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西洋史若手研究者問題アンケート最終報告書

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Academic year: 2018

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(1)

西洋史若手研究者問題アンケート調査

最終報告書

5 年 5 月

西洋史若手研究者問題検討ワーキンググループ

(2)
(3)

本アンケート報告書 「01「年10 1」日 1「 16日 の期間に西洋史若手研究 者問題検討ワーキン ープ 実施し Web アンケート調査を分析し の ある 本アンケート調査項目の作成にあ 日本社会学会 「009 年 「 に実施し 若手 研究者の研究 生活の現状と研究活性化に向 課題に関する調査 「010 年 」 を参考 にし 一部 西洋史若手研究者の実態調査に適する うに改 のWebアンケ ートの実施にあ Google イ の機能を採用し

アンケートの対象者に い 西洋史 という枠組 必 し 自明 い 西洋史研究者を自認する若手研究者 とし に 若手 の定義 研究分野や個人 に 認識の差 あ 40 代以 を 若手研究者問題 一 に す と 問題を感 年齢 区 る と 避

本ワーキン ープ 有志に 組織 の あ アンケート調査協力の呼

び にあ 各学会 研究会の ー ン トや本ワーキン ープ ン

バーの個人的 ネットワー を生 し 広 回答者を募 西洋史関連の学会 研究会

主体と 実施し アンケート に わ 約 「 という短い回

答期間に 191 の回答者をえる と 回答総数 19「 件 あ 1 件 二 回答と 断 る回答 あ

本報告書 記のWebアンケート調査の最終報告書とし 位置 いる アン ケート調査の回答期間の終了後 本ワーキン ープ ンバーに 分析作業を積

「01」 年 」 に中間報告書を本ワーキン ープの ー ペー 公開し し下下た上://上じ下ご上.googせご.続oぜ/上じ下ご/さつ下つちごしじ上下oちじぐそ上すた「01「/しoぜご そし 同年5 1「 日 西洋史学会大会第 「 日目終了後に 同大会開催校 あ 京都大学に い アンケ ート調査報告会を開催し 続い 「014 年10 「 日に 大学院生 非常勤講師 研 究機関研究員 大学教員 常勤 女性研究者 る 5 の立場別暫定報告書を ー ペー に公開し その後 中間報告書 暫定報告書 散見 誤 に修正 を施し に総括と資料を加え の の最終報告書 ある

(4)

に至る に い の学会 研究会 本ワーキン ープの取 組 に関心 を寄 本ワーキン ープ ンバー 参加し 討論会を組織 開催し

の討論会 の議論 の最終報告書の作成にと 多 の示唆を提供する の あ 以 に 主 会合を列挙する と 主催者と討論会参加者への謝辞に代え い

「01」 年 4 「0 日 西洋近現代史研究会主催 日本西洋史学の未来――西洋史若手研究 者問題検討ワーキン ープの活動 駒澤大学 議事録 し下下た://下ogご下下ごち.続oぜ/せじ/491014

「01」 年 10 1「 日 九州歴史科学研究会主催 若手研究者問題を考える 西南学院 大学 研究会の記録 若手研究者問題を考える 九州歴史科学 第 41 号 「01」 年 1「

5「-76 頁

「014年1 「5日 日本図書館研究会主催 大学図書館問題研究会京都支部共催 若 手研究者の文献利用環境を巡る問題と図書館へのニー キャンパ プ ザ京都 議事録 し下下た://下ogご下下ごち.続oぜ/せじ/6「071「

「014年10 18日 現代史研究会 東欧史研究会 西洋近現代史研究会共催 西洋史 若手研究者問題を考える――西洋史若手研究者問題検討ワーキン ープ報告書を

青山学院大学

本アンケートの呼び に際し 「01」 年度中の最終報告書の公開を約束し い 分析 予想以 に難航し その公開 当初の予定 大幅に遅 し 本アンケー ト調査に 協力い い 回答者に感謝するとと に 深 詫び申し い 本アン

ケートの取 組 今後の西洋史学 他の歴史分野 に 人文社会科学

び日本の学術全般 若手研究者問題を検討する際の一助と る とを望 の あ る

「015 年 5 7 日

西洋史若手研究者問題検討ワーキン ープ 崎山直樹 赤江雄一 大谷哲 菊 信彦 金澤宏明 浅田進史 柳原伸洋 藤田祐 津田拓郎 青柳寛俊 松本涼 不同

(5)

じじじ

目 次

し じ

第 1 章 西洋史系若手大学院生の現状と意識 1

第 「 章 西洋史系若手非常勤講師の現状と意識 「5

第 」 章 西洋史系研究機関研究員の現状と意識 41

第 4 章 西洋史系若手大学教員 常勤 の現状と意識 58

第 5 章 西洋史系若手女性研究者の現状と意識 78

第 6 章 本アンケートの総括と提言 99

資料編 111

1 西洋史若手研究者アンケート調査票 11」

「 単純集計表 1」4

」 付表 160 4 日本歴史学協会若手研究者問題検討委員会の設置に関する提案 164

(6)
(7)

1

第 1 章 西洋史系若手大学院生の現状と意識

第 1 節 大学院生層のプロフ ー

1 母集団との比較

本アンケートの 調査時点の自分の立場を 大学院生 と回答し 者 Q5 有効回答 191 中 6「 」「.5% ある アンケート回答者の立場別各 ープの

大学教員 常勤 と回答し 59 」0.9% を僅差 抑え 最大カ ーと いる そ 以外に 非常勤講師」「 16.8% 研究機関研究員 「5 1」.1% その他 1」 6.8% の回答者 あ の比率 今回のアンケート調査に対し 大学院生 高い関心を寄 結果と考え る し の比率 実際の西洋史系若手 研究者の比率を 映し いると 限 い 本アンケート調査 インターネット の告 知に加え 西洋史に関連する複数の学会 研究会を通 告知 にアンケート調査を 行 西洋史若手研究者問題検討 ープ参加者と活動内容への賛同者の 口コ 周知 に 回答者を募集し 先述し 各カ ーに属する者 本アンケート調査に い 認知する機会 大学という環境に所属し いる者の方 そう いカ ーに属 し いる者に比 多いと考える と 不自然 い う し し 記の う 調査方法 の限界を踏 え 本アンケート調査に回答し 西洋史系大学院生の 現状を分析する と 本調査 問題視する西洋史若手研究者問題に有意義 提言を準備 する のと考える

「 性別 び年齢

性別 大学院生層の特徴を指摘する 表 1 大学院生の回答者のう 男 性 4」 69.4% 女性 19 」0.6% ある 成「5年度版 学校基本調査 に

史学科 西洋史に限 い 大学院生の男女比 1,」14 人中男性 8」」 6」.4% 女性 481 」6.6% あるの 本調査の回答者男女比 概 に近い数値を示し いるといえ う 表 「 す わ 本アンケートに対する大学院生の関心 性別に

(8)

表 立場別 男女回答者数及び比率 Q XQ

男性 女性 実数 比率 実数 比率

大学院生 . .

非常勤講師 . .

研究機関研究員 . .

大学教員 . .

そ 他 . .

合計 . .

表 度専攻分 別大学院生学生数

修士課程 全体 男性 女性

人文科学 , , ,

文学 , ,

史学

哲学 , , ,

そ 他 , , ,

博士課程 全体 男性 女性

人文科学 , , ,

文学 , 史学 哲学

そ 他 , , ,

合計 全体 男性 女性

人文科学 , , ,

文学 , , ,

史学 ,

哲学 , , ,

そ 他 , , ,

出所 学校基本調査 度版 作成

表 大学院生 性別お び 齢構成 Q XQ XQ

全体 男性 女性

実数 比率 実数 比率 実数 比率

歳以 . . .

歳~ 歳 . . .

歳~ 歳 . . .

歳~ 歳 . . .

歳以上 . . .

合計 . . .

大 異 る点 いと思わ る

大学院生層の年齢分布 表 」 の うに る 大学院生全体のう 「6 ~」0 に属する者 44.」%に る割合を占 る 「5 以 「4.6% と」1 ~」5 に属する 者 「7.9% と併 のカ ーの 倒的大多数を占 る そのう 各年齢層別に見 ると 」0 以 ほ 「 対 1 の割合 ある男女比率 」1 ~」5 のカ ー 男性 比率 増加する 約」対1 傾向 指摘 る 大学院に進学し 女性にと

(9)

表 大学院生 現在 学 所属課程 と性別 Q XQ XQ

全体 男性 女性

実数 比率 実数 比率 実数 比率

修士課程 . . .

