• 検索結果がありません。

特発性滲出性肋膜炎に就て

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "特発性滲出性肋膜炎に就て"

Copied!
7
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

東京女馨學會雑誌第7巻第4號

議論磐滲出性肋膜炎に就て

岡 本

心 七

緒 欝 肋膜炎は蕾に吾人の最も多く診る疾病であるのみならす,好んで青年有爲の徒を犯 し,且肺結核症と深甚の關係を有し,讐家の最大詠手を要するものである。それにも 不拘舩り通俗平凡であるが爲,肋膜炎研究は却て閑却せられて居る憾がある。其嚢生 轄機,治療方針に辛しても筒幾多の疑義異論が存在する。それ故蕪に諸家の研究知見 を少しく綜曝して諸賢の教示を乞ふのも徒爾に平すと信ずる。 善管性滲出性肋膜炎(以下「特肋」と略記) 肋膜炎は其原因並に臨床解剖上の三見より種々に分類せられるが,其大部分を占め 且猫立疾患として現はれる「特肋」が最も重要のものである。 「特肋」といふのはSchotlmUllsrの記述に從へぼ,典型的の場合には全く健康朕態 にあった入に急性肺炎に見る様な高熟及びそれに俘ふ症歌を以って始り,熟は初期は 稽留性にて漸次換散性に下降する。始より終まで他益關の病攣等を呈せす肺臓に於い ても臨床上「レ」三三上通常格別の二化を認めぬ滲出性肋膜炎でめる。 特畿性と謂ふ名爾は曾て讐學的研究方法の不備なりし時代に於いて,肺自身に全然 墾化を有せす肋膜にprimafに獲生せる原因不明のものに附せられたものであるが, 今日に於いては「特肋」の最多籔が結核性である事が明白になった。其根嫁を墨げれば 大艦次の様である。1。「特肋J患者の98%に(種々の報告の最高を探る)Mantoux氏反 慮陽性である。2.滲出液より結核菌が設明せられる。(動物實駿上78・8%培養試験上 6L1%陽性)3.「特肋」患者に肋膜外結核症(特に肺結核腹膜炎)の績磯若しくは後喪する 事比較的多い。4.肺結核患者の約10%は最初肋膜炎を以って始まる。 一一第 7 巷 2G9一一一一

(2)

2 岡?5 一譲与性滲出性肋膜炎に就て 「レウマチ」性「特電」 今日に於いては問題はド特肋」が結核性なりや否と言ふ事より,寧ろ如何なる場合に 非結核性「特肋」なる診籔を下す可きやにある。非結核性「特肋」としては昔から「レウ マチ」性肋膜炎が一番問題になる。「レウvチ」性「特高」の特徴としてGselは卒然悪 寒職懐を以って始り数々「ヘルペス」を俘ぴ,滲出液は其の量多からす多核性白血球に とみ,熟及び滲出液の持綾短く比較的速に恢復すとV・ふ。其他StrUmpe工は特に痙痛 烈しきを墨げ,Matthesは扁桃腺肥:大等上氣道の病攣先行するに注意し, Hatzky は 血沈反鷹の著しく促進せられるを裁て居る。然し最も大切なるは著明の關節症状を俘 ひ曹司の奏功顯露なる事であろう。 叉1「レウマチ」性「特肋ゴの諮として集團的に獲生せる事實を基げるもの毬あるが, wiborgの例を見るに6年後其孚激に結核症の磯憾ありたるに徴すれば,恐く矢張り 結核性であったと考ふる可きである。一膣結核と「Vウマチス」との副耳は讐學上灘興 味ある聞題にて,從來「レウマチ」性と目されし疾患の實は結核性たる事明瞭になれる もの寡ら歩,他方Allergieの見地より特殊的の結核菌叉は其毒素が非特殊的に作用 し「vウマチ」性疾患を惹起する事も考へられ,更にCalmette一派のGranu16mie Pr6baiUaireの存在を是認すれば「レウマチ」性肋膜炎と断定するには絵程早場でなけ ればならぬ。

