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日本内科学会雑誌第107巻第3号

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Academic year: 2022

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(1)

はじめに

 気管支喘息(喘息)は,慢性気道炎症(多く の場合,好酸球性)による疾患であり,吸入副 腎皮質ステロイド(inhaled corticosteroids:ICS)

をベースにした薬物療法を継続することができ れば,一部の重症例を除いた患者の自覚症状は 良好にコントロールされる.喘鳴を伴う典型的 な喘息発作を起こしていない状況で,問診や理 学所見から喘息の診断をするのは必ずしも容易 でない.

1.喘息の臨床診断

 喘息は,「気道の慢性炎症を本態とし,臨床症 状として変動性を持った気道狭窄(喘鳴,呼吸 困難)や咳で特徴付けられる疾患」と定義され る1).「呼吸困難を伴う喘鳴」は症状から喘息を 診断するうえで最も重要とされる2).診断の目 安を表1に示す.喀痰,末梢血中の好酸球増加,

呼気中一酸化窒素濃度(fractional exhaled nitric

oxide:FeNO)の増加は,好酸球性気道炎症を 示唆する所見である.慢性咳嗽,特に乾性咳嗽 の原因疾患として喘息は最も多い.喘鳴がな く,胸部X線写真で異常がない場合,他疾患を 十分に鑑別したうえで,気管支拡張薬が咳に有 効であれば,臨床的に咳喘息と診断する3)

2.呼吸機能検査

 喘息が疑われる患者では,気道閉塞の指標で あるFEV1%,%FEV1,フローボリューム曲線の パターン分析が必須である.通常,気道可逆性 は短時間作用性

β

2刺激薬(short-acting

β

2 ago- nist:SABA)をpMDI(pressurized metered-dose inhaler)またはネブライザーにより吸入させた 前後で努力肺活量測定を行い,判定する.気道 過敏性測定には,標準法4)またはアストグラフ 法5)が用いられる.メタコリン塩化物が気道過 敏性検査薬として製造販売され,使用しやすく なった.ピークフロー(peak flow:PEF)のモ ニタリングは,喘息の長期管理上有用である

福井大学学術研究院医学系部門病態制御医学講座内科学(3)分野

Programs for Continuing Medical Education:A session;8. Diagnosis and treatment of bronchial asthma.

Tamotsu Ishizuka:Third Department of Internal Medicine, Faculty of Medical Sciences, University of Fukui, Japan.

気管支喘息の診断と治療

石塚 全 Key words 気管支喘息,診断,治療,病態,合併症

(2)

が,その変動は気道可逆性,気道過敏性の指標 にもなる.

3.喘息の病態

 アレルゲン粒子は,気道上皮や樹状細胞の Toll様受容体(TLR(Toll-like receptor)4 等),

C型レクチン受容体(Dectin-1等)やPAR-2(pro- tease-activated receptor-2)を活性化する.樹状 細胞がアレルゲン曝露局所に遊走してくるため には,ケモカイン(CCL20,CCL2)の関与が重 要である.アレルゲンを取り込んだ樹状細胞は 成熟し,所属リンパ節や粘膜下組織でナイーブ T細胞へMHC(major histocompatibility complex)

class II拘束性に抗原提示し,ナイーブT細胞はIL

(interleukin)-4存在下にTh2細胞へ分化し,Th2 細胞の産生するIL-4,IL-5,IL-9,IL-13 等の作 用により,Th2 型免疫反応が惹起される.樹状 細胞の成熟とTh2 型免疫反応の誘導には,気道 上皮細胞から産生されるTSLP(thymic stromal lymphopoietin)のほかに,IL-33,IL-25,DAMPs

(damage-associated molecular patterns)等も関 与する6).IL-4の作用によってB細胞のIgEへのク ラススイッチ組換えが起き,抗原特異的IgEが産 生される.IL-5 は好酸球を増殖,活性化する.

IL-13は気道上皮細胞の杯細胞化,気道リモデリ

ングに関与する.非アトピー型喘息では,IgE非 依存的なTh2 型免疫反応の存在が示唆される が,気道上皮細胞はプロテアーゼのほか,ウイ ルス,真菌,サイトカイン,タバコ煙等の作用 によっても,IL-33,IL-25,TSLPを放出する.

特にIL-33 は,グループ 2 自然リンパ球(ILC2)

の気道局所への集積,活性化を誘導する.ILC2 はIL-5,IL-13 等を産生し,Th2 型免疫反応(好 酸球性炎症)を惹起し得る7).以上より,自然 免疫系と獲得免疫系が複雑に絡み合い,喘息の 病態が形成されると思われる(図 1).

