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iStorageManager のセットアップ

ドキュメント内 WebSAM iStorageManager インストールガイド (ページ 111-130)

第 3 章 iStorageManager セットアップ( Windows 版)

3.1 簡易インストール (M シリーズ )

3.1.1 iStorageManager のセットアップ

以下の手順にしたがって、iStorageManagerのセットアップをおこないます。

本手順により以下のソフトウェアがインストールされます。

・iSMサーバ ・OpenJDK

※iSMクライアント(Web GUI)、ネットワーク設定ツール、ControlCommandを利用するために 必要なソフトウェア

・iSMクライアント(Web GUI) ・ControlCommand

・ネットワーク設定ツール

※MシリーズのディスクアレイのIPアドレスを設定するために必要なソフトウェア また、iSMクライアント(Web GUI)によるiSMサーバへの接続が可能です。

1. iStorageManagerは、動作時にインストール先フォルダへ多数のファイルを作成します。アンイ ンストール時には、それらを削除するため、インストール先フォルダ配下のファイル(サブフォ ルダ含む)を、iSMサーバの設定ファイルなどを除いてすべて削除することにしています。その ため、インストール先フォルダには、既定値を選択することを推奨します。既定値以外にする場 合には、新たにフォルダを作成するか、他にファイルがないことが確認されたフォルダを選択し てください。また、インストール先フォルダ配下には、大事なファイルなどは置かないようにし てください。

2. インストール先のディスクやフォルダに、クォータ管理※1やファイルスクリーニング※2を適用す る場合には、適切なご利用をお願いします。これらの使い方を誤った場合、インストール中や運 用中に問題となることがあります。

※1 使用容量に制限をかけ、設定した制限値以上は使用できないようにする機能です。

※2 特定のファイル名(拡張子)のファイルを保存させないようにする機能です。

3. iStorageManagerは、複数のディスクアレイ装置を同時に監視することができますが、1台のディ

スクアレイ装置を、複数の iStorageManager から同時に監視することはできません。複数の

iStorageManagerから監視すると、障害の二重通知や性能統計情報の矛盾などが発生し、運用に

支障をきたす可能性があります。

4. ウイルススキャンのソフトウェアを導入している環境では、iSMサーバのトレースファイル出力 によりファイルチェックが常時行われる状態となります。これによりCPU負荷が高くなり動作に 影響がある場合があります。この場合、iSMサーバのインストールフォルダ(既定値:C:¥Program Files¥NEC¥iSMsvr (64ビット版の場合、C:¥Program Files (x86)¥NEC¥iSMsvr))配下全てをウ イルススキャンのソフトウェアでスキャン対象外にしてください。

5. 初期設定をおこなっていないディスクアレイは、iSM サーバをインストールするサーバと同一 ネットワークに接続してください。

6. Windows ファイアウォールが動作している環境の場合は、インストール時に iSMサーバのプロ

グラムを例外として自動的に追加します。なお、アンインストール時は、例外から削除します。

7. Server Core環境の場合は、iSMクライアント(Web GUI)は利用できません。

8. iStorageダッシュボードを合わせて導入する場合はカスタムインストールを選択してください。

補足:Webブラウザに関する事前設定

【Internet Explorer の場合、以降の手順を実施してください】

WebブラウザでiSMサーバにアクセスすることで、iSMクライアント(Web GUI)のインストーラのダウ ンロード、インストール済みのiSMクライアント(Web GUI)の起動ができるページが表示されます。この ページでの動作を保証するため、事前に次の設定を実施してください。

1. 接続するiSMサーバを「信頼済みサイト」に設定してください。

設定方法は以下の通りです。

(1)「コントロールパネル」から「インターネット オプション」-「セキュリティ」タブを選択し てください。

(2)「信頼済みサイト」を選択し、「サイト」ボタンをクリックしてください。

図 3-1 インターネット オプションの画面

(3)「次のWebサイトをゾーンに追加する」に、接続するiSMサーバのURL(例:接続するiSM サーバのIPアドレス(またはホスト名))を入力し、「追加」ボタンをクリックしてください。