博士課程 . . .

海外 修士・博士 . . .

ーバー クター . . .

無回答 . . .

合計 . . .

」1 という年齢 大学院を る契機の一 に いる と う える 」6 ~40 のカ ー 回答者 男性1 女性0 40 以 のカ ー その 対に男性 0 女性 1 と いる 回答者の数 非常に少 い に男女の違い いし有 利 不利 を読 込 と 出来 い し 日本社会に る 」6 以 の大学院生 自体の総数 少 い と 想像に難 い 近年の各大学院に る社会人大学院生枠 の導入を鑑 ると 本アンケートに対し そうし 年代の人々の関心 高 い あるい

周知 とを想定し いの い

」 現在の学年

大学院生のアンケート回答時の学年 以 の うに いる 表 4 の内訳に 本 アンケートに回答し 大学院生カ ーを分析する 見逃 い傾向 現

大 学院 生 回 答 者全 体 の う 最 大 の 割合 を 占 るの 博 士 課程 の 」8.7 % 次 い

「4.1%の修士課程院生 来る ーバー ター 海外の大学院に所属する大学院生の割 合 そ 17.7% 14.5%と決し い割合 ある 前掲の参考資料 学校基本調 査 成 「5 年度版 に る専攻分野別大学院学生数のう 史学科に所属し いる大学 院生 修士 博士 の実数と 本アンケート回答者の割合 大 異 る す わ 実 数とし の修士課程と博士課程の割合 ほ 8 対 5 あるのに対し 本アンケート回答 者の修士課程と博士課程の割合 ほ 1 対 「と 逆転の様相を示し いる 博士課程に ーバー ターを含 ると にその傾向 強 る す わ 本アンケート 問題と し いる若手研究者の研究環境やキャ ア ザインに関し 博士課程以 強い関心 を示し いる あるい 修士課程の大学院生 本アンケートにあ 関心を示

と言 良い

大学院生の学年に関し 本節 「 性別 び年齢 の分析と同様 男女の違い

(10)

表 学 と男女 割合

全体 男性 女性

実数 比率 実数 比率 実数 比率

修士課程実数 . . .

博士課程実数 . . .

修士課程回答者 . . .

博士課程回答者 . . .

博士課程回答者+ ーバー クター回答者 . . .

学校基本調査 度版 度専攻分 別大学院学生数 史学 を実数とし 本アンケート大学院生回答者と併せて男女比 比較を比較した表

見 学校基本調査 成 「5 年度版 に る 「01」 年度専攻分野別大学院学生数 史 学 を大学院生の実数 ータとし 参照す 修士課程の男女比 ほ 」 対 「 博士課程 の男女比 7対」と る 表5 史学領域 女性 博士課程に進学する割合 男性に比 い と わ る 人文科学領域の全体 文学 哲学 その他の専攻

女性大学院生の方 修士 博士と に割合 顕著に大 い とに比 史学領域の特 徴と いる 本アンケート回答者の場合 修士課程に る男女の割合 」 対 「 実 数と変わ い のの 博士課程の男女比 ほ 8 対 「と大 偏る結果と 博士 課程と ーバー ターを合計し 計算し 7割5分対「割5分ほ あ 博士課程 びに ーバー ターの中 本アンケートに関心を示し 者 男性の割合 強 出 いると言え う し 比較し 実数 西洋史に留 い史学領域全体の数字 あ るの 指摘し 男女比の変化の原因 にあるの を正確に知る に 史 学全体 のアンケート調査の必要 認識 る

海外の大学院に所属する大学院生の男女比に関し 本アンケート回答者に い 」 対 「 の割合と のカ ー 回答選択肢とし 修士 博士の別を設

以 の分析 不可能 海外大学院への留学に関し 日本国内の大学院生 修 士 の割合と変わ 留学に関する男女の違い 見い

本アンケート 現在取得し いる学位に い る項目 Q4XQ5 を設 博士号取得後に再度大学院に所属し いる回答者 1 存在し 取得し いる学位と現在の専門 所属 異 る を る項目 Q4SQXQ5 に該当し 回答者 1 存在し 本アンケートの回答者大学院生6「 中 考え そ 「%弱の割合 ある 母数 標本数と に限 いる 確定的 と 言え い 大学院進学後の

専門の流動性 のカ ー あ いと言える 知 い

(11)

5

表 在籍中 しく 以前在籍した大学院 種類

Q XQ 国立 公立 私立 海外 合計 大学院生

実数

比率 . . . . .

非常勤講師

実数

比率 . . . . .

研究機関研究員

実数

比率 . . . . .

大学教員 常勤

実数

比率 . . . . .

そ 他

実数

比率 . . . . .

合計

実数

比率 . . . . .

表 在籍中 しく 以前在籍した大学院 所在地 % Q SQXQ

北海道・ 東北

関東・ 甲信越

東海・ 北陸

関西

中国・四 国・九州

海外 合計 大学院生

実数

比率 . . . .

非常勤講師

実数

比率 . . . .

研究機関研究員

実数

比率 . . . .

大学教員 常勤

実数

比率 . . . .

そ 他

実数

比率 . . . .

合計

実数

比率 . . . .

4 所属 出身 大学院

大学院生の所属 出身 大学院の種別 国立の大学 6 割を占 非常勤講師 大学 教員 常勤 の 在籍し 大学院の割合とほ 同程度と いる 表 6 一方 私 立大学大学院の所属 いし 在籍し 大学院の割合 「4.6% ある 私立大学 出身の大学教員 常勤 の割合 そ に比 やや少 い 「「.0% ある 海外の大学院に所 属する あるい 在籍し 大学院生 大学院生の 9.8% あ 西洋史という学問 領域を鑑 やや少 い印象を る その一方大学教員 常勤 海外の大 学院に所属し 割合 1」.6% あるの 現在大学教員 常勤 ある者 就職し と の状況と事情 変わ い 海外の大学院 の研鑽 就職に有利に働い と考え る と る し い 同様の傾向 最 顕著に現 るの 研究機関研究員 海外

(12)

の大学院に所属し 割合 」 割を超え 他カ ーを大 引 し いる ある 最 指摘す 海外の大学院に所属し その他 カ ーの者 0.0% ある と

う 本アンケートに関心を持 回答し 方 一度 海外の大学院に所属し 西洋史 研究者 大学院生 非常勤講師 研究機関研究員 大学教員という いわゆるアカ ア以外に 進路の選択肢をと い いと言える

大学院生 所属する し 所属し 大学院の所在地に 大 偏 見 表7 関東 信越地方 全体の5割を占 そ に次 関西地方の「割弱を 大 引 し いる その後に続 の 海外の大学院の 1 割強 海道 東 の 1 割弱

ある 中国 四国 九州を併 6.5% 東海 陸の 0.0%という割合の少 国内大学院生の首都圏への 倒的集中と その裏返しとし 地方の大学院の不利 見 取 る

第 「 節 大学院進学の理 と進路 職業選択に関する意識

大学院生に対象を限 大学院進学の理 に い 複数の要素の影響を その

結果 大学院進学の理 とし 研究者に 約 87%と最 高い割合

と 次い 専門知識を身に 約 8「% 学位を取得し

約 68%と その他の理 比較的 い割合に留 表 8

の傾向 学年別に見 多少の 位の入 わ ある のの あ 変わ 表 9 表 10 修士課程大学院生の進学理 最 高 の 専門知識を身に

の 9」.」% あ 次い ほ 同値の 研究者に の約 9」.「%と る 学位を取得し 7」.」% 」 位と 他の理 い割合

ある と 変わ い し 修士課程の者 就職先 見 とい

う イナ 要素 大学院進学とし 大 いと回答し 者 0.0% ある のの と 言え い と答え 割合 「6.6%と全体に比 高 いる と 指摘 る 博士 課程 ーバー ターを併 分析し 標本集団 就職先 見

という選択肢に と 大 い ある程度大 い と答え 割合 14.6% あ

と いえ い と答え 割合 5.8%と いる 博士課程進学者の一定数 就職先 い という とし イナ 要因 進学し いるのに対し 修士課程への 進学 そ ほ 悲観的 い あるい 就職先 い と 漠然とし プッ ュ

(13)

7

表 大学院生 修士・博士課程 大学院進学 理由 Q

学位を取得した った ら

研究者に た った ら

指導教員に勧 めら た ら 実数 比率 実数 比率 実数 比率

とて 大きい . . .

