土地利用の促進

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第 6 章 カナダ BC 州:鉱業再生計画(マインプラン)の動向、人材育成問題

6.2. 鉱業再生計画に盛り込まれている 57 項目について各改善事項に関する実施状況

6.2.5. 土地利用の促進

旧作業や、探鉱活動がされた跡の自然復旧活動に必要な技術を実践トレー ニングしながら育成するプログラムである。

Mining Plan 57の実施項目 実施項目目標内容管轄機関完成目標期日 地域社会、先住民族(FirstNations)との調和と支援体制の強化 政策1: 地域社会への支援体制の強化 1 年間4回の地域鉱山協議会フォーラムの開催MEM毎年実行 年末 実践結果: ¾ブリティッシュ・コロンビア州北部Minerals North Conference in Stewartで4月に鉱山に関する協議会が開催され、地 域住民、鉱山関係者、教育機関など多数の参加者を呼んだ ¾ 2005年春にKamploops市でKamloops Exploration Conferenceが開催された ¾鉱業界と地方地域団体、地方政府の代表者が集り、共同のワークショップを開催した。ワークショップでは、探鉱活動を 支援する土地利用についてが協議された 2 鉱業界関係者とブリティッシュ・コロンビア市町村労働組合との年次大会を 開催MEM毎年実行 2005年12月末 3 教育機関、鉱業界、州政府の協力で運営されている、鉱物資源教育プログ ラムを積極的に支援し、鉱業界推進のために学生達に、鉱業界での経験 やデーターへのアクセスの機会を提供MEM, MAE, 2005年3月末 実践結果 ¾エネルギー鉱山省の2005/06会計年度の予算より30万Cドルがノースウエスト探鉱・鉱業プログラム (Northwest School of Exploration and Mining)に支給される。ノースウエスト短期大学 (Northwest Community College)、 Smithers探鉱協会、および州政府のパートナーシップで運営される探鉱・鉱業プログラムをベースとして、鉱業の基礎 知識と技術を地方の社会と先住民地域の学生に教える試験プログラムである。 ¾上の試験プログラムを州各地へと広める鉱業の教育と技術育成プログラムの開発に向けて100万Cドルの投資を行う。 ¾各種教育機関に鉱業を紹介する為の教材と授業計画案を提供。 (小学校5年生から高校3年生を対象)1月に開催 されるRoundupの大会にも生徒を招待し、参加を奨励する。 4 鉱業界の広報と宣伝のためのプロモーションビデオの作成。地域社会への 配布と、BC州外の鉱業界関係者へ配布MEM2005年2月1日 実践結果

政策2: 先住民への支援体制強化職業訓練と職業斡旋 5 先住民族のための職業訓練指導の協議会を年次で開催MEM, MSRM 2005年10月末 毎年実行 実践結果 ¾ブリティッシュ・コロンビア州エネルギー・鉱山省から、州北部地域の地方団体、先住民地域へ鉱業のための教育 と職業訓練資金として、36万Cドルの供給があった。この資金の運用を通して、これらの地域での長期的な地域 社会、先住民と鉱業界の関係作りが期待される。 6 鉱業界と州政府の協力支援による、先住民のための職業訓練、職業斡旋 と経済発展の促進MEM, SBED, TNO 2005年12月末 実践結果 ¾ 100万Cドルを探鉱と環境保護チーム(Prospector and Environmental Team)の設立に投資する。探鉱と環境保護 チームは、若者が探鉱活動と環境再生活動を実践体験を通して学ぶプログラムである。これは鉱業界、エネルギー・ 鉱山省、農業土地活用省(Ministry of Agriculture and Lands)とが一体となって設立した、非常に斬新的なプログラム である。 このプログラムは、先住民族と地方の市町村の若者を対象に探鉱活動、閉鎖された鉱山跡の復旧作業や、探 鉱活動がされた跡の自然復旧活動に必要な技術を実践トレーニングしながら育成するプログラムである。 ¾ West MoberlyとSaulteau先住民族へ11.5万Cドルを支給し、地方で炭鉱に関する情報の提供、石炭取得権 申請や、炭鉱開発活動の査定に関する諸手続きの手配補佐などの担当者を任命した。先住民族に鉱業に関する 情報や知識へのアクセスを確保することにより、鉱業界の発展への参加を保障する。 ¾McLeod Lake Indian Band先住民族へ炭鉱権と炭鉱開発活動の申請書類の審査をとる人員と知識の確保に5 万Cドルの資金が、エネルギー・鉱山省より供給された。この資金は、地域社会との説明審議会及び、炭鉱の開 発プロセスを紹介するセミナー等にも使用される。 7 新たな石炭鉱床の開発に向けて、企業と先住民の協力を仲介する州政府 担当者の任命MEM, TNO2005年6月末 実践結果 ¾先日、プリンス・ジョージ事務局の炭鉱部門の部長として、GlenWonder氏が指名された。近郊地域社会、先住民との 協力体制の確立に向けて、活動をしている。地域社会も鉱山活動に大変興味を示しており、的確に活動状況を報告す ることから、信頼のある関係作りへの基盤を築く。また、初期の探鉱活動の時期から、逐次報告や情報交換を交わすこ とにより、時間をかけた信頼関係の確立が可能となる。多くの地域社会や先住民は、企業とパートナーシップを持つこと を望んでいる。 日本は、長い関係作りを大切にするという定評がある。

