 を 実 施 し、 歯 周 疾 患 が 重 症 な 者 ほ ど 総 白 血 球 数 が 高 レ ベ ル で あ る こ と を 示 し た 。 しか し 、 こ れ ら の 報 告 は 歯 周 疾 患 の進 行 度 と総 白 血 球 数 の関 連 につ いて 検 討 して い る の み で 、 白血 球 分 画 と の. 6.

(9) 関連 性 に つ い て は検 討 して い な い 。そ の た め 、 本 章 で は 総 白 血 球 数 のみ な ら ず 好 中 球 数 、 好 酸 球 数 、 好 塩 基 球 数 、 単球 数 お よ び リ ンパ 球 数 と歯 科 疾 患 状 況 と の 関連 性 に つ い て 約2,000名. の 日本 人事 業 所従 業 員 を対 象 に検 討 した 。. Il方. 法. 1.対 象 者 対 象 者 は 大 阪 府 下 の某 化 学 工 場 に勤務 す る事 業 所 従 業 員2,026名 本 研 究 の 解 析 対 象 者 は 、1996年4月. で ある。. の 一般 定 期 健 康 診 査 を受 診 した 者 の 中. で 、 以 下 の ① 一⑥ の 条 件 を 満 た した者 で あ る。 ①20-59歳. の男性 。. ② 定 期 健 康 診 査 で 再 検 査 の必 要 を認 め な か った 者 。 ③ 定 期 健 康 診 査 で 白血 球 数 増 加 に 関連 す る動 脈 硬 化 性 疾 患 お よ び糖 尿 病 、 高 血 圧 症 に罹 患 して い な い と判 断 され た 者 。 ④ 定 期 健 康 診 査 当 日、疲 労 、感 冒 な ど の異 常 を訴 え な か っ た 者 。 ⑤ 現 在 喫 煙 者 お よ び 非 喫 煙 者(過. 去 に喫 煙 習慣 が あ り現 在 非 喫 煙 の 者 は 除 外. した)。 ⑥ 歯 科 健 康 診 査 を受 診 した 者 。 な お 、 これ らの 事 業 所 従 業 員 は3交. 代 制 の現 業 業 務 者 を含 む が 、 業 務 内 容. は 主 に コ ン ピ ュ ー タ に よ る機 器 の制 御 で あ り有 害 物 質 に 曝 露 さ れ る な どの 有 害 業 務 の影 響 は 受 け て い な い 者 で あ る 。 最 終 的 に選 択 され た 解 析 対 象 者 は1,326名. 7. で あ る。Table1-1に. 対 象 者 の年.

(10) 齢 別 ・喫 煙 習 慣 別 の 分 布 を示 した 。. Table1-1ThestudypopulationofJapanesemalefactoryworkersbyage andsmokinghabit. Age. Currentsmokers. Nonsmokers. τbtaI. 20-29. 251. 153. 404. 30-39. 189. 86. 275. 40-49. 272. 154. 426. 50-59. 128. 93. 221. 1btaI. 840. 486. 1,326. CurrentsmokersweresubJectswhoweresmoklngclgarettesatthetime oftheinterview. Nonsmokersweresubjectswhowerenosmokinghistror弘. 2.対 象 者 へ の 調 査 方 法 採 血 、 血 圧 測 定 、 歯 科 健 康 診 査 な どの対 象 者 の調 査 の た め の一 般 的 な ト レ ー ニ ン グ は 、 大 阪 府 立看 護 大 学 医 療 技 術 短 期 大 学 部(羽. 曳 野 市)に. お いて 実. 施 した 。 血 液 検 査 値 は 、 同 大 学 の臨 床 検 査 実 験 室 で 測 定 した 。 対 象 者 は 、 朝 食 を摂 取 せ ず 、 事 業 所 内 の検 査 室 に 出 向 き 、 採 血 お よ び 標 準 的 な 健 康 診 査 を 受 け 、 そ の 後 喫 煙 歴 お よ び 飲 酒 歴 な どの 生 活 習 慣 調 査 に つ い て 回 答 した 。 最 後 に う蝕 お よび 歯 周 疾 患 に 関 す る歯 科 健 康 診 査 を実 施 した 。 生 活 習 慣 調 査 は 、 自記 式 問診 票 に よ り行 っ た 。 喫 煙 に 関 して は 以 下 の よ う に定 義 した 。す な わ ち 、 現 在 喫 煙 者:調 喫 煙 して い る者 、 非 喫 煙 者 二喫 煙 歴 が な い者 、 現 在 非 喫 煙 者:過 慣 が あ っ た が 調 査 時 に 喫煙 して い な い者 。. 8. 査時 に. 去に喫煙 習.

(11) 3総. 白血 球 数 お よ び 白血 球 分 画 の 測定. 肘 静 脈 血 を5ml採. 取 し 、 そ の う ち3m1をK2EDTAで. 測 定 に 用 い た 。 測 定 は 原 則 と し て 採 血 後6時 総 白 血 球 数 お よ び 白 血 球 分 画(好 リ ン パ 球 数)の. 抗 凝 固 し、 白 血 球 数 の. 間 以 内 に 終 了 す る よ う に した 。. 中球 数 、 好 酸 球 数 、 好 塩 基 球 数 、 単球 数 、. 測 定 に は 、 自 動 血 球 測 定 装 置(Coulter-madeSplus;. CoulterElectronics)を. 使 用 し 、 精 度 管 理 は 二 重 盲 検 法 に よ り実 施 した35)。. 項 目 の 盲 検 副 検 体 に 対 す る 変 動 係 数 は 総 白 血 球 数 は2%、. 白 血 球 分 画 は3-5%. で あ った。. 4、歯 科 健 康 診 査 歯 科 健 康 診 査 は 、 熟 練 し た1名. の 歯 科 医 師 お よ び3名. の歯 科 衛 生 士 が 事 業. 所 に 赴 き 、 定 期 健 康 診 査 の 一 環 と して 実 施 した 。 診 査 者 は 事 前 に2日. 間の予. 備 診 査 を行 い 、 診 査 基 準 の統 一 を 図 った 。 対 象 者 へ の 現 病 歴 、 既 往 歴 な ど の 問診 お よ び 歯 科 健 康 診 査 の記 録 は 歯 科衛 生 士 が 行 っ た 。 歯 科 健 康 診 査 は簡 易 歯 科 治 療 椅 子 を使 用 して 対 象 者 の頭 部 の安 定 を確 保 し、 照 明下 で 行 った 。 診 査 時 間 は1人. 当 た り約5分. 歯 の 状 況 はWHOの. 間 と した 。. 基 準 に し た が い 、 健 全 歯 、 う蝕 歯 、 喪 失 歯 、 処 置 歯 に 区. 分 した 。 歯 周 疾 患 の 進 行 度 はCommunityPeriodontalIndexof TreatmentNeeds(CPITN)を の 方 法 に 準 じ 、 口 腔 内 を6分. 用 い て 評 価 し た 。CPITNはAinamoら36'37) 割 し 、 そ れ ぞ れ の 区 画 を 代 表 す る1-2本. 周 囲 をWHOのPeriodontalProbe(㈱. 山 浦 製)を. の歯 の. 用 いて 診 査 した 。 そ れ ぞ. れ の 区 画 の 代 表 歯 の 臨 床 所 見 は数 値 で表 示 し、最 重 症 度 所 見 す な わ ち最 大 値 を そ の 区 画 の 値 と し た 。CPITNO:所. 見 な し 。CPITN1:プ 9. ロー ビ ング 中 、.

(12) も し く は プ ロ ー ビ ン グ 後 に 歯 肉 出 血 の 認 め られ る も の 。CPITN2:歯 あ る い は 歯 肉 縁 下 に 歯 石 の 認 め ら れ る も の 。CPITN3:歯 が4mm以. 上 、6mm未. 満 の も の 。CPITN4:歯. 肉縁 上. 周 ポ ケ ッ トの 深 さ. 周 ポ ケ ッ トの 深 さ が6mm以. 上 の も の 。 な お 、 代 表 歯 が 喪 失 して い る場 合 は 代 替 歯 を選 択 し、す べ て の 歯 が 喪 失 し て い る 場 合 は 対 象 か ら除 外 し た 。 本 章 で は 各 区 画 の 最 大 値 の 平 均 値 を対 象 者 の 歯 周 疾 患 の進 行 度 を表 す 数値 と した 。. 5.統. 計 解 析. 統 計 解 析 ソ フ ト は 、SPSS(StatisticalPackagefortheSocialSciences) 6.1JCornputerprogramに. よ り実 施 し た 。 現 在 喫 煙 者 群 と 非 喫 煙 者 群 の 総. 白 血 球 数 お よ び 白 血 球 分 画 、 歯 科 疾 患 状 況 の 比 較 は 、Unpairedt-test38)に よ っ て 解 析 し た 。 さ ら に 総 白 血 球 数 お よ び 白 血 球 分 画(好 好 塩 基 球 、 単 球 数 、 リ ン パ 球 数)を (CPITN値. 中 球 数 、 好 酸 球 数 、. 目的 変 数 に、 年 齢 お よ び 歯 科 疾 患 状 況. 、 う 蝕 歯 数 、 喪 失 歯 数 、 処 置 歯 数)を. 析38)を 実 施 し た 。 な お 、 有 意 水 準 はp<0.05と. lll結. 説 明 変 数 と して 重 回 帰 分 した 。. 果. 1,年 齢 別 ・喫 煙 習 慣 別 の 総 白 血 球 数 お よ び 白 血 球 分 画 Table1-2は. 、 年 齢 別 ・喫 煙 習 慣 別 の 総 白 血 球 数 、 好 中 球 数 、 好 酸 球 数 、 好. 塩 基 球 数 、 単 球 数 、 リ ンパ 球 数 を 示 し た 。 非 喫 煙 者 群 に 比 べ て 現 在 喫 煙 者 群 は 全 年 齢 群 に お い て 、 総 白血 球 数 、 好 中 球 数 、 単 球 数 、 リ ン パ 球 数 い ず れ も. 10.