※「このゾーンのサイトにはすべてサーバーの確認(https:)を必要とする」のチェックは外 してください。

図 3-2 信頼済みサイトの設定画面

(4)「閉じる」ボタンをクリックし、画面を閉じてください。

2. 「信頼済みサイト」のセキュリティレベルを設定してください。

設定方法は以下の通りです。

(1)「コントロールパネル」から「インターネット オプション」-「セキュリティ」タブを選択し てください。

(2)「信頼済みサイト」を選択し、「レベルのカスタマイズ」ボタンをクリックしてください。

図 3-3 インターネット オプションの画面

(3)「ActiveX コントロールとプラグイン」-「ActiveX コントロールとプラグインの実行」を「有 効にする」に設定してください。

図 3-4 セキュリティの設定画面-1

(4)「ActiveX コントロールとプラグイン」-「スクリプトを実行しても安全だとマークされてい

ないActiveX コントロールの初期化とスクリプトの実行」を「有効にする」に設定してくださ

い。

図 3-5 セキュリティの設定画面-2

(5)「OK」ボタンをクリックし、画面を閉じてください。

※Internet Explorer Version7以降をご使用の場合、「信頼済みサイト」の保護モードおよび 拡張保護モードは有効にしないでください。

以上で、「Webブラウザに関する事前設定」は完了です。

iStorageManagerのセットアップをおこなう場合は、以下の手順に従ってインストールしてください。

(1)Administrator権限でログインします。

(2)DVD媒体をセットしてください。

自動的に「iStorageManager セットアップ」が起動します。「自動再生」のダイアログが表示さ

れる場合、「ISMSETUP.EXEの実行」を選択してください。

ご利用の環境によっては、自動で起動しない場合がありますので、その場合はDVD媒体の以下の

プログラムを直接起動してください。また、ログイン前にDVD媒体をセットした場合も同様です。

¥INSTALL¥WINDOWS¥ISMSETUP.EXE

また、「ユーザー アカウント制御」のダイアログが表示される場合、「続行」、「許可」、また は「はい」を選択して、iStorageManaer セットアップを起動してください。

(3)「Mシリーズの構築」を選択して、「次へ」ボタンをクリックしてください。

Server Core環境の場合は、「はじめにお読みください」ボタンはグレー表示となっています。

図 3-6 iStorageManagerのセットアップ画面(Mシリーズ)

(4)簡易インストールの「iStorageManagerのセットアップ」を選択して、「次へ」ボタンを クリックしてください。

Server Core環境の場合は、「システム構成例について」ボタンはグレー表示となっています。

図 3-7 iStorageManagerの導入画面(簡易インストール)

(5)インストールするソフトウェアを表示します。内容を確認して、「次へ」ボタンをクリックして ください。

図 3-8 ソフトウェア確認画面

(6)ソフトウェア使用許諾契約書を表示します。必ず最後まで読み、同意する場合は、「使用許諾契 約の全条項に同意します」を選択して「次へ」ボタンをクリックしてください。同意しない場合 は、本ソフトウェアは使用できません。

図 3-9 使用許諾確認画面

(7)インストール先の選択をおこないます。表示されているインストール先のフォルダで問題ない場 合はそのまま「次へ」ボタンをクリックしてください。インストール先のフォルダを変更する場 合は、「参照」ボタンをクリックし、変更するフォルダを選択してください。

図 3-10 インストール先の選択画面

Server Core環境の場合は、以下の画面を表示します。

表示されているインストール先のフォルダで問題ない場合はそのまま「次へ」ボタンをクリック してください。インストール先のフォルダを変更する場合は、存在するフォルダを指定してくだ さい。

図 3-11 インストール先の選択画面(Server Core環境)

(8)OpenJDKのインストーラを起動します。

Oracle JRE、Oracle JDKおよびOpenJDKがインストールされていない場合は、DVD媒体に格 納しているOpenJDKがインストールされます。なお、Server Core環境と32ビットの環境の場 合は、OpenJDKはインストールしません。

既にDVD媒体に格納しているOpenJDKより古いバージョンのOracle JRE 、Oracle JDK およ

びOpenJDKがインストールされている場合は、以下を表示します。インストールをおこなう場

合は、「する」を選択して「次へ」ボタンをクリックしてください。

Oracle JREおよび、Oracle JDKを利用される場合は、「しない」を選択してください。

(「する」を選択すると、OpenJDKが有効になります。)

※ X、Y、Zは実際の値が表示されます。

図 3-12 OpenJDKのインストール画面

(9)必要なソフトウェアをインストールします。

既に旧バージョンのソフトウェアがインストールされている場合は、インストール状況を表す画

面を表示します。内容に従ってアンインストールを実施してください。また、既に同じバージョ ンのソフトウェアがインストールされている場合は、インストールはおこないません。

インストール中は、以下の画面を表示します。

図 3-13 インストール実行中画面

また、ControlCommandをインストール中に

iStorage ホスト情報登録エージェントの起動モードを選択する画面が表示される場合があります。

画面の内容に従って「はい」または「いいえ」ボタンをクリックしてください。

図 3-14 iStorageホスト情報登録エージェント起動モードの選択画面

(10)ネットワーク設定ツールの起動をおこないます。

そのまま「次へ」ボタンをクリックしてください。

図 3-15 ネットワーク設定ツール起動画面

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