政策3: ブリティッシュ・コロンビア州の為の鉱業界 8 鉱業界の長期発展の為の、地域社会、先住民、労働者、鉱業業界関係 者、環境保護団体へのガイドラインの制定と執行MIM, MSRM 2006年4月1日 実践結果 ¾各地で地域社会が直面する環境問題や、環境に関する意見交換がされるシンポジウムが開催された。 地域社会に は、企業がどのような活動と環境を守る手段を施しているのか知る権利があり、意見交換により、双方の理解が強ま る。 ¾鉱業界と労働組織とが一体となり、健康安全更正法 (Health Safety and Reclamation Codes)を規範的な規制から、 結果ベースの規制へと改定した。この結果、健康安全と環境に関する規制の水準に影響を及ぼすことなく、900項目に も上る規制が省かれた。これで、約30%に近い規制の合理化が達成された。 9 環境維持を奨励する地域社会、鉱業界、及び各団体を対象に、毎年の功 績を表彰する制度の制定MEM, MSRM 2006年12月末 鉱山技術者と労働者、自然環境の保護の推進 政策4: 世界的高水準の健康と安全規制の推進 10 労働者の代表者と業界代表者で編成する、鉱山省労働安全アドバイザー・ カウンセルの設定MEM2005年12月末 11労働法の順守を徹底するための、新たな鉱山現場検査と監査プログラム の導入MEM2005年12月末 政策5: 世界的高水準の自然環境基準の推進 12 業界関係者、州政府、環境保護団体との地域協議会を通して、世界的高 水準の環境保護法、鉱山閉鎖後再生ガイドラインの維持と奨励MEM, WLAP 2005年12月末 実践結果 ¾各地で地域社会が直面する環境問題や、環境に関する意見交換がされるシンポジウムが開催された。地域社会には 企業がどのような活動と環境を守る手段を施しているのか知る権利があり、意見交換により、双方の理解が深まる。 13 環境規制への順守を徹底するため、探鉱と鉱山現場の新たな検査と監査 プログラムの導入MEM、WL:AP 2006年4月1日

14 年次の鉱山閉鎖後再生プログラムの表彰を通して、環境復旧を奨励する MEM2005年より毎年実行 政策6: 自然問題への協力的な取り組み 15 ブリティッシュ・コロンビア州の環境保護政策として、州内の大学、専門学校 と協力して、鉱山跡再生への生命工学の導入を奨励MEM、MEA 2006年4月1日 実践結果 ¾近年の傾向は生物化学(Biomed)による鉱山跡の修復作業が行われている。 16 全国廃鉱運動への参加を通して、探鉱後の環境問題評価と目録作成 MEM,MSRM 2006年12月末 実践結果 ¾閉鎖された鉱山に関する目標が設定された 17 世界水準の環境基準と鉱山運営実績を基に、探鉱活動運営の手引きの作 成MEM 2006年12月末 実践結果 ¾他の省庁と橋梁してハンドブックの作成に取り組んでいる。PDACでも“トリプルE”と呼ばれるBestPractice 最善模 範の実例。 ¾世界中で通用する模範行為の確立 18 カナダ海洋漁業庁と州政府の漁業関係規制の調和を図り、重複規制の削 減を推進MEM, WLAP, MSRM, AGF 継続中 19 鉱業関係者と協力して、金属とミネラルのリサイクル方法を開発 MEM継続中 20 廃鉱となった鉱山後地を探鉱活動を紹介する利用案内センターに開発す るブリタニアプロジェクトを支援MSRM,MEM、 WLAP 2005年12月末 実践結果 ¾ BC鉱山協会の協力と各種会社からの寄付金で$3.,500万Cドルが予想される復旧工事の支援 ¾Teck Cominco Ltd. -- $750,000, Hallbauer Family Foundation -- $100,000 , Robert Dickinson, Chairman, Hunter Dickinson Inc. -- $100,000 ¾BC鉱山協会AMEC プロジェクト・マネージメントサービスの提供

