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若手女性研究者のプロフ ー

第 5 章 西洋史系若手女性研究者の現状と意識

第 1 節 若手女性研究者のプロフ ー

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表 度 専攻別大学院学生数 人文科学

修士課程 全体 男性 女性

人文科学 , , ,

文学 , ,

史学

哲学 , , ,

そ 他 , , ,

博士課程 全体 男性 女性

人文科学 , , ,

文学 ,

史学 哲学

そ 他 , , ,

合計 全体 男性 女性

人文科学 , , ,

文学 , , ,

史学 ,

哲学 , , ,

そ 他 , , ,

出所 学校基本調査 度版 作成

表 男女別 齢構成 Q XQ

男性 女性 全体

実数 比率 実数 比率 実数 比率

歳以 . . .

歳~ 歳 . . .

歳~ 歳 . . .

歳~ 歳 . . .

歳以上 . . .

無回答 . . .

合計 . . .

性別無回答 を除いてい

表 立場別 男女回答者数及び比率 Q XQ

男性 女性

実数 比率 実数 比率

大学院生 . .

非常勤講師 . .

研究機関研究員 . .

大学教員 . .

そ 他 . .

合計 . .

表 大学院進学 理由 学位を取得した った ら Q XQ

男性 女性

実数 比率 実数 比率

とて 大きい . .

あ 程度大きい . .

らと 言え い . .

あ 大きく い . .

全く大きく い . .

無回答 . .

合計 . .

表 大学院進学 理由 研究者に た った ら Q XQ

男性 女性

実数 比率 実数 比率

とて 大きい . .

あ 程度大きい . .

らと 言え い . .

あ 大きく い . .

全く大きく い . .

合計 . .

第 「 節 研究職へのア ー ョン

将来の展望や研究職への志向に男女差 るの を検討する

1 大学院への進学動機

大学院修士課程 博士前期課程 博士課程 博士後期課程 に所属する回答者に 対するQ7 あ 大学院に進学する際 以 の う 理 の程度影響を え し

という設問に い 分析する 学位を取得し という理 に い と 大 い と ある程度大 い を合わ 男性 65.1% 女性 7」.6% あ 女性の方 8.5 ポイント高 いる 表 4

一方 研究者に という動機に い と 大 い ある程度大 い を合わ ると男性 90.7% 女性 78.9%と1「ポイント以 の差 ある 表5

女性 研究者に と 学位を取得し という動機をほ

同程度に大 いと考えるのに対し 男性の場合 学位を取得し 研 究者に という理 を大 いと考える比率 明 に高い の と

研究職への志向 大学院進学に際し 男女と に大 影響力を のの 男性の

81

表 大学院進学 理由 指導教員に薦めら た ら Q XQ

男性 女性

実数 比率 実数 比率

とて 大きい . .

あ 程度大きい . .

らと 言え い . .

あ 大きく い . .

全く大きく い . .

無回答 . .

合計 . .

方 明確に 研究者に い という意識を 大学院に進学し いると考え る 研究職への わ 弱いとすると 女性の方 大学院 学位を取得し 後に 研 究職以外の職に就 という将来像を描 やすいの う そ 次節 大学院生の 将来展望に する設問 その う 傾向 読 取 る 分析する

他の進学動機とし 設問に挙 指導教員に薦 専門知識を身に 資格を取得し 教員免状 専修免状 学芸員 就職先

見 のう と に男女 大 差 の 指導教員に薦

ある 表 6 と 大 い ある程度大 い を選 回答者 男性 わ 9.」%に対し 女性 」1.6%に る 回答の実数 少 い 断 難しい の の 進学に際し女性院生の方 指導教員の影響を やすいという可能性 考え る

「 大学院生の将来の進路に関する意識

Q14 大学院の修士課程 博士前期課程 男性 1」 女性 7 に所属する回答者に 修了後の進路に い 博士課程に進学し い 民間企業への就職を目指し い 公務 員を目指し い のそ に い の程度そう思う を 5 段階 答え 博 士課程に進学し い に い 女性 71.5% 男性 84.6% と そう思う ある程 度そう思う と答え 博士進学希望 男女と に高い と わ る 表 7

