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大学教員 常勤 層のプロフ ー

第 4 章 西洋史系若手大学教員 常勤 の現状と意識

第 1 節 大学教員 常勤 層のプロフ ー

1 母集団との比較

本アンケートの 調査時点の自分の立場を 大学教員 常勤 と回答し 者 Q5 有効回答 191 中 59 」0.9% ある アンケート回答者の立場別各 ー プの 大学院生 6「 」「.5% に次い 多い そ 以外に 非常勤講師 」「

16.8% 研究機関研究員 「5 1」.1% その他 1」 6.8% の回答者 あ

の比率 今回のアンケート調査に対し 大学教員 比較的高い関心を寄 結果と考 え る し の比率 実際の西洋史系若手研究者の比率を 映し いると 限

い 比較的回答数の多い大学教員 あ 性別 年齢別 に区分し 場合 回答数 少 るの 本分析結果に い 断定的 結論を導 出す と 難しい し し 本分析 西洋史系若手大学教員の現状を改善し 常勤の大学教員を 志す西洋史系若手研究者にと 有意義 示唆を える と ると考え いる

「 性別 び年齢

性別 大学教員層の特徴を指摘する 表 1 大学教員の回答者のう 男 性 」9 66.1% 女性 19 」「.「% ある 大学院生と比較すると 男性の場合 大学院生 69.4%に対し 大学教員 66.1%と 回 いる 女性の場合 大学院生 」0.6%に 対し 大学教員 」「.「%と 回 いる 本アンケートに対する女性の大学教員 高い関心を いる との表 と読 と る う 大学教員 他の立 場と比 安定的 用形態 ある の う アンケートに回答する と 将 来のキャ ア形成にと 不利に働 の い という心理的 壁 ると思 わ る そ と 逆に 不安定 用形態にある女性研究者の場合 男性に比 女性の 大学教員 少 い に の う 心理的 壁 高 る可能性 あるの い

に 人文科学分野 の修士課程入学の男女比 そ 4対 6 あ 史学に限

59 表 立場別 男女回答者数及び比率

Q XQ

男性 女性

実数 比率 実数 比率

大学院生 . .

非常勤講師 . .

研究機関研究員 . .

大学教員 . .

そ 他 . .

合計 . .

性別無回答者 を除く

表 大学教員・非常勤講師・大学教員以外 性別と 齢 Q XQ XQ

大学教員 非常勤講師

全体 大学教員 を除く

男性 女性 男性 女性 男性 女性

歳以

実数

比率 . . . .

歳~ 歳

実数

比率 . . . .

歳~ 歳

実数

比率 . . . .

歳~ 歳

実数

比率 . . . .

歳以上

実数

比率 . . . .

合計

実数

比率 . . . .

性別無回答者 齢無回答者 を除く

その男女比 そ 6 対4 ある 本アンケート回答者のう 女性の大学教員の回答 者の比率 」「.「% の 史学を専攻し 修士課程の女性 約 8%の と る 本報 告書 大学院生 の章 「 頁の表 「 を参照

に の性別 ータを年齢別に区分し ると 男女に明確 違い 表 る 表 「 比較の に 非常勤講師層 び大学教員を除い 男女の年齢別構成 加え いる

大学教員のう 」6 40 の層の男女比に大 違い ある と わ る 男性の場合 の層の回答者 」8.5%と最 高い値を示し いるのに対し 女性 15.8%にす い に対し 40 以 の女性の回答者 5「.6%と最 高い値と

いる 非常勤講師層や大学教員を除い 全体の層と比較し 顕著 違いと いる 」6 40 の女性大学教員 本アンケートに対し 関心 薄いという

女性の常勤への就職年齢 男性と比較し 高 る傾向を とる と るの い 本節の 5 の分析 合わ 参照の と

表 在籍中 しく 以前在籍した大学院 種類

Q XQ 国立 公立 私立 海外 合計

大学院生

実数

比率 . . . . .

非常勤講師

実数

比率 . . . . .

研究機関研究員

実数

比率 . . . . .

大学教員 常勤

実数

比率 . . . . .

そ 他

実数

比率 . . . . .

合計

実数

比率 . . . . .

表 在籍中 しく 以前在籍した大学院 所在地 Q SQXQ

北海道・

東北

関東・

甲信越

東海・

北陸

関西

中国・

四国・

九州

海外 合計 大学院生

実数

比率 . . . .

非常勤講師

実数

比率 . . . .

