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平 成 1 7 年 度 第 5 号

カナダ ブリティッシュ・コロンビア州の

2005年

平成18年12月

戦 略 的 鉱 物 資 源 確 保 事 業 報 告 書

投資環境調査

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はじめに

戦略的鉱物資源確保事業は、高い鉱物資源ポテンシャルが指摘されているにもかかわら ず、鉱業制度の安定性、環境問題、先住民・地域住民問題等の政治的社会的リスクが顕在 化しているため、現状では探鉱開発投資が停滞している国/地域において、その投資阻害 要因を特定し、実際に投資を行う際の留意点等を調査し、とりまとめを行う事業である。 カナダ経済は近年好景気が続いているのと同様に、2005 年のブリティッシュ・コロンビア州 も現在の鉱業会の好景気の恩恵をあおり、活発な鉱山営業、鉱山開発及び探鉱活動が見受 けられた。特に近年の鉱業資源価格の上昇による投資の増加が大きな影響を及ぼしている。 一方、探鉱投資を行う際には、ブリティッシュ・コロンビア州での鉱業権取得にかかる手続 き、税制度等考慮しなければならないことは、数多くある。 本報告書は、カナダ・ブリティッシュ・コロンビア州における資源開発投資環境について、資 源機構バンクーバー事務所が現地コンサルタントの協力を得て作成したものである。 本報告書が関係各位の参考になれば、幸甚である。 平成18年12月 独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構 金属資源開発調査企画グループ

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Index

EXECUTIVE SUMMARY

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1 章 総論---6 1.1. 政治・行政事情 ---6 1.1.1. 政府の構造---7 1.1.2. 連邦政府レベル ---8 1.1.3. 州レベルの法律 ---9 1.2. 経済事情 --- 15 第2 章 各論--- 19 2.1. 鉱業市場動向--- 19 2.2. カナダの株式市場--- 21 2.3. ブリティッシュ・コロンビア州の市場--- 27 2.4. 稼行鉱山の概要--- 28 2.5. 探鉱活動の概要--- 33 2.6. 鉱業権と内容と鉱業権取得に必要な許認可制度(各ステージ毎) --- 39

2.6.1. Mineral Titles On-Line Registration --- 40

2.6.2. 鉱業権取得手続き --- 44

2.6.3. Mineral Title (Mineral Claims 鉱区) --- 45

2.6.4. Mine Permit--- 46

2.6.5. Surface Rights --- 46

2.6.6. Mining Leases --- 46

2.6.7. Environmental Assessment Process --- 47

2.7. 鉱業税制 --- 49 2.7.1. カナダの税制度--- 49 2.7.2. 州政府の税制度--- 53 2.7.3. 地方自治体政府の税制度--- 54 2.7.4. ブリティッシュ・コロンビア州の税制度--- 54 2.7.5. 各種株式の資金調達方法別による企業と投資者への税制上の効果 --- 55 2.7.6. 税制度の分析--- 61 第3 章 対外投資に係る諸手続き --- 65 4 章 財務報告・監査義務の有無--- 67 4.1. カナダ連邦政府及び州政府の企業登記制度 --- 67 4.2. 税制報告の義務--- 67 4.3. 証券取引所の報告義務--- 67 第5 章 社会・環境事情 --- 69

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6 章 カナダ BC 州:鉱業再生計画(マインプラン)の動向、人材育成問題--- 71 6.1. 鉱業再生計画--- 71 6.2. 鉱業再生計画に盛り込まれている 57 項目について各改善事項に関する実施状況 のレビュー--- 71 6.2.1. 鉱山再生プラン(BC Mining Plan)--- 72 6.2.2. 地域社会、先住民族 (First Nations)との調和と支援体制の強化 --- 73 6.2.3. 鉱山技術者と労働者、自然環境の保護の推進 --- 75 6.2.4. 世界的な競争力の確保 --- 76 6.2.5. 土地利用の促進--- 79 Mining Plan 57 の実施項目--- 80 6.3. 今後の具体化に関する方向性の取りまとめ--- 90 6.3.1. ブリティッシュ・コロンビア州鉱業再生政策(BC Mining Plan)に対する AME BC からの評価--- 90 6.3.2. Fraser Institute 年次レポートによるランク付け--- 90 6.4. 今後の鉱業労働者に関する人材確保の必要性 --- 93

6.4.1. Prospecting the Future-Meeting Human Resources Challenges in the Canadian Minerals And Metals Industry --- 94

6.4.2. ブリティッシュ・コロンビア州政府エネルギー鉱山省の政策 --- 98

6.4.3. ブリティッシュ・コロンビア大学鉱山学部--- 99

6.4.4. ノースウエスト短大探鉱鉱業部(Northwest Community College School of Exploration and Mining) --- 100

6.4.5. Mining Rocks-州政府鉱業就職フェア--- 102

6.4.6. British Columbia Institute of Technology (BCIT) --- 102

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Executive Summary

総論 ¾ 2005 年のブリティッシュ・コロンビア州への探鉱投資額は過去 10 年で最高の 2 億 2,000 万 C ドルに達した。これは去年の1億 3,000 万 C ドルから約 69%の増加であり、 4 年前の 2,900 万 C ドルと比較すると 659%の増加である。関係者もブリティッシュ・コロ ンビア政府、及びカナダ連邦政府の支持なくしては、このような成長は見られなかったと、 政府のブリティッシュ・コロンビア州への探鉱投資の調達と活動を奨励する政策の成果を 評価している。さらに、州への探鉱投資の増加だけではでなく、鉱業界を支える人材への 勧誘と育成に対しても、鉱業界からの期待は大きい。 政治・行政 ¾ 2006 年の 1 月 23 日に連邦政府選挙があり、前リベラル党のマーティン内閣に代わり保 守党のハーパー首相が就任した。接戦の選挙であり、保守党 124 議席、リベラル党 103 議席、ケベック党54 議席、New Democrat 党 29 議席、無所属 1 議席という少数派政 府が確立された。前マーティン内閣の 37 名の官僚から、ハーパー内閣は首相プラス 26 名の官僚という小規模な内閣政府が確立された。 ¾ 今回の連邦閣僚の注目点は、西部州の選出議員が増加したことである。27 名の内閣の 内、8 名が西部州の選出であることだ。特に、天然資源大臣にブリティッシュ・コロンビア 州選出のGary Lunn 氏が任命されたことは、鉱業界にとってこれから大変期待すべき結 果である。また、保守党は選挙の公約で打ち切りが大変懸念されていたスーパーフロー スルー株税制控除制度の延期を掲げており、今回の保守党内閣の確立で、その延長が 確実となった。今後、どのような方針で延長となるかが、発表される予定である。 ¾ ブリティッシュ・コロンビア州では、2005 年の 5 月の総選挙の結果、リベラル党がかなり の議席数を失ったものの政権を保持し、エネルギー鉱山大臣は、Richard Neufield 氏が

継続した。鉱山部の大臣には、新たに Bill Bennett 氏が就任したが、Bennett 氏は、

2003 年の鉱山のタスクフォース形成時から重要リーダーであった。また、元鉱山大臣で

あったPat Bell 氏は、新たに Ministry of Water, Land and Air Protection (水地空気汚

染省)の大臣に就任し、土地へのアクセス、また環境プロセスの合理化などに、就任以来 エネルギー鉱山省と共に積極的に取り組んでいる。 経済事情 ¾ カナダ経済は近年好景気が続いており、トロント証券取引所(TSX)、カナダドルの為替相 場ともに大変順調である。カナダドル為替相場の上昇による探鉱費用、資源の加工、運 搬費用などコストの上昇が多少懸念されたが、それを上回る金属価格の上昇により、カ ナダの鉱業界は 10 年ぶりといわれている好景気を経験している。また、2006 年に入っ ても、金が25 年ぶりの高価格を記録するなど、2006 年も金属価格は現状価格を維持す ると言われている。 鉱業市場動向 カナダ ¾ カナダ最大の証券取引所であるトロント株式証券取引所(TSX)も他の各国の証券取引所 と同様に好景気な1 年を終えた。2005 年の TSX では合計 60 億 6,000 万 C ドルが調 達された。これは、2004 年の 41 億 5,000 万 C ドルに比べると約 46%の増加であり、ト ロント証券取引所の好景気を物語っている。 ¾ 産業別の資金調達の内訳を見ると、金額では鉱業界の企業が一番多く、29 億 160 万 C ドルであった。続いて、石油ガスが2 番目に多く、20 億 5,490 億 C ドルであり、産業資源

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48%へと 10%低下している。2005 年は石油・ガスが大きな増加を記録し、全体に占める

割合も10%以上増加ている。

¾ また、2005 年の資金調達額を比較すると、金額上でも TSX と TSXV が 38 億 7,600 万 C ドルと世界で 1 位である。次に、 香港証券取引所(HKSE)が 37 億 9,700 万 C ドルと

続く。件数から比較すると、TSX-TSXV が 1,260 件なのに対して、HKSE はわずか 2 件

の資金調達があっただけで、China Shenhua Energy Co 社の新規株式公開が 37 億万 C ドルと大規模な取引があったためであり、この 1 件を除くとわずか 19,700 万ドルであ る。China Shenhua Energy Co は、中国最大の石炭の会社で、炭鉱の運営と石炭の加