あ 程度大きい . . .

らと 言え い . . .

あ 大きく い . . .

全く大きく い . . .

合計 . . .

Q

専門知識を身 につけた った

資格を取得した った ら 教 員免状 専修免

状 学芸員

就職先 見つ ら った

ら 実数 比率 実数 比率 実数 比率

とて 大きい . . .

あ 程度大きい . . .

らと 言え い . . .

あ 大きく い . . .

全く大きく い . . .

合計 . . .

表 大学院生 修士課程 大学院進学 理由 Q XQ

学位を取得した った ら

研究者に た った ら

指導教員に勧 めら た ら 実数 比率 実数 比率 実数 比率

とて 大きい . . .

あ 程度大きい . . .

らと 言え い . . .

あ 大きく い . . .

全く大きく い . . .

合計 . . .

Q XQ

専門知識を身 につけた った

資格を取得した った ら 教 員免状 専修 免状 学芸員

就職先 見つ ら った

ら 実数 比率 実数 比率 実数 比率

とて 大きい . . .

あ 程度大きい . . .

らと 言え い . . .

あ 大きく い . . .

全く大きく い . . .

合計 . . .

(14)

表 大学院生 博士課程・ ーバー クター 大学院進学 理由 Q XQ

学位を取得した った ら

研究者に た った ら

指導教員に勧 めら た ら 実数 比率 実数 比率 実数 比率

とて 大きい . . .

あ 程度大きい . . .

らと 言え い . . .

あ 大きく い . . .

全く大きく い . . .

合計 . . .

Q XQ

専門知識を身 につけた った

資格を取得した った ら 教 員免状 専修 免状 学芸員

就職先 見つ ら った

ら 実数 比率 実数 比率 実数 比率

とて 大きい . . .

あ 程度大きい . . .

らと 言え い . . .

あ 大きく い . . .

全く大きく い . . .

合計 . . .

表 大学院生 修士・博士を含 海外 大学院 進学 理由 % Q XQ

学位を取得した った ら

研究者に た った ら

指導教員に勧 めら た ら 実数 比率 実数 比率 実数 比率

とて 大きい . . .

あ 程度大きい . . .

らと 言え い . . .

あ 大きく い . . .

全く大きく い . . .

合計 . . .

Q XQ

専門知識を身 につけた った

資格を取得した った ら 教 員免状 専修 免状 学芸員

就職先 見つ ら った

ら 実数 比率 実数 比率 実数 比率

とて 大きい . . .

あ 程度大きい . . .

らと 言え い . . .

あ 大きく い . . .

全く大きく い . . .

合計 . . .

(15)

9 要因とし の 認識 いる可能性 う える

念の 博士課程の大学院生と ーバー ターを併 進学理 のプ 要因を見

結果 研究者に 約 8」% 専門知識を身に 約 8「%

高 そ に い 学位を取得し という理 約 7「%と いる

修士課程に比 進学理 やや多様化し いると言える う

海外の大学院進学者 修士課程 博士課程を含 の場合 大 傾向とし 大学 院進学者全体 あるい 国内の修士 博士課程進学者に比 進学理 明確と いる 表 11 進学の理 とし 最 高い割合 研究者に の約 99%

専門知識を身に の約 78%を大 引 し 学位を取得し

の約 55% に引 いる

資格取得 教員免状 専修免状 学芸員 の に進学し 者

就職先 見 という理 の進学者 い と 進学理 の

明確 を に際立 いる

うし 大学院生の進学理 進路に関する意識に の うに関連し いる う 質問項目 Q14 将来の進路希望に い 表 1「-1 「 その結果 修士課 程に所属する大学院生の 79% 博士課程への進学を希望し いる 一方 民間企業への就 職希望を持 者 公務員を希望する者 そ 15.6% 「6.4%と と に公務員希望 者 比較的高い割合を示す し 民間企業への就職に否定的 者 公務員と る と に否定的 者の割合 そ 57.9% 47.4%と の高 と いる に対し 博士課程への進学に否定的 者の比率 10.5%に留 多 の修士大学院生 る 進学を希望し いる と 明 と

博士課程進学後の大学院生 進路希望に関する傾向 に絞 込 い 民 間企業への就職を目指し いとし 比率 わ に 「.「% 公務員を目指し いとし 比率

「.」% 対に 民間企業への就職に否定的 者の割合 89.1% 公務員と る とに 否定的 者 84.1%に 最 高い比率を示し 進路希望 任期 しの研究職 あ

の希望者割合 95.8%に る 研究職 あ 任期の有無に わ いとし 者の比率 7」.9%と 博士課程進学者の高い研究職志望傾向を裏付 る し と そう思う と ある程度そう思う の割合 積極的に任期 研究職 求

いるわ い とに注意し い 第一に希望 いるの 任期 し研究職 といえ う

(16)

表 大学院生 修士・博士課程 将来 進路に関す 意識 大学院院生 修士課程・博士前期課程

Q XQ

博士課程に 進学したい

民間企業へ 就職を目指

したい

公務員を目指した い 実数 比率 実数 比率 実数 比率

とて そう思う . . .

あ 程度そう思う . . .

らと 言え い . . .

あ そう思わ い . . .

全くそう思わ い . . .

合計 . . .

大学院生 博士課程・博士後期課程

Q XQ

出来 ば任 期 し 研究 職に就きたい

研究職 あ ば任期 有 無にこ わら

他 条件 合え ば 研究職に こ

わら い 実数 比率 実数 比率 実数 比率

とて そう思う . . .

あ 程度そう思う . . .

らと 言え い . . .

あ そう思わ い . . .

全くそう思わ い . . .

合計 . . .

Q XQ

民間企業へ 就職を目指

したい

公務員を目指 したい 実数 比率 実数 比率

とて そう思う . .

あ 程度そう思う . .

らと 言え い . .

あ そう思わ い . .

全くそう思わ い . .

合計 . .

他の条件 合え 研究職に わ い という選択肢に 50%の賛意 示 と 注目し い 民間企業 公務員を積極的に目指すという具体的行動 と い 研究職 任期 し という第一志望 わ い場合 何 の形 生業 得 る そ しとする割合 約半数に るという と ある の選択肢に対し 否定的 回答者の割合 「4.4% あ とを鑑 研究者以外の道を選ぶ とに対し 大学院生 否定的 あると考え る

の傾向 質問項目 Q70 職業選択の際に 視する要素への回答に 如実

(17)

11 表 大学院生 職業選択 条件

地理的条件 視

経済的条件 視

研究環境 視 実数 比率 実数 比率 実数 比率

とて 当て . . .

あ 程度当て . . .

らと 言え い . . .

あ 当て ら い . . .

全く当て ら い . . .

合計 . . .

表 大学院生 修士・博士課程 研究職へ 応募 有無お び回数 Q

応募 有無

Q SQ

応募 回数

実数 比率 実数 比率

あ . 回 .

し . 回 .

合計 . 回 .

回 .

回 .

無回答 .

合計 .

に現 いる 表 1」 大学院生 職業選択の際に 視する項目 研究環境を 視し 回 答 極 高 88.6 % を 占 対 し 研 究 環 境を 視 し い と す る回答 比 率 4.8%に過 い 地理的条件の 視 」5.4% 経済的条件の 視 58% と比較し

の割合 極 高い 地理的条件 経済的条件の軽視各 49.9% 「「.5%との比較 明確 差を示し いる 大学院生の職業選択意識の傾向 研究 相応の給料 払わ

る に 行 と と る と る う

の うに 研究職を目指し いる大学院生のアカ アへの就職活動 の う 状 況にあるの 研究職への応募状況に い 表 14 その結果 研究職へ 応募し とのある大学院生の比率 修士 博士を併 ると 46.8%に留 る 応募 回数に注目すると 応募経験のある大学院生 「 回以内の応募に留 る者 55.1%と 半数以 を占 いる の数値を いと見 す 否 実際の研究職公募数や専 門分野との ッチン を含 る調査 しに 評価 い

第 」 節 大学院生活の満足度

大学院生に対し 大学院生とし の研究や生活をと 環境に い の程度

(18)

表 大学院生 修士・博士課程 大学院 満足度

Q

指導教員 指導 容

研究室・研究 科 雰囲気

大学院 カ キュ ム

院生に対す 経済的サ

ート

大学図書館 蔵書構成 やサービ 実数 比率 実数 比率 実数 比率 実数 比率 実数 比率

とて 満足してい . . . . .

