研究開発費会計の基礎

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(1)

費 ︑項目研究費等の語が使用されること︐もある これらば広 い 研究開発費の下位概念にしかす ぎないから︑これら 

        を 包括した用語としては︑研究開発費の語を使 用 すべきであろう︒ 

西  ︑  氏 

・ リ 

膚 

Ⅰ 

技術革新の担い手として企業における研究開発 活動が近時重視 き 軋るよ う になり︑それに伴って 研究開発費会計の 

必要性が富江高まってきだ︒しかしながら従来 研究開発費の研究 は 断片的︑部分的に論じられた 程度で独立しだ一個 

字・ 間 体系・を・屯す迄に至っていない 0 そこで 太稿 では研究開発農会計の序論としてその基礎概念 客 研究してみよう︐︒ 

一 ︑研究開発費の意義及び常語 

究 開発費︵﹁のりのめ︵の @ ︶ ロ @ ︶仁孝 qo‑0 で ヨ の コ %  安 憶コ 冶 es ︶ ぼ ︑研究開発活動を実施するために直接 叉 は 間接に費消され 

る 価値犠牲であって︑開発研究費又は調査開発 費 と呼ばれたり単に研究費又は調査費と略称され ることもある︒広義 

に 研究開発費と称する時 は ︑もちろん自然科学研 究費 のほか人文科学研究費も含まれるが︑狭義 に おいてば︑自然科 

学の分野江おけら研究費だけが研究開発費と考 ︑ ぇ られる場合が多い︒研究開発費の意味で︑試験 研究費︑開発費︑基 

礎 研究費︑応用研究費︑工業化研究費︑通常所 党費︑特殊研究費︑探索研究費︑工場研究費︑改 善 研究費︑計画研究 

研究開発費会計の基礎    

(2)

㈲研究開発費会計の意義  前述した ょ 55,, な 研究開発費を対象する会計領域 か 研究開発費会計であって︑研究開発費会計 ︵ 簿 C い O 年下官 臣 ㏄ 比 0 Ⅱ 

I8 

発  研  研  費  密  支 

こ  棚  で  る  項  突  貫  穿  究  で  に  田  所  の  卸  あ  。  価  開  研 

に  開  閉  あ  定  は 

完  売  資 

る 

そ  (  発  究 

開発費 

算入さ  発原価  発費 に 

って、 

議する 

、研究 

開発費  上原価  産 とし  最狭  の一つ  研究開  費 主 の 

れ 

るはる 

) 

な班場  究合発類期  開にもて義は  次に  製原部 

発 

要 

は 

、 

     

  

固定費 

場合が 

、研究 

かとい  開発 支  しり 

IJ 

ム 

、 

活動に  似 した  原価 間  期に繰  研究開  原価 品  価外 の  分は 

、 

研  , 

     

         

  

                             

  

  

  

        

   着  帯  金  算 

  

  

  

  

         

  

さ   

   費  プ  突  先 

    

        

        

     

に 

ズ 刀 。 @  。  費  必  は  は  す  と  入  れ  と  ロ  開  聞  計 

兼房  と  ず  こ  図  る  し  さ  る  称  ダ  発  梁  上 

一史 ニ @ " 

  

"  ば  し  の  別  支  て  れ  か  す  ク  費  原  さ 

  

な  も  外  す  出     る  、  る  ト  し  価  れ 

質  ム    

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曳  (  聞  す  用  )  広  な  コ  は  原  あ 

  

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究  め 

   開  非 

ル @  開 

発  厳  発 

、  開  "  の  あ  非  研  18 

(3)

ロり ㏄の 八 Ⅱ 0 デぢコロり せの PO 毛 ︵ お コ ︵ Ⅹものさののの︶・とは︑ 企 業 が研究開発活動を実施するために直接又は間 接 に必要とされる 価  恒儀牲を処理する際に生ずる各種の問題を総合 的に研究しょうとする新しい会計領域であると 定 義 することができ 

る 以下この定義を分解して︑研究開発費会計の 意義を解明してみ︑ ぅ ︒ 

Ⅰ企業の研究開発活動を個別経済の観点から 考 察する︒ 

研究開発活動 は ︑企業︵企業に所属する研究所 も 含む︶だけでなく︑各種の専門研究機関や大学 等においても実施  され︑実施機関のいかんにより研究開発活動の 特色も自ら異 る ︒例えば︑企業においては応用所 究や工業化研究が重  税 され︑企業の収益 こ 王直接︒間接に増大するこ とが根本目的とされる場合が多いが︑研究機関や 大学等においては 基  礎 研究が重視され︑収益の増大が直接に目的と されることは 少 くない︒これらのうち研究開発費 会計で は ︑一般に企 

業で 収益性向上のために実施される研究開発 活 動を主として対象とする︒企業の研究開発活動も ︑個別経済的な観点 

から個別企業の問題点を検討し︑経営政策とし 甲 ︑のあり方等を示唆する方法がとられる︒従って ここで は ︑国民経済 

的な観点から国全体の研究開発費の実態や推移 を 明らかにし︑国家政策としてのあり方等を研究 する方法はとらない 

のが普通である︒ 

2  研究開発活動を実施す ‑ ・ 0. にめに直接又は間 接 に必要とされる価値犠牲を主題とする︒ 

研究開発費会計では︑研究開発活動を実施する ために直接又は間接に費消される価値犠牲を主題 とするため︑研究 

開発活動自体の研究 は 必要な限りにおいて言及 するにとどめ︑︑王に価値面の研究が行なわれる︒ しかしながら研究開 

発 活動を実施するために費消される価値犠牲 と︐ してほ︑直接的に費消される研究開発費 は もち ろ んのこと︑さらに間 

接 的に費消される資本的支出をも対象とし︑ 広 く 研究開発支出の研究が行なわれることもある︒ 研究開発費と研究開 

め発 

繰延資産及び研究開発固定資産の間にば 密接不可分の関係がふめり︑相互に振替えられる 場 合 が多いから︑研究開発 

  