Brunns. u. Ewig’は「レウマチ」性肋膜炎なる名稻は概念不明瞭故,代ゆにInfekむp】e−

u ritisなる言葉を使用せんとして居る。何れにせよ「レウマチ」性「特肋』ぱ極めて稀なる もので,Gselは180例中歯2例丈認めOroszも非結核性「特肋」は38%に遍ぎすと報 告して居る。 「特肋」の成因と結核 「特肋」の結核性なるは明とするも其Pathogeneseに就いては不明の勲多く諸家の 意見甚しく異って居る。 今結核症に:肋膜炎獲生を招博す可き可能性を考ふるに1.初感染竃よIJ,2.氣輝輝 淋巴腺結核より肋膜に富戸及ぶ場合,3.肺(其他の器關)より血行愛煙性に結核菌肋膜 に來る場合,4・再感染による早期浸潤若しくは活動性となれる初感染竈よりする場合 5・第三期結核或は肺瘍に随止して肋膜炎衝を起せる場合の五通がある。 Neumannに從へば「特出」は主として2.一部分は1.によるもので何れも所謂peri− fokαle叉はkolaterale EnlzUndungに基き滲出液中には結核菌を誰明せすtuberculo− toxischに二生づtと。 .一第 7 巷 270一

(3)

岡本==特獲性滲出陸肋膜炎に就て 3 小林義雄博士は多年海兵肋膜炎を研究したる結果,「癖馬」なるものは結核未感染叉 は完全治療の爲,結核菌に罰する冤疫を有せざる人に初叉は再感染ありたる際磯生す る。Mantonx氏反慮陰性者は所謂Pleuritisbereitschaftを有し,かXる人間が軍隊に 入り集團生活を螢むと結核菌の侵入を受け「特肋」を生するに至ると考へた。 Engel Romberg. Anders等の意見も結核早期に磯生するといふ貼に於いて略一致する。 反日Naegeli. Hocbstetter等は漁性肋膜炎は通常血行性榑移によるもので,初感染 に基くは寧ろ稀となす。肋膜炎が多適性漿膜炎として出現する場合は,勿論3に原因 を求む早きであらうが「特肋」の成因としてはいかS“。但し3による肋膜炎の確に存在 するはArborelius, Ak6rrenが肋腔i鏡を以って生膣肋膜を直接楡査し,肺臓肋膜に攣化 なく胸壁肋膜に著明の結核性病攣を見出した事によっても明であらう。 要するに「特肋」のPathogeneseに聾しては諸家の意見全くは一致を見ぬが,大鵬 肺のprim2r叉はsubprimar(=frtthsecundar)の結核性攣化に由零するさ考へて差 支へなからう。其黒羽5の屠謂8egleit pleuritisとは全く別個の者と見なす可きである。 Begieitpエeuritis・ 著明の結核性肺病竈に近き肋膜に其攣化の及ぶは自明の理であるが,此の事實は結 核屍の剖強所見に於いても確められて居る。Hochsteiterは肋腔鏡による槍査に於い て,初期を過ぎたる肺結核に於ては新鮮叉は陳蕾の別こそあれ全然肋膜炎像を襯ぬ事 は稀有であるといふ。 一般に響町肋膜炎は自畳症朕に乏しく爆撃病たる肺症朕に薇はれ看過され易い。多 くは乾性であるが滲駐性になる時は主に下様性で量も葺く,隆祥は数々結核菌陽性で ある。Neumannはかs’ 骼メを開放牲肋膜炎と呼んで居る。 病理角峯音tik”勺 「特肋Jの新鮮なるものは死亡する事極めて少き故,其病理解剖的廣見の報告も全く …檬ではない。一般にPolyserositis等の場合に於いては典型的結核結節乾酪軍陣化 等著しい(Tubercunlosis ni leurae)が「特肋」には一般に乏しく殆ど結核性なる事を識別 し難い場合がある。かNる理由から「特肋」を所謂paratuberculδse Entz旋1ユdun9.或は Tuberculotoxische Naturとしtuberculobazi11銭rのTuberculosis Pleurae{こ劃立せ

