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第 5 章 西洋史系若手女性研究者の現状と意識

第 4 節 経済状況

経済状況や生活形態に関し 男女の違い る を中心にアンケート結 果を分析する その際に Q1 性別を回答し い い回答者 「 を除外し の分析 の柱と るQ71 Q74に答え い い回答者のう Q71~Q7」 一 無回答 あ る回答者 除外する 残 の回答者 186 を現在の立場に 以 の 」 ープに分 類する

ープA 64 男性 45 女性 19

大学院生 6「 と その他 の 「 学業に従事し いると る回答者 ープ 60 男性 4」 女性 17

非常勤講師 」「 と 研究機関研究員 「4

学業に従事し 教員 公務員 い その他 の 4 ープC 6「 男性 4「 女性 「0

大学教員 56 と公務員 教員 ある その他 の 6

の分析の対象と る186 のう 男性 1」0 対象者の69.9% 女性 56 対象者の 」0.1% あ 各 ープの男女比 全体の男女比とそ ほ

い い 以 の分析 使わ る世帯年収の ータ 趣旨に合わ 補正し ータ を用い いる 本報告書 資料編 16」 頁に掲載 いる付表 4 の数値と一 し い場合

ある

1 個人 世帯収入

収入を尋 Q7」 個人収入 と Q74 世帯収入 に関し 分析を加える 個人 収入に い ワーキン プアの目安と る年収 「00 万 と若年層正規 用労働者 の年収とし 一 の目安と る年収 400 万 を基準とする 世帯年収 全国統計に る分布の中央に近い年収 400 万 を基準とする 成 「5 年厚生労働省国民生活基礎調査に

ると 全世帯の所得の中央値 4」「 万 ある

ープA 大学院生 と その他 の一部 全員 個人年収 400 万 未満 64

表 グループ A 個人収入 Q XQ XQ

男性 女性 全体

実数 比率 実数 比率 実数 比率

万円未満 . . .

~ 万円未満 . . .

~ 万円未満 . . .

合計 . . .

グループ A 大学院生 一部

表 グループ 個人収入 Q XQ XQ

男性 女性 全体

実数 比率 実数 比率 実数 比率

万円未満 . . .

~ 万円未満 . . .

~ 万円未満 . . .

~ 万円未満 . . .

合計 . . .

グループ 非常勤講師 研究機関研究員 一部

のう 男性」4 ープA男性の75.6% 女性14 ープA女性の7」.7% の 合わ 48 個人年収 「00 万 未満 ある 表 19 男女 分布に多少の違い

男性 4」 の半数を 回る「6 個人収入 100~「00万 未満 と回答し いるのに対 し 女性 」 のカ ーにほ 」等分 いる のの 100万 未満 19人中 8 一番多い ープA の世帯収入 男性8 ープA男性の 17.8% 女性7 ープA女性の」6.8% 400万 以 と いる 男女そ 1 未回 答 いる

ープ 非常勤講師 研究機関研究員 と その他 の一部 男性」6 女 性 16 の合わ 5「 ープ の86.7% 個人年収 400 万 未満 あ 男性 「4

女性14 の合わ 」8 ープ の6」.」% 個人年収「00万 未満と いる 表 「0 男女別に ると 男性の 8」.7% 個人年収 400万 未満 55.8% 個人 年収「00万 未満 女性の94.1% 個人年収400万 未満 8「.4% 個人年収「00万 未満と 女性の方 厳しい状況にある と う わ る ープ の世帯年収 400

未満 男性 「8 ープ 男性の 65.1% 女性 1「 ープ 女性の 70.6%

ある ープ の」分の「 40 世帯年収400万 未満 ある 個人収入 男女差 縮 いる

ープC 大学教員 と その他 の一部 個人収入 5」 ープCの

91 表 居 家族関係 複数回答

Q XQ

男性 女性 全体

実数 比率 実数 比率 実数 比率

本人 . . .

親・兄弟 . . .

配偶者 . . .

未婚 子 . . .

既婚 子 . . .

パートナー 回答 配偶者に含めた

比率 男性 女性 全体 に対す 比率

85.5% 400 万 以 世帯収入 57 ープCの 91.9% 400 万 以 あ る 男女別に ると 男性 88.1% 個人年収 400万 以 95.「% 世帯年収 400 万 以 女性 80.0% 個人年収 400 万 以 85.0% 世帯年収 400 万 以 あ る

「 居住形態と経済基盤

次に 居住形態 Q71 に加え の う 収入 暮 し いる Q7「 に基 い 分 析をし い 対象者186 全体 本人の 暮 し いるの 9「 男性 66 女性「6 親 兄弟 と同居し いるの 4「 男性 「8 女性14 配偶者 あるい パートナー と同居し いるの 54 男性 」7 女性 17 のう 未 婚の子 いるの 19 男性 1」 女性 6 ある 「 親 兄弟 と 配 偶者 と暮 し いる 表 「1 以 親や兄弟 の援助に 配偶者の収入に 頼