の結果に関し 実数 少 い に の 若手研究者問題 に するアンケート に積極的に答え の 進学志望の強い院生に偏 いる可能性 ある の数値を西 洋史の修士課程に所属する学生の全体的 傾向と解釈する と い う

博士課程 博士後期課程に所属する回答者 男性」4 女性 14 の修了後の 進路に する意識 出来 任期 しの研究職に就 い 男女と に多 女 性 全員 男性 94.1% と そう思う ある程度そう思う と答え いる 表8

表 大学院生 修士・博士前期課程 将来 進路に関す 意識 Q XQ

博士課程に 進学したい

民間企業へ 就職を目 指したい

公務員を目 指したい 男性 女性 男性 女性 男性 女性 とて そう思う

実数

比率 . . . .

あ 程度そう思う

実数

比率 . . . .

らと 言え い

実数

比率 . . . .

あ そう思わ い

実数

比率 . . . .

全くそう思わ い

実数

比率 . . . .

合計

実数

比率 . . . .

表 大学院生 博士・博士後期課程 将来 進路に関す 意識

Q XQ

出来 ば任 期 し 研 究職に就き

たい

研究職 あ ば任期 有無にこ わら い

他 条件 合えば 研究 職に こ わ

ら い

民間企業を 目指したい

公務員を目 指したい 男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性 とて そう

思う

実数

比率 . . . .

あ 程度 そう思う

実数

比率 . . . .

らと 言え い

実数

比率 . . . .

あ そう 思わ い

実数

比率 . . . .

全くそう思 わ い

実数

比率 . . . .

無回答

実数

比率 . . . .

合計

実数

比率 . . . .

研究職 あ 任期の有無に わ い に い 女性全員 と そう思 う ある程度そう思う と答え いるのに対し 男性 「」.5% と 言え い

あ そう思わ い と答え 女性の方 研究職 任期 わ いと 考える傾向 読 取 る 同様に 他の条件 合え 研究職に わ い に い 男女 意識の差 る と そう思う ある程度そう思う を合わ ると女 性 57.1%に対し 男性 44.1% 若 女性の方 高い の設問に対し あ そう

8」

表 非常勤講師 将来 進路に関す 意識

Q XQ

出来 ば任 期 し 研 究職に就き

たい

研究職 あ ば任期 有無にこ わら い

他 条件 合えば 研究 職に こ わ

ら い

民間企業を 目指したい

公務員を目 指したい 男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性 とて そう

思う

実数

比率 . . . .

あ 程度 そう思う

実数

比率 . . . .

らと 言え い

実数

比率 . . . .

あ そう 思わ い

実数

比率 . . . .

全くそう思 わ い

実数

比率 . . . .

合計

実数

比率 . . . .

思わ い 全 そう思わ い と答え 女性 14.」% あるのに対し 男性 」5.」%に る と 男性の方 任期 し研究職への わ 強いという傾向 読 取 る 女性 任期 しの研究職を望 いる のの 男性に比 ると他の選択肢を考慮する意 識 高い し 民間企業への就職を目指し い 公務員を目指し い という項目 に い 女性 一人 と そう思う ある程度そう思う と答え い い そ

男性 1 の の と 博士課程の女性院生に 任期 し研究職以外へ向 る 意識 ある のの や 具体的 将来の選択肢とし 研究職への志向 強 民間企 業や公務員を積極的に考える に 至 い いといえるの い う

」 非常勤講師の将来の進路に関する意識

そ 大学院を出 後に の う 進路選択意識に変化 るの う Q「7 非常勤講師 男性 「0人 女性 1「人 を対象に将来の進路に関する意識を尋

いる 表 9

出来 任期 しの研究職に就 い という意識 男女と 非常に高い 次に 研究職 あ 任期の有無に わ い に い と そう思う ある程度 そう思う と答え の 男性 70.0% 女性 58.4% ある一方 あ そう思わ い 全 そう思わ い 男性 15.0% 女性 「5.0%と いる 他の条件 合え 研究職 に わ い に い 男性 45.0% と そう思う ある程度そう思う

表 大学院 満足度 研究室・研究科 雰囲気 Q XQ

男性 女性

実数 比率 実数 比率

とて 満足してい . .