研究機関研究員

実数

比率 . . . .

大学教員 常勤

実数

比率 . . . .

そ 他

実数

比率 . . . .

合計

実数

比率 . . . .

」 出身大学院

大学教員の出身大学院の種別 国立の大学院 6 割を占 大学院生や 非常勤講師とほ 同 ある 表 」 非常勤講師と比較す 大学教員の場合 私立の 大学院出身者 び海外の大学院出身者 若 増え いる

出身大学院の所在地を ると 大学院生の数値と比較す 大学教員 関東 信越 地方 1%の増加 海道 東 地方 び東海 陸地方 「%以 の増加 海外 1%

の減少 関西 び中国 四国 九州地方 」%前後の減少と いる 表 4 非常 勤講師と比較す 関東 信越地方 約 17%の増加 東海 陸地方 ほ 同率 海道 東 地方 微減 海外 「%以 の減少 関西地方 5%の減少 中国 四国 九州 地方 9%の減少と いる キャ ア形成に る関東地方の有利を 映する

61 表 大学教員 学位取得状況

Q XQ 実数 比率

学士 .

修士 .

国 .

国外 .

国 ・海外 .

博士 .

修士国 博士国 .

修士国 博士海外 .

修士海外 博士海外 .

修士国 ・海外 博士国 .

修士国 ・海外 博士海外 .

修士未記入 博士海外 .

修士国 外 博士国 外 .

無回答 .

合計 .

表 立場別 博士号取得 有無 Q XQ

博士号あ 博士号 し 実

数 比 率

実 数

比 率

大学院生 . .

非常勤講師 . .

研究機関研究員 . .

大学教員 常勤 . .

そ 他 . .

合計 . .

表 取得学位と現在 専門・所属と 関係 有無 Q XQ SQXQ

全体 大学教員

男性 女性 男性 女性 関係 あ

実数

比率 . . . .

関係 い

実数

比率 . . . .

無回答

実数

比率 . . . .

合計

実数

比率 . . . .

のといえる あ う と に関西地方 び中国 四国 九州地方 の若手研究 者育成の の支援 強 望 いるといえるの い

4 学位の取得状況と現在の専門 所属との関係

大学教員の学位取得状況 修士号取得 「7.1% 博士号取得 71.「% ある う 修士号の国内 び海外の比率 そ 8 対 「 博士号の場合 そ 7 対 」 と る 表 5 に 立場別の博士号の取得の有無に い 非常勤講師 び研究機関研究 員と比較す ほと 変わ い し 研究機関研究員の取得率の方 高い

博士号取得 い の立場 有利に働 と 推測 る 表 6

に 取得学位と現在の専門 所属との関係に い 検討す 本アンケート回答 者全体 関係 ある と回答し 人数 164 85.9% あ 関係 い と回

答し 人数 「」 1「.0% あ のに対し 大学教員の場合 そ 45 76.」%

び 10 16.9% あ 無回答 4 [6.8%] い 大学教員 の設問を 男女別に整理し 場合 全体 女性の方 関係 ある と回答し 割合 若 回 いるのに対し 大学教員の場合 その関係 逆転し いる 大学教員の 場合 女性の方 比較的 自 の専門分野と関係の い職場に就職する可能性 高 いい え 自 の専門分野に近い職場への就職 困難 ある可能性を示唆する のと いえる う 表 7

5 任期の有無 任期 の経験 任期 し教員への就職年齢

本アンケートに回答し 大学教員 常勤 の 任期あ と回答し 者 10 16.9% 男性 8 女性 「 任期 し と回答し 者 47 79.7% 男性 」0 女性 16 ある 常勤の 一定の割合 任期制 導入 いる と 分 る

任期 し 教員のう 任期 の経験 ある者 「8 59.6% その経験の い者 19 40.4% と いる 6割近 何 の任期 の業務を経験し 後 に 常勤職に就い いる とに る

表 8 大学教員 常勤 の回答者のう 任期 経験の有無を示し の ある を ると 女性の方 経験 し と回答し 割合 高い に 表 9 を ると 任期 し教員のう 任期 の経験の場合の男女比 女性の方 少 い 本アンケ ート回答時点 任期 大学教員 男性8 に対し 女性 「 ある し