(4)

鈍 費の研究といえどもこれらの問題まで包括 する場合が存するのである︒ 

この点からほ研究開発費会計と称するよりほ研究 ぼ発 支出会計と呼ぶ方が適切であるかも知れた 研究開発 支  出 といえどもあくまで研究開発費との兼ね合い において言及されるにすぎ低いので︑この場合で も 研究開発費会計と 

い 話が使用されることが多い︒ 

ふ 研究開発費を処理する際に生ずる各種の問題 を 総合的に研究する︒ 

企業において研究開発費を会計処理する場合には 多種類の問題が発生するが︑このような問題に は 次のものがある︒ 

︑研究開発費の全般的問題 

研究開発活動の重要性︑研究開発費の基礎概念︑ 研究開発費の支出実態︑研究開発活動の実施 組 識 ︑研究開発費金 

計の概要 

︑研究開発費の財務会計問題 

研究開発費財務会計の構造︑研究開発支出の区分 万法︑研究開発原価の原価計算︑研究開発費の 会計処理︑統一 経 

理 規定の研究開発費処理 

︑研究開発費の管理会計問題 

研究開発費管理会計の概念︑研究開発計画の設定 ︑研究開発費予算の一般理論︑研究開発経常 予 算の編成・ ナ ・ ニ 一天 施 ︑  研究開発資本予算の編成と実施︑研究開発費の内 部 監査 

︑研究開発費の会計法規問題 

ぽ務 諸表規則上の処理︑業種別財務諸表規則上の 処理︑改正商法上の処理︑法人税法上の処理︑ 調達法規上の処理  A  研究開発費を研究しょうとする新しい会計 碩 域 である︒ 

20 

(5)

21 

研究開発費会計で は ︑研究開発費を企業会計の観 点から | 換言すれば企業会計の一領域として 研 究 しょうとするも  のである︒しかしながら企業会計と隣接話 学 との 境界をどこで画するかについては各種の見解が 対立しているが︑ 会  計の最終目的を情報の伝達に求め︑研究開発費金 計は 必要な会計情報を伝達するまでとし︑当該 情報を基にして有効  な 対策を講ずる行為自体は研究開発管理の分野に 委ねる方が適切であろ⁝︒ 

前述のように研究開発費をめぐる問題にば多種 類 のものがあり︑財務会計や管理会計から会計法 規 の問題まで存す  るが︑企業ムム計の一領域として研究するため︑ 会 計 法規についても法律論的展開よりも会計的 展 開を重視し ︑ 主とじ  て 会計処理の規制内容が考察される︒従来研究開 発費は ︑わずかに関係各問題ごとに個別研究さ れたにすぎないの  で︑ @ しれろを有機的に体系化し︑一個の学問領域 として完成する必要がある︒このような﹁新し い 会計領域﹂を作り  あげることこそ研究開発費 ムム ﹂一己の一大使命でな げ ればならない︒ 

㈲研究開発費会計の重要性 

このような研究開発費会計 は ︑近時︑なぜ重要視 されるに至ったのであろうか︐この点について ︑米国原価会計士 

協会の連続調査報告書第二十九号﹁研究開発費 

ム  百計三︵八イ︒の︒白目 

ゴコぬ円 0 ヒカ ︒のの 麓 Ⅱ︒ アがココ日 りのせの 円 ︒ でヨ の コ ︵の 0 の︵︒ 卜の下 

刃のお き 

宇鰍 

r@ のの No. めり︶ ほ ︑序文において 左 の 如く論じ ィ ︒ ‑ いる︒ 

研究開発活動は︑近年︑産業面で重要性を増大 しだ よ う に思われる︒この事実 は ︑研究組織が大 規漠 であること  や ︑研究開発のために年間に支出する貨幣 額 が多 額であることや︑過去の研究によって開拓した 諸製品から生み出さ  ねた 会社収益の占める割合が大きいことにあらぬ れている 0 最後の事例は︑モンサント 化 成 会社︵ 目 0 口の a 口 ︵︒ 

の訂乱 np ︶ 日雇 逼 ︶の一九五三年度の年次韻 

と  口書から引用した次の文言に見出すことができる 

  

﹁一九五三年においてば︑モンザント社の売上一 @ 同 の 大部分と利益の約四割は︑十年前に製造して いなかった孝幸裏口 卯 2 

(6)

から得られたものであり︑これらはすべて研究開 発 活動の成果に体なら︐ない 0. 一     

研究活動が主要機能をなしている場合には︵ 現 在 では多数の ム 本社かそうなっている︶ ︑ 望ましい 方向に努力を集中 させるために︑経営管理者の計画設定と指示が 必要であり︑設定しだ目標から離脱することを 防 ぐために︑継続的な 

管理を行 う こともまた必要である︒一般経営 管 連着 は︑ 主として研究開発目的に利用し ぅる 資金 の 金額と使途を管理 

する万法によって自己の機能を遂行している︒ ︐ ﹂のような財務管理を行 5 基礎として︑適正かつ 適切に分類した原価 資料が必要であり︑さらに研究開発費が会社 損 益の重要な項目をなす場合には︑経営管理者に︑ これらの支出が会社 