工を主要産業としており、その他にも、港、発電所、鉄道なども運営している。向こう5 年 で、石炭の生産を64%増加させると 2005 年に発表しており、現在の中国の成長を伺わ せる。今回の資金調達は、上海と香港での新規株式公開であった。上場企業数で第二の オーストラリア証券取引所は、資金調達額において世界大4 位で、わずか 618 件で調達 金額も6 億 8,100 万 C ドルとトロント証券取引所の約 5 分の 1 に過ぎない。 ブリティッシュ・コロンビア州 ¾ 2005 年、ブリティッシュ・コロンビア州も現在の鉱業界の好景気の恩恵をあおり、活発な 鉱山営業、鉱山開発、及び探鉱活動が見受けられた。特に近年の鉱業資源価格の上昇 による投資の増加が大きな影響を及ぼしている。金の価格は 2005 年には、過去 24 年 間で最高の US$536 ドルを記録し、更に 2006 年に入ってからも、それを上回る高価格、 US$574.ドルまで高騰した。この傾向は、暫く続くであろうと、多くの市場評論家が解説し ている。これらの好影響を受け、ブリティッシュ・コロンビア州の探鉱投資も、6 年連続の 上昇を記録し、2005 年の投資額は CAN$2.2 億ドルと前年度より約 70%の増加であっ た。 ¾ 2005 年には、650 件に及ぶ探鉱プロジェクトがあり、これは 2004 年より約 38%の増加 である。ボーリング作業も240 件に及ぶプロジェクトが合計 66 万メートルの穿孔を完了し、 これも前年度より27%の増加である。2005 年 1 月にブリティッシュ・コロンビア州政府エ

ネルギー鉱山省が紹介したMineral Title Online(MTO)の成果により、鉱区の申請面積

も6 年連続の上昇を記録する約 481 万ヘクタール(19 万鉱区に値する)であり、過去 13

年間で最高であった。

¾ これは、Mining Exploration Tax Credit Program (BCMETC)、 Exploration Investment Tax Credit (EITC)などのフロースルー株による税制上の優遇措置を目的とするブリティッ シュ・コロンビア州政府の政策の成果であり、MapPlace というエネルギー鉱山省の地科

学のデータベースである情報システムも600 万件の検索が 2005 年にあり、ブリティッシ

ュ・コロンビア州の探鉱活動の活発化を裏付けている。BC & Yukon Chamber of Mines

(ブリティッシュ・コロンビア州ユーコン準州鉱山協会)も名前を Association for Mineral Exploration British Columbia (AME BC, ブリティッシュ・コロンビア州探鉱協会)へと改名 し、ユーコン準州は独自の探鉱協会があることを認めると共に、探鉱活動を支援する協 会であることを強調し、位置付けの明確化を目指す。

¾ ブリティッシュ・コロンビア州でのグラスルーツへの探鉱投資が 2005 年の倍の 2,600 万 C ドルへと増加した。また、BC 州政府鉱山省は 2005 年には 28 の新たな発見が記録さ れたと報告されている。

¾ AME BC の会長 Dan Jepsen 氏も「過去十年間で、2005 年が探鉱活動の最も盛んな年

であった。また、2006 年の探鉱投資額の増加と、現在探鉱に従事する人員の増加から みても大きな発見が期待できる年である。」と2006 年に大きく期待している。 ¾ 2005 年に Mount Polly 銅―金鉱山が操業を再開した。さらに 5 つのプロジェクトが環境 アセスメントを完了し、鉱業権を取得した。そのうちの1 つは、非鉄金属鉱山(Red Chris) である。また、現在18のプロジェクトが州内で環境アセスメントの過程にあり、そのうちの 13 は準備段階にある。

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¾ 2005 年に引き続き 2006 年も、探鉱活動、ボーリング作業プログラム、Advance ステー ジのプロジェクトの進展、プロジェクトや鉱区の売買など、あらゆる面で大変活発な一年に なると予測される。現在の探鉱と開発の主要ターゲットは、石炭、金、露天掘りの銅山、高 品質のモリブデン、富鉱帯の金プロジェクトであり、これらの鉱物資源にブリティッシュ・コ ロンビア州内の探鉱活動が集中すると予想される。市場の金属価格も 2005 年のレベル を継続すると推定されており、これらの探鉱資金の調達は主に石炭、金、銅、モリブデン、 亜鉛、鉛、およびプラチナを対象としている。

¾ 2006 年には Trend 炭鉱プロジェクトと Wolverine-Perry Creek 炭鉱プロジェクトが、新た

に操業を開始する予定である。非鉄金属分野では、モリブデン開発の MAX 鉱山が、同

様操業を開始する予定である。さらに、Davidson プロジェクト、Galore Creek プロジェク

ト、Mt. Milligan プロジェクト、New Afton プロジェクトも 2006 年にフィージビリティースタ ディーを完了する予定である。 ¾ 北部地域での活発な石炭の探鉱活動により、ブリティッシュ・コロンビア州北部のプリン ス・ルパート港Ridley Islnad ターミナルも活気を取り戻している。 鉱業権取得のプロセス ¾ 鉱業取得までの過程を簡単に説明すると、まず、エネルギー鉱山省の管理運営するオン ラインシステムを使用して、鉱区を取得することから始まる。その後、どこでどのような探 鉱活動をするかにより、Mines Act に基づき、必要に応じて、Exploration Permit(探鉱 権)の申請手続きを行う。審査は、エネルギー・鉱山省を介してされるが、他の省が関与し てくることもあり、地域社会との懇談もこの時期から開始される。探鉱活動により新たな鉱 床の発見につながった鉱山には開発の為の申請手続きが必要である。Mines Act で規 定されているように、鉱床から年間 7 万 5 千トン未満の鉱石を採掘する予定の鉱山を開 発する場合には、地域社会との審議、鉱山閉鎖後の復旧プラン、その他の省庁への手続 き(必要であれば)等の、簡易な環境アセスメント審査で、鉱業権を取得することが可能で ある。また、年間7 万 5 千トン以上の鉱石を採掘する予定の大規模な鉱山を開発する場 合は、完全な環境アセスメントが必要となり、ブリティッシュ・コロンビア州政府の BC

Environmental Assessment Office (EAO) の 元 で Canadian Environmental Assessment Review がされる。調査は、最高 180 日まで掛かり、政府からの許可の決 議は、45 日以内にされるシステムになっている。環境アセスメントの完了をもって、鉱業 権の取得が完了する。 税制度 連邦政府法人税税率一覧 (2006 年 1 月 1 日現在-2006 年会計年度に適応) 税 税 率 連邦政府一般企業に対する所得税 一般 鉱業企業 課税対象所得の22.12% 鉱業からの利益の21.57% 連邦資本税* 1 千万 C ドル以上の資本に対して 0.125% の課税 GST 商品・サービス税 商品・サービス料の7% ¾ ブリティッシュ・コロンビア州の基本法人所得は税 13.5%と平均的であり、この他アルバ ータ州が 6%、ケベック州が 8.9%、またその他の州は 12~17%である。ブリティッシュ・コ ロンビア州における鉱山会社に対する連邦、州政府合計の所得税は 35.07%と他の州と

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投資者対象の税制度 ¾ スーパーフロースルー制度(「2.7.5.3」参照)が、現在の期限で打ち切られることを懸念 し、ブリティッシュ・コロンビア州政府は BCMETC(20%の税制控除の制度)の 10 年間 の延長を 2005 年 2 月に発表した。しかし、当時の連邦政府政権であったリベラル党は、 スーパーフロースルー株控除制度を打ち切ると 2005 年に発表していた。 これに対し、 当時の野党であった保守党は、選挙運動の際にスーパーフロースルー株控除制度の延 期を公約のなかに掲げいた。よって保守党の当選により、制度の延長は確定されたが、 条件つきで延長されるとされている。これにより、株主は、投資対象に対して、最高 33%までの控除優遇措置の恩恵が受けられる。 この制度の延長により、カナダの鉱 業界のさらなる活発な探鉱活動が 2006 年に期待される。 また、2003 年 2 月にカナダ 連邦政府は、天然資源関連企業に対する法人税を向こう 5 年間で 28%から 21%まで 減少すると発表し、毎年 2008 年まで徐々に削減される政策がとられている。 ブリティッシュ・コロンビア州政府鉱業再生プラン(BC Mining Plan) ¾ 2005 年の Roundup でエネルギー鉱山省鉱山部は、10 年間計画として 2005 年 1 月 17 日に Mining Plan(鉱山再生プラン)を発表した。これは、4 本の大きな柱を骨格として 構成されており、鉱業界の包括的な発展、つまりは、経済利益の確保と地域社会、先住 民社会、地球環境そのものへの配慮等、バランスのとれた発展を達成するための方向 性を形成するものである。 • 鉱山再生プラン ( Mining Plan)の四本の柱: ○ 地域社会及び First Nations(先住民)との調和と支援体制の強化 地域社会、鉱業界、先住民族との間に強い絆を築き、長期にわたる経済的、社 会的発展のための体制の構築。新しい雇用の創出、現地企業によるプロジェクト への住居、食料、サービスの提供、公共施設整備の促進、また、地域人材の開 発による地域社会の経済成長の達成を図る。 先住民族との協力により、探鉱プロジェクトが進められている成功例もあり(先住 民問題セクションに事例あり)、両者の経済成長、職業訓練、社会環境の改善を 図る。 ○ 鉱山技術者と労働者、自然環境の保護の推進 鉱山労働者の安全と環境保護の高い水準を維持するために、科学に基づく環境 保護と、労働者の健康及び安全基準の持続的な改善と向上を図る。鉱業繁栄の 持続と、ブリティッシュ・コロンビア州の環境管理に対するリーダー的立場を強化 する為に、鉱業、先住民、地域社会、政府関連省庁、及び全ての関係者が協調 して取り組む体制を築く。 ○ 世界的な競争力の確保 世界的な競争力の確保に向けて、経済活動の基盤施設の構築、熟練労働者の 育成、地科学調査やレポートへのアクセスの向上と強化、世界的に競争力のあ る税率、及び料金や規制の制定、またブリティッシュ・コロンビア州の探鉱と開発 プロジェクトの広報強化を目指す。 ○ 土地利用の促進 鉱山開発にとって、土地利用の促進は必要不可欠である。政策を通して探鉱と 鉱山開発に対応しつつ、他の資源産業を含め土地利用者にとって納得のいく統 合的な土地利用のモデルを推進する。