世界的な競争力の確保 政策 7:世界的に競争力のある税制 21 カナダ連邦政府の“Super Flow Through Share Tax Credit” プログラムの 延長を支持FIN, MEM 2005年12月末 実践結果 ¾BC Mining Exploration Tax Credit (BCMETC –ブリティッシュコロンビア州のロースルー株制度)を10年ほど延期し、 ブリティッシュ・コロンビア州内の探鉱活動を奨励する。BCMETCは2016年12月31日まで有効である。 ¾延長を要求する積極的な活動 ¾保守党政権が延期を発表 22 鉱山と砕石所に対する連邦政府、州政府の税制度、及び料金制度の見直 しを行い、公平な税制構造樹立を推進MEM,FIN, CAWS2006年10月31日 23 BC州の鉱山関係税率、各種料金、及び規制の世界的競争率を常に比較 し、年次で報告MEM,FIN, SBED 毎年実行 実践結果 ¾年次の鉱山に関する税率の見直し。2006年の税率を発表 ¾鉱山の生産用の重機器や機械は、ブリティッシュ・コロンビア州の地方税が免税される。この政策により、ブリティッシュ・ コロンビア州の鉱山は、設備投資への負担が軽減され、コストの削減につながる設備の改善投資が奨励される。 ¾スーパーフロースルー株の税制優遇などを奨励 政策 8:規制の簡素化 24 エネルギー産業省が、他省への探鉱活動と鉱山開発に関する諸許可申 請、手続きの為の統括窓口となり、プロセスの単純化と迅速化を推進MEM,MSRM, MoF,WLAP 2005年12月31日 実践結果 ¾鉱業エネルギー省の総合窓口としての役割 現在Kamloops市でパイロットプロジェクト(試験)を実施 ¾(Action25)現在の許可申請窓口をオンライン化 2006年4月にWEBを通しての申請手続き移行を予定。非金 属賦存地の地図の作成(バンクーバー島北部、Kamloops市北西部) ¾合計で20件あまりのAdvance Stage探鉱と炭鉱プロジェクトが、ブリティッシュ・コロンビア州に確認されており、そのう ちの14件は開発段階に近く、現在、州政府の環境アセスメントプロセスにある。 25 複数省への同時申請と一貫して、オンラインの鉱山許可取得プロセスの確 立と制定