の 財務活動に及ぼす影響を知ることが必要である ︒このためにほ︑研究開発費が会社全体の収益 及び財政状態に正し 

く 反映するとともに︑計画設定と統制に原価 情 報を提供し う ちょうな会計計画を設定することが 必要である︒ 

このように米国原価会計士協会は︑米国において 研究開発費会計が近年重視されるよさになった 理由として︑研究 

開発組織の大規模化︑研究開発費の巨額化︑研 究 開発成果の増大をあげているが︑このことはわ   

合するものと考えられる︒以下この三点について ・研究開発費会計が重視されるに至った要因を 探 ぐってみよう︒ 

   研究開発組織の規模を何で測定すべぎかに つ い ては問題があるが︑その 一 要素を研究関係の従業 者数︵研究所の従 

業者及び工場等において研究に従事する従業者 の数 ︶に求めてみると︑第一表のような現状が 伺 われる︒昌昭和三十 

これから昭和三十六年四月一日現在において︑ 研 究 を行なっている会社における研究関係の従業 者数と従業者総数 

0 割ムロは︑全産業平均して 三 ・ 0% であり︑研究 所 ︵第一表の脚注を参照のこと︶の五十六︒ セ 老を別とすれば ロ 要員 

ほ 化学工業の七・七 % から最低は運輸・通信︒ 公 益業の 0, 四 % まで各種あるが︑総じて研究 関 係の従業者は相当参 

22 

(7)

数  者べ  従業  計局調  の統  関係  総理府 

研究  年度     表秘  上略  第 

  含 / め uB 由 @ コ ア 1 Ⅰ 

  の数 

    

総数 

者 業 従   

類 分 

業 

産 

農  林・水  産  業 

鉱     業 

建  設  業 

輿  丁 "'   華 ノ 。 

食  品  工  業  繊  細  工  業  木材・木製品工業 

パルプ・  紙工業 

出  版・  印  刷  業  化  学  工  業  石油製品石炭製品工業 

ゴ  ム  製 

品工業 

   窒 

  

三も 

鉄  鋼 

  

ヲ守 

非鉄金属工業  金属製  品工業 

機  械  工  業 

電気機械工業 

輸送用機械工業 

精密機械工業 

そ の  他 

の工業 

運輸・通信・ 公益 業 

所  究  所 

全  産  業 

  

  

  

  

22557 Ⅰ 6765374389 47282725   3539635838304084 工 3054 Ⅰ   Ⅰ 丁 00 ヰ工 工りう 343 工 

  

  

     

  

  

  

  

な ムり Q0 3 う ムリ︐ A‑ ワ ・ @ ハリ 

0004329207423232 36252063   

        臥 709945490987948 

0454352, 士 只し 09 り し工 0077I Ⅰ 工 士 00 つと こりワ つ ハコ二し ム り Ⅱ 甘 2ll‑57 

  

  

    Ⅰ 工   12 

   研究所とは︐     差 E  織     研  究  所  及     研  究  所       準  ず     ミも           ‑@@@ 

次表 以下も 

  

数 をしめていることがわかる︐ 

え 研究開発費の巨額化 

研究開発費︵支出︶の現状についての詳細は省 略し︑過去九年間における研究開発費︵支出︶の 推移だけをたどっ 

(8)

24 

       

てみると︑第二表のとおりとなるひこ九は日本生  産性  本部が科学  黎 

和  三十六年八月号三頁︶ 

これから回答会社の研究投資総額  は  ︑昭和二十  ‑ 八年から昭和三 

  併設 

度  十年にかけてはほ  ば  横ばいで低調でこのったが︑  昭  和  三十年を一① 

  

表轄 

       0 

とすると︑三十三年にば一九二︑三上上八年に  ば  五二六となっ  ァ︐ @  昭 二 

  

おり︑いかに研究開発費が急増したかが知ら・  弓  否 

︒この急増 

度 

は  ︑その石欄  怪  小された設備投資額の推移と比較  するなら︒  ほ  ︑一段と明確なものとなろ  う  ︒ 

ふ  研究開発成果の増大 

研究開発に従事する人数と研究開発に投入する  金額が急増すると︑それに伴って研究開発の成果  が  増大し︑売上高 

の増伸に  決定的な影響を及ばす  まう  になる︒この  事実を︑日本生産性本部の前記調査結果に求め  てみると︑次のと  も 

りである︒︵前掲月報三頁︶ 

売上高の伸びと研究投資総額の伸びを対比す  i,r  ム  し ︑第一図のよ︑︵  ︐ @ ︐ @  卜はば  直接的な関係があるこ  月  一 を認めることがで 

き︑これらの研究投資の増加が著しく︑かつ  ‑ て  のす  ぅ  勢に段階的な変化がみられる産業  は︑  多く  が  技術革新産業な  い 

しほ  成長産業といわれる産堂本︵﹂  エ き  る  ︒すなわち  研  究  投資の伸びと売卜  亡 @ ぽの伸びとを産業別に対比  ︑ ・してみると︑研究  投 

資の伸びの大きな産業  は  ︑そのぼとんどが・売上古  日の伸びも大きな  グル 

プに  属し︑しかも一般的  にいって︑これらの 

産業の設備投資の伸びも大きい︒このように  研  究  投資︑設備投資︑売上高の伸  びが  何れも高い  グ  ルーブに属する産業 

(9)

ば 上の調査結果から︑研究開発活動が企業の売 上 高増進に決定的影響を及 は しており︑企業の成 長 率は研究開発 活 

    25 動の成果に負 う ところが大きいことがわかる︒ 

導 

  

に 

第 

図  研究投資と売上高の  関係 

@  

ノハ Ⅰ 

八丁 『 

れこ  昭和釘年  日本生産性本部調べ 

ll@ 

  

     

     

后ユ    

  

  

蔑 杏 ・  , に 一 

し  よ 

  

く 

  

る 

     

400  500  600 

研究投資指数 

売 

の 

四 

上高 

   日召  , 

     へ ら 

多術 

と  製  て  目  竿  秤  総  の  あ  拓  六  品  製  軽 

分淳 

三  品  い  己  に  二 

売 

改  る  さ  年  と  品  電  に  人  士  別  る  開  は  十  上  良  い  れ  以  は  別  気  導  に  六  売  こ  発  胆  大  高  品  は  た  降  、  売     大  ょ  年  上  と  に  製  年  を 