(13) 統 計 的 に有 意 に 高 値 を 示 した 。 しか し、総 白血 球 数 お よ び 白 血 球 分 画 は 現 在 喫 煙 者 群 お よ び 非 喫 煙 者 群 の 両 群 に お いて 、年 齢 と の統 計 的 に有 意 な 相 関 関 係 は 認 め られ な か っ た 。. 2.年 齢 別 ・喫 煙 習 慣 別 の 歯 科 疾 患 状 況 Table1-3は. 、 年 齢 別 ・喫 煙 習 慣 別 のCPITN値. 置 歯 数 を 示 し た 。CPITN値. 、 う蝕 歯 数 、 喪 失 歯 数 、 処. 、 喪 失 歯 数 は全 年 齢 群 にお い て 非 喫 煙 者 群 に比 べ. て 現 在 喫 煙 者 群 は 統 計 的 に 有 意 に 高 値 を 示 した 。 さ ら に 、 現 在 喫 煙 者 群 お よ び 非 喫 煙 者 群 の 両 群 に お い て 、CPITN値. 、喪 失 歯 数 は加 齢 と共 に増 加 す る傾. 向 を示 し た 。. 11.

(14) 1able1-21btalanddifferentialIeukocytecountsofthestudypopuIation byageandsmokinghabit. Currentsmokers. Norlsmokers. Age. pvalue n. Mean±S.D.. n. Mean±S.D.. τbtall_eukocytes(cells!μ2). 20-29251. 6587±. 30-49461. 壌637. 153. 5869±1333. <0.001. 7438±2028. 240. 5966±1455. <0.001. 50-59128. 7349±1853. 93. 5855±1414. <0.001. 1btal840. 7170±1929. 486. 5914±1408. <0.001. 20-29251. 3691±4225. 153. 3189±1042. <0.001. 30-49461. 4296±1603. 240. 3316±1044. <0.001. 50-59128. 4210±1323. 93. 3321±1086. <0.001. 阪)ta1840. 4102±1481. 486. 3277±1051. <0.001. 20-29251. 165±144. 153. 150±179. 0.368. 30-49461. 152±135. 240. 139±128. 0.211. 50-59128. 148±232. 93. 121±101. 0.298. Tbtal840. 155±156. 486. 139±142. 0.060. 20-29251. 15±27. 153. 唯4±26. 0.773. 30-49464. 11±30. 240. 13±25. 0.139. 50-59128.. 10±26. 93. 9±21. 0.795. τb象al840. 12±27. 486. 13±24. 0.463. 20-29251. 452±157. 153. 413±144. 30-49461. 500±201. 240. 401±149. <0.001. 50-59128. 496±169. 93. 383±136. <0.001. 1btal840. 485±185. 486. 402±145. <0.001. 0.012. Neutrophils(cells1μ2). Eosinophils(cells1μ2). Basophiis(cells!μ2}. Monocytes(cells/μ4》. Lymphocytes(ce随s!μ. 0.013. £). 20噂29251. 2264±666. 153. 2102±552. 30-49461. 2480±678. 240. 2097±591. <0.001. 50-59128. 2485±737. 93. 2020±565. <0.001. 2416±690. 486. 2084±574. <0.001. 玉)tal840. n:Number◎fsubjects. S.D.:StandardDeviation 12.

(15) Table1-30ralconditions◎fthestudypopulationbyageandsmokinghabit. Currentsmokers. Nonsmokers. Age. pvalue Mean±SD.. n. 20-29251. t88±0.51. 153. 1.72±0.53. 30-49461. 2.27±0.54. 240. 1.98±0.62. 50-59128. 2,59±0,59. 93. 2.32±0.61. n. Mean±S,D.. CPITNscore. Tbtal840. 0.003 <0.001 0.001. 2、20±0.59. 486. t96±0.63. <0.001. 20.29251. 1.13±2.04. 153. 0.71±t76. 0.033. 30顧49461. 0.97±1.80. 240. 0.60±1.49. 0.007. 50-59128. 0,58±t28. 93. 0.88±2.16. 0.193. 0.96±1.82. 486. 0.69±1.72. 0.008. 20-29251. 0.51±1.17. 153. 0.24±0.55. 0.007. 30-49461. 1。69±2.52. 240. 1,03±1、61. 50-59128. 2,95±3.26. 93. 1.87±2、68. 1.53±2.47. 486. 0.94±1.75. Decayedteeth. Tbtal840 Missingteeth. π)tal840. 〈0.001 0.009 <0.001. Filledteeth 20-29. 251. 8、53±4.68. 153. 8.53±4.63. 0.999. 30-49. 461. 9.61土5.20. 240. 10.37±5.20. 0.065. 50-59. 128. 8.31±5、07. 93. 7.56±5.03. 0.280. 840. 9.09±5.06. 486. 9.25±5.11. 0,563. π)tal. CPITNscore:CommunityPeriodontallndexofTreatmentNeeds n:NumberofsubjectsS.D.:StandardDeviation. 13.

(16) 3総. 白血 球 数 お よ び 白血 球 分 画 と歯 科 疾 患 状 況 との 重 回 帰 分 析. Table1-4は. 、 総 白 血 球 数 、 好 中 球 数 、 単 球 数 、 リ ン パ 球 数 を 各 々 目的 変 数. と し 、CPITN値. 、 う蝕 歯 数 、 喪 失 歯 数 、処 置 歯 数 お よ び年 齢 を 説 明変 数 に し. て 重 回 帰 分 析 を 実 施 した 結 果 で あ る 。 目的 変 数 の 総 白 血 球 数 と 説 明 変 数 の 関 連 を 見 る と 、CPITN値 者 群 の 標 準 回 帰 係 数 が0.186、 白 血 球 数 とCPITN値. 非 喫 煙 者 群 で は0.178と. で は現 在 喫 煙. な り、 両 群 に お い て 総. は 統 計 的 に 有 意 な 相 関 関 係 が 認 め られ た 。 し か し 、 う 蝕. 歯 数 、 喪 失 歯 数 、 処 置 歯 数 につ い て は統 計 的 に有 意 な 相 関 関 係 は 認 め られ な か った 。 同 様 に 、 好 中 球 数 とCPITN値 非 喫 煙 者 群 で は0.165と. で は 、 現 在 喫 煙 者 群 の 標 準 回 帰 係 数 が0.168、. な り、 両 群 に お い て 好 中 球 数 とCPITN値. と の 間 に統. 計 的 に 有 意 な 相 関 関 係 が 認 め られ た 。 し か し、 う 蝕 歯 数 、 喪 失 歯 数 、 処 置 歯 数 に つ い て は 統 計 的 に 有 意 な 相 関 関 係 は 認 め られ な か っ た 。 単 球 数 で は 現 在 喫 煙 者 群 のCPITN値 で は0.097と. の 標 準 回 帰 係 数 は0.144、. 非 喫煙者 群. な り、 両 群 に お い て 統 計 的 に 有 意 な 相 関 関 係 が 認 め ら れ た 。 し か. し、 う蝕 歯 数 、 喪 失 歯 数 、処 置 歯 数 に つ いて は 、統 計 的 に 有 意 な 相 関 関 係 は 認 め られ な か っ た 。 リ ン パ 球 数 で は 現 在 喫 煙 者 群 のCPITN値 者 群 で は0.104と. の 標 準 回 帰 係 数 は0.123、. な り 、 両 群 に お い て リ ン パ 球 数 とCPITN値. 非 喫煙. との 間 に 統 計 的. に 有 意 な 相 関 関 係 が 認 め ら れ た 。 しか し 、 う 蝕 歯 数 、 喪 失 歯 数 、 処 置 歯 数 に つ い て は 、 統 計 的 に 有 意 な 相 関 関 係 は 認 め られ な か っ た 。 一 方 、 好 酸 球 数 、 好 塩 基 球 数 に 関 し て は 、 歯 科 疾 患 状 況 と統 計 的 に 有 意 な 相 関 関 係 は 認 め ら れ な か っ た(デ. ー タ は 示 さ ず)。. 14.