あ 程度満足してい . .

らと 言え い . .

あ 満足してい い . .

全く満足してい い . .

無回答 . .

合計 . .

と答え いるのに対し 女性 「5.0%にと いる の と 非常勤講師に い 大学院生の場合と 逆に 女性の方 任期 し研究職への意識 高い と わ る 回答数 1「 人と少 の要因 何 一概に いえ い 女性研究者の意識 年齢とと に変化するという 研究職への強い わ を い女性の大学院生

専業非常勤講師と る前の段階 研究を 結果とし 研究職志望の強い女性の 残 いるという可能性 考え る

4 大学院生の満足度

若手女性研究者の進路選択に関連し 本アンケート う一点浮 び る と ある Q8 大学院生に対し 研究や生活をと 環境に関し の程度満足し いる

を聞い いる 指導教員の指導内容 研究室 研究科の雰 気 大学院のカ キュ 院生に対する経済的サポート 大学図書館の蔵書構成やサービ の 5 項目に い そ と 満足し いる 全 満足し い い 5 段階 評価し

その中 男女 最 大 違い の 研究室 研究科の雰 気 表 10

と 満足し いる と ある程度満足し いる を合わ 比率 女性

」6.9%に対し男性 60.5%と「0 ポイント以 の差 生 いる あ 満足し い い 全 満足し い い を合わ 比率 女性 」6.9% 男性 「7.9% あ 女性の方 研 究室 研究科の雰 気 に不満を感 いる割合 高い と わ る 今回の調査 不 満の内容を尋 る設問 自 記述欄との ロ 集計 い い 詳細 不明 大学院時代の研究室への不満や学界に る 居 女性に研究職を 目指す意欲を失わ いる可能性 考え る う し 研究室 研究科の雰 気 に し 大学 との差 大 いと予測 る る調査を必要とする

85 表 大学院生 研究職へ 応募 有

無 Q XQ

男性 女性

実数 比率 実数 比率

あ . .

し . .

合計 . .

表 非常勤講師 研究職へ 応募 有無

Q XQ

男性 女性

実数 比率 実数 比率

あ . .

し . .

合計 . .

第 」 節 家族構成と研究活動

研究職への応募や就職 学会活動に し 配偶者や子 の有無 の うに影響するの を分析する

1 研究職への応募 年代 家族構成

研究職への応募状況と回答者の年代 家族構成とを比較する と 研究職への 就職活動に家族構成 影響し いるの 検討する 研究職への応募経験の有無と回 数に い 大学院生と非常勤講師に尋 いる 応募の経験自体に男女差 そ ほ

い 表 11 表 1「

応募経験あ と答え 人に対し 続い 応募回数を尋 いる その 均値を年代 別に示し の 次の表 ある 表 1」 表14

を ると 」0 以 男女 大 回数差 い 若 女性の方 多い

」1 以 に関し 女性の応募回数 男性 全体的に少 い と わ る 非常勤講師 の 」1 ~」5 の女性の応募回数 均値 16.00 回 ある 1 人50 回という突出し 回答 ある そ を除 と 均値 4.66 回と に少 い 男性の場合 非常勤 講師の 」6 ~40 に 75 回という突出し 数字 ある そ を除い 均値 「0.44 回 あ 女性の 均値15.00回と5回以 の差 ある 」0代という時期 と に女性 結婚 出産 育児という問題と ビアに直面する年代 あ その と 研究職への応 募回数の男女差に影響し いる可能性 ある 職業選択の条件に い 」1 以 の回答者の大半 属する 非常勤講師 研究機関研究員 大学教員 の各立場に い 女性の方 男性 地理的条件 を 視する傾向 強い 本報告書の 大学教員 の 章 66頁の表 15を参照 の と 研究職への応募の段階 職場の所在地に る 制約を女性の方 強 その結果とし 応募回数 少 いる可能性 考え る