は包 

も  新  左  上  自 

技  る  を  高  が  ょ  品  に  新 

新装 

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こ  疹  七  分 

製品に  除き、 

ついて  表 

え 

ロ ロロ  ロロ  ‑" フ 一 笘 @"" ょ  と  %@  げ  の 

る  の  か  の  る  な  で   る 

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裂  か  し 

十  三り  おだ  。  全 

産 

も  技る、 

あ  で     、  の  業  造  な  い      

(10)

このように研究開発組織が大規模化し︑その結果 として研究開発費が巨額化し︑研究開発の成果 が 企業の繁栄を左  右する よう になると︑研究開発費をいかに財務 会計上処理するかにより当期の損益や財政状態が 相当の影響を受ける  ことは事実で︑またどのように管理会計上対処す るかに よ り企業の経営成績が本質的に左右され るようになる 0 さら  に 会計報告上の処理方法のいかんにより利害関係 者の利害が影響を蒙ることも否定できず︑また 税務会計上の処理方 

法 のいかんに ょ 9 課税所得の金額が少なからず 増減されることも確かである " 近年研究開発会計 が 重要視されるに 至    

    

   26  3  丁丁  6095544  丁    

  

   の︑  ・ へ  北部    

  

59@1 27‑7  21.2  70@2       

自 

  

   自          

    

  

新口  日  日 |     表  本 昭       

  

   3  年  第  昨  7890  丁  234<f156  2  う ん  22‑033  う 000  りう う  3  禾コ 万口    

  

(11)

27 

え 研究開発成果の不安定性 

研究開発活動の成果は不安定で︑所定の研究開 発 活動を実施しだとしても所期の研究開発成果が えられるとば限ら 

ず ︑一般には成功するか失敗するかさえも明ら かでない︒会計上からは︑成功しその結果特許権 等を取得する時ほ ︑ 

当該研究開発支出を特許権勘定等に計上し︑ 反 対 に失敗し水泡に帰する時は当該支出を損失勘定 に 計上することが 必 

要 となるが︑支出時には成功又は失敗の事実が 不明であるから︑この支出を一体どのように会計 ぬ 理するべきかが 問 

題 となる︒ 

ふ 研究開発費管理の二重性 

研究開発活動の最終的な目的は︑新製品又は新 技術等を発見することにあり︑これらの発明・ 発 見は研究者の創意 万  っ たゆえんがここにある︒ ㈲研究開発費会計の困難性 近年研究開発費会計が重視されるに至ったにも かかわらず︑なぜその理論や実務が立 

その理由 は ︑研究開発費会計に次のような困難 性 が内在しているためと思われる︒ 

Ⅱ研究開発費処理の複雑性 

研究開発支出の内容は多種多様なため︑会計 処 理の方法が極めて複雑である︒研究開 

として資産となるものもあれば︑収益的支出と して費用・となるもの︐もあり︑費用の甲に 

非原価となるものもあり︑さらに原価の中にも 製品原価になるものもあれば期間原価 一 ・ れ 

属するかによって会計処理の方法が皆具 る ︒ 従 って研究開発費会計も︑これらの各々に 

て ゆかなければならない︒  ち 遅れているのであろうか︐ 発 支出の中にも︑資本的支出 

も原価一になるものもあれば︑ 

なるものもあり︑その何れに 

ついてその処理方法を解明し 

(12)

ム 研究開発費査定の窓 意性  研究開発費 は︑ 単なる費用というより投資の性 格 が強いから︑・その効果を短期的な売上高や特許 件数等で単純に 測  足 することはできず︑その査定が困難である︒ 従って研究開発費にどれ程の予算を計上すべぎか とか︑古古山され だ研  究 開発費がどれ 位 有効であったか等を判定する 基準に乏しく︑判定に窓 意 的な要素が介入する 会 他 が大きい︒ 

ふ 関係法規の交錯 

研究開発費を規定した関係法規又はそれに準ず るものとしては・で企業会計原則 快 ㍉財務諸表 現 ぬ ﹂ ︑コ未 種別財務  諸表 規則ミコ原価計算基準目元商法 呉門 法人税 法号 っ 所得税法二等が存するが︑これらの規制 内 容は必ずしも同一で  なく︑ そナ 迂に幾多の交錯を見出すことができ る ︒ それ 故 各関係法規等の要件を完全に満すために   

個の会計処理を行わ ほ げればならなくなり︑ 実 務 土砂・なからず不便が生ずる よう になる︒ 

三 ︑研究開発費の領域と会計分類 

研究開発費会計で研究対象とされる研究開発費 の 概念をさらに明確にするために︑研究開発費 と 他の費用との区分  基準を明らかにするとともに研究開発費の会計 的な内容分類を例示してみよう︒ 

①研究開発費の領域区分 

五 研究開発費と他の費用の区分基準  00  と工夫に凡てがかかっている︒従って企業 にとっては︑研究開発費を削減することよりも︑ 研究開発の成果を高揚す 閥 

る 方が重要となり︑研究開発費の削減にも自ら その限界が生ずる︒さればといって成否の不明な 活動に無限の支出を  認めるわけにものかないので︑研究開発費管理   ようになる︒ 

(13)

  

