鋼2主桁ラーメン形式
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(2) I-B300. 入力断面力は、A2 側主桁着目時 Mmin(常時)を使用し、モデルに作用させる釣り 合い断面力は立体解析結果から抽出を行った。 図‑5 に主鉄筋および主桁下フランジ下面に取り付けた定着鉄筋の応力度分布を示 す。モデルから判るように主桁の下フランジ投影面に位置する橋脚の主鉄筋はフラン ジ下で止まり、主桁、横桁で囲まれる領域に位置する主鉄筋は横桁高さまで貫通する A2 側. 構造としており、設計方針として、その断面性能は、RC 保耐性能を確保することとし ている。なお下フランジ付きの鉄筋は、力の伝達機構には考慮しておらず、コンクリ ートと鋼桁の肌離れ防止のために設置している。この図から、P4 側(鉄筋引張)では 横桁を介してほぼ一様の鉄筋への応力伝達が確認できるが、A2 側(鉄筋圧縮)では、. P4 側. 主桁近傍の鉄筋(コンクリート)へ多く力が流れ、橋脚中央部へ向かって漸減しており、そ 図‑4. の分布に明らかな違いがあることが判る。また、 コンクリートと鋼桁のずれ止めに使用した孔あきダイヤフラ. 解析モデル. A2側の主鉄筋応力度分布. 900 800. ム及び孔あき補剛材により、RC 橋脚への荷重伝達. 700. がなされていることが判る。下フランジ付き鉄筋. 600. 剛結部境界. 500. の応力度分布を見ると、A2 側の短い領域で圧縮応. 400. 力が急激に立ち上がり、橋軸方向の P4 側の大部分. 300 200. では引張域になっており、肌離れ防止の下フラン. 橋脚中央 ダイアフラム近傍 G2桁近傍. 100. ジ付き鉄筋の有効性が確認できた。 図‑6 に剛結部境界及び、橋脚一般部断面におけ る鉛直方向応力度分布を示す。 上段の図は、鋼桁と橋脚の剛結部境界面を示す. 主鉄筋配置モデル. 0 ‑60. 20. 10. 10 A2側 A2 側. P4 側 P4側. ‑10. ‑10. フランジ〜橋脚端部のコンクリート支圧応力の集中は、. ‑20. ‑20. ‑30. ‑30. 最大 24.6Mpa となった。同解析を線形解析で行う. ‑40. ‑40. と同じ箇所で最大 54.2Mpa となり、剛結部充填コン. ‑50. ‑50. ‑60. ‑60. 図‑5. となった。これより、コンクリートには荷重載荷の初期 段階では下フランジ直下の橋脚端部に応力集中現. 0. 10. P4側(引張). A2側(圧縮) P4 側(引張). 0. が、本構造を採用する上での懸念事項であった下. クリートの設計基準強度( 30Mpa)を遥かに超えること. ‑40 ‑30 ‑20 ‑10 鉄筋応力度(MPa). 剛結部境界(隅角部)の主鉄筋応力分布. 下フランジ付き鉄筋の応力度分布(G2桁) 20. 0. ‑50. A2 側(圧縮). G2桁. 鉄筋応力度分布 主桁下フランジ接触面 24.6MPa G2. G1. 象が生じるが、その後荷重が増えるに従い応力の. 圧縮域. 再配分が行われることを確認した。また別報報告 の 1/3 縮尺模型実験においても終局状態は当該箇 所の主桁直下ではなく、剛結部下の橋脚側主鉄筋. 引張域. の座屈に起因したかぶりコンクリート剥離となる. 剛結部境界. -24.6 MPa (圧縮)〜 1.7 MPa ( 引張). ことを確認している。 5. おわりに. 本検討は、日本道路公団「鋼 2 主ラ. 圧縮域. ーメン橋の剛結部に関する検討」委員会の中で行 圧縮,引張境界. った検討結果の 1 部である。委員長の埼玉大学町. 引張域. 田教授、委員の東北大学三浦教授、東北学院大中. 橋脚一般部. 沢助教授にご指導を頂きました。ここに感謝の意. 図‑6. -2.5 MPa (圧縮)〜 1.4 MPa (引張). コンクリート応力度分布. を表します。. 【参考文献】中村他;今別府川橋の設計・施工,橋梁と基礎,Vol.34,2000.12. -601-. 土木学会第56回年次学術講演会(平成13年10月).
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