4. 喘息コントロールの評価 及び喘息治療の目標

 喘息コントロールは,①喘息症状(日中及び 夜間),②発作治療薬の使用,③運動を含む活動 制限,④呼吸機能(FEV1及びPEF),⑤PEFの日

(週)内変動,⑥増悪(予定外受診,救急受診,

入院)によって評価される.①②③⑥はないこ と,非可逆的な気道リモデリングへの進展を防 ぎ,正常に近い呼吸機能を保つために,④は予 測値あるいは自己最良値の80%以上,⑤は20%

未満であることが望ましい.また,治療薬によ る副作用がないことも求められる.

5. 未治療患者の症状と 目安となる治療ステップ

 症状が週 1 回未満ならば,軽症間欠型として ステップ1,症状が週1回以上であるが,毎日で なければ軽症持続型としてステップ 2,症状が 毎日あるが,日常生活に支障を来たさなければ 中等症持続型としてステップ 3,症状が毎日で あり,日常生活に支障を来たす場合には,重症 持続型としてステップ 4 で治療を開始する.ス テップ 1 では低用量ICS,ステップ 2 では低~中 用量ICS,ステップ3では中~高用量ICS,ステッ プ 4 では高用量ICSをベースとして,ステップ 3 表 1 喘息診断の目安(文献 1 より引用)

1.発作性の呼吸困難,喘鳴,胸苦しさ,咳(夜間・早 朝に出現しやすい)の反復

2.可逆性の気流制限 3.気道過敏性の亢進 4.アトピー素因の存在 5.気道炎症の存在 6.他疾患の除外

・上記の 1,2,3,6 が重要である.

・4,5 の存在は,症状と共に喘息の診断を支持する.

・通常,5 は好酸球性である.

(3)

では長時間作用性

β

2刺激薬(long-acting

β

2 ago- nist:LABA),ロイコトリエン受容体拮抗薬,テ オフィリン徐放製剤,長時間作用性抗コリン薬 のいずれか1剤,ステップ4では複数を併用し,

それでも症状をコントロールできない場合に は,適応を見極めたうえで,オマリズマブ(ヒ ト化抗ヒトIgEモノクローナル抗体),メポリズ マブ(ヒト化抗IL-5 モノクローナル抗体)を使 用する.経口ステロイド薬は,短期間の間欠投 与でもコントロールが得られない場合に限り,

最小量を維持量として用いる.

6.喘息長期管理の進め方と合併症

 治療によって喘息のコントロールが得られな い場合には,喘息の診断が正しいか否かを再検 討する.次に,服薬アドヒアランス,特に吸入薬 の操作法を再確認する.さらに,増悪因子の回 避や合併症の管理を行う.ICSは気管~気管支の 好酸球性炎症を強く抑制する作用があるが,好 酸球性副鼻腔炎や好酸球性中耳炎が顕性化する

ことがあり,特にマクロライド療法に抵抗性で,

嗅覚障害を高率に認め,篩骨洞病変が優位な好 酸球性副鼻腔炎の合併が多い(図 2).一部の患 者では,好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(eosin- ophilic granulomatosis with polyangiitis:EGPA)

やアレルギー性気管支肺真菌症(allergic bron- chopulmonary mycosis:ABPM)が発症すること もあるので,早期診断を心掛ける.喫煙は喘息 の重症化因子であるが,喘息とCOPD(chronic obstructive pulmonary disease)の臨床的な特徴 を併 せ 持 つ場 合があり,asthma-COPD overlap

(ACO)という概念が近年提唱されている.

7. 重症喘息に対する分子標的薬,非薬物治療

 現在,重症喘息に対して使用可能な分子標的 薬は,オマリズマブとメポリズマブの 2 種類で ある.通年性吸入アレルゲン(ダニ,カビ,動 物等)に感作されている患者では,オマリズマ ブの適応となる.重症アトピー型喘息患者で は,オマリズマブの既存治療への追加投与に 図 1 喘息の病態

喘息の病態をアレルゲンによる経気道感作,自然免疫系の関与を中心に示す.