㈲新しい型の設備及び製作︑又  は  現在の製造  工程で使用され︑かつ工場の現工程の変更をも・か  れ らす  ︑ような  現  設備の 

% b  ︑研究開発費に算入してほならない費目      

目と算入してばならない費目の区分について 例︐ヮんば Ⅴ・ ︒ モ ︵ プ時 p% Ⅱ りぬ q. プ由 ︒㏄ s" 二ロ め セム︒七ヨ の臣 ︵ れ むの由の日 臣 ︒ 仁巳 弓 の 斗 ㌣︶ 偉牡 ︒ 巾 〜曲コ 目 し 

a ︑研究開発費に算入すべき費目 

㈲基礎研究 

| すなわち工場で現在製造してい る 製品となんら特定 

的な研究 又は 実験 費 

㈲新しい工程︑又は工場で製造すべ き 新しい 製品又は製品群を作 

  改良する場合の 

しかしながら︑まったく新しい製品又は工程を 生︐あ 出す︒ような︑一工 

の 企画に含めなければならない︒ 

㈲すでに工場で製造している特定製品を改良 するか︑又は現工程 

企画当該製品が販売し 

ぅ ると考えられて から︑製品又は エ 

必要なすべての活動を含め ‑.0 ︒ 

㈲新しい製品︑新しい設計図又は通常の製造︐ と 販売に適した新し  ス民は︑ 咲のような 華 細ヱ一 峯 ・シニ ホ している︒ 

ス ・ レ ・の・ レ ・ り 日す︵ ぎ ︒ 才 ミ ぺ PQ 白も︒ 弓っ ・ ト りの ︶ りレ 

の 関係を有しない︑一題的な問題についての 直 接 

り 出すために行 う 実験又は開発企画質︒この全一 旦 

些 細 ・ な変更まで含めるべぎである︐ とド 旨かんない 

要 な開発 は ︑ 現製コ 巴にとってかわる場合でも︑ ︐   

を 改良するために 行 f.r, 実験又は開発企画賛︒ こ の 

程に内在︑していた製造上の障害を除去するため 

一 @"@ 

い 設備を作り出ずために必要とされる開発後の 尹 ‑  研究開発費とその他の費用は︑いかなる基準に もとずいて区分したらよいで キき ろ うか ︒研究開発 費 に算入すべき 費 

(14)

︑ 

       研究開発費としない費目 品質管理及び製品・半製品の検査︐検査・分析 費 ︒ 

ぬ質 図や地形図の作成︑地下資源の探査費︒  ㏄㈲障害を除去するか︑ 又は 正常な営業活 動を遂行するために︑製造部門に提供される技術 上の助言及 び 用役 費 ︒ 

㈲時折発生し︑製品 又は 工程の正常標準を減 少 させるような製造障害を除去するために必要な 障害排除活動費︒ 

㈹正常な営業活動︵ 一 経営管理者の音省 か によ って実施したり︑実施しえなかったりする新しい 活動と比較して︶を 

行 うに 必要な他の実施業務費︒ 

㈲当該材料 

又は 物品が通常︑品種の増加をも たらすと合理的に予測しえたい場合に︑顧客の特 別 な注文に応じて 材 

料 又は物品を試験的又 は 試験的以外に製造する に 要する費用︒ 

㈹通常︑製品の製造手続に必要とされる常規 的 テスト 費 

またわが国の向科学技術研究調査報告﹂は ︑会 社の研究業務の範囲に 及し︑研究とするものと しないものを例示 

しているので︑これを準用 ふ ⁝ れば ︑研究開発費 の 領域 は︑ 次のごとく示される︒︵前掲善 ‑ ハ 頁 ︶ 

︑研究開発費とする費目 

㈹肝先部門における活動費︒ 

  フラント及び試作品の設計︑製作及び運転 費 ︒ 

㈹生産初期段階において︑新技術について 行 なわれる技術的評価活動費︒ 

㈲大量生産によらない特殊な受注品の設計に あたって︑技術的進歩を必要とする場合︑その 資 料を得るための活動 

費 ︒ 

30 

(15)

31 

㈹製品の 

デザィイ 上のわずかの変更 費 ︒ 

㈲特許に関する事務費︒ 

右の区分基準 は ︑もちろん絶対的なものではな く ︑研究開発費の種類や実態によって自から相違 せざるを得ない 

が ︑一応の大綱的基準 は 知り ぅ るであろう︒ 各 企業 は ︑この大綱的基準を参考として︑自社の原 価 環境の特殊性を十 

分 参酌した独自の区分基準を設定し︑できれば その詳細を経理規定に明記しておくことが望まし   

ム 研究開発費と製品原価の区分基準 

研究開発費とその他の費用との区分の中で最も 問題が存するのは︑研究開発費と製品原価の区分 であろう︐米国原 

価 会計士協会が報するところに ょ れば︑研究部 門 で開発され だ 新しい製品︑工程及び方法に関す ‑ の 着想は︑成功の可 

能 性がある時ほ︑最後に商業化するために製造 部門に引渡されるが︑実際には研究と製造の両者 の 特質を共有してい 

る 中間的な段階が存在する場合が多 い ので︑ こ の中間段階で発生する原価を︑研究費に賦課すべ き か ︑ 又は製造原価 

に 賦課すべきかを決定することが必要となる︒ 実 地 調査の結果︑研究と製造との会計上の区分点 を 設定する会社の方 

針は ︑ 製品の種類︑ 会社の組織︑ 製品市 場を開発する時間等の諸要素から決定されること がわかっだ︒ 

㈲研究開発費の形態 別 分類 

前述の基準に基づいて把握され だ 研究開発費 は 会計技術的にば︑形態 別 ︑責任別及び企画 別 等に 分類される︒研究 

開発費の形態 別 分類とは︑財務会計におげる 折 究 開発費の発生形態別の分類であって︑費目別 又 ほ 性質 別 分類とも 称 

‑ ﹂ 牙 る下良刀には研究開発費 は︑ 例えば次の ょ に分類される︒ 去て ︒ ノ巨︑ パ リ 

︑研究開発材料費 

研究開発用資材の消耗による原価で︑素材質︵ 又は 原料費︶︑買入部分品 費 ︑燃料費︑工場消耗 品賓 ︑消耗工具備 c ︒ 

(16)