(17) τable1・4Multipleregressionanalysisoftotalleukocyte,neutrophil,monocyteandlymphocytecounts andthemeanCPITNscore,numbersofdecayedteeth,misslngteethandfilledtee輩hand agebysmokinghabit. τotalleukocyte. Currentsmokers(n=840) variables. Regression coefficient. Nonsmokers(n=486). Standardized  . regreSSlon. pvalue. coefficie耐. Regression coefficient. CPmNscore. 6,097. 0,186. Decayedteeth. 0.402. 0.038. 0、274. Mssingteeth. 0.241. 0.031. 0.401. FilIedteeth. 0.189. 0.050. 0.153. Age. 0.144. 0.078. 0。050. -0 .083. <0.001. 0.237. R. Standardized. コ. regreSSIon coefficient. pvalue. 4.006. 0.178. -0 .051. ・0.006. 0.891. 0.326. 0.040. 0.413. -0 ,022. ・0.008. 0.862. ・0.067. 0.178. <0.001. 0.145. <0.001. 0.009. NeutrophilS. Currentsmokers(n=840} variables. Regression coefficlent. Nonsmokers(n=486}. Standardized コ. regreSSIon coefficient. pvalue. Regression coefficient. CPITNscore. 4.218. 0.168. Decayedteeth. 0,327. 0,040. 0.249. Misslngteeth. 0.012. 0,002. 0.956. Filledteeth. 0.103. 0,035. 0.315. 0.109. 0.077. 0.054. -0 ,004. Age R. 0,205. <0.001. Standardized. コ. regreSSIon coefficient. pvalue. 2.775. 0.165. 0.001. 0,076. 0,012. 0,786. 0.117. 0,020. 0,693. ・0 ,017. -0 ,008. 0.858. -0.005. 0,926. 0.138. 0.013. 〈0.001. Monocytes. Currentsmokers(n=840) variables. Regression coefflcient. Standardized regreSSl◎n. 0.452. 0,144. Decayedteeth. 0.066. 0,065. Mlssingteeth. 0,034. 0。045. 0.007. 0,020. R. 0.170. Regression coefficient. Standardized. ロ regreSS置on. pvalue. coefficient. 0,226. 0.097. 0,046. 0.064. 0,014. 0.017. 0.717. 0.226. 0.033. 0,502. 0.563. 0.028 -0,021. -0 .075. 0,104. 0、624. -0 ,016. -0.125. 0.013. 0.114. 0.048. <0.001. 0,020. 0.003. Age. pvalue. coefficient. CPI丁Nscore. Filledteeth. Nonsmokers(n=486). <0.001. Lymphocytes. Currentsmokers(n=840) variables. Regression coefficien量. Nonsmokeh3(n需486). Standardized. ロ reg「eSSIon. pvalue. coefficient. Regression coefficient. Standardized. ら regreSS量on. pvalue. coefficient. 1.441. 0.123. 0.002. 0.950. 0.104. 0.035. Decayedteeth. -0 .003. -0 .001. 0.984. -0 ,124. 一α037. 0.421. Missingteeth. 0.214. 0,077. 0.039. 0.175. 0.053. 0,284. F川edteeth. 0,068. 0.050. 0.154. 0.010. 0.009. 0.844. Age. 0.037. 0.056. 0.165. -0 .050. -0 .100. 0.048. 0.187. <0.001. 0,077. 0,168. CPITNscore. R. CPITNscore:CommunityPeriodontallndexofTreatmentNeeds 15. R:Adjus量edmultipleregressioncoefficient.

(18) W考. 察 および小括. 本 章 に お い て は 虚 血 性 心 疾 患 の 第1次 び 白 血 球 分 画 と う 蝕 お よ び 歯 周 疾 患 の2大. 予 防 を 目的 と して 、 総 白血 球 数 お よ 歯 科 疾 患 との 関 連 性 を重 回 帰分 析. を 用 い て 検 討 した 。 そ の 結 果 、Kweiderら33)お. よ びYoshidaら34)の. 報 告 と同. 様 に 、 歯 周 疾 患 の進 行 度 が重 症 な 者 ほ ど、 総 白血 球 数 レベ ル が 高 くな る こ と を 認 め た 。 こ の 理 由 と して はPorphyromonasgfngjvalfs、IBac加rofdθs fors舛hUSな. ど の 歯 周 病 原 性 細 菌 の感 染17'1s)に よ り、 慢 性 化 膿 性 炎 症 す な わ ち. 歯 周 疾 患 を 引 き 起 こ す た め 、 総 白 血 球 数 が 上 昇 し た も の と考 え られ る 。 歯 周 疾 患 は 長 期 間 に わ た る 炎 症 性 疾 患 のた め 、 白 血 球 数 を20-30年. の長期 間 にわ. た り高 レ ベ ル に 維 持 さ せ る と考 え られ る 。 そ の 結 果 、 血 栓 症 を 引 き 起 こ し 、 心 筋 の 虚 血 を 促 進 さ せ 、 最 終 的 に 虚 血 性 心 疾 患 の 発 症 確 率 が 高 め られ る と 推 察 でき る。 虚 血 性 心 疾 患 と 白 血 球 数 の 関 連 性 に つ い て 、 最 も 古 い 報 告 で は1974年 Friedmanら39)が. に. 、 総 白血 球 数 が心 筋 梗 塞 の危 険 因子 で あ る こ と を患 者 対 照. 研 究 に お い て 示 して い る 。 近 年 の い く つ か の コ ホ ー ト研 究2G-25>に お い て も 総 白血 球 数 高 値 は虚 血 性 心 疾 患 発 症 の危 険 因 子 で あ る ことが 報 告 され て い る 。 虚 血 性 心 疾 患 発 症 と 白 血 球 の 関 係 に つ い て 、Ernstら4°)は 圧 力 に よ る 毛 細 管 狭 窄2)白. 、1)白. 血 球 自身 の. 血 球 の レオ ロ ジ ー 的 性 質 、 例 え ば 多 様 な 刺 激 に. よ っ て 生 じ る 塊 の 形 成 と崩 壊3)白. 血 球 、 特 に好 中 球 か ら の活 性 酸 素 、 加 水. 分 解 酵 素 、 ア ラ キ ドン 酸 代 謝 産 物 を含 ん だ 活 性 物 質 の リ リ ー ス な ど の メ カ ニ ズ ム を 挙 げ て い る4"42)。. 16.

(19) 次 に 、 白血 球 分 画 と 歯 科 疾 患 の 関 連 に つ い て は 、 好 中 球 数 、 単 球 数 お よ び リ ン パ 球 数 い ず れ も 総 白 血 球 数 と 同 様 な 傾 向 を 示 し、 歯 周 疾 患 が 重 症 な 者 ほ ど これ ら の 血 球 数 レ ベ ル が 高 く な る 傾 向 を 示 し た 。 す な わ ち 、 歯 周 疾 患 が 重 症 な 者 は 、 好 中 球 数 、 単 球 数 、 リ ンパ 球 数 レ ベ ル が 高 レ ベ ル に 維 持 さ れ て い る こ とが 示 され た 。 虚 血 性 心 疾 患 発 症 と 白 血 球 分 画 の 関 連 性 に つ い て 、Sweetnamら26)は 1979-1983年. の 間 に45-63歳. の4,860名. の 男 性 を 対 象 に5年. 、. 間 の コ ホ ー ト研. 究 を 実 施 し た 。 そ の 結 果 、 虚 血 性 心 疾 患 発 症 に 最 も寄 与 し た も の は 好 中 球 で あ る こ と を 報 告 し た 。Prenticeら27)は つ い て 報 告 し 、Olivaresら28)は 由 と し て は 、 前 述3)の. 好 中 球 と好 酸 球 お よ び 単 球 と の 関 連 に. 単 球 との有 意 な 関係 を報 告 して い る 。 この理. メカ ニ ズ ム の よ う に好 中球 か らの活 性 酸 素 、 加 水 分. 解 酵 素 、 ア ラ キ ド ン 酸 代 謝 物 の リ リー ス が 関 与 して い る と 思 わ れ る41'42)。 さ ら に 、 最 近 の 血 管 内 皮 細 胞 に 関 す る研 究 で は 、 動 脈 硬 化 、 特 に ア テ ロ ー ム 性 動 脈 硬 化 は 白血 球 中 の単 球 お よび 好 中球 と関 連 して い る こ とが 報 告 され て い る43-45)。 単 球 は 血 管 内 皮 下 を 遊 走 して マ ク ロ フ ァ ー ジ へ と分 化 す る と 、 細 胞 表 面 に ス カ ベ ン ジ ャー 受 容 体 を発 現 す る。 一 方 、 血 管 内 皮 下 へ 移 行 した LDLは. 血 管 内 皮 細 胞 、 血 管 平 滑 筋 細 胞 お よ び マ ク ロ フ ァー ジ に よ っ て酸 化 的. な 修 飾 を 受 け 酸 化LDLへ 化LDLを. と変 化 す る 。 単 球 由 来 の マ ク ロ フ ァー ジ は 、 こ の 酸. ス カ ベ ン ジ ャ ー 受 容 体 を 介 して 活 発 に 取 り込 み 、 細 胞 内 に コ レ ス テ. ロ ー ル エ ス テ ル を 多 量 に 蓄 積 し た 泡 沫 細 胞 に 変 化 し、 そ の 結 果 と し て 、 ア テ ロ ー ム 性 動 脈 硬 化 に 進 展 し て い く こ と が 報 告 さ れ て い る43-45)。 以 上 の よ うな研 究 結 果 を考 慮 す る と、 本研 究 の結 果 で あ る 歯 周 疾 患 の進 行 度 が 総 白血 球 数 のみ な らず 虚 血 性 心 疾 患 発 症 と関 連 して い る 好 中球 数や 単 球. 17.

(20) 数 と統 計 的 に 有 意 な 関連 性 を持 つ こ とは 、 歯 周 疾 患 が 重 症 化 す る こ とに よ り 虚 血 性 心 疾 患 発 症 の 確 率 が 高 くな る とい う可 能 性 を示 した と考 え られ る 。. 18.

(21) 第2節. 血 清C反 応 性 蛋 白 と歯 周 疾 患 に関 す る 検 討. 1緒. 言. 前 節 で は 総 白 血 球 数 お よ び 白 血 球 分 画 と歯 周 疾 患 と の 関 連 を 疫 学 的 に 検 討 した が 、本 節 で は 、 この 関 連 性 が 歯 周 疾 患 を起 因 と した 炎 症 が 原 因 で あ る こ と を 疫 学 的 に 実 証 す る た め に 、 代 表 的 な 炎 症 マ ー カ ー で あ る 血 清C反 (C-ReactiveProtein:CRP)46・47)を. 応 性蛋 白. 指 標 と して 歯 周 疾 患 と の 関 連 性 に つ い て. 検 討 した 。. ll方. 法. 1。対 象 者 対 象 者 は 前 節 と同 一 の 事 業 所 従 業 員 で あ る。 解 析 対 象 者 の 選 択 基 準 に っ い て も 同様 で あ る 。. 2.対 象 者 へ の 調 査 方 法 対 象 者 へ の 調 査 の 実 施 は 、 前 節 と同様 で あ る。. 3.血 清CRP、 血 清CRPの. 総 白血 球 数 お よ び 白血 球 分 画の 測 定 測 定 は ラ テ ッ ク ス 免 疫 定 量 法(latexphotometrie. 19.