しむる人もある。(Orosz)

年齢,性別,季節的關係

内外を問はす肺結核症と同様若年に多い。特に2⑪一25歳に頻馨し20叉は21歳に最:高 を示す。35歳(Gsel)40歳(岩崎)後は急に減る。一般に男に多いと言はれるが35歳以 一瓢 7 巻 271一

(4)

4 岡2rs ==自粛性滲出性肋膜炎に就て bぬ T着①蛋葛 「「「 } 』出 胴 , 隔 一 O噂 ヤ自 一 ゴi 一 髭

O

r \ 一 一」 塵 一 f

L /1

[ 曳

t 」’

遮、

卜零上上‘寓轟 t !!O :

降8

,s ’di=’ [鷺祭

1謂

漕者

{ { 一1 11 −1 j

i

−t Ni 上は特に女が寡い。此の原因としてGselは男子の飲酒及徽 毒を墾げて居る。季節的には春期4.5.6月が多い(人によっ ては否定するが本邦に於いては確に然るを見る生艘が一般に 春季は餓計aUergischになる爲と説明して居る人がある。 維過書後に就いて 死亡は博い1%位,最も多い統計で6%位である。陸海軍 の統計によると約70%は其のま冨台即し激ケ月後には作業可 能となる。約10%は慢性維1過を取るも結局治る,唯10−20% が肺,腹膜等の結核症に移行する。要するに本病其者に蜀す る豫後は良好である。然し一度治癒後極膜外結核症を起すも のと肋膜炎の再獲を來すものと各約10%あり長期の豫後から 言へば必ずしも非常に良しとは言へぬ。 結核症の綾獲叉は後磯は全醗の1/2−2/3は一年以内に生じ四 年以後に於いては一般結核畢生率と大差を示さぬ。換言すれ ば「製鋼」治癒後第一年が最:も警戒を要し満四年を経催すれば :先づ危瞼匿域を脱したといへる。力曲る見地から生命保瞼に 於いても肋膜炎:経過者は治癒豊満四年を経ねば蓮常契約を結 ばぬ。 演歌に就いて 「特肋」の主軍歌は周知の如く磯熟と滲出液形成で今更樹勢 を要せぬが,藪には比較的台付れすに居ると思はれる黙のみ に睡れる事とする。 ロ くひ 熟型 從來の書物には一定の蛮骨が無V・様に記載されてあ るがHuberは1929年にかなり典型的である事に注意して居 る。gselは70例申57例に舟状る熱型を認めたといふ。吾人も 注意して見ると典型的のものをいくらも見出す。(圖) む の む 滲出液 此は滲出肋膜炎の診断上最も重要のものであるが 正常と思はれる肋膜膣からもtWcr..e.位の液は試験穿刺によって 得られる事稀ならざるを知らねばならぬ。武谷藪授は自畳症 無き肋膜炎と之を見なし,出井氏は此の輕度の肖麗麗朕ある ものに輕症型肋膜炎なる名稽を與へたが,此は寧ろ生理的範 一一・一第7明き272一一

(5)

岡本=特巖性滲出性肋膜炎に就て 5 園の攣化と見る方適職で、一般に蓮動に:より量増加し其細胞殊に「エオジン」嗜好細胞 も増へるといはれる。:Frederiksenは液の尿酸含量3・5mg%以上なるは結核性であ ると記して居る。 細胞強磁 に於いてはWidal, Rivalta以來淋巴球が主であるとせられて居るが, 此は慢性の経過を意味する丈で決して結核性に特有の事では無い。注意す可きは中性 多核白血球が其核の膨大によ?て矧木巴球に・反甥に縮少によって「エオジン・ロ翻細 胞に紛はしく(Pseudoeosinophile Ze11e)なる事である。液が長く存在すると「エオジ ン」嗜好緬胞が著しく1曾議する事があるが,それとは別個に血液及滲禺液内に此の細 胞の非常に増加する所謂Eosinophile PleuritisなるものがfO }), Neumarmは非結核