MEM, MSRM, MoF,WLAP, SBED 2006年4月1日

実践結果 ¾現在の許可申請窓口をオンライン化 2006年4月にWEBを通しての申請手続き移行を予定。 非金属賦存地の地図 の作成(バンクーバー島北部、Kamloops市北西部) ¾合計で20件あまりのAdvance Stage探鉱と炭鉱プロジェクトがブリティッシュ・コロンビア州に確認されており、そのう ちの14件は開発段階に近く、現在、州政府の環境アセスメント過程にある。 26 環境、健康、及び安全基準を保持しつつ、規制緩和と簡素化を推進MEM隔年レビュー 2006年12月末 実践結果 ¾炭鉱法 (Coal Act)と鉱産物権法 (Mineral Tenure Act)の改定により、105項目に及ぶ規制の統制がされ、健全な鉱業 界の成長を奨励するよう法制度が合理化された。 ¾Bill54(法案54)を通してブリティッシュ・コロンビア州の鉱業に関する規制の改善を図る。(Miscellaneous statues amendment act No. 2) この法案は、鉱業に関係する申請手続きの合理化と規制の緩和、権利の明確化を図ることに より、探鉱活動のリスクを軽減し、探鉱活動を奨励する環境作りを目指す。 また、探鉱活動企業にとって、不必要な手 続きを省くことにより、効率化を図り、コストの削減を可能とする。 政策 9:地科学への投資 27 ブリティッシュ・コロンビア州での探鉱活動奨励の為に、未研究分野への地 科学調査に投資MEM2005年12月末 実践結果 ¾州政府より、AME BC協会へBC州地科学センターの設立の為に、2,500万Cドルの資金が支援された。センターの 設立により、ブリティッシュ・コロンビア州の世界の鉱業、石油・ガスの中心地としての位置づけを、より確かなものとす る。また、このプログラムは探鉱活動の基礎である地科学情報への投資であり、将来、ブリティッシュ・コロンビア州で新 たな鉱山やエネルギープロジェクトが発見されることにつながることを期待する。 ¾ 2004年には、470件に及ぶ探鉱プロジェクトが実施された。これは、2003年から88%の増加である。2005年にはさ らに650件探鉱プロジェクトがあり、これは2004年より約38%の増加である。 ¾“The Rock to Riches”と言うキャンペーン政策のもと、州政府から210万Cドルの投資が、AMEBC(当時名 BC & Yukon Chamber of Mines)にされ、ブリティッシュ・コロンビア州の探鉱活動の復活を目指して、地科学情報の収集や研 究を通じて、新しい鉱山の発見につながるように投資の助長を支援した。 ¾実施達成に向けて予算を倍増

28 鉱業界、大学、及びカナダ連邦政府と共益して投資を図り、ブリティッシュ・ コロンビア州での未研究分野への地科学調査を推進MEM2005年12月末 実践結果 ¾ GeosciencesBCが、2-3年計画で2,500万Cドルの予算を地域の大学などに投資し、パートナーシップの確立を図 る。GeochemicalとGeophysicalのデータを使用することに関しては、オンタリオ州やケベック州に後れており、資金 の投資により、新しい鉱山の発見につながることが期待される。 29

エネルギー鉱山省のインターネットサイト、http://mapplace.ca/上の地科学 データーの公開と、ブリティッシュ・コロンビア州のデジタル地質図、最新の ウェブツール、詳細データーの開発と提供により、世界からの投資者対象 に情報を提供

MEM2005年12月末 実践結果 ¾ MapPlaceへの訪問件数も600万件を2005年に記録 30 探鉱活動推進に不可欠な既存の地科学データーを収集MEM2005年12月末 実践結果 ¾ブリティッシュ・コロンビア州北部にあたる、Iskut RiverとTodoggone地方の地科学及び地学地図を発表した。 これ は、2005年に6つの新たな発見につながり、引き続き探鉱家と鉱業界へ新しい鉱山の発見のための活動に貢献する ことが期待される。 政策 10:投資増加のための広報活動 31 業界と共に、広報と投資プログラムを実施 MEM, SBED 2005年12月末 実践結果 ¾エネルギー鉱山省と鉱業界が、派遣団を形成し10年ぶりに世界の金融の中心地の1つである英国のロンドンを訪問 し、ブリティッシュ・コロンビア州への探鉱投資の広報活動を行った。ロンドンへの派遣団は、ブリティッシュ・コロンビア州 への投資の機会の紹介と勧誘を目的で派遣された。 ¾2003年7月に、ブリティッシュ・コロンビア州全域に渡る鉱業視察が実施され、鉱業界の直面する問題、現在の探鉱活 動状況などの認識を高めること等を目的として行われた。エネルギー鉱山省は、視察を通して探鉱活動の助長と探鉱 投資を奨励する環境の改善に向けて、数々の政策を実施した。 32 各鉱業協会と共に、インターネットを通してBC州の鉱業界を宣伝 MEM2006年4月1日 33 ブリティッシュ・コロンビア州の世界的な競争力を重点的に紹介する、月刊 のニュースレターの発行を継続MEM月刊 2005年 34 投資の増加推進のため、ブリティッシュコロンビア州、ユーコン準州鉱業協 会(BCYCM)に、年間の広報助成金を支給MEM毎年実行 2005年

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