あ 程度満足してい . . . . .

らと 言え い . . . . .

あ 満足してい い . . . . .

全く満足してい い . . . . .

合計 . . . . .

満足し いる を る項目を設 表 15

全体とし 以 の う 傾向を指摘 る 目に の 院生に対 する経済的サポート への不満 ある 全 満足し い い と回答し 者 約 4「%に

あ 満足し い い と回答し 者と併 ると約 7「%に る 満足し いると答 え 者 11.」% という とを鑑 大学院生に対する経済的サポート 強 要望

いると言える 他方 大学図書館の蔵書構成やサービ に関し 約 50% 満足 し いると回答し いる と 大学院のハー ェア インフ ト チャーの整 備状況に満足し いる人の割合 全体の約半数と言える し 「6.7%の割合 不満

提示 いる と 見逃 い

回答に 出 の ソフト ェア インフ ト チャーに対する満足度 あ る 大学院のカ キュ に関し 満足 不満足 と 言え いという立場 に比較的均等に分散し いる 研究室 研究科の雰 気 約 5」% 満足と答え いる 不満足との回答 」1%提示 いる 指導教員の指導内容 に関し 約 48% 満足 と回答し いるのに対し 不満足との回答 約 」4%と やや不安を覚える結果 ある し 自 記述欄に報告 パワーハ ントに関する記述中 「 件 必 し 指導教員との関係を 指しし いる の い 今後若手研究者問題の調査に

い に掘 る 項目といえる

全体とし 学年や国内外 の内訳 見 場合 満足度に関する見逃 い差異 存在する 表 16~表 19 とえ 大学図書館の蔵書構成やサービ 海 外の大学院に所属する大学院生 満足し いる と 言え い 満足し い

い そ 」」.」%と均等 を見 全体 高い満足度を示し い

とと比 同程度の満足度を示し いると 言い難い 全体的に概 高い満足度

(19)

1」 表 大学院生 修士課程 大学院 満足度

Q XQ

指導教員 指導 容

研究室・研 究科 雰囲

大学院 カ キュ ム

院生に対す 経済的サ

ート

大学図書館 蔵書構成 やサービ 実数 比率 実数 比率 実数 比率 実数 比率 実数 比率

とて 満足してい . . . . .

あ 程度満足してい . . . . .

らと 言え い . . . . .

あ 満足してい い . . . . .

全く満足してい い . . . . .

合計 . . . . .

表 大学院生 博士課程 大学院 満足度

Q XQ

指導教員 指導 容

研究室・研 究科 雰囲

大学院 カ キュ ム

院生に対す 経済的サ

ート

大学図書館 蔵書構成 やサービ 実数 比率 実数 比率 実数 比率 実数 比率 実数 比率

とて 満足してい . . . . .

あ 程度満足してい . . . . .

らと 言え い . . . . .

あ 満足してい い . . . . .

全く満足してい い . . . . .

合計 . . . . .

表 大学院生 ーバー クター 大学院 満足度

Q XQ

指導教員 指導 容

研究室・研 究科 雰囲

大学院 カ キュ ム

院生に対す 経済的サ

ート

大学図書館 蔵書構成 やサービ 実数 比率 実数 比率 実数 比率 実数 比率 実数 比率

とて 満足してい . . . . .

あ 程度満足してい . . . . .

らと 言え い . . . . .

あ 満足してい い . . . . .

全く満足してい い . . . . .

合計 . . . . .

得 いる に見え 大学院のカ キュ に関し ーバー ターのカ

ー の満足度 特に いる ーバー ターのカ キュ 利用の在 方 各大学院 研究室 個人に 大 異 ると考え る と のアンケート

結果に現 不満 正規年限中に カ キュ に対し ーバー ター

と 今感 いる の の あるい ーバー ターとし 現在利用し いるカ キ ュ に 対 す る の の 等 る 調 査 必 要 う 国 内 の 大 学 院 に

(20)

表 大学院生 海外 大学院 満足度

Q XQ

指導教員 指導 容

研究室・研 究科 雰囲

大学院 カ キュ ム

院生に対す 経済的サ

ート

大学図書館 蔵書構成 やサービ 実数 比率 実数 比率 実数 比率 実数 比率 実数 比率

とて 満足してい . . . . .

あ 程度満足してい . . . . .

らと 言え い . . . . .

あ 満足してい い . . . . .

全く満足してい い . . . . .

合計 . . . . .

い 大学院生 研究室 研究科の雰 気 に対し 不満を感 る割合 修士 」9.9% 博士 」」.」% ーバー ター18.1%と 学年 るに 如実に減少し いる点 注目に値する 海外の大学院院生 同質問項目 不満を感 ると回答し 割合 「「.「%と比 較し 国内の大学院に い 学年 一般に居心地を悪 感 やすい点 若手研究

者全員 留意し い と い

第 4 節 大学院生の経済状況とア バイト

1 大学院生のア バイトの状況

質問項目 Q9 過去一年間 大学院生 の う ア バイトを行 いる 複数 回答可とし 質問し その結果 大学院生のア バイト業態とし 以 の う 回答

表 「0-1~」

大学院生独特のア バイトとし ーチン ア タント 55.8% サーチア タント 19.「% 高い割合とし 挙 いる点を 指摘す う 一例 非常勤講師との回答例 あ 大学院生に 稀 ケー と言 良い

ーチン ア タントや サーチア タント以外のパートタイ 事 ア バイト の経験あ との回答 76.9%に 大学院生 行うア バイト 多様と見 す と

る 知 い し し ア バイトの具体的内容を複数回答可 と

学会関連業務 5.4% 大学 研究室関連業務 18.9%と 大学院生とし 所属し いる 世界 のア バイト 高い割合を占 いる と わ 8.1%に 図書館業務 所属大学の附属図書館 ある可能性 高い と 推測 る 16.「%に る翻訳 通訳のア バイト 西洋史という専門性を生 し 業種といえる う 家庭教

(21)

15

表 大学院生 修士・博士課程 アルバイト 状況お びそ 容 大学院生 修士・博士課程 アルバイト 状

況 複数回答

Q 実数 比率

テ ーチングア タント .

サーチア タント .

非常勤講師 .

そ 他 パートタイム 事あ い アルバイト

.

合計 .

ケー 数 .

大学院生 修士・博士課程 非常勤 コマ数 明記さ てい 者

Q SQ 回答者 = コマ

大学院生 修士・博士課程 アルバイト 具体的 容 複数回答

Q SQ 実数 比率

学会関連業務 .

大学・研究室関連業務 .

翻訳・通訳 .

図書館業務 .

家庭教師・塾講師 .

予備校教材作成 .

公的機関関連業務 .

事務 .

派遣 .

出版社関係 .

書店 .

飲食店 .

そ 他 .

合計 .

ケー 数 .

師 塾講師 予備校教材作成 の塾産業 のア バイト経験者 多 合計 40.5% 大学院生とし の知識 学歴 期待 ア バイトと見 し 良いと思わ る し し 以 の項目 見る うに のア バイト 大学院生の収入のう

一部を占 るに過 い

「 大学院生の収入

アンケート項目 Q7「 の う 種類の収入に 生活し いる を る の あ 大学院生カ ーに属する者のう の問いにア バイト収入を挙 る の 皆無 あ 表 「1 表 「「 前節 見 大学院生のア バイト 大学院生の生活

基盤と い い と 明 と る そ 大学院生の生活 の

う 収入に 支え いる を以 に見 い

最大の比率を占 るの 親の援助 に る収入 ある 大学院生 大学の延長と 送 等の援助を るハー い と う える し し 日本学術 振興会特別研究員を含 本人の収入 生活する大学院生の比率 「9.4%と高 給付 型奨学金 1「.7%と併 ると 4「.1%の大学院生 大学院生 とし 研究 就学する と 生活基盤を得 いると言える の質問項目 複数回答 可能 あ 主

収入の傾向を知る と るのにと る 大学院生の経済的自立を考察する

(22)

表 大学院生 収入 種類 複数回答 Q XQ 実数 比率

本人 収入 .