(22) immunoassay)で 0.30mg/m1を. あ る 。 血 清CRPは. 、 大 谷 ら の 知 見46)に. 基 づ き 、0.00-. 基 準 値 範 囲 と した 。 な お 、 総 白血 球 数 お よ び 白血 球 分 画 の 測 定. は 、 前 節 と 同様 の方 法 で 行 っ た 。. 4.歯 科 健 康 診 査 前 節 と 同様 の 方 法 で あ る 。. 5統. 計 解 析. 統 計 解 析 ソ フ ト は 、MacintoshStatView5.OComputerprogramに り 実 施 し 、 主 にUnpairedt-testと 意 水 準 はp〈0.05と. 相 関 分 析38)に よ っ て 解 析 し た 。 な お 、 有. した 。. 1[1結. 1.血. 清CRPの. Fig.1-1は ±0.301mg/m1、 O.30rng/m1以. よ. 果. 分 布 、 対 象 者 の 血 清cRPの 最 大 値5.1mg/ml、. 分 布 で あ る 。 平 均 値 ± 標 準 偏 差 は 、o.172 最 小 値0.Omg/mlで. 下 の 者 の 割 合 は93.1%で. あ っ た 。. 20. あ っ た 。 血 清CRP.

(23) 500一. 門. 罰. 1 Mean±S.D,:α172±0.301mglm1. 400一. >O儘03■ りO﹂翫. 300一. ミ :. 200一. ミ. 100一. 一. : :. マ :: ::. o. 同 嗣_ 0.51。01。5mglm CRP. Fig.1一 雫DistributlonofserumCRP. 2.CPITN値 Fig.1-2は 大 値4.0、 39.9%で. の 分 布 、cPITN値 最 小 値0.0で. の 分 布 で あ る 。 平 均 値 ± 標 準 偏 差 は2.07±o.64、 あ っ た 。CPITN値2.0-2.2の. 者 が 最 も多 く、 全 体 の. あ った 。 800 Mean±S.D.:2.07±0,64. 600. 0 0 4. 、05 =ぴo﹂﹂. 200. o. 4.0. 1.02.03.O CPITN. Fig.1-2Distrib1」tiorlofCPITN. 21. 最.

(24) 3.喫 煙 習 慣 別 の 血 清CRPとCPITN値 Table1-5は. との 関 連. 、 血 清CRPとCPITN値. と の 関連 性 に つ い て 、 喫 煙 習 慣 別 に検. 討 し た 結 果 で あ る 。 現 在 喫 煙 者 群 お よ び 非 喫 煙 者 群 の 両 群 に お い て 、CRP高 値 群(CRPO.31mg/ml以 O.30rng/ml以. 下)に. 上)のCPITN値. は 、CRP低. 値 群(CRP. 比べ て 高 値 を示 した 。 特 に 非 喫 煙 者 群 に お いて は 、 統 計. 的 に 有 意 な 差 異 が 示 され た 。. Table1-5MeanCPITNscoreinlowandhighserumCRPbysmokinghabit. Smokinghabit. n. LowCRPgroupHighCRPgroup. pvalue. Currentsmokers840. 2,19±0.02. 2.28±0.07. 0.237. Nonsrnokers486. t94±0.03. 2.28±0.13. 0.004. Tbtal1,326. 2.09±0.02. 2.24±0.60. 0.014. しowCRPgroup:CRPvalueO.00-0.30mg!ml HighCRPgroup:CRPvalueO.310rmoremg/ml Datashownaremean±StandardError. 4,喫 煙 習 慣 別 の 血 清CRPと Table1-6は Pearsonの. 総 白血 球 数 お よ び 白血 球 分 画 との 相 関 性. 、 喫 煙 習 慣 別 に血 清CRPと. 総 白血 球 数 お よ び 白血 球 分 画 と の. 相 関 係 数 を示 した 。 現 在 喫 煙 者 群 に お いて は 、 血 清CRPと. 総 白血. 球数 、 好 中球 数 お よ び単 球 数 と の間 に統 計 的 に 有 意 な 正 の相 関 関 係 が 認 め ら れ た 。 さ ら に非 喫 煙 者 群 につ いて も、 好 中球 数 、 単 球 数 お よ び リ ンパ 球 数 と の 間 に 統 計 的 に 有 意 な 正 の 相 関 関 係 が 認 め られ た 。. 22.

(25) Table1・6Pearson'scorrelationcoefficientsforCRPandtotalanddi什erentialIeukocytecounts bysrnokinghabit. Currentsmokers(n=840》. Nonsmokers(n冨486). variables Correlatloncoefficientpvalue. Correlationcoefficientpvalue. TbtalLeukocytes. 0.192. <0.001. 0.086. Neutrophils. 0.219. <0.001. 0.156. Eosinophils. -0.013. 0。710. -0.049. 0.278. BaSOPhils. -0 .054. 0、120. ・0.059. 0」97. Monocytes. 0.254. Lymphocytes. 0.003. 0.059 <0.001. 0.180. 〈0.001. <0.001. ・0 .107. 0,941. 0.019. n:Numberofsublects. lV考. C反 応 性 蛋 白(CRP)は. 察 および小括. 、 肺 炎 球 菌 菌 体 のC多. 糖 体 と沈 降 反 応 を 示 す 蛋 白 と. し て 発 見 さ れ た 。CRPは. 、5個. の サ ブ ユ ニ ッ トが 結 合 す る ペ ン タ マ ー 構 造 を 有. し 、 分 子 量 は105,000で. あ る 。 細 菌 性 心 内膜 炎 、 気 管 支 肺 炎 、 扁 桃 炎 、 尿 路. 疾 患 、 耳 下 腺 炎 な ど の細 菌 感 染 症 、 原 発 性 非 定 型 肺 炎 、 伝 染 性 単 核 症 、 リウ マ チ 熱 な ど の 炎 症 性 疾 患 お よ び 組 織 崩 壊 性 疾 患 な どで 陽 性 反 応 を 示 す 。 こ れ は 、 炎 症 な ど の 組 織 障 害 に よ っ て 活 性 化 さ れ た 単 球/マ IL-1、TNFα 血 中CRP濃. ク ロ フ ァ ー ジ がIL-6、. な ど を 分 泌 し、 そ れ らが 肝 細 胞 に お け るCRPの 度 を 上 昇 さ せ る た め で あ る 。 血 清CRPの. 産 生 を誘 導 し、. 上 昇 は 、 非 特 異 的 な反 応. で あ る が 、 組 織 損 傷 を 敏 感 に 反 映 し、 炎 症 マ ー カ ー と して 最 も 広 く利 用 さ れ て い る46・47)。 一 方 、 歯 周 疾 患 は 、 炎 症 性 疾 患 で あ る が17'三8}、従 来 の 報 告 で は こ の 疾 患 は 口 腔 内 に 限 局 さ れ た 疾 患 と認 識 さ れ て お り、 全 身 へ の 影 響 に つ い て は 糖 尿 病 23.

(26) を 除 い て ほ と ん ど研 究 さ れ て い な い19)。 し た が っ て 、 代 表 的 な 炎 症 マ ー カ ー で あ る 血 清CRPと. の 関 連 性 につ いて もほ と ん ど検 討 され て いな か った 。 本 節. で は 白 血 球 数 動 態 と 歯 周 疾 患 と の 関 連 性 を よ り明 確 に す る た め に 歯 周 疾 患 の 進 行 度 と 血 清CRPと CRPと のCRPと. の 関 連 性 につ いて の疫 学 的研 究 を実 施 した 。. 歯 周 疾 患 の 関 連 性 は 、Whitenerら48)お. よ びPedersonら49)が. 歯 周 疾 患 の 関 係 に つ い て 報 告 し て い る が 、 血 清CRPと. し た 研 究 は 少 な く 、Ebersoleら5°)は. 唾液 中. の 関 係 を検 討. 歯 周 疾 患 患 者 の 血 清CRPは0.161-. 0.912mg/mlで. あ っ た が 、 健 常 者 は0.041-0.247mg/mlで. あ り、 歯 周 疾 患 患. 者 の 血 清CRPは. 健 常 者 に比 べ て 統 計 的 に有 意 に 高 値 を 示 し、 口腔 内 に 限 局 し. た 炎 症 性 疾 患 が 全 身 状 態 に 影 響 し て い る と 報 告 して い る 。 本 研 究 の 結 果 も 、 Ebersoleら`°)と. ほ ぼ 同 様 な 傾 向 を 示 し 、 血 清CRPの. 基 準 値 以 上 の 群 は基 準 値. 範 囲 内 の 群 に 比 較 し て 歯 周 疾 患 の 進 行 度 が 重 症 で あ る こ と が 認 め られ た 。 特 に非 喫 煙 者 群 で は統 計 的 に有 意 な 差 異 が 認 め られ た 。現 在 喫 煙 者 群 に お い て は 歯 周 疾 患 の 重 症 化 に 喫 煙 が 影 響 を 与 え5')、 交 絡 的 に 作 用 す る た め 明 確 な 差 異 が 認 め ら れ な か っ た と 思 わ れ る 。 さ ら に 、 本 研 究 の 結 果 で は 血 清CRPは. 総. 白 血 球 数 お よ び 白 血 球 分 画 と統 計 的 に 有 意 な 相 関 関 係 を も 示 し た 。 以 上 の 結 果 か ら 、 歯 周 疾 患 は 口 腔 内 に 限 局 し た 疾 患 で あ る が 、 血 清CRPを 増 加 さ せ る 一 因 に な っ て い る こ と が 示 唆 さ れ た 。 こ の こ と か ら、 間 接 的 で は あ るが 、 歯 周 疾 患 に よ る慢 性 化 膿 性 炎 症 に よ り総 白血 球 数 お よ び 白血 球 分 画 が 変 動 し た こ と が 推 察 で き た 。 さ ら に 補 足 的 で あ る が 、Grauら52)の 血 清CRPが. 報告 で は. 高 値 の者 は 循 環 器 系 疾 患 発 症 の 確 率 が 高 くな る と報 告 して お り、. 炎 症 反 応 な ど の 介 在 要 因 に よ る も の だ け で な く 、 血 清CRP自. 身 も循 環 器 系 疾. 患 発 症 に 関 与 し て い る 可 能 性 を 示 して お り、 今 後 さ らな る 研 究 が 必 要 で あ る 。. 24.