性,Clarkは結核性と全く正反謝の考を抱いて居る。 む む む り くう 理面的露見Grocco氏三角は滲出液が第八胸椎棘朕突起位の高さになると生する。 大量の液瀦溜に際して弱き氣管枝音を耳に遠く聴取する事往々あり。從來は肺組織の 歴迫に起因する様読明されて居るがGangstr6mは液が肺葉闇に入1;)こみ氣管枝を暴 露する結果生すると読明する。從って大量の液存在するに不拘此の現象生ぜぬは,既 往に肋膜癒三等の存する諺にて豫後良好ならざるを示すと。 む ロ 麹廓萎縮新鮮なる滲出液瀦溜が起ると直に患側が掻張する。液量が最大に達する と胸廓は早くも少し宛萎縮し始め吸牧の古る迄轟く。期くして狭小になった患側は, 爾後の一ケ月位の間に再び握り正常に復蔵するρ此の胸廓の萎縮は肺自身の萎縮と無 事係に生する現象の由。

Kδniger, XVassermann, Citron, Guggenbe{mer等は滲出液中に沈降素,凝集,素殺

菌性物質等を澄明し,田中氏は凝集素の値は血溝中よりも高しと。か玉る見地より滲 出液の機械的排除の是非聞題となり得る。 サ む 血液 白血球は通常輕度に増加す。初期の数日間はユ5000位になる事がある。第一 週越は輕度の淋巴球減少依り10−15%となる。急性時に,軍核細胞の増加を見る事も ある。 赤沈反魂は常に促進せられるが非常に高度にはならぬ。極期で40−60位,吸牧の絡 る頃は15前後位の値を示し正常に復するには凶相當の時日を要す。一般に滲購液の増 加する時は促逡,減少する時には遽延する傾向がある。

Weltmannsches Koagulationsbandば左方移動を示し, Voigtlander松尾氏等は赤沈 反慮より更に鋭敏に攣化を示すと。然し判定に際し境界不明瞭の事多きが映貼なり。

.血液「グロブリン」の檜加は著明にて:BezenSon等は特に「フィブリノーゲン」の増加

(6)

6 岡本=特套性滲出性肋膜炎に就て 著しといふ。 む む 咳嚇 所謂肋膜性喉漱は肋膜刺戟により反射的に生すると信ぜられて居るがFurlan は此を全く否定しかNる言葉は遠慮なく抹殺す饗しと。其の理由として氏は150同以 上も肋膜癒着索を Jacobaeus遵法により切斑せるも一回も咳漱畢生を即し事がない 相である。 韓紅症朕 坐骨調脛痛バビンスキー眼球震等興る事あり特に滲出液の急劇に難民 される時に表はれ毒素の作用と想像されてるる。 治療方針特に穿刺の可否に就いて 治療の根本方針は出來る丈癒着を生ぜしめぬ様庭理し,且肋膜外結核の藁筆を防ぐ にある。現在本邦讐家の大部分はTrouseauの指針により穿刺を行ふが,近年再び穿