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ブリティッシュ・コロンビア州政府鉱業再生プラン(BC Mining Plan)の成果 ¾ 2005 年は探鉱投資の増加、鉱山の再開、また新たに環境アセスメントを完了し、鉱業 権を得た鉱山の増加、環境アセスメント過程にある探鉱プロジェクトの増加、28 の新た な鉱床の発見など、鉱業界関係者を含め自他共に、プランの成果を高く評価している。 ¾ また、地域社会や先住民との積極的な取り組みは、前政府が劣っていた分野であり、地 域社会への説明会や、就職斡旋のツアーなど、探鉱活動が盛んである北部地域での積 極的な活動が見受けられた。 ¾ エネルギー鉱山省は現在、実践成果をまとめた報告書を作成しており、合わせてその 評価をまとめている。現時点では、5 月末に進展報告書が公開される予定であり、自己 評価が期待される。 人事問題 ¾ 高齢化問題は、多くの地域が直面する現在の社会問題であり、カナダもその例外ではな い。鉱業界もその深刻さを把握するために2004年より実態調査が開始され、近年に発

表された”Prospecting the Future – Meeting Human Resources Challenges in the Canadian Minerals And Metals Industry”という報告書がカナダ政府によりまとめられた。 2005 年に出版した白書のなかで、カナダの鉱業界が直面する高齢化問題は特に著しい と発表しており、その対策も同時に発表された。またブリティッシュ・コロンビア州政府も同 様に労働者の不足を確認しており、2005 年の Mining Plan(鉱業再生政策)の中の 1 つ の柱として取り上げ、2005 年には「Mining Rocks」(鉱石の“石”=Rock と、鉱業界は“す ごい”=Rock と Rock の 2 つの意味を掛けて)として州内の鉱業地域での就職斡旋ツア ーを企画実行し積極的に取り組んでいる。 ¾ まず鉱業界が現在の活動を維持した場合、求人数と新たな専門職新卒者を比較した場 合、需要と供給の格差は向こう10 年間において 27,560 人に及ぶとされている。 また、 鉱業界が現在の活動より多少の成長を達成した場合には、その格差は47,350 人に及 ぶ。更に、鉱業界が現在より急成長をした場合には、約81,000 人の新たな人材が必要 となり、人員の供給と需要の格差は10 年後の将来には 70,810 人に達するとされている。 カナダの人事資源局はこれは向こう10 年間、年次 3,600 人から 7,000 人の専門職が不 足するということになると解説する。 ¾ ブリティッシュ・コロンビア州の総理大臣 Gordon Campbell 氏は、2005 年のブリティッシ ュ・コロンビア州2 億 2,000 万 C ドル探鉱投資に応えて、鉱業界が直面する熟練労働者 と技術者の不足の対応政策として州政府がブリティッシュ・コロンビア州地方や先住民地 域の若者の育成のために230 万 C ドルを投資することを 2005 年 1 月 25 日、バンクー バーで開催されたRoundup 中に発表した。

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第1章 総

1.1. 政治・行政事情

連邦政府選挙 2005 年末に連邦政府総選挙の発表があり、1 月 23 日に連邦政府選挙があった。 前リベラル党のマーティン内閣に代わり保守党のハーパー首相が就任した。 接戦 の選挙であり、保守党 124 議席、リベラル党 103 議席、ケベクア党 54 議席、New Democrat 党 29 議席、無所属 1 議席という少数派政府が確立された。 前マーティン内閣の37 名の官僚から、ハーパー新内閣は首相プラス 26 の官僚と いう小さな内閣、小さな政府として確立された。今回の連邦閣僚の注目点は西側の 州にとっては、西部の州代表選出議員が増加したことである。27 名の内閣の内、8 名が西部の州選出であること、特に天然資源大臣がブリティッシュ・コロンビア州選出 の Gary Lunn 氏に任命されたことは、鉱業界にとってこれから大変期待すべき結果 である。また、保守党は選挙の公約で打ち切りが大変懸念されていたスーパーフロー スルー株税制控除制度の延期を掲げており、今回の保守党内閣の確立でその延長 が確実となった。今後どのような方針で延長となるかが発表される予定である。 ハーパー政権は「個人の自由と責任、自由な企業活動」とビジネスにフレンドリーな 革新的な政策が期待されている。ハーパー氏はビジネス界に良好な政策と環境を誇 るアルバーター州の出身である。民営化、減税、歳出削減など「小さい政府」を主張し ており、先に述べたよう官僚も 37 名から 26 名へと縮小された。しかし、新政権が 1 月に誕生したものの、少数派政権のため、いつまで政権が持続するか、その安定性 に懸念を示す声もある。 新内閣の構成 1. Steven Harper 首相 (アルバータ州選出) 2. Robert Nicholson 下院政府総務、民主制度改革担当相(オンタリオ州選出) 3. David Emerson 国際貿易相、太平洋ゲートウェイ・オリンピック担当相(ブリ ティッシュ・コロンビア州選出) 4. Jean-Pierre Blackburn 労働相、ケベック州経済開発相(ケベック州選出) 5. Gregory Thompson 退役軍人問題相 (ニューブランズウィック州選出) 6. Marjory LeBrenton 上院政府総務、(恩足りと州選出上院議員) 7. Monte Solberg 市民権・移民相(アルバータ州選出) 8. Chuck Strahl 農業・農産食料相、カナダ小麦局担当相(ブリティッシュ・コロン ビア州選出) 9. Gary Lunn 天然資源相(ブリティッシュ・コロンビア州選出) 10. Peter MacKay 外相、大西洋地域経済開発相(ノヴァ・スコシア州選出) 11. Loyola Hearn 漁業・海洋相(ニューファンドランド・アンド・ラブラドール週選 出) 12. Stockwell Day 公共安全相(ブリティッシュ・コロンビア州選出) 13. Carol Skelton 歳入相、西部開発相(サスカチュワン州選出) 14. Vic Toews 司法相、検事総局(マニトバ州選出) 15. Rona Ambrose 環境相(アルバータ州選出) 16. Michael Chong 枢密院議長、州問題相、スポーツ担当相(オンタリオ州選出) 17. Diane Finley 人的資源、社会開発相(オンタリオ州選出)

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18. Gordon O’Connor 国防相(オンタリオ州選出) 19. Beverley Oda 民族遺産、女性の地位問題相(オンタリオ州選出) 20. Jim Prentice 先住民問題、北方開発相、メティスおよびノンステイタス先住 民担当(アルバータ州選出) 21. John Baird 政府財務委員会委員長(オンタリオ州選出) 22. Maxime Bernier 産業相(ケベック州選出) 23. Lawrence Cannon 運輸・社会基盤整備・コミュニティ相(ケベック州選出) 24. Tony Clement 健康相、北オンタリオ州経済開発計画担当相(オンタリオ州 選出) 25. James Flaherty 財務相(オンタリオ州選出) 26. Josee Verner 国際協力相仏語圏公用語担当相(オンタリオ州選出) 27. Michael Fortier 公共事業・調達相(ケベック州選出上院議員)

1.1.1. 政府の構造

カナダは 10 の州と 3 つの準州からなる議院内閣制の立憲君主国である。米国と 同様連邦国レベル、州レベル、地方自治レベルの 3 つの議会制度があり、それぞれ 憲法で定められた範囲内で法律を制定する権限が与えられている。首相が国家を代 表し、選挙により議会選定される。 1. 連邦政府管轄分野: 国家防衛、外交政策、貿易、刑法、中央銀行と金融政策

関連省庁:産業省、運輸省、カナダ歳入庁(Canadian Revenue Agency)、人材 育成省、外務省、労働省、郵政省など州際間や国際関係の分野を受け持ってい る。また、ヌナバット準州、ユーコン準州とノースウエスト準州は連邦議会の管轄 内になる。 2. 州政府管轄分野: 保健医療、教育、財産や市民権、司法行政、福利厚生、及び地方自治体機関: エネルギー鉱山省、林野省、財務省、人材、職業開発と労働省、環境保護省、運 輸省 3. 市町村地方自治管轄分野: 地方公共サービスの提供: 道路管理、上水道下水道施設、衛生管理、道路と街 燈設備管理、公園増設と管理、建築基準条例など地方の条例を制定することが できる。公立の学校は School Board(地方教育委員会が管理する) 地方自治 体は固定資産税、免許や許可書の料金で運営費を賄っている。 1995 年にカナダ連邦政府は先住民が独自の自治体を持つ権利を認める発表をし た。これにより連邦政府および州政府と特定の協定を結んで独自の先住民自治政府 をもつ民族も数例ある。 カナダの法律は英国の慣習法(Common Law) と、ローマ法を起源とするフランス の民法典(大陸法)の 2 本を柱としている。ケベック州は唯一フランスの法律を基とす る民法典を主に採用しているが、残りの 9 州と 3 準州は英国の Common Law が 法制度の基礎となっている。

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が制定する。

1.1.2. 連邦政府レベル

カナダ国憲法 カナダの連邦議会はカナダ国憲法に定められた規定に関して、カナダ全体の法律 を制定する。また、北部に位置する 3 つの準州に関する法律も連邦政府の管轄内に ある。