(27) 第2章. 白 血 球 数 動 態 と歯 周 疾 患 に 関 す る コ ホ ー ト研 究. 1緒. 第1章. 言. に お い て 、 白血 球 数 動 態 と歯 科 疾 患 の 関 連 性 につ い て 横 断 的 研 究 を. 実 施 した 。 しか し、 人 を対 象 と した疫 学 的研 究 の観 点 か ら、 横 断 的 研 究 は 測 定 時 一 時 点 で の 結 果 で あ るた め 、 関連 要 因 を抽 出す る こ とは 可 能 で あ る が 、 要 因 の 因果 関係 を 断 定 的 に決 定 す る ことは で き な い 。 そ の た め 、 要 因 の 決 定 に は 長 期 間 の追 跡 的 研 究 す な わ ち コホ ー ト研 究 を実 施 す る必 要 が あ る53'54)。 そ こで 本 章 で は 、 総 白血 球 数 と歯 周 疾 患 との 関 連 性 につ い て5年. 間 のコホ. ー ト研 究 を実 施 した 。 さ らに 好 中 球 数 、 単球 数 な ど の 白血 球 分 画 と歯 周 疾 患 の 関 連 性 に つ い て は 、1年. 間 の コ ホ ー ト研 究 を 実 施 した 。. ll方. 1総. 白血 球 数 と歯 周 疾 患 に関 す る5年. 法. 間 の コホ ー ト研 究. 1)研 究 概 要 Fig.2-1に. 研 究 概 要 を 示 し た 。 期 間 は1992年. 数 は 各 年 の4月. に 測 定 し 、 歯 科 健 康 診 査 は1992年. か ら1997年 と1996年. で あ る。 総 白血 球 の4月. に 実 施 した 。. そ し て 、 総 白 血 球 数 と歯 周 疾 患 の 進 行 度 と の 相 互 の 動 向 に つ い て 検 討 し た 。 25.

(28) Flg.2・1Experimentaldesign. 199219931994199519961997. 1. 1. ▲. ▲. ▲. ▲. ▲. ▲. ★. ★. ▲:MeasurementQftotalleukQcytecount ★:Measurementoforalcondition:CPITN NumberofSu切ects:tO35. 2)対 象 者 対 象 者 は 第1章. 第1節. と 同様 の 大 阪府 下 の某 化 学 工 場 に勤 務 す る事 業 所 従. 業 員 で あ る 。 解 析 対 象 者 の 選 択 基 準 は 以 下 の と お りで あ る 。 ① 研 究 期 間 中 、 年 齢 が20-59歳. の者。. ② 研 究 期 間 中 、 入 院 加 療 等 の 医 療 を受 けて いな い 者 。 ③ 動 脈 硬 化 性 疾 患 、 冠 状 動 脈 疾 患 お よ び 糖 尿 病 に 罹 患 して い な い 者 。 ④5年. 間 連 続 し て 毎 年1回. ⑤1992年. と1996年. 計6回. 、総 白血 球 数 を測 定 した者 。. の両 年 と も、 歯 科 健 康 診 査 を受 診 した 者 。. 実 験 開 始 時 の 対 象 者 数 は 、1,431名 解 析 対 象 と な っ た 者 は1,035名. で あ っ た が 、 最 終 的 に全 研 究 に参 加 し、. で あった。. 3)対 象 者 へ の 調 査 方 法 対 象 者 へ の 調 査 の 実 施 は 、 第1章 6回. 第1節Hの2.と. 同 様 の 方 法 で 、5年. 間 計. と も 、 ほ ぼ 同 様 の 条 件 下 で 測 定 を 行 っ た 。 な お 、 歯 科 健 康 診 査 は1992年. と1996年. の み 実 施 した 。. 26.

(29) 4)総. 白血 球 数 の 測 定. 総 白 血 球 数 の 測 定 は 、 第1章 計6回. 第1節IIの3.と. 同 様 の 方 法 で 行 っ た 。5年. 間. と も 、 ほ ぼ 同様 の 条 件 で総 白血 球 数 を測 定 した 。. 5)歯 科 健 康 診 査 第1章 第1節Hの4.と. 同 様 の 方 法 で 行 った 。 な お 、 統 計 解 析 は 全 区画 中 の最. 大 値 を個 人 の 数 値 と して 検 討 した 。. 6)統. 計 解 析. 統 計 解 析 ソ フ ト は 、SPSS6.1JComputerprogramに. よ り実 施 し た 。. 歯 周 疾 患 の 進 行 度 別 の 総 白 血 球 数 の 差 異 はUnpairedt-test38)に し た 。 な お 、 有 意 水 準 はp<0.05と. よ っ て 解 析. した 。. 2.白 血 球 分 画 と歯 周 疾 患 に 関 す る1年. 間 の コホ ー ト研 究. 1)対 象 者 対 象 者 は 、 第1章. 第1節. と同様 の大 阪府 下 の某 化 学 工 場 に勤 務 す る事 業 所. 従 業 員 で あ る 。 本 章 の 解 析 対 象 者 は1996年 査 を 受 診 し 、 さ ら に1997年 象 者 の 選 択 基 準 は 第1章. の 一 般 定 期 健 康 診 査 を 受 診 した 者 で あ る 。 解 析 対 第1節Hの1.と. 最 終 解 析 対 象 者 数 は20-29歳 名 、50-59歳. が173名. の一 般 定 期 健 康 診 査 と歯 科 健 康 診. 同様で ある。. が366名. で 合 計1,167名. 、30-39歳 で あ った 。. 27. が248名. 、40-49歳. が380.

(30) 2)対 象 者 へ の 調 査 方 法 対 象 者 へ の 調 査 の 実 施 は 、 第1章. 第1節Hの2.と. 同 様 の 方 法 で 、2回. の調. 査 と も ほ ぼ 同様 の条 件 で行 っ た 。. 3)白 血 球 分 画 の 測 定 第1章. 第1節Hの3.と. 同様 の方 法 で あ る 。. 4)歯 科 健 康 診 査 第1章. 第1節Hの4.と. 同様 の方 法 で あ っ た 。 な お 、 解 析 は 全 区 画 中 の 最 大. 値 を個 人 の 数 値 と して 検 討 した 。. 5)統 計 解 析 統 計 解 析 ソ フ トは 、SPSS6.1JComputerprogramに. よ り実 施 し た 。 歯. 周 疾 患 の 進 行 度 別 の 白 血 球 分 画 の 比 較 は 、 一 元 配 置 分 散 分 析38)に よ り解 析 し た 。 な お 、 有 意 水 準 はp<0.05と. した 。. 川. 1.総 白 血 球 数 と 歯 周 疾 患 に 関 す る5年 1)1992年 Table2-1は. と1996年. 結. 果. 間 の コ ホ ー ト研 究. の 喫 煙 習 慣 別 の 歯 周 疾 患 の 進 行 度(CPITN値)の. 、 喫 煙 習 慣 別 の 初 回 歯 科 健 康 診 査(1992年)時. 科 健 康 診 査(1996年)時. のCPITN値. 比 較. お よび最終 歯. の比較で あ る。歯 周疾患 の進行 がな か っ 28.

(31) た 者 、 す な わ ちCPITN値. が 変 化 し な か っ た 者 は 現 在 喫 煙 者 群 で は45.2%、. 喫 煙 者 群 で は46.0%で CPITN値. あ っ た 。 歯 周 疾 患 の 進 行 が み られ た 者 、 す な わ ち. が 増 加 し た 者 は 現 在 喫 煙 者 群 で は37.0%、. あ っ た 。 反 対 にCPITN値 群 で は18。7%で. 非 喫 煙 者 群 で は35.3%で. が 減 少 し た 者 は 現 在 喫 煙 者 群 で は17.8%、. 非 喫煙者. あ った。. 2》歯 周 疾 患 の 進 行 度(CPITN値)別 Fig.2-2は. 非. の 総 白血 球 数 の 動 態. 、 現 在 喫 煙 者 群 の 総 白 血 球 数 の 変 動 を 示 し た 。1992年. 年 ま で の 間CPITN値. が 変 化 しな か っ た 者 に つ い てCPITN値. 変 動 を み る と 、CPITN2群. 、CPITN3群. 、CPITN4群. か ら1996. 別 の 総 白血 球 数 の の順 に総 白血 球 数 は. 高 く な る 傾 向 を 示 し た 。 歯 周 疾 患 の進 行 度 が 重 症 な 群 ほ ど総 白 血 球 数 は 高 く、 CPITN2群 Fig.2-3は. とCPITN4群. で は統 計 的 に 有 意 な差 異 が 認 め られ た 。. 、 非 喫 煙 者 群 の 総 白血 球 数 の 変 動 を示 した 。 歯 周 疾 患 の進 行 度 が. 3群 中 、 最 も 軽 症 なCPITN2群. が 、 他 の群 に比 べ て 統 計 的 に 有 意 に低 値 を 示. した 。 な お 、CPITNO群. お よ びCPITN1群. は 対 象 者 が 極 め て 少 な か っ た た め解 析. か ら除 外 した 。 Table2-2は. 、 研 究 期 間 中 にCPITN値. が 変化 した 者 の 総 白 血 球 数 の変 動 を. 示 し た も の で あ る 。 現 在 喫 煙 者 でCPITN値 在 喫 煙 者 でCPITN値 上 昇 し た 群(N-groupI)、 ∬)の4群. が 上 昇 し た 群(C-groupI)、. が 減 少 し た 群(C-groupH)、 非 喫 煙 者 でCPITN値. 非 喫 煙 者 でCPITN値 が 減 少 し た 群(N-group. と も総 白 血 球 数 に 統 計 的 に 有 意 な 変 動 は 認 め られ な か っ た 。. 29. 現 が.