PAR-2:protease-activated receptor-2,DAMPs:damage-associated molecular patterns YY

樹状細胞

IL-33 IL-25 TSLP

IgE

リンパ節

アレルゲン プロテアーゼ

好塩基球IL-4

ナイーブT細胞 Th2細胞 B細胞 Th2細胞

好酸球

IL-5IL-13 TSLP

OX40L

IL-4 IL-5 IL-9 IL-13

IL-1α DAMPs CCL20

CCL2

TLR4Dectin-1PAR-2

気道平滑筋細胞 肥大・増殖 IgE

マスト細胞 杯細胞

基底膜直下の 線維化

ILC2

(4)

よって,喘息増悪率が低下する.オマリズマブ の増悪抑制効果は,FeNO,末梢血好酸球数,血 清ペリオスチンの各々高い群で低い群に比べて 顕著である8).末梢血好酸球数が 150/

μ

l以上ま たは過去 1 年間のどこかで 300/

μ

l以上であれ ば,メポリズマブの適応となる.好酸球性重症 喘息患者を対象として,メポリズマブは急性増 悪抑制効果,呼吸機能改善効果,ステロイド薬 の代替効果が証明されている9).気管支サーモ プラスティは,重症喘息に対する非薬物療法と して保険適用となった.気管支鏡下でラジオ波 を発生させる特殊なカテーテルを用いて気管支 内腔から加熱する治療法である.少なくとも 3 週間の間隔で右肺下葉,左肺下葉,両側上葉の 順に治療する.気管支平滑筋を減少させること

により,救急受診,入院を減らすことが海外の 臨床試験で証明されている10)

8.急性増悪(発作)への対応

 家 庭 で は,SABAのpMDIを 1~2 パ フ を 吸 入 し,効果が不十分であれば,1 時間まで 20 分お きに吸入を繰り返す.以後は 1 時間に 1 回を目 安に記入する.中等度以上の発作,症状が悪化 していくときには経口ステロイド薬(プレドニ ゾロン 15~30 mg相当)を服用し,直ちに救急 外来を受診するように普段から指導する.救急 外来での対応として,発作強度(表 2)を見極 め,小発作以下の発作強度ではSABAのネブライ ザーによる吸入を行うが,脈拍を130/分以下に 保つ.数日間の治療内容,喘鳴・チアノーゼの 有無を確認する.SpO2が92%未満の場合には動 脈血液ガス分析を行う.他疾患の鑑別のため,

胸部X線撮影,心電図,血液検査等も行う.中 発作ではステロイド薬点滴静脈注射(ヒドロコ ルチゾン200~500 mg,メチルプレドニゾロン 40~125 mg,デキサメタゾンあるいはベタメ タゾン4~8 mg)を行う.SpO2 95%未満(PaO2

80 Torr未 満 ) で は 酸 素 吸 入 を 開 始 し,PaO2

80 Torr,SpO2 95%前後を目標とする.アミノ 図 2 喘息に関連した好酸球性炎症性疾患

EGPA:eosinophilic granulomatosis with polyangiitis,ABPM:allergic bronchopul- monary mycosis

好酸球性気道炎症(喘息)

ステロイド薬吸入

好酸球性副鼻腔炎

好酸球性中耳炎 EGPAABPM

表 2 喘息発作の強度(成人)(文献 1 より一部改変して引用)

発作強度 呼吸困難 動作 検査値

%PEF SpO2 PaO2 PaCO2

胸苦しい喘鳴/ 急ぐと苦しい

動くと苦しい ほぼ普通

80% 以上 96% 以上 正常 45 mmHg未満

(小発作)軽度 苦しいが横になれる やや困難

(中発作) 苦しくて横になれない中等度 かなり困難

かろうじて歩ける 60~80% 91~95% 60 mmHg 超 45 mmHg未満

(大発作)高度 苦しくて動けない 歩行不能

会話困難 60% 未満 90% 以下 60 mmHg以下 45 mmHg以上

重篤 呼吸減弱

チアノーゼ 呼吸停止

会話不能体動不能

錯乱,意識障害,失禁 測定不能 90% 以下 60 mmHg以下 45 mmHg以上 発作強度は,主に呼吸困難の程度で判定する.他の項目は参考事項とする.異なる発作強度の症状が混在する場合は強い方をとる.

(5)

フィリン(250 mg/筒)6 mg/kg+等張補液200

~250 ml点滴静注,短時間作用性抗コリン薬,

0.1%アドレナリン(ボスミン®)0.1~0.3 ml皮 下注射を必要に応じて追加する.効果が不十分 であれば入院治療とし,ステロイド点滴静注の 反復(ヒドロコルチゾン 100~200 mg),また はメチルプレドニゾロン 40~80 mgを 4~6 時 間毎,またはデキサメタゾンあるいはベタメタ ゾン 4~8 mgを 6 時間毎)を行う.アミノフィ リン持続点滴(0.6~0.8 mg/kg/時)を併用して もよい.

9. NPPV(非侵襲的陽圧換気療法)の 適応基準,気管挿管の適応

 SABAの吸入で改善の乏しい呼吸困難,著明な 努 力 呼 吸, 明 ら か な 呼 吸 筋 疲 弊,PaCO2上 昇

(PaCO2>45 Torr)がみられる場合には,NPPV

(noninvasive positive pressure ventilation)を開 始してよい.高度の換気障害もしくは心停止,

呼吸停止が見られる場合,明らかな呼吸筋疲労 が見られる場合,酸素を最大限投与してもPaO2

<50 Torr,PaCO2が 1 時間に 5 Torr以上上昇す る場合,急激なPaCO2上昇と意識障害を伴う場 合には直ちに気管挿管による人工呼吸管理を開 始する.