カナダ国憲法6 条(Part 6)(1867-1982、元 British North America Act )におい て連邦政府と州政府の自治権を制定している。 大まかにはカナダ国憲法のもとでは カナダ全体や一般的なことに関する自治は連邦議会政府の管轄に定められ、州レベ ル、または地方特有の事に関する自治は州政府の統括に定められている。 カナダ 国憲法の(Section 91)91 項においては具体的な連邦政府の管轄権を定めている。 カナダ連邦議会は他のことに加え次のことに関する法律を定める権利がある。 1. 通商貿易に関する法律 2. 税制徴収やあらゆる手段による資金調達 3. 海洋および輸送 4. 海洋漁業および河川、湖での漁業 憲法第92 条において、各州政府の管轄権を定めており、ここに列挙されている事 項において、各州は固有の法令を制定することができる。その中の一つに「州政府 が所有する公有の土地とその土地に生息する材木と製材の売買」が含まれる。 1982 年の憲法の改定では第 92 条 A において、州政府の再生不可能な天然資源、 林業資源、および電気資源の憲法上の権利が容認された。 憲法第92 条 A (1) 各州は次の項目に関する法律を制定することができる。 a. 州内における再生不能な天然資源の探鉱活動 b. 州内における再生不能な天然資源と林業資源の開発、保護、および管理。こ れには生産量などにおける規制の制定を含む さらに憲法第 92 条 A(2)によると、各州に再生不能な天然資源物と林産物のカナ ダ国内の他の州との売買に関する法律と規制の制定をする権利を有する。ただし、 これらの法律が自由競争を妨げるカナダ国内の特定の地域への価格差別や供給の 制限を容認したりしないことが条件である。 もし、州議会により制定された法律と連 邦議会により制定された法律とに不一致が生じた場合には、連邦議会のその法律 が優先される。 最後に 1982 年の憲法の改定において州政府が州内で生産された再生不能な天 然資源に対する課税政策を通して資金の調達をする法律を制定する権利が認めら れた。但し、課税政策を通してカナダの他の州へ売買された場合と生産した州との 間に価格の不均衡が生じないことを条件とする。 また補足ではあるが、カナダの憲法は連邦政府に対して「余剰事項への権限」、こ れはつまり州政府へ与えられていないその他の余剰の事項に関する規制と法律を 制定する権限を認めている。憲法第 92 条 10(c)に規定されているように、連邦政府 は「地方の自治と規制において、2 つ以上の州にとって有益である場合には連邦議 会がその権限を宣言する。」

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このように鉱山活動はその段階や場所によってカナダ連邦政府及び州政府、この 両者の管轄に携わることになり、その役割は大変重要である。カナダ連邦政府は、各 州政府とも協力して地科学調査や合弁事業による地質学や地科学の研究を進めて いる。また、カナダ天然資源省は、鉱物資源に関する科学的及び経済的な情報と専 門知識の提供をしており、鉱業界に大きく貢献している。

1.1.3. 州レベルの法律

鉱山に関する法律や条例としてブリティッシュ・コロンビア州政府が制定しているも のが次に列挙するよう約40 余りある。但し、鉱物資源が国有地にある場合及び 3 つ の準州とカナダの海底に腑存する場合に関しては国の制定する法律が適用される。 この為、探鉱活動、鉱山の開発、操業、環境の修復に関して下記の各種法令が適用 される。 探鉱活動と鉱山開発に関する鉱物資源保有権(鉱業権) ノースウエスト準州、ブリティッシュ・コロンビア州、マニトバ州、オンタリオ州、ケベッ ク州、ニュー・ブランズウィック州及びノバスコシア州においては個人と企業は探鉱活 動を始める前に探鉱者権(Prospector’s License)を取得しなければならない。またユ ーコン準州、アルバーター州、サスカチュワン州、プリンスエドワード島州、ニューファ ンドランドとラブラドール州においては、探鉱活動を開始する前に探鉱権を取得する 義務はないが、鉱区を得るの為には許可の申請手続きが必要となる。また、地方自 治体によっては、鉱区を保持しない地域の上空からの地科学調査の探鉱活動を行う ためには飛行許可の申請手続きが必要である。 通常の鉱区は一辺が16 から 25(ha)ヘクタールの正方形で、1 鉱区単位の面積は 地域によって異なるが、256 から 500 平方ヘクタールである。 しかし州、または特定 の地域によっては1 鉱区単位の最大面積がこれよりもかなり上回る。 これは特に鉱 区の申請が地図上(Map Staking)でされる場合に適応される。 企業は最大限度額 を超える鉱区の申請をするために、企業としてではなく、まず一人以上の個人が必要 面積に応じて鉱区の申請手続きを行い、鉱区の取得後鉱区の保持権それを企業に 譲渡することができる。 また、測量の完了している地域や州においては地図を利用して鉱区の申請をする 手段が開発されている。 この申請手続きの手法では申請の手続き時点で鉱区が州 政府の管理事務所に登録されるので、探鉱活動をしている当時者が、実際の鉱区申 請の場所に足を運び杭打ちをすることなく申請手続きが可能となる。 地図による申 請が可能でない地域においては、申請の土地に杭打ち、または森林においては樹木 を伐採し境界線を明確にして鉱区の申請をする。 鉱業に関する州レベルで制定されている各種法律: 税金に関する法律

¾ Mining Tax Act (RSBC 1996), 鉱山税制法 295 条 o 各種法規に制定されている税率

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¾ Mineral Tax Act 鉱業税制法―ブリティッシュ・コロンビア州の改定法―1997 年4 月 21 日現在 291 条 o 補足 o 探鉱経費項目申請法規 o 資源経費の計上に関する税制法規 o 鉱山の売買に関する税制法規 o 資源に関する一般的な税制法規 o 鉱山の復旧作業に関する税制法規 o 鉱業の納税申告に関する法規 o 鉱山資源移行期に関す税制法規 o パートナーシップ選択申告に関する法規 o 建材資源選択申告に関する法規

¾ Mineral Land Tax Act (鉱山地帯税制度, RSBC 1996) 290 条 o 農地における鉱山地帯に関する税制 o 失権申請に関する法規 o 鉱山地帯税制修正に関する法規 o 鉱山地帯税にかかる利子に関する法規 o 鉱山地帯権の引渡しにに関する法規 鉱業に関する規制法規 ¾ Mines Act(鉱業法) RSBC 1996 293 条 o 補足 o 鉱山修復資金に関する法規 o 鉱山法 o 負債の申請に関する法規 o 鉱山に関する危険物質現場取り扱いに関する情報管理の規制 ¾ Mineral Tenure Act (鉱山所有法)RSBC 1996 292 条

o 補足 o 探鉱活動における一般的な規制 o 鉱物資源法の規制 o 鉱山所有法 o 鉱山所有権損害補償における規制 o 娯楽・保養指定地域に関する規制

¾ Mining Right of Way Act / Mining Rights Amendment Act (RSBC 1996-鉱 山公道用地法/鉱業権改定法) 294 条

環境に関する規制法規

¾ Ministry of Environmental Act (環境保護省法)

¾ Ministry of Land, Parks and housing Act (土地、公園、住宅用地省法) o 手ごろな価格の住宅を目的とする規制

o ブリティッシュ・コロンビア州住宅管理委員会 o 申請手続きに関する規制

¾ Boundary Act(州の境界線に関する法律)

¾ Commercial River Rafting Safety Act (娯楽産業急流下り安全法) o 急流くだりビジネスに関する規制

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¾ Creston Valley Wildlife Act (クレストン渓谷野生生物および自然保護法) o 銃器使用および取り扱いに関する規制

o 一般使用に関する規制 o 申請手続きに関する規制

o Summit Creek キャンプ場と保養施設地域に関する規制 ¾ Drainage, Ditch And Dike Act(下水、溝、排水溝に関する法律) ¾ Dike Maintenance Act(排水溝管理法 )

¾ Diking Authority Act(排水溝管理委員会法 ) ¾ Ecological Reserve Act(生態保護法 )

o 公園に関する法律の生態保護法への適応 o 生態保護に関する規制

¾ Environmental Land Use Act(環境保護と土地活用法) ¾ Environmental Management Act(環境管理法)

o 補足

o 環境上訴委員会の手続きに関する規定 o 環境管理の記録に関する規定

o 環境影響評価にかんする規定

¾ Environmental Assessment Act(環境アセスメント法) o 並列評価の承認に関する規制

o 期間限定に関する規制

o 地域社会との協議に関する規定

o 評価対象となるプロジェクトに関する規制 o 移行に関する規制

¾ Financial Administration Act(財政管理法)

o BCAL(British Columbia Asset & Land Corporation)に関する規制 o 徴収と融資管理局に関する規制 o 徴収に関する手数料に関する規制 o 政府発行の商品派生商品に関する規定 o 指定公共機関に関する規定 o 指定に関する規定 o 金融管理に関する一般規制 o 金融協定に関する規定 o 大学の為の財務代理人に関する規定 o 森林レクリエーション委員会に関する規定 o 債務免除に関する規定 o 政府公認学生ローンに関する規定 o 賭博に関する規定 o 保証と賠償金請求に関する規定 o 救急処置法免除に関する規定 o 保険とリスク管理口座に関する規定 o ブリティッシュ・コロンビア州自動車保険組合(ICBC)税徴収金に関す る規定 o 滞納金に掛かる利子に関する規定

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o 道路交通法及び公共交通機関保持金に関する規定 o サービス料に関する規定 o プロパンガス車両の燃料税に関する規定 o ブリティッシュ・コロンビア州固定資産および土地管理事務局に関す る規定 o 公共交通機関及び高速道路使用料に関する規定 ¾ Fishiers Act(漁業保護に関する法律) o 保護水流の指定と申請に関する規定 o 水流地域保護に関する規定 o 漁業に関する規定 ¾ Greenbelt Act(緑地帯法)

¾ Industrial Development Act(産業開発法)

¾ Industrial Operation Compensation Act(産業運営法) ¾ Land Act(土地管理法) o 一般的な測量に関する規制 o 土地管理法費用に関する規制 o 土地管理法利子に関する規制 o 土地管理に関する規制 o 土地管理法のその他の規制 o 土地管理法-甲殻類水産養殖費用に関する規制 o 禁止事項 No.1から No.8 o 購読料に関する規制 ¾ Land Survey Act(土地調査法)

o 一般的な土地調査に関する規制 o 土地の区画分譲計画に関する規制 ¾ Land Title Act(土地の所有権法)

o 補足 o 土地区画分譲申請手続きに関する規制 o 一般土地調査に関する規制 o 不和合に関する規制 o 土地税繰り延べに関する規制 o 土地所有権に関する規制 o 土地所有権(移転手続き)の規制 o Sechelt 先住民族指定に関する規定 o Torrens システム申請に関する規定

Torrens は土地所有権の管理システムで発案者 Robert Torrens に ちなんで名づけられた。このシステムのもとでは政府が土地所有権を 管理し、その権利は無効にできない。

¾ Libby Dam Reservoir Act(ダム、貯水池法) ¾ Litter Act(廃棄物法)

¾ Motor Vehicle Act(自動車法) o 補足

o 禁止事項 No.1-No.8 o スノーモービルの規制

(17)