に生活し いる回答者の とを 自活 し いる回答者と呼ぶ

1 各 ープの概要

ープA 大学院生 と その他 の一部 に含 る回答者の居住形態 表 「「 に示 いる通 ある 親の援助や配偶者の収入を頼 にし 生活し いるの 」9

ープAの 60.9% 残 の 「5 ープAの 」9.1% 自活し いる とに る の「5 を ると 男性 「0 ープA男性の 44.4% 女性 5 ープA 女性の 「6.」% あ 男性の割合 高 いる

ープ 非常勤講師 研究機関研究員 と その他 の一部 に含 る回答者の 居住形態 表 「」 に示 いる通 ある 1 親 兄弟 と 配偶者 と暮 し いる ープ 親 兄弟 と同居し いる女性の割合 いという特徴 る

表 グループ A 居 家族関係 複数回答 Q XQ XQ

男性 女性 全体

実数 比率 実数 比率 実数 比率

本人 . . .

親・兄弟 . . .

配偶者 . . .

未婚 子 . . .

既婚 子 . . .

パートナー 回答 配偶者に含めた

比率 グループ A 男性 グループ A 女性 グループ A 全体 に対す 比率

表 グループ 居 家族関係 複数回答 Q XQ XQ

男性 女性 全体

実数 比率 実数 比率 実数 比率

本人 . . .

親・兄弟 . . .

配偶者 . . .

未婚 子 . . .

既婚 子 . . .

パートナー 回答 配偶者に含めた

比率 グループ 男性 グループ 女性 グループ 全体 に対す 比率

表 グループ C 居 家族関係 複数回答 Q XQ XQ

男性 女性 全体

実数 比率 実数 比率 実数 比率

本人 . . .

親・兄弟 . . .

配偶者 . . .

未婚 子 . . .

既婚 子 . . .

パートナー 回答 配偶者に含めた

比率 グループ C 男性 グループ C 女性 グループ C 全体 に対す 比率

配偶者 あるい パートナー と暮 し いるの ープ 男性の」0.「%

ープ 女性の 41.「% ある ープ 自活し いるの 」5 ープ の 58.」%

男性 「4 ープ 男性の55.8% 女性 11 ープ 女性の64.7%

ある 自活し いる 」5 のう 本人の 暮 し いるの 「1 ープ の

」5.0% 男性 14 ープ 男性の 」「.6% 女性 7 ープ 女性の 41.1%

ある ープ 男性 女性の方 本人の 暮 し 自活し いる傾向 強い し 女性の方 収入の い傾向にあるの しい経済状況に いる 可能性 高い

9」

ープC 大学教員 と その他 の一部 に含 る回答者の居住形態 表 「4 に示 いる通 ある 1 親 兄弟 と 配偶者 と暮 し いる ープC 親 兄弟 と同居し いる回答者の割合 他の ープに比 い 人数 少 い のの男性 女性の方 親と同居する傾向 る ープC6「 のう 本 人の収入 の 暮 すの 47 男性 」5 女性1「 47 のう 89.4% 個 人収入 400 万 以 ある 全体の男女比 男性の割合 高 女性の方

家族の収入 暮 す傾向 強い と う わ る

「 経済基盤

奨学金 生活し いる人 含 自活し いる回答者 186 人中 107 人 対象者の 57.5% あ 男性 79 対象男性の60.8% 女性 「8 対象女性の50.0%

ある 表「5 自活し いる107 の居住形態 表「5の 半分 示 いる 家族 と同居し いる 44 対象者の 「」.7% 男性 」4 対象男性の「6.「% 女性 10 対象女性の 17.9% あ 比較的男性の割合 高い 44 の内訳の中 男女 差 るの 配偶者 あるい パートナー と暮 し いる割合 全体 「7 対 象者の14.5% の内 男性「「 対象男性の16.9% 女性5 対象女性の8.9% と 男性の割合 高 いる そのう 未婚の子 いるの 6 対象者の 」.「%

全員男性 ある の と 自分一人の収入 家族を養う傾向 男性の方 強い と 垣間見 る

親の援助を いる 55 対象者の 「9.6% 大学院生 中心と る ープA

」8 男性「4 女性14 と半数を大幅に 回る高い割合を占 いる 表「6 全 体的 傾向とし 女性の方 親の援助を る傾向 強い し 各 ープを比 較すると ープA 親の援助を いるの 男性 5」.」% 女性 7」.7%と女性の方

回 いるのに対し ープ 男性 「7.9% 女性 5.9%と女性の方

い 他方 ープC 女性の方 回 大学教員 親の援助を いるの 全員女性 ある 大学院生 ープA に い 男性の自活し いる傾向 強 女性の方 親 の援助に頼る傾向にある 非常勤講師と研究機関研究員 ープ に い 男性の方 親の援助に頼 いる傾向 強 女性の方 自活し い る傾向 強い ープ 女性の収入 男性の収入 少 い傾向 るの 女性 男性 しい経済状況にある と 推測 る

表 自活してい 回答者 訳 Q XQ XQ

Q XQ XQ

男性 女性 全体

実数 比率 実数 比率 実数 比率

グループ A . . .