給付型奨学金 .

貸与奨学金 .

親 援助 .

配偶者 収入 .

そ 他 .

合計 .

ケー 数

本人 収入 回答に 日本学術振興会特別研 究員

回答に 助手 貯金

表 大学院生 男女別収入源 複数回答 Q ×Q ×Q

本人 収入

給付奨学 金

貸与奨学 金

親 援助

配偶者 収入

そ 他

大学院生

男性

回答数

比率 . . . .

女性

回答数

比率 . . . .

表 大学院生 個人収入・世帯収入 大学院生 個人収入

Q XQ 実数 比率

万円未満 .

~ 万円未満 .

~ 万円未満 .

合計 .

大学院生 世帯収入

Q XQ 実数 比率

万円未満 .

~ 万円未満 .

~ 万円未満 .

~ 万円未満 .

~ 万円未満 .

~ 万円未満 .

万円以上 .

合計 .

要 数値といえ う

し その 大学院生 とし の収入と ア バイト等の収入を合わ とし 大学院生 経済的に安定し 状況にあると 言い難い 大学院生の個人収入に い

と 100 万 未満 「4.5% 「00 万 未満の者 大学院生全体の 75.」%に る そ そ 個人収入 400 万 を超え いる者 驚 に あ い 皆無 ある 大学院生 個人収入に 経済的安定を得る と 不可能 状態と言 良い 多 の 大学院生 親 の家族の援助と自 得 収入 奨学金 を併 生活費とし いる 状態にある 表 「」-1 「

(23)

17

そうし 大学院生の経済状況を世帯収入の面 見ると 「00 万 未満の収入 生活し い る者 」6.」%と わ に安定度 増す 大学院生の世帯収入 そ ほ 大 偏 を示し い い 全体の約 6 割 400 万 未満の世帯収入 生活し のカ

ー 多数派といえる う 収入の種類を 質問項目Q75 複数回答 あ

そのう 本人の収入 日本学術振興会特別研究員を含 貯金 給付型奨学金 そ の他 助手 の 大学院生 経済的自立状態にあると言える収入形態の の回答者 「0 例 大学院生の約 」 割に留 る そのう 1」 例 「00 万 未満の個人収入と

「00 万 以 の収入を経済的安定の一応の基準とす 経済的安定と自立を両立 い る大学院生 全体の 11.4%に過 い

第 5 節 大学院生の留学

西洋史という専門領域を専攻する大学院生にと 留学という経験の持 意味 大 い 本アンケート調査 の留学に い 表 「4-1~」

留学経験を持 大学院生 修士課程 博士課程を併 ると 比率にし 6 割弱 と いる 留学期間に い 内訳を細 ると 「 年以内の比率 最 多 「7.8%

い 1 年以内の比率 19.4%と 併 47.「%と留学経験者の約半数 の期間に 該当する 1 年未満や 」 ヶ 未満の短期留学経験者 留学経験者の 14% ある 」 年以 にわ る長期留学経験者の比率 高 16.7%に る

の留学経験者 の うに留学資金を捻出し いる の問いに関し 日 本政府 大学機関 日本学術振興会 の資金比率 最 高 5「.8%に いる い 留学先の政府奨学金の比率 高 4「.1%の留学経験者 のカ ーの資金を 利用し いる し し 私費の比率 」」.」%と高 留学費用とし 日本の各公的 機関の資金と留学先の政府奨学金を柱に 私費を加え 形態 一般的といえる う

日本学術振興会特別研究員とし の資金利用 15.8% 民間奨学金 1」.6% 目立 日本学生支援機構という比率 10.5%にの 回答 いわゆる貸 型奨学金を留学 資金に充 という と あ う し を原資に貯蓄し留学資金に充 という 回答 含 いる

(24)

表 大学院生 修士・博士課程 留学経験・期間・資金源 大学院生 修士・博士課程 留学経験

Q 実数 比率

あ .

し .

合計 .

短期間 在外史料調査と回答した 件を除

留学期間

Q SQ 実数 比率

逬間 .

ヶ .

ヶ .

以 .

以 .

以 .

以 .

以 .

期間 明 .

合計 .

在外史料調査 回答 除外した 一人物 複数回留学してい 場合 間を合計した

主 資金源 複数回答

Q SQ 実数 比率 政府・大学機関・日本学術振興

.

旧日本育英会 .

日本学術振興会特別研究員 . 日本学術振興会 プログ ム . 大学院プログ ム .

政府奨学金 .

留学先 政府奨学金 .

大学派遣支援 .

日本学生支援機構 .

民間 奨学金 .

種別 明 奨学金 .

私費 .

無回答 .

合計 .

ケー 数

大学交換留学制度 資金 自費と明記さ てい 私費に含めた

日本学生支援機構 回答に を原資に貯蓄 し留学資金に充てたという回答を含

民間 奨学金 回答に 国際 ップ 育英会奨学金 記載さ てい

種別 奨学金 項目に 留学先 奨学金

私費 項目 自身 アルバイト 貯蓄 支援 各種奨学金と 併用を含

第 6 節 大学院生の研究業績

大学院生の研究業績に い 質問を行 表 「5-1~」 単著執筆経験のある 大学院生 極 珍しい 回答者5「 中 1 1冊 1 」冊の単著執筆経験 ある とし いる 西洋史分野 極 稀 ケー といえ う 査読あ 論文の数に い

未 執筆経験の無い者の比率 」8.6%と最 高 1 本 「8.1% 」 本 1「.」%

「 本 10.5%と続 均し 1.45 本の執筆数と る 対し 査読 し論文の執筆数に関 し 0本 58.「%と過半数の比率を占 1 本 「0% 」本 10.9% 「 本 7.」%と 均し 0.89 本 執筆数と いる 表 「5-「 」 を見 わ る

うに い の場合に 執筆数に 見 る

翻訳 書評 総 資料紹介と言 西洋史分野 の形態 含 業績に関し

(25)

19 表 大学院生 修士・博士課程 研究業績

単著書

Q 実数 比率

冊 .

冊 .

冊 .

合計 .

論文数 査読あ Q 実数 比率

本 .

本 .

本 .

本 .

本 .

本 .

本 .

本 .

合計 .

論文数 査読 し Q 実数 比率

本 .

本 .

本 .

本 .

本 .

本 .

合計 .

翻訳・書評・総 ・資料紹 介

Q 実数 比率

本 .

本 .

本 .

本 .

本 .

本 .

本 .

本 .

合計 .

学会発表

Q 実数 比率

回 .

回 .

回 .

回 .

回 .

回 .

回 .

回 .

回 .

回 .

回 .

回 .

回 .

合計 .

科研費や COE 資 金 源 あ 研 究 プ ロ ジェクトへ 参加

Q 実数 比率

件 .

件 .

件 .

件 .

合計 .

見ると 執筆未経験者の割合 論文に比 減少し 「8.6%と る 約 4 割弱に る 」9.」% の者 1本の執筆経験 あ 「本 」本の執筆数 ある比率 14.」% 7.」%と 降し い 学会発表に関し 経験の無い の 10.「%と大幅に減 最 多い比率を示し

の 「 回の 「」.7% い 1 回の 15.」%と る し 学会発表回数 他の業績に比 極 多い 科研費や COE の資金源のある研究プロ ェ トへの参加 未経験者 67.」%と多 西洋史分野の大学院生 資金付 プロ ェ トへ参加する比率

比較的 いと言える う その一方 1 件 「」.6% 「 件 7.」%を併 ると 」0.9%の大 学院生 資金源のあるプロ ェ トへ参加し いる 1 の 」 件のプロ ェ トに参 加し 経験を持 大学院生 存在する[表 「5-4~6]

(26)

表 大学院生 修士・博士課程 史学 西洋史 研究者をと く社会環境に関す 意識

Q

史学 西洋史 研究者 社会に対 して貢献をしてい

史学 西洋史 世界 閉鎖的 社 会に対して開 て

い い

史学 西洋史 研 究者 好き ことをし てい 報酬 少 くて 方 い 実数 比率 実数 比率 実数 比率

とて 感 . . .

あ 程度感 . . .

らと 言え い . . .

あ 感 い . . .

全く感 い . . .

合計 . . .

