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ストレージリポジトリスループット︓ストレージスループットアラートは、ホスト ではなくストレージリポジトリを対象にして設定します。次に例を⽰します。

xe sr-param-set uuid=<sr_uuid> other-config:perfmon=\

'<config>

<variable>

<name value="sr_io_throughput_total_per_host"/>

<alarm_trigger_level value="0.01"/>

</variable>

</config>'

9.2.2.1. ⼀般的な設定例

以下は、⼀般的な設定の例です。

<config>

<variable>

<name value="NAME_CHOSEN_BY_USER"/>

<alarm_trigger_level value="THRESHOLD_LEVEL_FOR_ALARM"/>

<alarm_trigger_period value="RAISE_ALARM_AFTER_THIS_MANY_SECONDS_OF_BAD_VALUES"/>

<alarm_priority value="PRIORITY_LEVEL"/>

<alarm_trigger_sense value="HIGH_OR_LOW"/>

<alarm_auto_inhibit_period value="MINIMUM_TIME_BETWEEN_ALARMS_FROM_THIS_MONITOR"/>

<consolidation_fn value="FUNCTION_FOR_COMBINING_VALUES"/>

<rrd_regex value="REGULAR_EXPRESSION_TO_CHOOSE_DATASOURCE_METRIC"/>

</variable>

<variable>

...

</variable>

...

</config>

9.3. メールアラートを設定する

XenServerホストでアラートが⽣成されたときに、メールによる通知が送信されるようにXenServer を設定できます。これを⾏うには、XenCenterまたはxeコマンドラインインターフェイス(CLI)を 使⽤します。

9.3.1. XenCenterを使⽤してアラートメールを有効にする

1. リソースペインでプールを右クリックして、[プロパティ]を選択します。

2.

[プロパティ]ダイアログボックスで、[メールオプション]をクリックします。

3.

[アラートをメールで送信する]チェックボックスをオンにして、送信先のメールアドレス、お

よびSMTPサーバーの詳細を⼊⼒します。

注︓

ここで指定するSMTPサーバーは、認証が不要なものである必要があります。

4. パフォーマンスアラートメールを受信する場合、[Mail language]ドロップダウンリストから 表⽰⾔語を選択します。選択可能な⾔語は、⽇本語、英語、中国語です。

XenCenterのパフォーマンスアラートメールを構成するためのデフォルトの⾔語は英語です。

9.3.2. xe CLIを使⽤してアラートメールを有効にする

重要︓

XenCenterまたはxe CLIを使⽤してアラートメールを有効にする場合、認証が不要 なSMTPサーバーの詳細を指定する必要があります。認証が必要なSMTPサーバー を指定すると、メールが送信されません。

これを⾏うには、次のコマンドを実⾏して、メールアドレスとSMTPサーバーを指定します。

xe pool-param-set uuid=<pool_uuid> other-config:mail-destination=<joe.bloggs@domain.tld>

xe pool-param-set uuid=<pool_uuid> other-config:ssmtp-mailhub=<smtp.domain.tld[:port]>

また、次のように、メールで送信するアラートの最低優先度(XenCenterでは「重要度」と呼ばれま す)を指定できます。

xe pool-param-set uuid=<pool_uuid> other-config:mail-max-priority=<level>

デフォルトの優先度は

4

です。

注︓

⼀部のSMTPサーバーでは、完全修飾ドメイン名(FQDN)が指定されたメールだ けが転送されます。メールが転送されない場合は、これが原因になっている可能性 があります。この場合、サーバーのホスト名をFQDNに設定し、メールサーバーで それが使⽤されるように設定します。

パフォーマンスアラートメールの⾔語を構成するには︓

xe pool-param-set uuid=<pool_uuid> other-config:mail-language=<en-US | zh-CN | ja-JP>

9.3.2.1. 認証が必要なSMTPサーバーでアラートメールを送信する

XenServerのmail-alarmユーティリティでは、sSMTPを使⽤してアラートメールを送信できま す。mail-alarmユーティリティは、アラートメールを送信する前に、設定ファイル

mail-alarm.conf

をチェックします。この設定ファイルが存在する場合は、その内容に基づいてsSMTP が構成されます。設定ファイルが存在しない場合は、XAPIデータベースに格納されている情報

(XenCenterまたはxe CLIで設定された情報)に基づいてアラートメールが送信されます。認証が必 要なSMTPサーバーでアラートメールを送信するには、以下の内容の

mail-alarm.conf

ファイル を

/etc/

に作成する必要があります。

root=postmaster authUser=<username>

authPass=<password>

mailhub=<server address>:<port>

注︓

この設定ファイルは、XenServerホストで⽣成されるすべてのアラートで使⽤され ます。

9.3.2.1.1. そのほかの設定オプション

SMTPサーバーによっては、追加の設定が必要な場合があります。設定可能なオプションおよび構⽂

については、

ssmtp.conf

のmanページを参照してください。主な内容は以下のとおりです。

NAME

ssmtp.conf – ssmtp configuration file DESCRIPTION

ssmtp reads configuration data from /etc/ssmtp/ssmtp.conf The file tains keyword-argument pairs, one per line. Lines starting with '#' and empty lines are interpreted as comments.

The possible keywords and their meanings are as follows (both are case-insensitive):

Root

The user that gets all mail for userids less than 1000. If blank, address rewriting is disabled.

Mailhub

The host to send mail to, in the form host | IP_addr port [:

port]. The default port is 25.

RewriteDomain

The domain from which mail seems to come. For user authentication.

Hostname

The full qualified name of the host. If not specified, the host is queried for its hostname.

FromLineOverride

Specifies whether the From header of an email, if any, may ride the default domain. The default is "no".

UseTLS

Specifies whether ssmtp uses TLS to talk to the SMTP server.

The default is "no".

UseSTARTTLS

Specifies whether ssmtp does a EHLO/STARTTLS before starting SSL negotiation. See RFC 2487.

TLSCert

The file name of an RSA certificate to use for TLS, if required.

AuthUser

The user name to use for SMTP AUTH. The default is blank, in which case SMTP AUTH is not used.

AuthPass

The password to use for SMTP AUTH.

AuthMethod

The authorization method to use. If unset, plain text is used.

May also be set to "cram-md5".

9.4. カスタムフィールドとタグ

XenCenterでは、仮想マシンやストレージなどをわかりやすく分類するためのタグやカスタムフィー ルドを作成できます。詳しくは、XenCenterのオンラインヘルプを参照してください。

9.5. カスタム検索

XenCenterでは、カスタムの検索条件を作成して保存できます。これらの検索条件をエクスポート/

インポートしたり、検索結果をリソースペインに表⽰したりできます。詳しくは、XenCenterのオン ラインヘルプを参照してください。

9.6. 物理バスアダプタのスループットを確認する

ファイバチャネル、SAS、およびiSCSIのホストバスアダプタ(HBA)では、以下の⼿順でPBDの ネットワークスループットを確認できます。

PBDスループットを確認するには 1. ホスト上のPBDのリストを出⼒します。

2. どのLUNがどのPBD上にルーティングされているかを確認します。

3. 各PBDおよびストレージリポジトリで、そのストレージリポジトリ上のVDIを参照しているVBD のリストを出⼒します。

4. ホスト上の仮想マシンに接続されているすべてのアクティブなVBDについて、総スループットを 算出します。

iSCSIおよびNFSストレージでは、ネットワークの統計値を確認して、アレイでスループットのボト ルネックが発⽣していないかどうか、PBDが飽和状態になっていないかを確認します。

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