(32) ヨ皿σ一 Φ 笛ム. 0尉 q晦一ユσ仁自Oコ O噛O﹁﹁コ∠ ωOO﹁Φ O略O⊆﹁﹁Φコ一ωヨ Oズ①﹁ω 山コΩ コOコωヨ OアΦ﹁ωゴ ゴ   啓m晶Oコα 州ゴ mF 一鋤ω000◎印0ゆヨ Φコ一. 2 0コωヨ OズO﹁oり. ωヨ 2 ︽o﹁ω O コ ヨ ∠ ooOO﹁Φ. O 工 ↓2 ωOO﹁Φ. コ. 窃. く雷 ﹁ ﹁ゴoぞ $ ﹁. 轟. ( お ㊤9. 伽q. ヨ卿 壁. ( お 紹 ). ω. O﹁ ε U. 轟. ♂一 魁. ω. 互帥 甦 く$ ﹁ ココ里 く雷 ﹁. Z-Oコ . ﹁2 轟O﹁ 9も. =. O =﹁﹁〇三. Oδξ. Z-Oコ 、 ﹁Zω O﹁ Oも. ( お 8 ). お ( ホ b 降刈b <こ. ( 一㊤ON). 誌 紬( ωOb 陸 。。b <こ. N. O. 晶 (き く﹁° ). Z-O﹁﹁﹁Z OOδ 一 七. O. O. 一〇. 一讐. ﹂. 轟. N. ω. 一. 轟. Z6 ﹁ヨ 話 O﹁ Oも. ω. ﹁ O⊆℃. Z6 コ . ﹁Zざ ﹁ 2 U. 06 て噺 ﹁Z δ. 晶& ( ωρω陛 o。b くこ. 06 刀■ ﹁ZωOδ 毛 晶嘉O 一. 笛. 障. 轟. ωN}一. 一 α. ω 悼o刈oo. O. ω ω. へ)『9一. 轟. 轟. )ま 霊 冨 OΦoδ ﹁ oも. 一賠. M. O. ハo. O. 一. 06 コ↓Z障Oδ 名 一. Zめ δ も 口. H. O. ﹁° ). Z-O﹁o毛. OOコヨ OOδ 岳. O°ご. N﹂父 ω轟゜ α陣 ρ 9 こ. ゴ 轟( ωNb ヒ. (. 〇. コ 飼Z ⊆ヨ σΦ﹁O略ωζσ宣 O↓ω. ω. ムN)ω. 「go一. ら. oo-・O一. 卜○ 一ム ① 轟ocoω. 〇. 轟 『9Nω. ω. ω. 轟. 轟. 轟. 一 一. 一σ沖里. Ob く﹁ し. 父 望 ト梓刈゜ 芝 こ. 組 3ωぴ 生. N( ω。。 <こ. P 斜くこ. 誌 父 ω轟゜ ①ヒ O° ご ﹁ し. O. お c。 ( 8 ㍉生. ざ ( ωo。㍉ ヒ P Oくこ. 30. 〇 一. ・. ρ O"ヨ≦ Oδ 琶. 轟 轟o刈 ω 伊. 一. ρ O﹁ o⊆三 一 Φ ① o「go昌o一. O コ ヨ 乙 "O Oヨ ヨ ⊆コぞ 刀Φ﹁δ αO葺 山二コαΦX O鴫↓﹁Φ曳 ヨ ①三 Z$ α。。. Q O﹁ o唇 属. ◎◎ 刈 鵠. ω. ◎ON】 晶oo轟. 轟 炉oω ムrQO話 oo-o一. o. 卜⊃ 轟. 〇 詰. -Lへ)轟OOOoooco. ω 鼻. 轟. 晶 ωo. 斜. ωN一. 一 『Q「9一. 馬. 〇 〇 〇 〇 晶 ω 轟 轟 鼻 轟 ω ω 「grgω 一.

(33) 一●-C-CPITN4(n=て9). 9,000. 十C-CPITN3(n=121). (誉. 十C-CP[TN2(n=140). =8 )θ 彗 8 。∼8 着 ヨ 胴 署 卜. 8,000 PくO.01. 7,000. 6,000. 5,000 199219931994199519961997 Year. Rg.2噌2Serialchangesintotalleukocytecountofcurrent smokerswithconstantCPITNscores(1992to1996) Dataaremean±StandardError. +N-CPITN4(n=5}. 8ρ00. 一畢一N. -CPITN3{n=55). (ミ ・=8 ︾ゼ58 2台 O曽 0己 9β. 十N門CPITN2{n=125). 7,000. ]P・ α・5. 6,000. 5,00④. 199219931994199519961997 Year. Rg.2-3Serialchangesintotalleukocyヒecount◎fnonsmokers wilhconstantCPITNscores(1992to1996) Da電aaremean±StandardError. 31.

(34) 1庖ble2-2VariationoftotalIeukocytecountincurrentsmokersandnonsmokers byCPITNscoresincetheinitia}survey. TbtalLeukocytecount(ce罰s/μ. Year. の. C-groupl. C-grOupIl. N-groupl. Mean±S,E.. Mean±S.E.. Mean±S.E.. (n=215). {n=114). N・groupII Mea向. (n=168》. ±S.E.. (n謬70). 1992. 7187±126. 7117±166. 6200±112. 6150±133. 1993. 6852±124. 6796±173. 6029±106. 6110±193. 1994. 6821±112. 6898±173. 5895±118. 5774±140. 1995. 6861±125. 6723±171. 5751±110. 5934±139. 1996. 7091±117. 7052±176. 5961±119. 5956±162. 1997. 7187±126. 7117±166. 6200±112. 6壌50±133. n:NurnberofsubjectsS、. 巳:StandardError. C-groupl:CurrentsmokersCPITNincreasedgroup C-groupII:CurrentsmokersCPI丁Ndecreasedgroup N-groupl:NonsmokersCPITNincreasedgroup N-group髄:NonsmokersCPITNdecreasedgroup. 2.白 血 球 分 画 と歯 周疾 患 に関 す る1年. 間 の コホ ー ト研 究. 1)喫 煙 習慣 別 の総 白血球数 および白血球 分画の動態 Table2∼3は. 、 対 象 者 の喫 煙 習 慣 別 の1996年. と1997年. の総 白 血 球 数 と 白血. 球 分 画 で あ る 。 現 在 喫 煙 者 群 お よ び非 喫煙 者 群 と も に1996年. と1997年. の総. 白血 球 数 お よ び 白血 球 分 画 に統 計 的 に 有意 な 差 異 は認 め られ な か っ た 。. 2)歯 周 疾 患 の 進 行 度 別 の 総 白血 球 数 お よ び 白血 球 分 画 の 動 態 Table2-4は. 、 現 在 喫 煙 者 群 のCPITN2、3、4群. 別 の1996年. と1997年. の総. 白血 球 数 お よ び 白血 球 分 画 を示 した。 両 年 と も総 白血 球 数 、 好 中球 数 、 リ ン パ球 数 は 歯 周 疾 患 の 進 行 度 が重 症 な群 ほ ど 、血 球 数 レベ ル が 高 レベ ル に な る 傾 向 を示 し た 。 単 球 数 に つ い て もほ ぼ 同 様 の傾 向 が 示 され た 。 好 酸 球 数 で は. 32.

(35) CPITN4群. が 最 も低 値 を 示 した 。 な お 、 好 塩 基 球 数 につ い て は 統 計 的 に有 意. な差 異 は 認 め られ な か っ た 。 Table2-5は. 、 非 喫 煙 者 群 のCPITN2、3、4群. の1996年. と1997年. の 総 白血. 球 数 お よ び 白 血 球 分 画 を 示 し た 。 歯 周 疾 患 の進 行 度 と総 白 血 球 数 、 好 中 球 数 、 単 球 数 、 リ ンパ 球 数 の 関 係 に つ い て は現 在 喫煙 者 群 の よ う に 明 確 な 差 異 は 認 め ら れ な か っ た 。 し か し 、 最 も 歯 周 疾 患 の 進 行 度 が 重 症 なCPITN4群. の総 白. 血 球 数 、 好 中 球 数 、 単 球 数 お よ び リ ンパ 球 数 は 他 の 群 に 比 べ て 高 値 を 示 し た 。 な お 、 好 酸 球 数 お よ び好 塩 基 球 数 につ いて は 、統 計 的 に有 意 な 差 異 は認 め ら れ なか った 。 な お 、CPITNO群. お よ びCPITN1群. は対 象 者 が極 め て 少 な か っ た た め 、解. 析 か ら除 外 した 。. 1乞ble2-3Tbtalanddifferentialleukocytecourltsof1996and1997accordingtosmokinghabit. Currentsmokers{n=735) variables. 1996. 1997. Nonsmokers(n寓432》 19961997. Mean±S.D.. Mean±S.D.. Mean±S.D.Mean±S.D.. TbtalLeukocytes. 7151±1879. 7260±1828. 5929±1419. 6169±1317. NeutrOPhils. 4078±1424. 4231±1425. 3283±1059. 3532±1052. 483±181. 418±185. 402±146. 363±191. 2422±697. 2468±703. 2094±580. 2123±589. Monocytes しymPhocytes Eosinophils Basophils. 157±160 12±27. 138±126. 137±141. 145±147. 10±24. 13±25. 14±27. n:NumberofsubjectsS.D.:StandardDevlation. 33.