銘 品質 等 がふくまれる︒ 

︑研究開発労務費 

研究開発担当者の労働用役の消費に よ る原価で︑ 賃金︵基本給のほか割増賃金をふくむ︶︑給料 ︑ 雑給 ︑従業員賞 

与 手当︑退職給与引当金繰入額︑福利 費 ︵建康 保険料負担金等︶ 等︐ がふくまれる︒ 

︑研究開発経費 

材料費と労務費以外の研究開発費で︑減価償却 費︑た な節減耗費及び福利施設負担額︑賃借料︑ 修繕 料 ︑電力 料 ︑ 

旅費交通費 等 の諸支払経費をふくむ︒ 

このよ う︐ な形態 別 分類の一例を例示しでみれば 次のと おウ である︐︵︶・㏄目のの 一 ︵の 臣めロ ︵ @  ミ ・ し 毛 ・ 目のむ コ ︒ 捷 Ⅰの @ コ ののの 

援仁伍 的のデ田 典 ハコ年の 0 づ れⅡ 0@  ト ゆりの︒で・ N ㏄ ゆ ︶ 

ム 給料及び賃金 

︑管理職員︵部長を含む︶の給料 

︑管理職以外の専門職の給料 

︑専門職以外の技術職︵図書 係 ︑設計 係 ︶の 絵 料及び賃金 

︑事務職︵事務員︑速記 係 ︑秘書︶の給料 

︑機械の運転や掃除のために研究所で使用さ ︑ れる工場労務者の時間給 

2  材料費及び消耗品質 

︑単一の企画用に特別に設定され︑従って基礎 設備の一部とはなりえな い 磯城のような費用性 の訊怪備 出 

︑化学製品及び薬品質 

32 

(17)

  3  研究関係の全従業者に対し支払った給与︑ 退職金︑賞与等の総額をい う ︒ 

33 

︑その他の研究所消耗品 費 

︑修理用材料費 

ふ その他の直接費 

︑給料に附帯する租税及び保険料 

︑旅費 

︑顧問料 

︑定期刊行物及び他の文献 料 

︑課金及び会費 

︑減価償却 費 

ob ︑固定資産税及び保険料 

︑照明 費 ︑暖房 費 ︑動力 費 

︑洗濯 費 

︑雑費 

材料費︑労務費及び経費に類似した三分類とし ては︑人件費︑物件費及び経費に大別する場合が あり︑ ま  ほ 直接費と間接費に要約され︑直接研究開発 材 料 費︑直接研究開発労務費及び間接研究開発費に 三区分され 

ある 合前者に近い一例を示せば次のとおりで ある︒ 窯 科学技術研究調査報告 ヒ 前掲 書 七頁︶ 

︑人件費  たこれら る場合も 

(18)

つげ︑各勘定記二%ごとに当該個人が費消権限を右 している原価を集計する よう 処理することが 望    ナ ‑ のような研究開発費の形態 別 分類 は ︑財務会 計 における費用の分類であるとともに︑管理会計 ︵原価計算や予算 

統制等︶における費目別計算の費用分類となる から︑財務会計と管理会計の接触点となる︐ 

㈲研究開発費の責任 別 分類 

  の外 責任別や企画 別 等に分類し集計 す ︐ 父 ・ ‑ とが 不 可 欠である︒財務  会計のために は 形態別に分類するだけで十分でふ つ るが︑管理会計のために は ざらにこれを責任 別 に 再分類しなければ  ならない︒研究開発費を︑その費消責任を有す る 人毎に佳木 ゴ一 引する場合にば︑ 姦只用 と人を繍 び つげ @ る こし︐ 一 が可能とな  ウ ︑かくして始めて原価責任を追究し ぅる 25 が とするからである︒この﹂ような分類方法を責任 別 分類といい︑部門別  又は 組織 別 分類と称されることもある︒責任 別 分類にあって ほ 各研究開発費目に責任別記号︵ お ㏄で︒目の二 %‑ ざせい ︒ 臼 e ︶を 

34 

︑消耗資材 費 

研究のために要した 安原材料費のほか︑補助 材料費︑部分品 費 ︑包装材料費等も含めた額をい ハ ト ツ ︒ 

︑固定資産の購入額 

研究に必要なすべての有形固定資産の購入︑建 造 ︑据付げに要した費用の総額をい う ︒ 

︑固定資産の減価償却 費 

研究のために使用されたすべての有形固定資産 に 対する一年間の減価償却の総額をい う ︒ 

︑その他の経費 

研究のために使用された消耗品 費 ︑文房具 費 ︑消 耗 器材 費 ︵官報︑新聞︑雑誌類のぽか︑耐用年 敬一年以内の エ  具 ︑器具︑備品を含む︶︑光熱水道 費 ︑図書購入 費 ︑旅費のほか︑修理費︑通信費︑家賃︑地代 等の合計額をい 50 

34 

(19)

  

責任 別 分類の一例を勘定記号 制 とともに 掲 ‑ 記し ザ ﹂みれば七エ の とおりである︒小巷︐ 守目ぃ 弓の︵ ト曲 口口 刃阻 の 曲お 宙のの海 

耳 nnO 目巨ぎ ㏄ 口四 の コ ︒ テ︐ニ コ伍す 00 オ OhH コ巨 Ⅰ の ︵︵ 宙 トオ 挨の曲Ⅱ︒ ア ヴ時の コ曲 ㏄の日の コ ︵ "0 で・ 臼ごつ ・ ひト ㏄︶ 

勘定記号 

単位格  監督者  所在地 

  フラスチック研究 エ 八七 0  一 ス 

研究所 

ム 八七 一一 

陶器研究室 

W. ウイリアム 

研究所 

一八七 五 モーター開発研究室 ︒ 力 ルソン 

シカゴ工場 

︒ションソン 

企画研究室 

上 八七一 クリーブランド 

‑JJ, ロ エ 八七一三 ウ 

特許開発  研究所 

六七一四 

専門図書室 

︒ リ チ ャリド 

研究所 

ユ 八七一八 J. 

