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356± 斜9 377±297 370±110

2139±572 2074±607 219Q±660

155±163 128±116 142± で39

15±27 12±25 16±28

★;p<0 .05

n:Numberσ 「subjects S.D.:StandardDeviation

lV考 察 お よ び小 括

前 章 に お い て 、 総 白血 球 数 お よ び 白血 球 分 画 の動 態 と歯 周 疾 患 の 関連 性 に つ い て 大 規 模 事 業 所 従 業 員 を対 象 に横 断 的 研 究 を実 施 した 。 そ の結 果 、 白血 球 数 レベ ル と歯 周 疾 患 の 進 行 度 に 関連 性 が 認 め られ た の で 、 本 章 に お い て は 疫 学 的 観 点 か ら白血 球 数 レベ ル の 動態 と歯 周 疾 患 の進 行 度 と を 長 期 間追 跡 す る こ と に よ り検 討 した 。 まず5年 間 の コ ホー ト研 究 に よ り総 白血 球 数 と歯 周

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疾患 の進 行 度 と の推 移 を観 察 し、 歯 周 疾 患 が進 行 して い る者 ほ ど総 白血 球 数 レベ ル が 基 準 値 範 囲 内で あ っ て も、 高 レベ ル を維 持 して い る こ と を認 め た 。 さ らに 、1年 間 で あ るが 好 中球 数 、 単 球 数 、 リ ンパ 球 数 、 好 酸 球 数 、 好 塩 基 球 数 の変 動 と歯 周 疾 患 の進 行 度 と の関 連 性 につ い て 検 討 を行 っ た 結 果 、 歯 周 疾 患 が 進 行 して い る 者 ほ ど、好 中 球 数 、 単 球 数 、 リ ンパ 球 数 は 高 い レベ ル を 維 持 して い る こ と が 認 め られ た 。

疫 学 的 研 究 は 人 を 対 象 に した研 究 で あ る こ とか ら、 研 究 倫 理 上 の 観 点 か ら 言 って も研 究 方 法 に は制 限 が あ り、要 因 の 因果 関 係 を 明 白 に す る こ と は 多 大

の労 力 を必 要 とす る 。 方 法 と して は 、 まず 横 断 的 研 究 に よ り要 因 の 相 関 関 係 を見 い 出 し、 続 い て 長 期 間 の コホ ー ト研 究 によ りそ の 関 連 性 を検 討 した 上 で 、 これ らの観 察 され た 事 実 か ら要 因 の因 果 関 係 を立 証 す る こ とが 必 要 で あ る 。 従 来 の 疫 学 的 研 究 か ら見 い 出 され た5項 目の 因 果 関 係 の 判 定 基 準(1.関 連 の 強 固性 、2.関 連 の 一 致 性 、3.関 連 の特 異 性 、4。関連 の 時 間 性 、5.関 連 の 整 合 性)̀3'54)を 基 に 、 本 研 究 の結 果 か ら 「歯 周 疾 患 が 白血 球 数 動 態 と関 連 が あ る 可 能 性 」 の 因 果 関 係 の 立 証 を以 下 の よ う に試 み た 。

ま ず 「1.関連 の 強 固性;統 計 的 な 有 意 性 お よ び 量 一反 応 関 係 が 成 立 して い る こ と」 一歯 周 疾 患 の進 行 度 と総 白血 球 数 、 好 中球 数 、単 球 数 お よ び リ ンパ 球 数 が統 計 的 に有 意 な 相 関 関 係 に あ る こと が 示 され た 。 す な わ ち 歯 周 疾 患 が 重 症 な 者 ほ ど、 これ らの血 球 数 レベ ル が 高 レベ ル に維 持 され て い る こ とが 認 め ら れ た 。 「2.関連 の 一 致 性;同 じ現 象 が 観 察 時 間 、 場 所 、 対 象 者 を異 に す る 集 団 で も確 認 され て い る こと」 一本 研 究 と同 じテ ー マ で行 わ れ た 研 究 が 欧 米 で も

分 に考 察 で き な い が 、 歯 周 疾 患 が 血 清CRPと 有 意 な 関 連 性 を 示 した こ とか ら、

歯 周 疾 患 罹 患 に よ る 炎 症 反 応 に よ り総 白血 球 数 、好 中球 数 、 単 球 数 な どが 増 加 した も の と推 定 で き る。 「4.関連 の時 間性;要 因 が 疾 患 の 出 現 す る以 前 に 作 用 して い る必 要 が あ る こと」 一対 象 者 の歯 周 疾 患 の 発 症 時 期 が 現 在 の 歯 周 治 療 学 で は 明 確 に 把 握 で き な い た め55)、本 研 究 で は 「関 連 の 時 間 性 」 は 十 分 に 考 察 で き な か った 。 「5.関連 の整 合 性;既 存 す る科 学 的 知 識 と合 致 す る こ と」

一歯 周 疾 患 は 慢 性 化 膿 性 の 炎 症 で あ るた め 白血 球 数 が 増 加 す る こ とは 医 学 的 知 識 か ら も 矛 盾 は な い とい え る17'18)。

この よ う に 、 第1章 の 横 断 的 研 究 お よび 本 章 の コ ホ ー ト研 究 の結 果 よ り 「関 連 の 時 間性 」 を除 い て 、 疫 学 的 に 因果 関 係 が 実 証 で きた もの と考 え られ る 。 す な わ ち歯 周 疾 患 が 重 症 化 す る と総 白血 球 数 お よ び好 中球 数 、 単 球 数 、 リ ン パ 球 数 が 高 レベ ル に 維 持 され る こ とが 示 され た 。 これ らの 結 果 と して 、歯 周 疾 患 の 重 症 化 は 虚 血 性 心 疾 患 発 症 に結 び つ くの で は な い か と推 測 さ れ る。

第3章 総 白 血 球 数 、 好 中 球 数 と 虚 血 性 心 疾 患 の

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