¾ Park Act(公園法) o 一般規制

o 自然保護地域への公園法の適応については自然保護地域法 (Ecological Reserve Act)を参照

o C クラスの公園規制

o 公園・娯楽地域に関する規制 ¾ Pesticide Control Act(農薬管理法)

o 農薬の規制 ¾ Railway Act(鉄道法) o 補足 o ボイラーに関する規制 o BC 州鉄道会社視力検査機器に関する規制 o (Part II) 操縦に関する規制 o (Part III) 機関車に関する規制 o (Part IV) 鉄道安全基準法 o (Part V) 電動レールカーに関する規制 o (Part VI) 鉄道職員の視力、色盲検査、聴力検査に関する規制 o (Part VII) 都市間路線に関する規制 o (Part VIII) 市外路面電車の機器と運転に関する規制 o (Part IX) 機関車クレーンに関する規制 o (Part X) 建物、売店、ターミナル職員に関する規制 o (Part XI) 架空路線の路線選択、工事、操業に関する規制 o (Part XII) 危険物の鉄道運搬中の保管、取り扱いに関する規制 o (Part XIII) 鉄道事故の通報と報告に関する規制 o (Part XIV) 鉄道労働安全法 o (Part XV) 鉄道横断事故の通報と報告に関する規制 o 鉄道費用に関する規制 o 空気だめ検査に関する規制 o 危険物表示と取り扱い注意に関する規制

¾ Skagit Enviromental Enhancement Act(Skagit 地域環境保護法) ¾ Sustainable Environment Fund Act(環境保護促進基金法) ¾ University Endowment Land Act(大学寄付地法)

¾ Waste Management Act(廃棄物処理法) o 農業廃棄物管理法 o Antisapstain Chemical(製剤所で使用される薬物)廃棄管理法 o アスファルト工場法 o 飲料水空き缶リサイクルプログラム法 o 良質ガソリン燃料法 o 条件付例外法 o 汚染地域法 o 漁業養殖場廃棄物管理法 o ガソリン蒸気管理法 o 地上漁業廃棄物管理法 o 自動車排気ガス管理保証に関する規制

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o 石油・ガス廃棄物法

o Ootsa 湖木材処理に関する規制(Ootsa Lake Beehive Burner Regulation) o 野外焚き火規制法 o 有機物リサイクル法 o オゾン層破壊物質と含ハロゲン炭素化合物に関する規制 o ガソリン燃料保管と給油所雨水に関する規制 o プラサー鉱山廃棄物管理法 o 消費者使用ペンキ廃棄に関する規制 o 消費者廃棄物管理法 o 公衆報告規制 o パルプ工場と製紙工場液体廃棄物管理法 o 廃棄物管理費用払い戻しに関する規制 o 潤滑オイル変換プログラムに関する規制 o 家庭用固形燃料使用機器に関する規制 o 特別廃棄物に関する規制 o 流出物回収に関する規制 o 流出物発生の届出に関する規制 o リサイクル物の保管に関する規制 o 燃料成分に含まれる硫黄に関する規制 o 廃棄物処理管理法―地方下水に関する規制 o 廃棄物処理許可費用に関する規制 o 廃材処理場と焼却炉に関する規制 o その他水流法(Water Act)を参照 ¾ Water Act(水流法) o ブリティッシュ・コロンビア州ダム安全法 o 保護水域指定及び許可法 o 水に関する規制

¾ Water Protection Act(水流保護法) ¾ Water Utility Act(水道法)

¾ Wildlife Act(自然保護法) o 釣魚、科学的調査に関する規制 o 立ち入り禁止地域に関する規制 o 指定と免除に関する規制 o Elk Valley 道路閉鎖に関する規制 o 狩猟ライフルと狩猟ライセンスに関する規制 o 淡水魚に関する規制 o 狩猟安全訓練に関する規制 o 狩猟に関する規制 o Kootenay Land 地方の道路閉鎖に関する規制 o 進入規制狩猟に関する規制 o 管理部隊に関する規制 o 自動車規制に関する規制 o Muskwa-Kechika 進入管理地域に関する規制 o 管理職員に関する規制 o 許可申請に関する規制

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o Sturn Lake 季節による閉鎖に関する規制 o Tofino Mudflats 自然保護地域に関する規制 o 自然保護法商業行為に関する規制 o 自然保護一般規制 o 自然保護地域に関する規制 No.1-No.16 ¾ Coal Act(石炭法 )

¾ Columbia Basin Trust Act(コロンビア流域信託法 ) ¾ Ministry of Energy and Mines Act(エネルギー・鉱山省法) ¾ Power of Jobs Development Act(雇用育成法)

¾ Pipeline Act(パイプライン法 )

¾ Health, Safety and Reclamation Code(健康安全、鉱山修復条例) ¾ Labour Act(労働法)

1.2. 経済事情

人口: 32,422,919 首都 オタワ(オンタリオ州) 面積 1000 万平方キロメートル GDP 成長率 3,3% インフレーション(CPI) 2.2%

輸出: 4,536 億 C ドル(Balance of Payment Basis)

為替相場 対US ドル US$0.85.6 (2006 年 3 月 31 日) 対日本円 101.7 円 (2006 年 3 月 31 日) 失業率 6.4% (出典: カナダ政府統計局 2006 年 3 月 http://canadianeconomy.gc.ca/english/economy/ 為替相場 www.oanda.com) カナダは近年の好景気を維持している。2002 年には米国の不景気にもかかわら ず G7 の中で一番の経済成長率を達成した。これは住宅の建設と購入の上昇 (住 宅の建設率は 16%の上昇)、自動車や家具など大きな家庭用品の購入の増加によ るものであった。しかし、近年の為替相場の変動でカナダドルが大幅に上昇しており、 米国への輸出に影響を及ぼしている。日本円に対しても昨年末の$0.88 から$0.99 まで上昇しており、輸出業に影響を及ぼす。特に鉱物資源に対しては既に著しい価 格の上昇があるため、為替の上昇はさらに価格の上昇に拍車をかけることになり、カ ナダにとって輸出が厳しい環境におかれている。

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図表 1-1 対日本円の為替の変動 カナダ $ / 日本¥ 75 80 85 90 95 100 105 110 04 -0 1-200 5 04 /1 6/ 200 5 05 -0 1-200 5 05 /1 6/ 200 5 05 /3 1/ 200 5 06 /1 5/ 200 5 06 /3 0/ 200 5 07 /1 5/ 200 5 07 /3 0/ 200 5 08 /1 4/ 200 5 08 /2 9/ 200 5 09 /1 3/ 200 5 09 /2 8/ 200 5 10 /1 3/ 200 5 10 /2 8/ 200 5 11 -1 2-200 5 11 /2 7/ 200 5 12 -1 2-200 5 12 /2 7/ 200 5 01 -1 1-200 6 01 /2 6/ 200 6 02 -1 0-200 6 02 /2 5/ 200 6 03 -1 2-200 6 03 /2 7/ 200 6 ¥ 資料: www.oanda.com 出典 図表 1-2 カナダドル対 US ドルの為替変動 カナダ$ / US$ 0.74 0.76 0.78 0.8 0.82 0.84 0.86 0.88 0.9 04-01-2005 04/ 16/ 2005 05-01-2005 05/ 16/ 2005 05/ 31/ 2005 06/ 15/ 2005 06/ 30/ 2005 07/ 15/ 2005 07/ 30/ 2005 08/ 14/ 2005 08/ 29/ 2005 09/ 13/ 2005 09/ 28/ 2005 10/ 13/ 2005 10/ 28/ 2005 11-12-2005 11/ 27/ 2005 12-12-2005 12/ 27/ 2005 01-11-2006 01/ 26/ 2006 02-10-2006 02/ 25/ 2006 03-12-2006 03/ 27/ 2006 US$ 資料: : www.oanda.com 出典 近年、カナダ経済で一番著しい成長が見られているのはサービス産業であり、カナ ダ経済の約 30%を占める。 農業、林業、鉱業、漁業などの第一次産業が昔からの 中心産業であったが、自動車製造業などを含む工業、建設業、健康医療産業、ハイ テクなどが近年大幅な成長を主要産業へと移行した。 特にサービス産業は現在 75%の労働者の雇用先を提供し、2/3 の GDP を生産する主要産業である。 しかし ハイテク産業においては、2001 年のバブルの崩壊からまだ完全に回復をしておらず、

(21)

2003年には 17%の生産額の低迷がみられた。

カナダは年間 4,536 億 C ドル余りの製品とサービスを輸出をしているが、その主

要貿易相手国は隣国の米国である。陸続きという立地条件に加え NAFTA(North

Ameria Free Trade Agreement-北米自由貿易条約)の成果により、米国への製品と サービスを含めた年間輸出額は 6,778 億 C ドル(2002 年現在)である。 また、カナ ダは完全な輸出国であり、輸出総額を輸入総額と比較すると2002 年現在 920 億 C ドルの貿易黒字であった。

ブリティッシュ・コロンビア州について:

位置: ブリティッシュ・コロンビア州はカナダの西海岸に位置し、アジアへの 玄関口の役割を果たしている。州東部のロッキー山脈をアルバータ 州との境として、西海岸独自の風土と習慣を特徴とする。 また、 7,022kmに及ぶ海岸線には不凍で水深の深い港が数多く位置する。 面積: 94,500 万ヘクタール (日本の約 2.5 倍)でカナダで第三番目に大き く、カナダ全体面積の9.5%を占める。 人口: 4.1 百万人 (2004 年末現在: Statistic BC) カナダで第三番目に 人口の多い。 首都: ビクトリア 首都ビクトリアは政府関係の機関と州議会があり、政治の中心地で あるが、産業の中心地はバンクーバーである。バンクーバーは人口 約 200 万人でカナダで 3 番目に大きい都市であり、輸送業、製造業、 サービス業が栄える。 主な産業: 主要産業は鉱業、林業、旅行観光業 ブリティッシュ・コロンビア州はカナダ西部地域の経済と産業の中心地であり、東部 地域のオンタリオ州やケベック州との交易よりも、米国の西海岸 3 州(ワシントン州、 オレゴン州、カリフォルニア州)と交易の方が多く、依存度が高い。 ブリティッシュ・コ ロンビア州の経済は 2003 年、カナダ全体の経済成長率 2.0%を上回る 2.2%の伸 びを記録した。 2004 年は低金利とカナダドルでの急激な上昇が特徴的であった。 2002 年後半より一時はカナダ(C)ドルの価値が 1 米ドルに対して 65 セントであった ものが約一年の間に 80 セント以上まで上昇し、10 年以来の高騰を記録した。 また、 GDPの成長を見ると、2003 年の全体成長 2.2%の多くは企業への投資率 8.2%の 増加が大きく貢献している。さらに就職率が 2.5%の上昇を示したことから、失業率も 8.1%まで減少した。 非鉄金属資源は図表1-3 に示す通り 2003 年のブリティッシュ・コロンビア州の総 輸出量の 5%を占めており、エネルギー資源である石炭や石油、ガスを含む資源エ ネルギーでは全体の22%近くを占め、林業に続き第 2、第 3 の輸出品となっている。

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図表 1-3 2003 年BC州主要産業輸出額 2003年BC州主要産業輸出高 林業 12931 46% エネルギー 4847 17% 鉱山 1535 5% その他 9161 32% 輸出総額:285億Cドル 単位:百万Cドル 資料: ブリティッシュ・コロンビア州政府統計局 また、ブリティッシュ・コロンビア州政府統計局の資料によると日本はブリティッシ ュ・コロンビア州にとってアメリカに続く第 2 の貿易国で、2003 年の輸出総額 285 億 Cドルの約 12.8%を占めている。これは 2002 年の 13.3%から減少している。2003 年の日本への輸出額は 36 億 4,000 万Cドルで、その大半はランバー、パルプなど の林業に関連する製品である。非鉄金属鉱物資源の日本への輸出額は 2003 年、7 億Cドルあり、内訳は図表1-4の通りである。また、2003 年の石炭の輸出総額は 4 億Cドルであった。 図表1-4 2003 年ブリティッシュ・コロンビア州の日本への非鉄メタル資源輸出の内訳 2 0 0 3 年 ブ リ テ ィ ッ シ ュ ・ コ ロ ン ビ ア 州 の 日 本 へ の 非 鉄 メ タ ル 資 源 輸 出 の 内 訳 銅資源 299 43% モリブデン 45 6% アルミニウム 262 37% 亜鉛 5 1% その他 91 13% 輸出合計額:7億カナダドル 単位:100万カナダドル 資料: ブリティッシュ・コロンビア州統政府計局 その他 9,161 32% その他 9,161 32% 鉱山 1,535 5% エネルギー 4,847 17% 林業 12,931 46%

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第2章 各

2.1. 鉱業市場動向

カナダの鉱業界は世界でも大きな位置を占めており、約 50%の鉱業界の企業がカ ナダに本社をおくといわれている。2003 年にはカナダの 820 に上る企業が約 3,700 の探鉱と鉱山開発プロジェクトを行っていた。また、天然資源別の生産高では、カナ ダ政府天然資源省(NR CAN)の 2005 年の推測によると、金属資源 130 億 C ドル (50%)、非金属資源が 107 億 C ドル(41%)、燃料資源が 23 億 C ドル(9%)と合計 263 億 C ドルであった。金属資源の内訳においては次の通りであった。 図表2-1 カナダの主要鉱物資源生産額 (単位:C$’000) 資源 ブリティッシュ・ コロンビア州 カナダ 銅 $1,243,712 $2,454,802 金 287,599 2,041,408 鉄鉱石 - 1,495,836 ニッケル 0 3,302,465 銀 126,430 299,269 タングステン 0 21,333 ウラニウム 0 1,028,332 亜鉛 79,233 998,207 資料: NR Can 2005 年推定 カナダ政府天然資源省(NR CAN)の 2005 年の予測によると、カナダの主要鉱物 資源の生産額ではニッケルが約 33 億 C ドルと一番高く、続いて銅 24.5 億 C ドル、 金 20 億 C ドル、鉄鉱石、ウラニウム、亜鉛、銀、タングステンと続く。生産額は生産 量および価格に大きく左右され、2003 年には、金、ニッケル、炭酸カリウム、石炭、銅、 鉄鋼席、セメント、亜鉛、工業用砂利が生産額で上位を占めていた。順番は微妙に異 なるものの、内訳には余り変わりがない。

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図表 2-2 州別の金属資源生産額 (単位$’000) 州 生産額 割合 ニューファンランド&ラブラドール 1,092,574 8.21% プリンスエドワード島 0 0.00% ノバスコシア 0 0.00% ブランズウィック 564,810 4.24% ケベック 2,124,231 15.96% オンタリオ 4,792,152 36.01% マニトバ 1,141,332 8.58% サスカチュワン 1,115,400 8.38% アルバーター 944 0.01% ブリティッシュ・コロンビア 2,418,917 18.18% ユーコン 33,214 0.25% ノースウエスト 21,333 0.16% ヌナバット 3,714 0.03% カナダ合計 13,308,619 100.00% 資料: NR Can 2005 年推定 また、州別のメタル資源生産額を比較するとオンタリオ州がカナダの生産額全体の 36%にあたる。これは主にニッケルと金の生産額に起因する。続いてブリティッシュ・ コロンビア州が全体の18%を占め、続いてケベック州が全体の生産額の 15%と 3 位 に続く。以前はオンタリオ州に続きケベック州が全体の生産額の2 位を占めていたが、 近年ブリティッシュ・コロンビア州の生産額の伸びにより、ケベック州を抜き 2 位の生 産額に達した。 主要鉱物資源のブリティッシュ・コロンビア州の生産額を比較すると、金属において は、2005 年のカナダ全体の生産額約 133 億 C ドルのうち、約 18%の 24 億 C ドル がブリティッシュ・コロンビア州で生産された。また銅においてはカナダ全体の生産額 の約半分の12 億 C ドルを産出しており、銅は州の生産額の 50%以上を占める。ま た続いて金、銀、亜鉛と生産額順で続き、銀の生産額もカナダ全体の約 40%に上る。 しかし、図表 2-3 のとおり、カナダの最大生産額を占めるニッケルの生産はブリティ ッシュ・コロンビア州では見られず、オンタリオ州やケベック州が大きな生産を占めて いる。

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図表2-3 カナダの主要鉱物資源生産量 資源 単位 ブリティッシュ・ コロンビア州 カナダ 銅 tonnes 289,101 570,619 金 kilograms 16,862 119,689 鉄鉱石 kilotonnes 105 28,343 モリブデン tonnes 7,898 7,898 ニッケル tonnes 0 174,503 銀 tonnes 451 1,068 タングステン tonnes 0 700 ウラニウム tonnes 0 12,597 亜鉛 tonnes 49,459 623,101 資料: NR Can 2005 年推定 また、鉱物資源の生産量を比較すると、カナダ全体では、亜鉛が 62 万トン、続い て銅が57 万トン、ニッケルが 17 万トンと圧倒的に多く、また、金は生産量では 12 万 キロと他の資源と比べ少ないものの、金の高価格のおかげで、生産額においては上 位の位置を占める。 またブリティッシュ・コロンビア州の生産量を比較すると、モリブデンにおいては、約 8 万トンでカナダ全量をブリティッシュ・コロンビア州が生産してる。 銅の生産量は生 産額と同様50%以上を占めており、続いて亜鉛、銀、金の生産がされている。 カナダは天然資源物の世界的な輸出国である。生産額の約 80%にあたる天然資 源および天然資源加工製品が海外に輸出されている。2003 年のカナダの第 1 次と 第2 次鉱業からの輸出額は 228 億 C ドルで、カナダの総輸出額の約 6.5%にあたる。 そのうち第2 次鉱業製品である精鉱及び精製製品がその大半を占め 134 億 C ドル であった。 世界の探鉱企業や鉱山会社は世界的レベルの鉱床の発見を目的として鉱業界へ 投資を図る。カナダは未開発の天然資源の可能性で世界的に知られている。しかし、 1977 年から 2001 年にかけて確認されている鉱床が大幅に減少した。これは探鉱投 資の低迷により新たな鉱床の発見が滞っていることに起因し、鉛(-89%)、モリブデ ン(-74%)、亜鉛(-71%)、銅(-61%)、銀(-60%)、及びニッケル(-44%)の開発 可能な鉱床の減少が見られた。 金の鉱床は価格の変動とともに多少の変動は見ら れたものの、1986 年よりも 44%の減少が見られた。2004 年及び 2005 年の探鉱投 資額の大幅な増加により、これらの投資が新たな鉱床の発見につながり、引き続き 確認埋蔵量の増加を図ることが期待される。

2.2. カナダの株式市場

カナダ最大の証券取引所である TSX (トロント株式証券取引所)も、他と並び好況 な1 年を終えた。2005 年 TSX では、合計 60 億 6,000 万 C ドルが調達された。この 額は、2004 年の 41 億 5,000 万 C ドルから約 46%の増加であり、トロント証券取引

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ルであった。つまり、天然資源だけで全体の 82%の資金調達を占めている。鉱業界 は、調達金額では 24 億ドルから 29 億 C ドルと 21.6%増加しているものの、全体に 占める割合では 58%から 48%へと 10%低下している。2005 年は、石油・ガスが調 達資金額の大幅な増加を記録しており、全体に占める割合も 10%以上増加ている。 図表 2-4 2005 年 TSX 資金調達の内訳 2005年資金調達 鉱業 2901 48% 石油・ガス 2054.9 34% その他 568.4 9% 製造業 187.1 3% CPC 60.1 1% ビイオテクノロ ジー 47.7 1% ハイテク 243 4% 資料: TSX 単位は百万 C ドル