ケラー  研究管理  研究所 

さらにこれに類似した責任 別 分類の一例を追加 してみれば次のようである 0c2 下のや︐ 七 ・ c@ ︵: フト ㏄下 り ︶ 

一般元帳勘定三十六番研究費 

",""" 一 員 任 勘定記号 | 百 1 @ 宙 社 長 三一 上 ハー 0  一 

研究担当 副 取締役 一一一二八・ l0 一一 

記録部門 

二 二八ー 三 

病気管理部門  病理研究所 

三六 10 四 

(20)

36 

衛生研究所 

二 二八ー 五 

栄養研究部門 

管理者及び一般職員 ‑‑ 一上 ハー 士ハ 

分析研究所 

二 二八ー 七 

生物学研究所 

三六 10 八 

有機物研究所 

三六 10 九 

無機物研究所 

一一一エ ハ|一 

研究建物の稚 特 ︒運営 二コ ハ| 一一 

㈹研究開発費の企画 別 分類 

責任用分類以外で研究開発費の管理に不可欠な 分類としては︑企画 別 分類がある︒企画 別 分類は ︑また課題 別 又は 

プロジェクト 別 分類とも称される︒研究プロジェ クト毎に研究開発費を集計するだめの分類がこ れで︑かかる企画分 

類 を行 うと︑ 次の利点がえられるようになる︒︵ 之 ・ 下 ・の・ ナ ・ や住 ︵・・や︶ののの︶ 

Ⅱ企画別に発生する原価の記録から︑経営営 理 者は研究開発活動が多種の企画にいかに使用さ れ たか︵原価で表わ 

して︶を測定する尺度を ぅ ることができる︒ 研 究 開発費の管理 は ︑各種の実施企画に使用した時 問 やその他の原価 

要素に要する金額を管理することによって遂行 されるので︑この ょう な記録が有用なのである︒ 

え 企画別の原価記録はまだ︑会社の他の部門や 製品に研究開発費を配賦する基準をも提供する   

ふ 契約研究が部外者のために行われる場合には ︑ 個々の企画の損益を算定するために︑企画 費 ︵プロジェクト︐ コ 

スト︶が必要になる︒ 

ご 

(21)

仁 研究の対価が原価補償基準に基づいて定め られる場合にぼ︑企画費の記録 は ︑得意先の勘定 圭一日 ザ漆倖 往にん 入ノ ㌔ことが 

できない︒ 

このような企画 別 研究開発費の内容を例示して みれば︑米国電気製造業統一経理規定︵ こユ ︵ or 

ヨナ 

cco 目丑 ぎぬ 

⑦日ひ 伸 り ヨ ︒ 片 ︵ずの已に い ︵Ⅱ は田 ンミ 簿臣建ヰ曲 ︒ ヰ Ⅰ 乱コ ㎎ト目毎年㏄ ︵ ミ ︶で は ︑ある企画を完成させるに必要な費目 に 次のものを含め @. ﹂ 

いる︒ 五 技師︑化学員及び設計員の俸給 

え 技術部︑研究所及び設計部の間接費 

ふ 青写真の費用 

ム 開発の過程で製品の試作︑検査及び改良を 行 う ために︑製造部門で費消する実験上の労務費 ︑材料費及び工場経 

費 ふ 鋳型及び模型︑治具︵ジグ︶ ︑穴 あげ 器 ︑雄 ねじ切り︑その他の特殊工具にして︑一般にば 使用さ九ず特定の製 

品 用に設計され︑その使用は当該製品の製造の 継続を前提とするようなものに要する費用 

&  外部から購入した特許の費用 

Ⅰ会社自身の創造になる特許の費用︑この 費 用は ︑特許の取得に直接要する出願 料 のぼ か︑特 殊 部の存する時は当 

該 部門費の配賦 額 ︑特許事件の告発又は応訴に 要する裁判費用及び特許権の侵害に要する賠償 費 をも含む︒ 

なお各企画及び企画賛にば︑記番号を付してお くと以後の取扱が非常に容易になる︒ 

㈲研究開発費のその他の分類 

  3  形態 別 ︑責任別及び企画 別 以外の研究開 発費 分類としてば︑以下のものがある︒ 

(22)

8  ム製品との関連における分類   製ロ 世に対する研究開発費発生の態様︑すなわち 原価の発生が一定単位の製品の生成に関して直接 的に認識されるか  どうかの性質上の区別による分類であり︑研究 開発費は︑この基準からは次のように二分 き ︒ れ る   

a  ︑直接研究開発費︵ 臼 " のの︵ " のののの〜 ダ 当年 のせ の ‑oD 日の口︵のⅩ 桶臆 ︶⁝⁝一定単位の製品の生成に 関して直接的に認識 

される研究開発費 

︑間接研究開発費︵田口 @rec ︵おお 〜 c ず い 口口 監 づの ‑0 づ 日の巨の名の コ ののの︶⁝ ︐ ・・一定単位の製品の生成 に 関して間接的に認 

識 される研究開発費 

2  操業度との関連における分類 

操業度の増減に対する研究開発費発生の態様に よる分類であり︑研究開発費 は ︑この基準から 次 のように四大別さ 

れる︒なお操業度とは︑研究開発設備を一定と した場合におけるその利用度をい う ︒ 

︑固定研究開発費 谷 Ⅹの 伍ぺ の の毬 〜 ぃ 一︶の コ笘 &0 つの ‑ 0 ロヨの 口 ︵の ポ ロの コひ のの︶⁝・・・操業度の増減にかかわら ず 変化しない研究開 