Q

史学 西洋史 研究者 っと活用

さ 社会をつく き

研究環境 自分 研究を進め 方

要 あ 実数 比率 実数 比率

とて 感 . .

あ 程度感 . .

らと 言え い . .

あ 感 い . .

全く感 い . .

合計 . .

第 7 節 歴史学 西洋史 の社会環境に関する意識に い

本アンケート 歴史学 西洋史 研究者をと 社会環境に関する意識に い 5 の項目に分 質問し いる 表 「6 に ると大学院生 」「.8%の者 歴史 学 西洋史 の研究者 社会に対し 貢献をし い い と考える一方 貢献し いる とと える者 」6.1%に と 言え い と答え 」1.1%の者と併 考え るに 歴史学 西洋史 研究者の社会貢献に い 大学院生 確 る自己評価を持 い いと言う あ う 歴史学 西洋史 の世界 閉鎖的 社会に対し 開 い

い と感 る者 47.5%にの 開 いる と感 る者 」5.6% に 歴 史 学 西 洋 史 の 研 究 者 と 活 用 る 社 会 を る と 感 る 者 の 比 率 7」.4%に る と 西洋史を専攻する大学院生 自 の学問領域に関し 社会へ の開示を意識し 社会 の活用を強 求 いる と 明 と いる

歴史学 西洋史 の研究者 好 とをし いるの 報酬 少 方 い と感 いる者 9.9% 方 無い と感 いる者 67.「%に る とを併

(27)

「1

表 大学院生 修士・博士課程 研究を進めていく上 困難

Q

文献を購入す 経済的余裕

文献を収集す 環 境 整ってい い

調査を行うため 資金 足 い

経済的・時間的 制約 ら学会・研 究会に参加す こ

と 難しい 実数 比率 実数 比率 実数 比率 実数 比率

とて 感 . . . .

あ 程度感 . . . .

らと 言え い . . . .

あ 感 い . . . .

全く感 い . . . .

合計 . . . .

Q

専門分 人と接す 機会 少 い

論文を発表 き 媒体 限ら てい

研究を行うため 時間 充分に取

い 実数 比率 実数 比率 実数 比率

とて 感 . . .

あ 程度感 . . .

らと 言え い . . .

あ 感 い . . .

全く感 い . . .

合計 . . .

考え 大学院生にと 西洋史という学問領域 現段階 社会貢献をし いると 確実に言い い のの 社会貢献 可能 あるい 社会貢献す 学問領域

あ その成果を追及する研究に対し 経済的対価 支払わ し る との自負 感 る の と 研究環境 自分の研究を進 る方 要 ある との認識 を示し 比率 18.1% あるのに対し 研究環境 を 視する比率 」4.4%と 回

いる とに 表 いる う

第 8 節 大学院生 研究を進 い の困難

質問項目 Q1「 大学院生 研究を進 い の う 点に困難を感 い る を 表 「7

目に付 の 経済的 問題に起因する困難 ある 文献を購入する経済的余裕 い とし 比率 74.「%に 調査を行う の資金 足 い とし 比率 77% に 西洋史という専門領域ゆえに 調査地の多 ーロッパ ア カ等の遠隔 地と 比較的単価の高い洋書を購入 い と 多い とを考えると

(28)

の困難 容易に予測 る 経済的 時間的 制約 学会 研究会に参加する と 難しい という困難を 54.8%の者 感 いる と 明 と の点に関 し 自 記述欄 複数のコ ント 寄 若手研究者に対する学会大会参加の

の旅費補助や遠隔地 の参加者の参加費免除 あるい 開催地に関する配慮 を求 る声 多い 本報告書 単純集計表 156 頁 Q75 の 5.こ 参照

文献を収集する環境 整 い い とする比率 54.「%に る と 質問項目 Q8 に る 大学図書館の蔵書構成やサービ に い 5」.」% ある程度満足し いる と答え とと 若 矛盾を感 るを得 い の困難の原因 大学図書館を通

い文献収集に い の回答 ある と考える あ う 西洋史分野に い 必要 調査 文献収集の条件 専門に 大 異 る 今後 細 具体的 調査 必要 点 と考え る

同 専門分野の人と接する機会 少 い とする比率 51.」%に 学 会 研究会に参加する機会 いる との延長 あ う 論文を発表 る媒 体 限 いる とする比率 50.9% あ に関し 自 記述欄の 同一 学会誌 の年間投稿機会拡大 あるい 論文投稿に る年会費の軽減 を求 る記述 と併 考える必要 あ う 本報告書 単純集計表 155 頁 Q75 の 4.継 参照

見逃 いの 5」.」%の比率に る大学院生 研究を行う の時間 充分に 取 い と感 いる点 ある し 本アンケート調査 大学院生の

各カ ー成員に対し 一日のう あるい 一定期間のう の う 時間配分 研究 行わ いるの あるい の う 用務 研究時間 奪わ いる を数値

とし る項目を設 い の点 今後の調査 に解明す 点と考

え る

第 9 節 と

分析を行 大学院生カ ーのアンケート結果に い 浮 び 特徴に い と を行 い

第一に 本アンケート回答者のプロフ ー に い 学年 年齢 所属大学院に関し 以 の う 特徴と注意点 現 本アンケート調査に回答し 大学院生に関し 成 「5 年度版 学校基本調査 に る史学 西洋史に限 い 大学院生の実数と比較し

(29)

「」

際 修士課程大学院生の回答数の割合 少 いる点を述 い

本アンケート調査に関心を示し 修士課程所属院生の割合 と見る ある い 博士課程所属院生の関心 相対的に高 と見る あ う 本アンケー ト調査回答者に限 」1 という年齢を境に女性比率 目に見え 降し 進学し 女性 大学院を る一 の契機 の年齢にある可能性 ある サンプ 数の少

その原因を考察するに る調査 必要 ある 6 割を占 る大学院生 国立大学の所属 あ 私立大学大学院所属 「4.6% 海外大学院所属 1割に満

最後に 所属大学院 関東 信越地方 1 位の 5」.「% 関西 「 位の 19.4%と 倒的に首都圏 他を引 し いる 地方の大学院 不利 状況にある と 否定 い

第二に注目し いの 大学院に進学し 理 職業選択に関する意識の特徴 ある 本アンケートの回答者 倒的に研究職志望 ある 修士課程に進学し 者 基本的に博 士課程進学を し 博士課程へと進学し 者 民間企業 公務員への就職という選択に 対し 概 否定的 ある 海外の大学院に進 者に い に研究職志望の傾向 強 る 他の条件 合え 研究職に わ い という選択肢に 5 割弱の者

賛意を示し 具体的に民間企業 公務員就職を希望し いる者 少 という結果 西洋史分野 大学院へ進 大学院生にと 研究職以外のキャ ア をイ ー し い状況 見 取 る 対に 研究 え 経済面 相応の対価 あ るの あ 地理的条件 軽視し 就職し いという傾向 見 取 うし

研究職第一 の傾向 歴史学 西洋史 研究者をと 社会環境に関する意識に

映 いる 知 い 多 の大学院生 現状 る歴史学の社会貢献を

意識し 自 の学問領域 その対価とし 経済的報酬を るに値するという自負を いる

第 に大学院生の大学院の満足度に い 言える と 院生に対する経済的サ ポートの不在に不満を持 者 非常に多いと言う と ある 後に言及する うに 大学 院生 経済的自立と安定を確保し いると 言い難 大学院生の境遇改善を求 る 最 視す 問題 あ う 他方 大学図書館等のハー ェア的要素に対し 満足 度 比較的高 指導教員の指導内容や研究室 研究科の雰 気 大学院のカ キュ

に関し 回答に 出 し 研究室 研究科の雰 気に関する

満足度 学年 いほ る傾向 あ 女性若手研究者 不満を覚え いる

(30)

点に関し 若手研究者全体に対し 注意を し い

既述し うに 院生に対する経済的サポート 必要 あると大学院生の多数 考える 背景に 大学院生の経済的困難 ある 第四に指摘す の経済的困難の内容 ある 大学院生の多 大学院生とし の所属や専門知識 学歴を生 し ア バイト を 大学内外 行 いる し し そうし 収入 大学院生の生活基盤と いると 言え い 多 の大学院生 日本学術振興会特別研究員とし の支給を含 本人収入 と 親 の援助を中心とし 世帯収入 の支援 ア バイト収入を併 生活し い る 個人収入 年「00万 を超える収入を持 者 「4%にと 経済的 安定と自立 を両立 いる大学院生 11.4%に過 い 大学院生 学生の延長 あるとし 現状 を肯定する 生活 の不安を排除し 研究に専念 る環境を整備する 社会に