女性の方 任期 の研究職に就 機会 制約 いる可能性 あ 改善 望 る

表 10 任期 し大学教員のう 出身大学院所在地別に任期 経験の有無を整理 し の ある 関東 信越地方 関西地方 海道 東 地方の に 経験あ の 回答の比率 高い に対し 中国 四国 九州地方の大学院出身者 任期 の研 究業務を経験する機会 乏しい と 指摘 る う 西洋史系 参加可能 研究拠点形成型研究プロ ェ トの採択に際し の地域間格差を示唆する の ある

本アンケート 任期 し教員への就職年齢を いる の質問に対し 全体 の 均 」」.9 あるのに対し 男性 」」.5 女性 」4.「 と いる 表 11 女性の場合 「「 との回答 あ の例外的 事例を除 女性 の就職年齢の 均 」5.」 と る に 表1「を ると 」6 以 就職し 割合

6」

表 任期 し大学教員 任期つき 経験

Q SQ 実数 比率

経験あ .

経験 し .

合計 .

無回答者 を除く

表 任期 し大学教員 男女別任期つき 経験

Q XQ SQ

男性 女性

実数 比率 実数 比率

経験あ .

経験 し .

合計

性別無回答者 を除く

表 任期 し大学教員 任期つき 経験 以前在籍した大学院 所在地別

Q SQXQ SQ

経験あ 経験 し

実数 比率 実数 比率

北海道・東北地方 . .

関東・甲信越地方 . .

東海・北陸地方 . .

関西地方 . .

中国・四国・九州地方 . .

海外 . .

合計 . .

表 任期 し教員へ 就職 齢 Q X

Q SQ

全体 男性 女性 実数

最小値 最大値

均値 . . .

標準偏差 . . .

表 男女別任期 し教員へ 就職 齢 Q X

Q SQ

男性 女性

実数 比率 実数 比率

~ 歳 . .

~ 歳 . .

~ 歳 . .

~ 歳 . .

歳以上 . .

合計 . .

男性 「6%に対し 女性約 4「%と 女性の就職年齢 比較的高い傾向を と る と る し の質問に対する回答者 59 中 」7 6「.7% し 得

い いの 実態を 映し いる う 留意 必要 ある

最後に 任期 大学教員のう 85% 「 年 いし 」年の任期 あ Q48SQ」

将来の進路に関し 条件 い研究職 あ 転職し い と回答し 者 80%

研究職以外に転職し い との質問に対し あ そう思わ い 全 そう思 わ い と回答し 者 90%を占 い Q5「 強い研究職志向に加え 条件の

い研究環境を求 る意識 う わ る

6 留学の経験

本アンケート 留学の経験に い いる 常勤の大学教員の場合 8「.8%

表 大学教員 留学 経験 Q XQ

全体 男性 女性

実数 比率 実数 比率 実数 比率

経験あ . . .

経験 し . . .

合計 . . .

表 大学教員 留学 経験 以前在籍した大学院所在地別 Q SQXQ

経験あ 経験 し

実数 比率 実数 比率

北海道・東北地方 .

関東・甲信越地方 .

東海・北陸地方 .

関西地方 .

中国・四国・九州地方 .

海外 .

合計 .

経験あ と回答し 西洋史分野 留学経験 強 求 いる と わ る その 対に 経験 し と回答し 男女比を ると 女性 17 中 「 あるの に対し 男性の方 」8 中 8 あ 女性の方 い そう常勤の大学教員と る に 留学経験の必要性 高 るといえる う 表 1」

表 14 出身大学院別に留学の経験を整理し の ある 実数とし の留学経験者 関東 信越地方 び関西地方の大学院出身者 多い のの 海道 東 地方 び 関東 信越地方の大学院出身者 経験 し 就職し いる事例 多 る

経験 し と回答し 大学教員の出身大学院の種別 大学教員全体の比率と そ変わ い 10 中 国立6 私立」 公立1 大学教員全体の比率 表」の通

6:「:0.」 経験 し と回答し 大学教員の任期の有無 任期 と回答し 者 若 多い 10 中 任期 し 7 任期 」 大学教員全体の比率 表 1」 の通

8:「 留学経験 比較的若いう に任期 しのポ トへ就職可能 あ そうし 機会 近年 任期 のポ トへの就職へ変化し いるの し

い し 専門分野に キャ ア形成に る留学の時期や位置 異 る う 大学院の所在地や種別に 留学機会の獲得に 実際に 大 差 あると思わ る

に 大学教員の留学期間に い 1年以内 8 17.0% 「年以内 6 1「.8% 」年以内 び4年以内 そ 5 10.6% あ その資金源に