(36) Table2-4Meanvaluedtotalanddifferentialleukocytecounts ofcurrentsmokersin1996and1997 1997. 1996. Variable. Mean±S.D.. n. Mean±S.D,. TotalLeukocytes(cells1μ). CPITN2. 344. CPITN3. 300. CPITN4. ;1購]』. 84. ・*・ il羅]}・. Neutrophils(cells加2》 CPITN2344 CPITN3300. 灘i霧]}・ 三 髭1瀬 コ曇・*. CPITN484. Monocytes(cells!四) CPITN2344. 1騨}}. CPITN3300 CPITN484. Lymphocytes(cells1μ CPITN2344. 濃1;]・ ・ 436±149. ¢). CPI丁N3300. 難卸**. CPITN484. 難1}}. Eosinophil(cells1μ2) CPITN2344. 158±141. CPITN3300. 163±178. 鵬}}. CPr「N484. 126±160. 104±95. CPITN2344. 14±30. 10±23. CPITN3300. 11±25. 9±24. Basophils(cells1μ. の. CPITN484 ★;p〈0. 8±24 ,05★. ★;p<0.01★. ★★;p<0,001. n:Number◎fsubjectsS.D.:StandardDeviation. 34. 8±25.

(37) Table2-5Meanvalue◎ltotalanddif「eren価a口eukocytecounts ofnonsmokersin1996and1997 需996 Va面able TotalLeし. nMean±S.D,. 」kocytes(cells1μ. 1997 Mean±SD. ¢). CPITN2257. 6147±1244. CPITN3132. 羅≡ 駕1]}. CPlTN437. 6117±1272 6576±1848. Neutrophils(cellsZμ2》 CPITN2257. lll≡1;1:}} 灘:}. CPITN3132 CPlTN437. Monocytes(ce朋s!四) CPITN2257. 402±146. 356±. CPlTN3132. 391±137. 377±297. CPITN437. 422±172. 370±110. 斜9. Lymphocytes(ce冊s1μ) CPITN2257. 2139±572. CPITN3132. 11講}}. CPI↑N437. 2074±607 219Q±660. Eoslnoph醐(cells1μ2) CPITN2257. 146±153. 155±163. CPITN3132. 124±125. 128±116. CPITN437. 134±117. 142±. で39. BasophiIs(celIs加2) CPITN2257. 14±25. 15±27. CPITN3132. で4±25. 12±25. 6±17. 16±28. CPITN437 ★;p<0. .05. n:Numberσ. 「subjects. lV考. S.D.:StandardDeviation. 察 お よ び小 括. 前 章 に お い て 、 総 白血 球 数 お よ び 白血 球 分 画 の動 態 と歯 周 疾 患 の 関連 性 に つ い て 大 規 模 事 業 所 従 業 員 を対 象 に横 断 的 研 究 を実 施 した 。 そ の結 果 、 白血 球 数 レベ ル と歯 周 疾 患 の 進 行 度 に 関連 性 が 認 め られ た の で 、 本 章 に お い て は 疫 学 的 観 点 か ら白血 球 数 レベ ル の 動態 と歯 周 疾 患 の進 行 度 と を 長 期 間追 跡 す る こ と に よ り検 討 した 。 まず5年. 間 の コ ホー ト研 究 に よ り総 白血 球 数 と歯 周 35.

(38) 疾患 の進 行 度 と の推 移 を観 察 し、 歯 周 疾 患 が進 行 して い る者 ほ ど総 白血 球 数 レベ ル が 基 準 値 範 囲 内で あ っ て も、 高 レベ ル を維 持 して い る こ と を認 め た 。 さ らに 、1年. 間 で あ るが 好 中球 数 、 単 球 数 、 リ ンパ 球 数 、 好 酸 球 数 、 好 塩 基. 球 数 の変 動 と歯 周 疾 患 の進 行 度 と の関 連 性 につ い て 検 討 を行 っ た 結 果 、 歯 周 疾 患 が 進 行 して い る 者 ほ ど、好 中 球 数 、 単 球 数 、 リ ンパ 球 数 は 高 い レベ ル を 維 持 して い る こ と が 認 め られ た 。 疫 学 的 研 究 は 人 を 対 象 に した研 究 で あ る こ とか ら、 研 究 倫 理 上 の 観 点 か ら 言 って も研 究 方 法 に は制 限 が あ り、要 因 の 因果 関 係 を 明 白 に す る こ と は 多 大 の労 力 を必 要 とす る 。 方 法 と して は 、 まず 横 断 的 研 究 に よ り要 因 の 相 関 関 係 を見 い 出 し、 続 い て 長 期 間 の コホ ー ト研 究 によ りそ の 関 連 性 を検 討 した 上 で 、 これ らの観 察 され た 事 実 か ら要 因 の因 果 関 係 を立 証 す る こ とが 必 要 で あ る 。 従 来 の 疫 学 的 研 究 か ら見 い 出 され た5項. 目の 因 果 関 係 の 判 定 基 準(1.関. 連の. 強 固性 、2.関 連 の 一 致 性 、3.関 連 の特 異 性 、4。関連 の 時 間 性 、5.関 連 の 整 合 性)`3'54)を 基 に 、 本 研 究 の結 果 か ら 「歯 周 疾 患 が 白血 球 数 動 態 と関 連 が あ る 可 能 性 」 の 因 果 関 係 の 立 証 を以 下 の よ う に試 み た 。 ま ず 「1.関連 の 強 固性;統. 計 的 な 有 意 性 お よ び 量 一反 応 関 係 が 成 立 して い る. こ と」 一歯 周 疾 患 の進 行 度 と総 白血 球 数 、 好 中球 数 、単 球 数 お よ び リ ンパ 球 数 が統 計 的 に有 意 な 相 関 関 係 に あ る こと が 示 され た 。 す な わ ち 歯 周 疾 患 が 重 症 な 者 ほ ど、 これ らの血 球 数 レベ ル が 高 レベ ル に維 持 され て い る こ とが 認 め ら れた。. 「2.関連 の 一 致 性;同. じ現 象 が 観 察 時 間 、 場 所 、 対 象 者 を異 に す る 集. 団 で も確 認 され て い る こと」 一本 研 究 と同 じテ ー マ で行 わ れ た 研 究 が 欧 米 で も 数 少 な く不 十 分 で あ るが 報 告 され て い る33)。 「3.関連 の特 異 性;特. 定 の要 因. と結 果 が 特 異 的 な 関 係 に あ る こ と」一白血 球 数 の 変 動 は非 特 異 的 で あ るた め 十. 36.

(39) 分 に考 察 で き な い が 、 歯 周 疾 患 が 血 清CRPと. 有 意 な 関 連 性 を 示 した こ とか ら、. 歯 周 疾 患 罹 患 に よ る 炎 症 反 応 に よ り総 白血 球 数 、好 中球 数 、 単 球 数 な どが 増 加 した も の と推 定 で き る。 「4.関連 の時 間性;要. 因 が 疾 患 の 出 現 す る以 前 に. 作 用 して い る必 要 が あ る こと」 一対 象 者 の歯 周 疾 患 の 発 症 時 期 が 現 在 の 歯 周 治 療 学 で は 明 確 に 把 握 で き な い た め55)、本 研 究 で は 「関 連 の 時 間 性 」 は 十 分 に 考 察 で き な か った 。 「5.関連 の整 合 性;既. 存 す る科 学 的 知 識 と合 致 す る こ と」. 一歯 周 疾 患 は 慢 性 化 膿 性 の 炎 症 で あ るた め 白血 球 数 が 増 加 す る こ とは 医 学 的 知 識 か ら も 矛 盾 は な い とい え る17'18)。 この よ う に 、 第1章. の 横 断 的 研 究 お よび 本 章 の コ ホ ー ト研 究 の結 果 よ り 「 関. 連 の 時 間性 」 を除 い て 、 疫 学 的 に 因果 関 係 が 実 証 で きた もの と考 え られ る 。 す な わ ち歯 周 疾 患 が 重 症 化 す る と総 白血 球 数 お よ び好 中球 数 、 単 球 数 、 リ ン パ 球 数 が 高 レベ ル に 維 持 され る こ とが 示 され た 。 これ らの 結 果 と して 、歯 周 疾 患 の 重 症 化 は 虚 血 性 心 疾 患 発 症 に結 び つ くの で は な い か と推 測 さ れ る。. 37.