る大学院生の地位を議論す 段階にあると言え う

第五に 西洋史という専門領域 特に 要と思わ る留学に関し 6 割弱の大学院生 留学を経験し その多 「 年 いし 1 年未満の期間 留学を行 いる 留学資金 日本政府 大学機関 日本学術振興会 の資金と 留学先の政府奨学金を柱とし 私 費を に合わ る形態 最 一般的 あ

第 に 大学院生 感 る研究を進 い の困難に い 先述し 経済的に不 安定 立場 あるい 経済的サポートの不備 という認識 を 映し 文献購入 調 査の の経済的余裕 無いとする不満 強 見 論文を発表 る媒体 限 るという意見 論文掲載の前提とし 必要と る 学会誌会費 大学院生の論文投稿の ネッ に いる点を 映し いると思わ る 文献収集環境の不備に関する不満 多 数見 大学院の満足度を 際の大学図書館サービ への満足度と併 考 えるに の点 専門に 多様 西洋史分野の文献収集方法に い 細 具 体的 調査 必要 あ う

大谷哲

(31)

「5

第 「 章 西洋史系若手非常勤講師の現状と意識

第 1 節 非常勤講師層のプロフ ー

1 母集団との比較

本アンケートに い 調査時点 自 の立場を 非常勤講師 大学院生や他の職業と の兼業 専 非常勤講師の収入 生計を立 いる方 と回答し 者 Q5 有効回答 191 中 」「 16.8% ある の数字 大学院生 」「.5% 大学教員 」0.9% に次い 第 」 位と る あ 印象に過 い 非常勤講師を生業とする西洋史系若 手研究者の実数 の数字の数倍 存在すると感 いる し し Web 学会 研究会 の ー ン ト そし 口コ を主 る告知方法とし 用い 本調査の限界 あ

その一部分の人にし 接近する と し 本調査の結果を

西洋史系若手研究者の非常勤講師とし の実態を断定的に明 にする と い

う し し 非常勤講師全般を扱 調査 行わ 西洋史と

いう領域を対象とする の 行わ 本分析を通 得 知見 今後の状

況改善に貢献しうると考え いる

「 性別 び年齢

性別 非常勤講師層の特徴を指摘し う 表 1 非常勤講師の回答者のう 男性 「0 6「.5% 女性 1「 」7.5% ある 男性の比率に注目す 大学院 生 69.4% 大学教員 66.1% の数値と近 概 同様の傾向 ある と 確認 る

し し の性別 ータを年齢別に区分し ると 他の立場 と に大学教員の立場 との違い 明確に る 表「 非常勤講師の立場 「6 ~」0 の回答 ほ 存在し い 次に 」1 ~」5 大学教員の男女比 そ6対4 あるのに対 し 非常勤講師の男女比 そ 7 対 」 と 非常勤講師の方 男性の比率 高 る そし 」6 ~40 大学教員の男女比 8割5分対1割5分と 男性の比率

大 高 るのに対し 非常勤講師の男女比 そ 6 対 4と 女性の比率 比

(32)

表 立場別 男女回答者数及び比率 Q XQ

男性 女性

実数 比率 実数 比率

大学院生 . .

非常勤講師 . .

研究機関研究員 . .

大学教員 . .

そ 他 . .

合計 . .

性別無回答者 を除く

表 大学教員・非常勤講師・大学教員以外 性別お び 齢構成 Q XQ XQ

大学教員 非常勤講師

大学教員を除 いた全体 男性 女性 男性 女性 男性 女性 歳以

実数

比率 . . . .

歳~ 歳

実数

比率 . . . .

歳~ 歳

実数

比率 . . . .

歳~ 歳

実数 6

比率 . . . .

歳以上

実数

比率 . . . .

合計

実数

比率 . . . .

性別無回答者 齢無回答者 を除く

較的高 る

大学教員 男性の年齢比率 」0 40 以 に比較的分散し いる とと 大学 教員 女性 40 以 の比率 5「.6% 本報告書 大学教員 の章 59 頁を参照 高 い とと併 考えると 次の う 仮 う 大学院を満期退学あるい 修了後に非常勤講師と の 男性の場合 」0 代前半 女性の場合 」0 代後半

その地位に留 る の 多 その後 大学教員あるい その他の職種 別のカ ーへと移動し い 可能性 高い という の ある

」 出身大学院

非常勤講師の出身大学院の種 別 表 」 国立の大学院 6「.5% あ 大学院生 6「.」% 大学教員 61.0% とほ 同 傾向を示し いる し し大学院生 大学教員

(33)

「7 表 在籍中 しく 以前在籍した大学院 種類

Q XQ 国立 公立 私立 海外 合計 大学院生

実数

比率 . . . . .

非常勤講師

実数

比率 . . . . .

研究機関研究員

実数

比率 . . . . .

大学教員 常勤

実数

比率 . . . . .

そ 他

実数

比率 . . . . .

合計

実数

比率 . . . . .

表 在籍中 しく 以前在籍した大学院 所在地 % Q SQXQ

北海道・ 東北

関東・ 甲信越

東海・ 北陸

関西

中国・ 四国・ 九州

海外 合計

大学院生

実数

比率 . . . .

非常勤講師

実数

比率 . . . .

研究機関研究員

実数

比率 . . . .

大学教員 常勤

実数

比率 . . . .

そ 他

実数

比率 . . . .

合計

実数

比率 . . . .

との比較 いえ 公立の大学院出身者 6.」% の割合 若 高 その代わ に私立の 大学院出身者 18.8% の割合 若 いという特徴を有し いる

出身大学院の所在地 表 4 を ると 全体との比較の 関東 信越の出身者の 割合 全体 47.9% あるのに対し 非常勤講師 」7.5%に留 いる 海道 東 東海 陸 関西の割合 全体のそ に比 若 高いほ 中国 四国 九州

全体 6.」% あるのに対し 非常勤講師 1「.5%と高い割合を示し いる 中国 四国 九州 他の地域と比 大学教員の割合 」.4% い と あ 同地域に る大学に る西洋史教育 非常勤講師に依存し いる比率 高い と 推測 る

(34)

表 非常勤講師 学位取得状況

Q XQ 実数 比率

学士 .

修士 .

国 .

国外 .

国 ・海外 .

博士 .

修士国 博士国 .

修士国 博士海外 .

修士国 ・海外 博士海外 .

修士未記入 博士国 .

修士未記入 博士海外 .

合計 .

表 取得学位と現在 専門・所属と 関係 有無 Q XQ SQXQ

全体 大学教員 非常勤講師 男性 女性 男性 女性 男性 女性 関係 あ

実数

比率 . . . .

関係 い

実数

比率 . . . .

無回答

実数

比率 . . . .

合計

実数

比率 . . . .

4 学位取得状況と現在の専門 所属との関係

非常勤講師の学位取得状況 表5 修士号取得 「8.1% 博士号取得 71.9% あ 大学教員の数値とほ 同様の傾向にある 修士号の国内 び海外の比率 約 6 対 1 博士号の場合 そ 4 対 1 と いる

取得学位と現在の専門 所属との関係 非常勤講師と大学教員との違い 浮 彫 に る 大学教員の場合 男性の 15.4% 女性の 「1.1% 関係 い と回答し いる

非常勤講師の場合 関係 い と回答し 割合 わ に留 いる 表6 次の仮 導 る 大学院修了後 その専門性を評価 非常勤講師と る し し大学教員への就職に際し 少 い割合の人 自身の専門を変更し ポ トを得 いるという の ある 本調査 そのプロセ を明 にする の項目を

用意し 以 掘 る と い し し 若手研究者のキャ

ア形成という問題を考える に 要 ポイント あると考え る

(35)

「9 表 大学教員 常勤・非常勤 留学 経験

Q XQ XQ

大学教員

非常勤 講師

大学教員 非常勤講師

全体 全体 男性 女性 男性 女性

実 数

比 率

実 数

比 率

実 数

比 率

実 数

比 率

実 数

比 率

実 数

比 率

経験あ . . . .

経験 し . . . .

合計 . . . .