10.アスピリン喘息

 成人喘息の5~10%を占め,NSAIDs(non-ste- roidal anti-inflammatory drugs)投与後,強い鼻 閉,鼻汁,喘息発作が発現する.好酸球性副鼻 腔炎を合併することが多い.少量のアスピリ ン,NSAIDsを含む貼付薬,塗布薬,点眼薬も禁 忌である.一部の患者で,香料やそれを含んだ

練り歯磨きに対する過敏症状を認める.急性増 悪時の対応として,コハク酸エステル型ステロ イド製剤(サクシゾン®,ソル・コーテフ®,ソ ル・メドロール®,水溶性プレドニン®等)の急 速静注は極めて危険で重篤な喘息発作を生じや すい.リン酸エステル型ステロイド製剤(水溶 性ハイドロコートン®,リンデロン®,デカドロ ン®等)も添加物(特にパラベンや亜硫酸塩)が 含まれており,急速静注や筋肉内注射は安全で はなく,1~2時間以上かけて点滴投与する.ブ ロムヘキシン塩酸塩(ビソルボン®)吸入液も発 作が悪化しやすいので使用を避ける.NSAIDs誘 発症状は,喘息発作のみならず,上気道や皮下,

消化管等の急速な浮腫が生じるので,NSAIDs誘 発症状の治療として 0.1%アドレナリンが奏効 しやすい.

おわりに

 適切な治療によってもコントロールの得られ ない重症喘息患者では,禁煙の徹底,鼻・副鼻 腔炎,胃食道逆流症等の合併症の管理も必要で ある.難治例では,アスピリン喘息のほか,EGPA,

ABPM等の重大な疾患が潜んでいる場合もあり,

注意を要する.喘息死を減らすために,高齢者 喘息やACOの適切な診断・治療も求められる.分 子標的薬や気管支サーモプラスティはいずれも 高額な費用を要する治療であり,費用対効果,

患者の選択が今後検討されるべきである.

著者のCOI(conflicts of interest)開示:石塚 全;講演 料(アストラゼネカ,日本ベーリンガーインゲルハイ ム),寄附金(アストラゼネカ,MSD,小野薬品工業,

大日本住友製薬,帝人ファーマ,日本ベーリンガーイン ゲルハイム,ノバルティス ファーマ)

(6)

文 献

1) 日本アレルギー学会喘息ガイドライン専門部会監修:喘息予防・管理ガイドライン2015,協和企画,東京,2015, 1―317.

2) Sistek D, et al : Clinical diagnosis of current asthma : predictive value of respiratory symptoms in the SAPALDIA study. Swiss Study on Air Pollution and Lung Diseases in Adults. Eur Respir J 17 : 214―219, 2001.

3) 新実彰男:咳喘息,咳の診かた,止めかた.藤森勝也編.羊土社,東京,2016,87―99.

4) 牧野荘平,他:気管支喘息および過敏性肺臓炎における吸入試験の標準法.アレルギー 31 : 1074―1076, 1982.

5) Takishima T, et al : Direct-writing recorder of the dose-response curves of the airway to methacholine. Clinical application. Chest 80 : 600―606, 1981.

6) Lambrecht BN, Hammad H : Allergens and the airway epithelium response : Gateway to allergic sensitization. J Allergy Clin Immunol 134 : 499―507, 2014.

7) Licona-Limón P, et al : TH2, allergy and group 2 innate lymphoid cells. Nat Immunol 14 : 536―542, 2013.

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9) Ortega HG, et al : Mepolizumab treatment in patients with severe eosinophilic asthma. N Eng J Med 371 : 1198―1207, 2014.

10) Castro M, et al : Effectiveness and safety of bronchial thermoplasty in the treatment of severe asthma : a multi- center, randomized, double-blind, sham-controlled clinical trial. Am J Respir Crit Care Med 181 : 116―124, 2010.

 

参照

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4) Solomon SD, et al : The angiotensin receptor neprilysin inhibitor LCZ696 in heart failure with preserved ejection fraction : a phase 2 double-blind randomised

1) Travis WD, et al : An official American Thoracic Society/European Respiratory Society statement : update of the international multidisciplinary classification of the

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4) Olanow CW, et al : Continuous intrajejunal infusion of levodopa-carbidopa intestinal gel for patients with advanced Parkinson’s disease : a randomised,