プール全体のネットワーク設定をリセットする場合は、まずプールマスタから⾏
い、引き続きすべてのプールメンバのネットワークをリセットしてください。
パラメーター 必須/オプション 説明
-m、--master オプション プールマスタの管理インターフェイスのIPアドレスです。
デフォルトは、プールマスタで最後に使⽤されていたIPア ドレスです。
--device オプション 管理インターフェイスのデバイス名です。デフォルトは、
インストール時に 指定したデバイス名です。
--mode=static オプション 管理インターフェイスの静的IPアドレスを設定します。以 下の4つのパラメータを指定します。このパラメータを指 定しない場合は、DHCPが使⽤されます。
--ip mode=staticの
場合に必須 ホストの管理インターフェイスのIPアドレスで す。mode=staticを指定したときのみ有効です。
--netmask mode=staticの
場合に必須 管理インターフェイスのネットマスクで
す。mode=staticを指定したときのみ有効です。
--gateway オプション 管理インターフェイスのゲートウェイで
す。mode=staticを指定したときのみ有効です。
--dns オプション 管理インターフェイスのDNSサーバーで
す。mode=staticを指定したときのみ有効です。
--vlan オプション 管理インターフェイスのVLANタグ。デフォルトはインス トール時に指定したVLANタグです。
4.5.2.2.1. プールマスタでのコマンド例
ここでは、プールマスタに対して実⾏するコマンドの例を挙げます。
DHCP環境でネットワーク設定をリセットするには xe-reset-networking
静的IPアドレス環境でネットワーク設定をリセットするには xe-reset-networking --mode= static --ip=<ip-address> \ --netmask=<netmask> --gateway=<gateway> \
--dns=<dns>
DHCP環境で、インストール時に指定したインターフェイスとは異なるインターフェイスが管理ネッ トワークになった場合にネットワーク設定をリセットするには
xe-reset-networking --device=<device-name>
静的IPアドレス環境で、インストール時に指定したインターフェイスとは異なるインターフェイス が管理ネットワークになった場合にネットワーク設定をリセットするには
xe-reset-networking --device=<device-name> --mode=static \ --ip=<ip-address> --netmask=<netmask> \
--gateway=<gateway> --dns=<dns>
VLAN上の管理インターフェイスでネットワーク設定をリセットするには xe-reset-networking --vlan=<VLAN TAG>
注︓
上記のコマンドは、上記のIP構成設定とともに使⽤できます。
4.5.2.2.2. プールメンバでのコマンド例
プールマスタの例で挙げたすべてのコマンドは、プールメンバにも適⽤されます。ただし、プールマ スタのIPアドレスの指定が必要になる場合があります(IPアドレスが変更された場合など)。
DHCP環境でネットワーク設定をリセットするには xe-reset-networking
DHCP環境で、プールマスタのIPアドレスが変更された場合にネットワーク設定をリセットするに は
xe-reset-networking --master=<master-ip-address>
静的IPアドレス環境で、プールマスタのIPアドレスが変更されていない場合にネットワーク設定を リセットするには
xe-reset-networking --mode=static --ip=<ip-address> --netmask-<netmask> \ --gateway=<gateway> --dns=<dns>
DHCP環境で、管理インターフェイスとプールマスタのIPアドレスがインストール時の指定から変 更された場合にネットワーク設定をリセットするには
xe-reset-networking --device=<device-name> --master<master-ip-address>