※Capital Pool Company. 十分な資産を持たず、商業活動もまだ始めていないため、 新株発行ができない会社の資金調達を可能にする会社。TXV-X 独特の制度 図表 2-5 2004 年 TSX 資金調達の内訳 2004年資金調達 ビイオテクノロジ ー 125.9 3% 鉱業 2386.4 58% 製造業 134.4 3% CPC 76.5 2% その他 223 5% ハイテク 260.5 6% 石油・ガス 943.1 23% 資料: TSX 2005 年 12 月 31 日時点の TSX(トロント株式証券取引所)のまとめによると、248 社の鉱山及び探鉱会社が TSX に上場しており、時価総額は 1,891 億 5,600 万 C ド ルに及ぶ。248 社のうち 53 社は本社を海外に置く、TSX の定義で国際企業と呼ば れるもので、この 53 社の時価総額は 191 億 6,800 万 C ドルである。また、2005 年 12 月 31 日時点で TSX-V(トロント株式証券取引所ベンチャー)には、943 社の鉱山 及び探鉱会社が登録されており、時価総額は 175 億 4,000 万 C ドルである。そのう ちの 23 社が、海外に本社を置く。2005 年には、40 社が新たに TSX に上場した。そ のうちの 19 社は国際企業で、本社所在地の内訳は次の通りである。 バイオテクノロジー

Capital Pool Company ※

Capital Pool Company バイオテクノロジー

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図表2-6 2005 年上場国際企業の国別内訳 国名 企業数 オーストラリア 4 南アフリカ 3 ブラジル 1 ガーンジー島Guernesey 1 英国 3 米国 7 合計 19 資料:TSX また、TSX-V の企業の内訳を比較すると、鉱山会社及び探鉱企業は 2,020 社の うち943 社と、全体の 46%を占める。企業数においても、2004 年の 890 社から 6% の増加であり、全体に占める割合も、45%から 46%と増加した。鉱山会社及び探鉱 企業から主に成る鉱業界は、企業数において大半を占めている通り、TSX-V で一 番企業数の多い産業で、続いて石油・ガスが264 社の 13%と続く。 2004 年は、新たに 37 社が TSX に上場し、このうち 7 社が海外に本社を置く国際 企業であった。これに対して、2005 年は企業数の上では僅か 8%の増加であるが、 国際企業の伸び率は 171%の増加である。また、2005 年には、TSX-V に新たに 46 社が上場し、そのうち 3 社が国際企業であった。2005 年の鉱山会社及び探鉱企 業による資金の調達は、TSX で 49 億 9,600 万 C ドル、TSX―V では 29 億 200 万 C ドルであった。 2005 年 11 月の時点で、TSX で活動が確認されているプロジェクトは 3,153 件で、 その内の43%が北米以外で活動を行っている。また、TSX-V では、5,421 件あり、 北米以外での探鉱活動は 24%である。合計 8,574 プロジェクトが TSX と TSX-V で資金の調達を行っており、その内31%が北米外の国で探鉱活動を行っている。 次の図表 2-7 のグラフの通り、TSX における鉱業会社と探鉱企業の資金調達方 法の金額における68%は、Private Placing と、呼ばれる有価証券の私募によるもの で、TSX-V においては全調達資金の 90%に上り、カナダの証券市場では一番友 好的な方法と見受けられ、大半を占める。

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図表 2-7 TSX 資金調達方法の内訳 2005年10月現在 TSX 私募 54件 68% ワラント 8件 1% ストック・オプ ション 77件 13% 発行目論見書 5 件 18% 資料:TSX 合計 144 件 総額$15 億 C ドル 図表 2-8 TSXV 資金調達方法の内訳 2005年10月現在 TSXV ワラント 22件 1% ストック・オプ ション 37件 1% 発行目論見書   45件 8% 私募 1012件 90% 資料TSX 1,116 件 総額 24 億 C ドル TSX における 2005 年の首位 5 位の資金調達は、総額 7 億 3,220 万 C ドルに及 び、一番大きなケースは、UrAsia Energy Ltd (UUU) 社の 5 億 440 万 C ドルであっ た。続いて、Western Canadian Coal Corporation (WTN)社の 1 億 1,500 万 C ドル、 Western Prospector Group Ltd (WNP)社の 4,080 万 C ドル、 East Asia Minerals Corporation (EAS)社の 3,700 万 C ドルと Atacama Minerals Corp. (AAM)社の 3,500 万ドルと並び、今年の活発な資金調達活動を反映している。 さらに次の図表 2-9 のグラフに見られるように、2005 年はジュニアの探鉱企業に とっても、大変活発な年であった。新たに 49 社の上場企業がみられ、これは 2004 年の 23 社と比較すると倍以上の伸びであり、2002 年の 19 社と比較すると 157% の伸びである。また、時価総額も、2004 年の 89 億 US ドルより 70%増加し、2005 年には151 億 US ドルを記録した。2002 年の 30 億 US ドルと比較すると 400%の 増加であり、鉱業界の好景気を証明すると共に、現在の金属価格の影響がうかがえ る。その他、資金調達額の動向も、2004 年の 18 億 US ドルに比べて、2005 年は

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33%増加の 24 億 US ドルであった。2002 年の 4 億 3,900 万 US ドルからは、 447%の増加である。取引証券数と取引証券額を比較しても、同様なシナリオを辿っ ており、取引証券数は、2005 年は 122 億であり、2004 年の 91 億より 34%の増加 であり、2002 年からは 171%の増加である。取引証券額におても同様で、2004 年 42 億 US ドルに比べると、2005 年は 57%増加の 66 億 US ドルであり、どの指数も ジュニア企業の活発な活動を証明する。 図表2-9 TSXV ジュニア探鉱企業の活動推移 TSXV ジュニア探鉱企業の活動 0 2 4 6 8 10 12 14 16 年 単位:US10億ドル 0 10 20 30 40 50 60 新たな上場企業数 19 28 23 49 時価総額 3 8 8.9 15.1 資金調達額 0.439 0.978 1.8 2.4 取引証券数 4.5 7.7 9.1 12.2 取引証券額 1.1 2.8 4.2 6.6 2002 2003 2004 2005 資料: TSX TSX が鉱業界に果たす役割は大きく、世界の各証券取引所で鉱業界が調達した 金額を比較しても、次のグラフの通り、第一位であった。 また、証券取引所に上場し ている鉱山会社及び探鉱企業数からも、TSX グループの 1162 件と、次に続く ASX(オーストラリア証券取引所)の約 3 倍に近い鉱業界の企業数が登録されている。 また、全体の企業数の過半数に値する。TSX の上位 34 社の時価総額は、10 億 C ドル以上に値し、TSX は、探鉱企業の資金調達の窓口として重要な役割を果たして いると共に、鉱業界を支える金融機関、鉱業界専門の金融アナリストや証券弁護士、 コンサルタントなど、金融機関を支える様々な支援の体制も確立している。

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図表 2-10 証券取引所別鉱山会社および炭鉱企業数に比較 証券取引所別企業数 1162 424 154 49 43 39 0 200 400 600 800 1000 1200 1400 TSX グループ

ASX LSE-AIM AMEX JSE NYSE

証券所 企業数 資料:TSX 2005 年 6 月現在 2005 年の資金調達額を比較すると、次の 2-11 の通り金額でも TSX と TSXV が、 38 億 7,600 万 C ドルで、世界第 1 位である。次に、HKSE(香港証券取引所)の 37 億9,700 万 C ドルが続くが、件数だけを比較すると、TSX-TSXV は 1,260 件なのに 対して、HKSE はわずか 2 件の資金調達があっただけである。China Shenhua Energy Co 社の新規株式公開が、37 億 C ドルと大規模な取引であったが為であり、 この1 件を除くと僅か 19,700 万ドルである。China Shenhua Energy Co は、中国 最大の石炭の会社で、炭鉱の運営と石炭の加工を主要産業としており、その他にも、 港、発電所、鉄道なども運営する。向こう 5 年間で、石炭の生産を 64%増加すると、 2005 年に発表しており、現在の中国の成長を伺わせる。今回の資金調達は、上海と 香港での新規株式公開であった。探鉱会社と鉱山企業の上場企業数で第二のオー ストラリア証券取引所は、資金調達件数においては世界で第 4 位のわずか 15 件で、 調達金額も6 億 8,100 万 C ドルとトロントの約 5 分の 1 に過ぎない。 図表 2-11 2005 年の証券取引所別探鉱資金調達の比較 2005年世界の鉱業資金調達 3879 3797 1107 681 64 49 0 0 500 1000 1500 2000 2500 3000 3500 4000 4500 TSX-TSXV 1260件 KHSE 2件 LSE-AIM 105件

ASX 15件 JSE 3件 NYSE 7件 AMEX 0

証券取引所 10億Cドル

Figure

図表 1-1  対日本円の為替の変動  カナダ $ / 日本¥ 7580859095100105110 04-01-2005 04/16/2005 05-01-2005 05/16/2005 05/31/2005 06/15/2005 06/30/2005 07/15/2005 07/30/2005 08/14/2005 08/29/2005 09/13/2005 09/28/2005 10/13/2005 10/28/2005 11-12-2005 11/27/2005 12-12-2005 12/27/

図表 1-1

対日本円の為替の変動 カナダ $ / 日本¥ 7580859095100105110 04-01-2005 04/16/2005 05-01-2005 05/16/2005 05/31/2005 06/15/2005 06/30/2005 07/15/2005 07/30/2005 08/14/2005 08/29/2005 09/13/2005 09/28/2005 10/13/2005 10/28/2005 11-12-2005 11/27/2005 12-12-2005 12/27/ p.20
図表 1-3  2003 年BC州主要産業輸出額  2003年 BC州主要産業輸出高 林業 12931 46% エネルギー 4847 17%鉱山15355%その他916132%輸出総額:285億Cドル単位:百万Cドル 資料:  ブリティッシュ・コロンビア州政府統計局  また、ブリティッシュ・コロンビア州政府統計局の資料によると日本はブリティッシ ュ・コロンビア州にとってアメリカに続く第 2 の貿易国で、2003 年の輸出総額 285 億 Cドルの約 12.8%を占めている。これは 2002 年の 13.3%