発費 

︑変動研究開発費︵ き q@p 三のおお 接簸ぃ監幸 0% ずロヨめコ ︵の xpe 口ののの︶・・・⁝操業度の増減に応じ て 比例的に増減する 

研究開発費 

︑ 準 固定研究開発費︵ おま ・ h@x 簿 Ⅱ 毬 おす 目 &  計 の乙で ヨ の 口 ︵の つのコ ののの︶:::ある範囲内の操業 度の変化でほ固定的 

であり︑こ九をこえると急増し︑再び固定化する 研究開発費 

︑ 準 変動研究開発費︵ おま ︒ 4% ︵ @p 荘のⅡの ひ の pHn オ ゆコ 由江 のセ の︶ で日の臣︵ Ⅹもの コ ののの︶:・・: 児休世禾甘叉が 零の 場合にも一定額が発 

生し︑同時に操業度の増加に応じて比例的に増 加 する研究開発費︵ と は︑ 又は とみなし て︑ こ九をその何れ 

38 

(23)

39 

ふ 原価の管理可能性に基づく分類 

研究開発費の発生が一定の管理者層によって 管 理し ぅ るか否かに よ る分類であり︑この基準ふる 研究開発費は次の 

よう に二大別される︒ 

︑管理可能研究開発費︵ cont ぺ 目 二の︵のの ear 目 曲 コロ 鮭ヰの ‑0 で日の口Ⅰの づ の口ののの︶・・・⁝特定の管理者 層の人が管理し ぅる 

権限を有する研究開発費 

︑管理不能研究開発費︵ 目 no 耳 〜 豆王 のおのの ar ず コロ串の づ凹 ︒ め ︵︶Ⅰ︒ コオ ・の メつ ︒ コの ︒㏄ し 

4  原価の計算時点に基づく分類 

研究開発費が実績であるか予定でこめるかの態様 に 基づく分類であって︑研究開発費はこの基準か らは次のように 二 

大別される︒ 

a  ︑実際研究開発費︵ ac ︵Ⅰ 巴 〜の㏄の おす い口 Ⅰ計 臼 ロヨ の 口 ︵のⅩ ロ の口ののの︶⁝⁝支出時における実際の 現金支出高又はその 

代替物によって測定される研究開発費 

︑未来研究開発費︵ 宙庄あ 〜の ぴ の arc ずい口ロ ロ の づ の ︶ も ヨ の コ ︵ 鍵口のコ se は ︶⁝⁝後日発生するであろう と 期待される研究開 

発費 ふ原価予定の科学性に基づく分類 

原価の予定が科学性官有するか否かに よ る分類 であって︑この基準からは︑研究開発費は次の ょ う に三大別される︒ 

a  ︑見積研究開発費︵のま ヨ欝 ︵の 色 〜ののの浅草 簿 コ年 汁 べの ‑0 口目の口︵の名目ののの︶ ︐ ・・⁝事前にやや懇意的に算 足 される研究開発費 

︑標準研究開発費︵の︵刃口 ぬ ar ロ バ ののの へいダ が乙由 のくの〜 づヨ の三の名の口の⑱︶・・・⁝事前に科学的に算定 される単位当りの 

研銭 

かに帰属させるか︑もしくは と が合成され 与 忙 ものであると解し︑これを の部分と の部分 とに分解する︒︶ 

(24)

40 

  究 開発費    ︑予算研究開発費︵苦汁 ゑ おおミ車 簿 

乱と 

ヰ 簗 0 ロヨ の コ 訃の xp の コ ののの︶・・・⁝事前に科学的に算定さ れる期間当りの研究 

開発費 色 その他の基準による分類 

︑付加研究開発費︵ ロ 口叶笘 ︒ e のの a へ い ずいロ 山片 づの 写し 5% ︵のⅩでの臣ののの︶・ ︐ ::いかなる時にも実際の 現金支出を伴わず︑ 

従って財務記録上には現われないが︑原価の計 算 を行な う べき人の立場からはその価値犠牲を計 算し ぅ るような研究  開発費 ︑取替研究開発費︵〜の︵ @ ︶ お お日の冑 おぴ の 建 ︵の ア告 年計 ゼ のす せ ‑n の三の ぉ ︶︶の 目は のの︶・ ︐ ・・・・現在の市場にお け る 研究開発費 

c  ︑埋没研究開発費︵ 窪 三ハ〜の び ㏄の r れず 浅口仁 ㏄ くの 

︶ 0 で三目︵畏ロ の ‑ ︶の 宰 ︶・ ︐ ・⁝一定の状態においては 回 収 不能の研究開発費  ︑現金支出研究開発費︵ 0, ︵ ︐ 0 ︵ ︐や c.@ ︒︒︵: お :︒ ア an Ⅰ 繍 く目 0Q ヨ のま︒ 尊臼き % ︶ ︐ ・・⁝経営管理者 か行な う 一定の音 拭心 

決定から現金の支出がもたらされる研究開発費 

︒︑増分研究開発費︵ 口 @ めめ の〜の コ 市 @  ︒ののの曲〜 ぃ ア銭口 ロのづ の︶ op m の コ % 安 づ 目ののび︶⁝⁝研究活動が変化す る 結果生ずる総研究  開発費の増減又は特定の研究開発費要素の変動 額  ︑機会研究開発費︵ 0 づぢ 0" ︵ ︐ 三ぞ res ︒ p" 箪 % ︒︒   傭の何れかの研究開  楽手段について代替可能な諸用途のうち一つを とり他をすてた結果生ずる測定可能な価値犠牲 

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