刺の可:否論議せられるに到った。SchottmUller, Zekert, Lommel等は出來る丈・早期rこ

充分滲出液を除去する事によって維過を著しく短縮し,穿刺せざる場合の90日にi野し 42日位にて無界歌舞に達せしめ得るといふ。叉穿刺により滲出液を除去するは肋膜癒

着の豫防にも大に役立つと述べて居る。

反之Sylla, Gse1, Nyiri等はIndicato vitaiisの外はなるべく穿刺を割け保存的に

治療す乏しと主張して居る。其の理由としては/。滲出液は入工氣胸と同様肺病竃に 良好の作用を及ぼす。2.滲出液は菟疫的の意義あり。3.炎衝を起せる肋膜に穿刺を加 ふるは却て此を刺戟する事になる4.禮蛋白膣の損失を均す5混合感染を惹起する怖 あり。6.穿刺せぬ方癒着の厚生少し(Nyiri)等が學げられる。 肋膜炎の「ツベルク婆ン」療法「ツベルクリン」療法の肺結核症に寧ろ有害無職なる は吾人の経瞼する虚であるが,「特肋」に封しては著効あゆといふ賢者泰西tc寡からす。 上記穿刺問題及「ツベルクリン」療法共に今後薪なる捻討を加へ其の是非を決定せねば ならぬと信ずる。相反する方針の併黙する事は治療學の擢威にも關する。 診断につVbて 滲琶玉響肋膜炎に於いて此が「砂口」か否かの判定は,最後を決定する上にも非常に重 要なるが,必ずしも常に容易でない。:大膣從來頗る強健の青年,例之,兵士蓮動選手 等に卒然高熟を以って始るもの,殊にそれがMantoux氏反慮の陽性醇化に近く生じ た場合は「特肋Jと考へてよい。更に既往症に結核症の有無,臨床的「レントゲン」強査 等がそれを確めて翻れる。全髄の病朕,口過を見れば一瞬明瞭になる。 獲病當時は三熱疹痛呼吸困難により「クルップJ性肺炎と誤られる可能性があるが肺 炎の顔面比較的充血するに反し「特肋」では梢蒼白で且呼吸困難もそう張くないのが常 一議 7 巷 274 一

(7)

岡本=晶晶牲聴聞生肋膜炎に就て 7 である。 滲出液の濁音と肋膜肥厚は時に匝別し難い。肋膜肥厚に於いては呼吸音や聲音震戦 がよく保れて居ると言はれるが,左様でない場合も多い。此の場合は穿刺を試みるよ り外はない。種々の:方向より「レントゲン」照射を行ひ陰繋の相違の著しいのは肋膜肥 厚に當るとhはれる。 叉初期滲出液僅少の際は,患側を下位に側臥位にて「レントゲン」撮影を行へば容易 に液の存在を謹し得といふ。(R{gler及しenk) 結 欝 Hochstellerの概算に依れば欝欝にて年ft約17000の滲出性肋膜患者を出し,内2000 人は寛局死の韓離を取ると。特に「特肋」多き本邦に於いては恐く此に倍する多撒に上 るであらう。斯く重要なる疾患こそ特に臨床警家の不噺の研究を要する庭此の一文に より肋膜炎に封ずる興味を多少なり共喚起鋤來れば本懐である, 以上。 (:東京女警學離離會演論を補綴したるものなり) 九月十八日 燈火管制の夜誌す 一一?7 巻 275一

参照

関連したドキュメント

Mechanism of the Cellular Innate Immune Response 1 The pathway for the induction of phagocytosis of microbes is illustrated.. Refer to the text

 ハ)塩基嗜好慣…自血球,淋巴球大より赤血球大に及

の多くの場合に腺腫を認め組織学的にはエオヂ ン嗜好性細胞よりなることが多い.叉性機能減

     原 著  茶谷阻原獲性肋膜癌腫知見補逡

FUJISAWA SHUNSUKE MIGITA Cancer Research Institute Kanazawa University Takaramachi, Kanazawa,... 慢性活動性肝炎,細

 検査方法ハ既二三由が報告ヲ行ヒタルヲ以テ,詳細

Yoshida 610-618, hemorrhage arterial chronic angiographic subarachnoid Wilkins Wilkins, Congress Cerebral 266-26918 spasm ed: inWilson prolonged Neurosurgeons: byArterial wall.. of

Electron micrograph of the middle cerebral artery, show ing dissolution of perinuclear myofilaments M in the degenerating smooth-muscle cell... Electron micrograph of the