(40) 第3章. 総 白血 球 数 、好 中球 数 と虚 血性 心 疾 患 の 危 険 因子 との 関連. 1緒. 第1章. お よ び 第2章. 言. で は総 白血 球 数 お よ び 白血 球 分 画 の 動 態 と歯 科 疾 患 と. の関 連 性 を 日本 人 男 性 事 業 所 従 業 員 を 対 象 に疫 学 的 研 究 手 法 に よ り解 析 し 、 総 白血 球 数 お よ び 白血 球 分 画 が歯 周 疾 患 と関連 す る こ と を明 らか に した 。 次 に虚 血 性 心 疾 患 発 症 予 防 の観 点 か ら、虚 血 性 心 疾 患 の主 要 な 危 険 因子9'1°)と 白 血 球 数 の 動 態 との 関 連 性 を検 討 す る こ とが 重 要 で あ る と考 え た 。 そ の た め 本 章 で は 、 総 白血 球 数 お よび 前 章 で 歯周 疾 患 の重 症 化 と 関連 の 強 か った 好 中 球 数 と喫 煙 習 慣 、飲 酒 習 慣 、 血 圧 値 、血 清 脂 質 値 お よ び 血 液 性 状 値 な ど の 虚 血 性 心 疾 患 の 主 要 な 危 険 因子 の項 目 との 関 連 性 に つ い て 日本 人 男 性 事 業 所 従 業 員 を対 象 に検 討 した 。. Il方. 法. 1.対 象 者 対 象 者 は 、 第1章. と 同様 、 大 阪 府下 の 某 化 学 工 場 に勤 務 す る事 業 所 従 業 員. で あ る 。 本 章 の 解 析 に 用 い た 者 は 、1996年 で 、 第1章. 第1節Hの1.の. の 一 般 定 期 健 康 診 査 を受 診 し た 者. ① 一④ の 選 択 基 準 に 適 合 し た 者 で あ る 。 ⑤ の 喫 煙 習. 38.

(41) 慣 に よ る対 象 者 の 選 択 は 、 本 章 で は現 在 喫煙 者 群 と非 喫 煙 者 群 だ けで な く、 過 去 に 喫 煙 習 慣 が あ るが 現 在 喫 煙 を して い な い 者 、す な わ ち 現 在 非 喫 煙 者 群 を解 析 に加 えた 。 そ の 結 果 、 最 終 的 に選 択 した 対 象 者 は1,384名. で あった 。. 2.対 象 者 へ の 調 査 方 法 対 象 者 へ の 調 査 方 法 は 、 第1章. 第1節IIの2.と. 同 様 の方 法 で あ る。. 3.測 定 項 目お よ び 測 定 方 法 測 定 項 目 は 、体 重 、 収 縮 期 血 圧 値 、拡 張 期 血 圧 値 、 血 清 総 コ レス テ ロー ル 値 、 血 清 ト リ グ リセ ラ イ ド値 、 血 清HDLコ. レス テ ロー ル 値 、 赤 血 球 数 、 血 中. ヘ モ グ ロ ビ ン 量 、 ヘ マ トク リ ッ ト値 、 総 白 血 球 数 お よ び 白 血 球 分 画 で あ る 。 血 清 総 コ レ ス テ ロ ー ル 値 は 酵 素 法 、 血 清 トリ グ リ セ ラ イ ド値 は 遊 離 グ リ セ ロ ー ル 消 去 法 、 血 清HDLコ. レ ス テ ロ ー ル 値 は ヘ パ リ ン ・マ ン ガ ン 沈 殿 法56)に. よ っ て 測 定 を 行 っ た 。 赤 血 球 数 、 血 中 ヘ モ グ ロ ビ ン 量 、 ヘ マ トク リ ッ ト値 、 総 白血 球 数 お よ び 白 血 球 分 画 は 自 動 血 球 測 定 装 置(Coulter-madeSplus; CoulterElectronics)を. 使 用 し た 。 精 度 管 理 は 二 重 盲 検 法 に よ り実 施 し 、. 各 項 目 と も 盲 検 副 検 体 に 対 す る 変 動 係 数 は5%以 BodyMassIndex(BMI)は. 、 体 重(kg)/身. 下 と した 。 長(m)2と. して 算 出 した 。. な お 、収 縮 期 お よ び 拡 張 期 血 圧 値 の測 定 は 、自 動 血 圧 計(HEM-706Fuzzy; オ ム ロ ン)で. 測 定 した 。. 4.生 活 習 慣 調 査 自 記 式 問 診 票 に よ り、. 「喫 煙 習 慣 の有 無 」(1.吸 39. う 、2.現. 在 は吸わな い、.

(42) 3.吸 わ な い)、 本 以 上)、. 「1日. 「喫 煙 年 数 」(1.10年. 酒 習 慣 の 有 無 」(1.飲 (1.毎. 日 、2.1回. 2.11-20年. 当 た り の 喫 煙 本 数 」(1.1-10本. む 、2.現. 以 上/週. 、3.21年. 以 下 、2.11-20年. 以 上)の. 、3.21年. 在 は 飲 ま な い 、3.飲. 、3.1回. 以 上/月)、. 、2.11-20本. ま な い)、. 、3.21 以 上)、. 「飲. 「飲 酒 頻 度 」. 「飲 酒 期 間 」(1.10年. 以 下 、. 項 目につ い て 調 査 を行 っ た 。. 5、統 計 解 析 統 計 解 析 ソ フ トはSPSS6.1JComputerprogramに. よ り実 施 し た 。 総 白. 血 球 数 お よ び 好 中 球 数 と虚 血 性 心 疾 患 発 症 の危 険 因 子 の 項 目 と の 関 係 は 一 元 配 置 分 散 分 析38)に. よ り解 析 した 。 な お 、 有 意 水 準 はp<0.05と. lll結. した 。. 果. 1.年 齢 別 の 体 重 、 血 圧 値 、 血 液 検 査 値 お よ び 生 活 習 慣 Table3-1は. 、 年 齢 別 の 体 重 、BMI、. 収 縮 期 血 圧 値 、拡 張 期 血 圧 値 、 血 清 総. コ レ ス テ ロ ー ル 値 、 血 清 トリ グ リセ ライ ド値 、 血 清HDLコ. レス テ ロー ル 値 、. 赤 血 球 数 、 血 中 ヘ モ グ ロ ビ ン 量 、 ヘ マ トク リ ッ ト値 、 喫 煙 率 お よ び 飲 酒 率 を 示 し た 。BMIが30.0以 160mmHg以. 上 の 肥 満 者 は16名(1.2%)、. 上 あ る い は 拡 張 期 血 圧 値95mmHg以. で あった 。. 40. 収縮期 血圧 値 上 の 者 は160名(11.6%).

(43) Tabie3-1MainclinicalandbehaviouralcharacteristiCsofthestudysubjects 20-2930-3940-4950-59 Agegroups(years》 (Mean±SD.)(Mean±S.D.》(Mean±SD.》(Mean±S.D.) Numberofsublects402290464228 Bodyweight(㎏)65.42±9.2667.07±9.1065,89±8.7464.93±8,59 Bodymassindex22.08±2.7022.72±2.6922.87±2.7523.31±2.51. Systdi呂. 鵠 e(m/Hg)127・38±12・1813・. Diastolicblood72. ・86±12・81133・. ・2±15・42137・5・. ±19・31. .84±9.2078.99±9.5883,16±10.3983.70±11.61pressure(m/Hg》 コbtaIchoIesterol(㎎/(】. Ω)180.35±28.97194.06±29,45208.27±31.00207.72±32.78. Triglyceride(㎎/dの105.99±54,94128,68±61.31136,91±58.1513t14±5622 HDしcholesterol(㎎/dC)55.63±122655。36±12、6155.9臼 Redbloodcell5」3±0. ±13.8655.52±14.39. .305.03±0.324.94±0.344.80±0.37 count(×106/μC) He叩oglobin(9/d2)15.62±0.9215.52±0.8915.37±0.9815.18±1.05 Hematocrit(%}48.09±2.8147.98±2.5947.67±2.9447.00±3.19. Smokers(%ofsublects)233{57.9%)172(59.3%)243{52.3%)115(50.4%) Drhkers(%ofsublects}326(81.0%)261(90.0%)393(84.6%》195(85.9%}. S.D.:StandardDeviation. 2.喫 煙 習 慣 と総 白血 球 数 お よ び好 中球 数 との 関連 Fig3-1は. 、 喫 煙 習 慣 別 の 総 白血 球 数 お よ び好 中球 数 を 示 した 。現 在 喫 煙 者. 群 の総 白血 球 数 お よ び 好 中球 数 は 、現 在 非 喫 煙 者 群 ま た は 非 喫 煙 者 群 に 比 べ て 統 計 的 に有 意 に高 値 を示 した 。 しか し、 現 在 非 喫 煙 者 群 と非 喫 煙 者 群 の 間 に は統 計 的 に有 意 な 差 異 は 認 め られ な か った 。. 41.

(44) 圏Currentsm。ker・ 國 臥 一sm。kers9 口N。 ・・m。k・ ・s. ・00①. 曾P<α ≧. ・・、 P<0. 旦6,000 誓 § 婁8 3,000. 慧 」 O Tota目eukocy匙eNeutrophil. Fig.3-1Tota日eukocyteandrleutrophilcounts bysmokinghabiヒ Datashownaremean±S琶andardDeviation. 3.喫 煙 習 慣 別 の 総 白 血球 数 お よ び好 中 球 数 と喫 煙 お よ び 飲 酒 状 況 との 関 連 Table3-2は. 、 喫 煙 習慣 別 の総 白血 球 数 お よび 好 中球 数 と喫 煙 お よ び 飲 酒 状. 況 の関 連 性 を 示 した 。 現 在 喫煙 者 群 の総 白血 球 数 お よ び 好 中 球 数 は1日 当 た り の 喫 煙 本 数 、 喫 煙 期 間 お よ び 飲 酒 期 間 と統 計 的 に 有 意 な 正 の 関 連 性 が 認 め ら れ 、 喫 煙 量 、 喫 煙 期 間 お よ び 飲 酒 期 間 が 増 加 す る に従 って 、 総 白血 球 数 お よ び好 中球 数 が 高 くな る 傾 向 を示 した 。 現 在 非 喫 煙 者 群 お よ び 非 喫煙 者 群 で の総 白血 球 数 お よ び 好 中球 数 は 喫 煙 お よ び 飲 酒 習 慣 と統 計 的 に有 意 な 関 連 性 は認 め られ な か った 。. 42.

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