グループ . . .

グループ C . . .

全グループ合計 . . .

う 本人 . . .

う 家族と 居 . . .

う 親兄弟と . . .

う 配偶者と . . .

う 未婚 子と . . .

パートナー 回答 配偶者に含めた

比率 男性 女性 全体 に対す 比率

表 親 援助を けてい 回答者 訳 Q XQ XQ

男性 女性 全体

実数 比率 実数 比率 実数 比率

グループ A . . .

グループ . . .

グループ C . . .

全グループ合計 . . .

比率 男性 女性 全体 に対す 比率

」 居住形態と家族形態

居住形態に関する回答に 表 「1 参照 西洋史若手研究者の独居率 未婚率 同 世代に比 高い と 推測 る 成 「「 年の国勢調査に基 回答者のほと 含 る「5 44 の独居率と未婚率の数字をそ 示し の 表「7 と表「8

ある 比較的年齢層の い ープA 居住形態を 本人の と回答し の 男性 」1 ープA男性の 68.9% 女性 8 ープA女性の 4「.1% ある 表

「「参照 表「7に 「0代後半の独居率 」0代に比 ると男女と に高い そ 以 に ープAの独居率 同世代と比較し 高 いる 次に 」0代 の割合 を占 る ープ 居住形態を 本人の と回答し の 男性 19 ープ 男 性の44.「% 女性8 ープ 女性の47.1% ある 表「」参照 比較的 年齢層の高い ープC 居住形態を 本人の と回答し の 男性 16 ープ C男性の 」8.1% 女性 10 ープC女性の 50.0% ある 表 「4 参照 若年世代 の独居率 女性 男性 高い傾向 ある ープ と ープC 女性の独居 率 男性の独居率を 回 いる 男性の独居率 高いと言える 女性の独居率

95

表 成 国勢調査 代別 単独世帯 比率 独居率

~ 歳 ~ 歳 ~ 歳 ~ 歳

男性 . . . .

女性 . . . .

表 成 国勢調査 代別 未婚率

~ 歳 ~ 歳 ~ 歳 ~ 歳

男性 . . . .

女性 . . . .

に際立 高いと言える

配偶者と暮 し いると回答し の 186 のう 51 対象者の 「7.4% その う 配偶者の収入 加え 生活し いるの 「5 対象者の 1」.4% ある 配偶者と同 居 に配偶者の収入 生活し いると答え 回答者 一人 い い 他にパートナーと 暮 し いるという回答者 」 いる 結婚し いる を尋 いるわ いの 配偶者と暮 し い い とい 未婚と 限 い 便宜 配偶者と暮

し いる と回答し い い回答者を未婚と し 未婚率の分析を う

配偶者と暮 し いる 51 のう 49 」1 以 あ 「0 代 結婚をし いる西洋 史若手研究者 少 い と 推測 る 」1 以 の対象者 1」4 のう 」6.6%

結婚し いる とに る 男女別に ると 」1 以 の男性 94 のう 配偶者と暮 し いるの 」4 」6.「% の 未婚率 6」.8% 」1 以 の女性 40 のう 配偶者と暮

し いるの 15 」7.5% の 未婚率 6「.5% ある 成「「年国勢調査の数字 と比較し 表 「8 男女と 未婚率 同年代と比 高い と 推測 る

配偶者と暮 し いる51 のう ープC 6割ほ の」0 対象者の16.1%

を占 いる 」0 の内訳 男性 「」 ープC男性の 54.8% 女性 7 ープC女性の 」5.0% ある ープC男性のう 配偶者と暮 し いる男性 半 数を 回 未婚の子 と暮 し いる男性の比率 「1.4% ある そ に対し 配 偶者と暮 し いる女性の比率 」5.0% あ 未婚の子 と暮 し いる女性 10.0%

にす い ープC男性の未婚率 45.「% 同年代男性の未婚率とそ ほ い いのと 対照的に ープC女性の未婚率 65.0% 同年代女性の未婚率

高い 大学教員を中心とし 正規 用 働 女性研究者 男性 キャ アと結婚生活との両立 難しいという状況 推測 る

配偶者と暮 し いる51 のう ープ(を除い 残 「1 の内訳 男性 1「