図表 1-3

2003 年BC州主要産業輸出額 2003年 BC州主要産業輸出高 林業 12931 46% エネルギー 4847 17%鉱山15355%その他916132%輸出総額:285億Cドル単位:百万Cドル 資料: ブリティッシュ・コロンビア州政府統計局 また、ブリティッシュ・コロンビア州政府統計局の資料によると日本はブリティッシ ュ・コロンビア州にとってアメリカに続く第 2 の貿易国で、2003 年の輸出総額 285 億 Cドルの約 12.8%を占めている。これは 2002 年の 13.3% p.22
図表 2-3  カナダの主要鉱物資源生産量  資源 単位 ブリティッシュ・  コロンビア州 カナダ 銅 tonnes 289,101  570,619  金  kilograms 16,862  119,689  鉄鉱石  kilotonnes 105  28,343  モリブデン  tonnes 7,898  7,898  ニッケル  tonnes 0  174,503  銀  tonnes 451  1,068  タングステン tonnes  0  700   ウラニウム  tonnes  0  12,

図表 2-3

カナダの主要鉱物資源生産量 資源 単位 ブリティッシュ・ コロンビア州 カナダ 銅 tonnes 289,101 570,619 金 kilograms 16,862 119,689 鉄鉱石 kilotonnes 105 28,343 モリブデン tonnes 7,898 7,898 ニッケル tonnes 0 174,503 銀 tonnes 451 1,068 タングステン tonnes 0 700 ウラニウム tonnes 0 12, p.25
図表 2-6  2005 年上場国際企業の国別内訳  国名  企業数  オーストラリア  4  南アフリカ  3  ブラジル 1  ガーンジー島 Guernesey  1  英国  3  米国  7  合計  19  資料:TSX  また、TSX-V の企業の内訳を比較すると、鉱山会社及び探鉱企業は 2,020 社の うち 943 社と、全体の 46%を占める。企業数においても、2004 年の 890 社から 6% の増加であり、全体に占める割合も、45%から 46%と増加した。鉱山会社及び探鉱 企業から主

図表 2-6

2005 年上場国際企業の国別内訳 国名 企業数 オーストラリア 4 南アフリカ 3 ブラジル 1 ガーンジー島 Guernesey 1 英国 3 米国 7 合計 19 資料:TSX また、TSX-V の企業の内訳を比較すると、鉱山会社及び探鉱企業は 2,020 社の うち 943 社と、全体の 46%を占める。企業数においても、2004 年の 890 社から 6% の増加であり、全体に占める割合も、45%から 46%と増加した。鉱山会社及び探鉱 企業から主 p.27
図表 2-13  ブリティッシュ・コロンビア州鉱物資源別生産額の内訳  BC州の鉱物資源別生産高の内訳 石炭, 40.70%銅, 23.50%工事用砂利, 4.80%モリブデン他, 15%金, 5.60%銀, 2.70%亜鉛, 1.80%工業用金属, 7%鉛, 0.10% ブリティッシュ・コロンビア州政府資料 2005 年の精炭(Clean Coal)の生産量は、2 千 710 万トンに及ぶと予測され、こ れは約 20 億 C ドルに値する。ブリティッシュ・コロンビア州には、3 つのメジャーな石 炭積荷港が

図表 2-13

ブリティッシュ・コロンビア州鉱物資源別生産額の内訳 BC州の鉱物資源別生産高の内訳 石炭, 40.70%銅, 23.50%工事用砂利, 4.80%モリブデン他, 15%金, 5.60%銀, 2.70%亜鉛, 1.80%工業用金属, 7%鉛, 0.10% ブリティッシュ・コロンビア州政府資料 2005 年の精炭(Clean Coal)の生産量は、2 千 710 万トンに及ぶと予測され、こ れは約 20 億 C ドルに値する。ブリティッシュ・コロンビア州には、3 つのメジャーな石 炭積荷港が p.33
図表 2-14  ブリティッシュ・コロンビア州の稼行鉱山

図表 2-14

ブリティッシュ・コロンビア州の稼行鉱山 p.36
図表 2-16  ブリティッシュ・コロンビア州の探鉱投資額の推移  BC州探鉱投資額の推移 0 50100150200250300 1971 1973 1975 1977 1979 1981 1983 1985 1987 1989 1991 1993 1995 1997 1999 2001 2003 2005e百 万 Cド ル 資料:  エネルギー鉱山省  ブリティッシュ・コロンビア州内の探鉱活動は、特に北部地域で活発であったが、他 の地方でも、あちこちで探鉱活動が行われた。  エネルギー鉱山省の大臣である

図表 2-16

ブリティッシュ・コロンビア州の探鉱投資額の推移 BC州探鉱投資額の推移 0 50100150200250300 1971 1973 1975 1977 1979 1981 1983 1985 1987 1989 1991 1993 1995 1997 1999 2001 2003 2005e百 万 Cド ル 資料: エネルギー鉱山省 ブリティッシュ・コロンビア州内の探鉱活動は、特に北部地域で活発であったが、他 の地方でも、あちこちで探鉱活動が行われた。 エネルギー鉱山省の大臣である p.38
図表 2-17  ブリティッシュ・コロンビア州の地域別探鉱投資プロジェクト数と投資額  地域別の探鉱投資 050100150200250 プロジェクト数 / 百万Cドル プロジェクト数 投資額 資料:  エネルギー鉱山省  プロジェクトの段階別の投資額を比較すると、2005 年は 2004 年の傾向を持続し、 82%がアドバンスのプロジェクトに投資されている。また、6%は既存の鉱山周辺に投 資され、Grassroots は 12%と例年同様全体に占める割合は低いものの、10%から 12%と 2%の増加があっ

図表 2-17

ブリティッシュ・コロンビア州の地域別探鉱投資プロジェクト数と投資額 地域別の探鉱投資 050100150200250 プロジェクト数 / 百万Cドル プロジェクト数 投資額 資料: エネルギー鉱山省 プロジェクトの段階別の投資額を比較すると、2005 年は 2004 年の傾向を持続し、 82%がアドバンスのプロジェクトに投資されている。また、6%は既存の鉱山周辺に投 資され、Grassroots は 12%と例年同様全体に占める割合は低いものの、10%から 12%と 2%の増加があっ p.39
図表 2-24  オンライン地図拡大図-既存鉱区単位表示例  鉱区所持者を番号で表示し、別のスクリーンで登録者を検索することが出来るシス テムになっている。  2.6.2

図表 2-24

オンライン地図拡大図-既存鉱区単位表示例 鉱区所持者を番号で表示し、別のスクリーンで登録者を検索することが出来るシス テムになっている。 2.6.2 p.48
図表 2-25  連邦政府税率一覧  (2006 年 1 月 1 日現在-2006 年会計年度に適応)  税  税       率  連邦政府一般企業に対する所得税      一般       鉱業企業  課税対象所得の 22.12%  鉱業からの利益の 21.57%  連邦資本税  1 千万 C ドル以上の資本に対して 0.125% の課税  GST 商品・サービス税  商品・サービス料の 7%  燃料徴収税      ガソリン       ディーゼル  10 セント/1 リットル 4 セント/1 リット

図表 2-25

連邦政府税率一覧 (2006 年 1 月 1 日現在-2006 年会計年度に適応) 税 税 率 連邦政府一般企業に対する所得税 一般 鉱業企業 課税対象所得の 22.12% 鉱業からの利益の 21.57% 連邦資本税 1 千万 C ドル以上の資本に対して 0.125% の課税 GST 商品・サービス税 商品・サービス料の 7% 燃料徴収税 ガソリン ディーゼル 10 セント/1 リットル 4 セント/1 リット p.54
図表 2-29  鉱業界に適応する州政府資本税率  (2005年 1 月 1 日現在-2005年会計年度に適応)  鉱業税率  加工手当て率 州政府 第1グ ループ 第 2 グ ループ  新しい鉱 山への税制控除  ($)  最低 最高  鉱山と加 工設備費の減価償却  (注 1) 操業準備費の 控除率  探鉱経費控除率  鉱山復旧投資の控除の有無 アルバーター  (AB1)  1% on gross  (AB3)  12%  無し  0% 65% 100% (AB2)  100% 100%  有  ブリテ

図表 2-29

鉱業界に適応する州政府資本税率 (2005年 1 月 1 日現在-2005年会計年度に適応) 鉱業税率 加工手当て率 州政府 第1グ ループ 第 2 グ ループ 新しい鉱 山への税制控除 ($) 最低 最高 鉱山と加 工設備費の減価償却 (注 1) 操業準備費の 控除率 探鉱経費控除率 鉱山復旧投資の控除の有無 アルバーター (AB1) 1% on gross (AB3) 12% 無し 0% 65% 100% (AB2) 100% 100% 有 ブリテ p.56
図表 6-2  鉱業界の職業別による労働人口の内訳  05101520253035% 30歳以下50歳以上

図表 6-2

鉱業界の職業別による労働人口の内訳 05101520253035% 30歳以下50歳以上 p.99
図表 6-7  鉱業界の成長率別に見られる人員不足の推定(シナリオによる予測)  2005 年から 2014 年までのる累積  シナリオ  経済成長なし  経済成長―低  経済成長―高  2004 年鉱業界 82,712  90,343 93,672  累積人員需要 36,470  57,150 81,970  累積人員供給 8,910  9,800 11,160  需要と供給の格差 27,560  47,350 70,810  図表 6-8  鉱業界従事者の州別内訳  鉱業界関係者の州別内訳アルバーター4

図表 6-7

鉱業界の成長率別に見られる人員不足の推定(シナリオによる予測) 2005 年から 2014 年までのる累積 シナリオ 経済成長なし 経済成長―低 経済成長―高 2004 年鉱業界 82,712 90,343 93,672 累積人員需要 36,470 57,150 81,970 累積人員供給 8,910 9,800 11,160 需要と供給の格差 27,560 47,350 70,810 図表 6-8 鉱業界従事者の州別内訳 鉱業界関係者の州別内訳アルバーター4 p.102

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