表 非常勤講師 以前在籍した大学院所在地別 留学経験 Q SQXQ

経験あ 経験 し

実数

非常勤全体 に対す 比率

実数

非常勤全体 に対す 比率

北海道・東北地方 . .

関東・甲信越地方 . .

東海・北陸地方 . .

関西地方 . .

中国・四国・九州地方 . .

海外 . .

合計 . .

5 留学の経験

次に非常勤講師の留学経験 表 7 に い う 非常勤講師の 71.9% 留学経 験あ と回答し いる し し の数値 大学教員の数値 81.5% と比 西 洋史領域に い 留学経験の有無 非常勤講師 大学教員への就職の一 のハー と いる可能性 高い

特に の項目に関し いえ 男女の差 非常に顕著に表 いる 非常勤講師 男性 の場合 留学の経験の有無 6対4 あるのに対し 非常勤講師 女性の比率 11対 1 と いる 非常勤講師 女性の留学経験の割合 91.7% 非常に高 逆に 男性の場合 その 40% 留学を経験し い い 女性に関し いえ 非常勤講師 女性 と大学教員 女性に る傾向 似通 いる のの 男性の場合 大学教員 男性の 経 験 し の割合 「0%強 あ 非常講師 男性の 経験 し の比率の高 浮 彫 と る

の う 割合の差異に の う 背景 あるの 本調査 わ い のの キ ャ ア 形 成 に る 一 の 要 因 と い る 可 能 性 高 い 男 性 と 比 非 常 勤 講 師 女性の留学経験率 非常に高い のの 大学教員への就職という点 男性に比 不 利 状況に置 いる と あ あ の点 注意深 考察を行う必要 あ

(36)

表 職業選択 条件 を最高とす 段階評価 均値 Q XQ XQ 地理的条件

給与 経済 的条件

研究環境 大学院生

男性 . . .

女性 . . .

非常勤講師

男性 . . .

女性 . . .

研究機関研究員

男性 . . .

女性 . . .

大学教員 常勤

男性 . . .

女性 . . .

そ 他

男性 . . .

女性 . . .

表 8 出身大学院別に留学の経験を整理し の ある 留学経験 しの割合に注目 すると 関東 信越地方 びに関西地方の割合 高 いる

非常勤講師の留学経験とし 最長の の 6 年間と いる その多 何 の奨学金を得 いる 約 「0%の の 公的 支援を得 自分 し 親 の援 助に頼 と回答し いる

第 「 節 非常勤講師の職業選択の条件

常勤の大学教員と比 賃金 不安定 条件に置 いる非常勤講師 職業選 択の際に 何を 視するの 本アンケート 地理的条件 給 経済的条件 研究環境 の 」 項目に い 5 段階評価 5 を最高とする 質問し いる 表 9 立場 別 び男女別に 均値を整理し の ある

地理的条件 見 い う 非常勤講師 他の属性の人々と比較し 地理 的条件 を ほ 要視し い い 非常勤 男性の数値 「.「5 あ 大学教員 男性 の 「.78 大学院生 男性の 「.74 と比 約 0.5 ポイントの開 ある 非常勤 女性の

「.9「との間に 約0.7ポイントの差 生 いる の数値 を取 る 非 常勤 男性 職業選択に い 地理的 要因を 要視し い い と安直に結論 し

いそう ある アンケート回答の内実 表 10 を見ると 必 し そ 全体的 傾向というわ い と わ る 非常勤講師 男性の 地理的条件 の回答 あ

当 い 全 当 い と回答し いる割合 65%と

(37)

」1 表 非常勤講師 職業選択 条件

Q XQ

地理的条件

給与 経済 的条件

研究環境 男性 女性 男性 女性 男性 女性 とて 当て

実数

比率 . . . .

あ 程度当て

実数

比率 . . . .

らと 言え い

実数

比率 . . . .

あ 当て ら い

実数

比率 . . . .

全く当て ら い

実数

比率 . . . .

合計

実数

比率 . . . .

に大 集団 存在し いるの 確 ある 一方 ある程度当 る と回答 し いる割合 」0%存在し 二極化し いる と わ る

地理的条件 を る二極化 非常勤講師 女性に 同様に見 る傾向と いる 非常勤講師 女性の場合 と あ る ある程度当 る と 地理的 条件 を 視し いる割合 約 4 割を占 る一方 あ 当 い 全 当

い と回答し いる割合 約 6 割と二分し いる そ 非常勤講師の 家族構成に 来する問題と考え る

次に 給 経済的条件 を見 う 非常勤講師 男性 「.65 非常勤講師 女

性 「.50 と 他の属性と比較し い数値と いる そ

非常勤講師の置 経済状況 要因 あると考え る 他の職業へ転職する

と 経済的 昇を意味し し い経済的条件 転職のチャン

を求 いる傾向 あるの い と考え る

し の 項 目 に い 非 常 勤 講 師 の 内 部 意 見 の 偏 確 認 る 非 常 勤 講 師 男性の意見 比較的 いる のの 非常勤講師 女性の場合 あ あ

い 全 当 い という回答に約 7 割 集中し 男性と比 経済 的条件を 要視し い い傾向にある と わ る

最後に 研究環境 に い 見 う 非常勤講師の場合 男性の 40% 女性の 50% ある程度当 る と回答し 研究環境をそ に 要視し いる傾向 確認 る し し男性の 」0% 女性の 「5% あ 当 い と回答し

(38)

表 非常勤講師お び大学教員 授業コマ数 Q XQ XQ

非常勤講師

大学教員 全体 男性 女性

実数 . .

最小値 最大値

均値 . . .

標準偏差 . . . .

やや二極化し 傾向にある

非常勤講師の男女そ の優先 位を整理す 男性の場合 研究環境>経済的条 件>地理的条件の に優先 る 大学教員 研究機関研究員 大学院生の男性と 共通する傾向と いる 一方 女性の場合 研究環境>地理的条件>経済的条件と

研究環境 最 優先 る点 共通し いる 次い 地理的条件 優先 い る 興味深いポイント ある 大学院生 女性の場合 他の男性属性と 同様に地理的条件 最 考慮 い項目 ある のの 大学教員 女性 最 視

る項目に 昇し い ある 大学院生 大学教員へのキャ アパ とし 位置 いる非常勤講師 年齢的に その両者の中間にあ 加齢とと に地理的 条件 要視 い という過程の 中に存在し いる そ 出産 育児 介護とい 家族構成に起因する要因 影響を え いると考え る し し女性に比

男性の場合 その影響度 い点に い 更 る考察 必要 あ う

第 」 節 非常勤講師の研究教育活動の状況

1 教育活動

本アンケートに回答し 非常勤講師の授業コ 数の 均 通年 7 コ 弱と

その 「 分の 1 を半期の一 間当 のコ 数と想定す 」.5 コ 弱と る 表 11 し男女と に標準偏差 5 を越え 非常にバ キ 大 い 男性の場合 中央値 5 コ 最小値 1コ 最大値 「6 コ と いる 女性 中央値 5 コ 最小値 「 コ 最大値 18 コ と 個人差 激しい し 通年 「 コ と

換算し うえ の回答を呼び カ ント 一定 い可能性 ある 大

学教員と比較すると 通年の 均値 約 「 コ 強ほ コ 負担数 少 い とに る 本アンケート 非常勤講師 の う ート 非常勤ポ トの情報を得 の に

表 学 と男女 割合  全体  男性  女性  実数 比率 実数 比率  実数  比率  修士課程実数  . . . 博士課程実数  . . . 修士課程回答者  . .
表 大学院生 博士課程・ ーバー クター 大学院進学 理由  Q XQ 学位を取得したったら  研究者に たったら  指導教員に勧めらたら  実数 比率  実数 比率  実数  比率  とて 大きい
表 大学院生 修士・博士課程 将来 進路に関す 意識  大学院院生 修士課程・博士前期課程 Q XQ 博士課程に 進学したい  民間企業へ 就職を目指 したい  公務員を目指したい  実数 比率 実数 比率 実数  比率  とて そう思う
表 大学院生 修士・博士課程 大学院 満足度  Q 指導教員指導 容  研究室・研究科雰囲気 大学院 カキュム  院生に対す経済的サ ート  大学図書館蔵書構成やサービ 実数  比率 実数 比率 実数 比率 実数 比率  実数  比率 とて 満足してい
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参照

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