第 3 章 iStorageManager セットアップ( Windows 版)
3.1 簡易インストール (M シリーズ )
3.1.2 サーバのセットアップ
以下の手順にしたがって、サーバのセットアップを実施します。
本手順により以下のソフトウェアがインストールされます。
・OpenJDK ・ControlCommand
なお、接続されているすべてのサーバで以下を実施してください。
(1)Administrator権限でログインします。
(2)DVD媒体をセットしてください。
自動的に「iStorageManager セットアップ」が起動します。Windows Server 2012以降の場合、
「自動再生」のダイアログが表示される場合があります。この場合、「ISMSETUP.EXEの実行」
を選択してください。
ご利用の環境によっては、自動で起動しない場合がありますので、その場合はDVD媒体の以下の
プログラムを直接起動してください。また、ログイン前にDVD媒体をセットした場合も同様です。
¥INSTALL¥WINDOWS¥ISMSETUP.EXE
また、Windows Server 2012以降の場合は、「ユーザー アカウント制御」のダイアログが表示さ
れる場合があります。「続行」、「許可」、または「はい」を選択して、iStorageManaer セット アップを起動してください。
(3)「Mシリーズの構築」を選択して、「次へ」ボタンをクリックしてください。
Server Core環境の場合は、「はじめにお読みください」ボタンはグレー表示となっています。
図 3-28 iStorageManagerのセットアップ画面(M シリーズ)
(4)簡易インストールの「サーバのセットアップ」を選択して、「次へ」ボタンをクリックして ください。利用できない環境では、選択できません。
Server Core環境の場合は、「システム構成例について」ボタンはグレー表示となっています。
図 3-29 iStorageManagerの導入画面(簡易インストール)
(5)インストールするソフトウェアを表示します。内容を確認して、「次へ」ボタンをクリックしてく ださい。
図 3-30 ソフトウェア確認画面
(6)ソフトウェア使用許諾契約書を表示します。必ず最後まで読み、同意する場合は、「使用許諾契 約の全条項に同意します」を選択して「次へ」ボタンをクリックしてください。同意しない場合 は、本ソフトウェアは使用できません。
図 3-31 使用許諾確認画面
(7)インストール先の選択をおこないます。表示されているインストール先のフォルダで問題ない場 合はそのまま「次へ」ボタンをクリックしてください。インストール先のフォルダを変更する場 合は、「参照」ボタンをクリックし、変更するフォルダを選択してください。
図 3-32 インストール先の選択画面
Server Core環境の場合は、以下の画面を表示します。
表示されているインストール先のフォルダで問題ない場合はそのまま「次へ」ボタンをクリック してください。インストール先のフォルダを変更する場合は、存在するフォルダを指定してくだ さい。
図 3-33 インストール先の選択画面(Server Core環境)
(8)OpenJDKのインストーラを起動します。
racle JRE、Oracle JDKおよびOpenJDKがインストールされていない場合は、DVD媒体に 格納しているOpenJDKがインストールされます。なお、Server Core
環境と32ビットの環境の場合は、OpenJDKはインストールしません。
既にDVD媒体に格納しているOpenJDKより古いバージョンのOracle JRE 、Oracle JDK およ
びOpenJDKがインストールされている場合は、以下を表示します。インストールをおこなう場
合は、「する」を選択して「次へ」ボタンをクリックしてください
Oracle JREおよび、Oracle JDKを利用される場合は、「しない」を選択してください。
(「する」を選択すると、OpenJDKが有効になります。)
※ X、Y、Zは実際の値が表示されます。
図 3-34 OpenJDKのインストール画面
(9)必要なソフトウェアをインストールします。
既に旧バージョンのソフトウェアがインストールされている場合は、インストール状況を表す画
面を表示します。内容に従ってアンインストールを実施してください。また、既に同じバージョ ンのソフトウェアがインストールされている場合は、インストールはおこないません。
インストール中は、以下の画面を表示します。
図 3-35 インストール実行中画面
また、ControlCommandをインストール中に
iStorage ホスト情報登録エージェントの起動モードを選択する画面が表示される場合があります。
画面の内容に従って「はい」または「いいえ」ボタンをクリックしてください。
図 3-36 iStorageホスト情報登録エージェント起動モードの選択画面
(10)必要なソフトウェアのインストールが完了しました。
「完了」ボタンをクリックするとWindowsを再起動しなくて終了します。Windowsを再 起動したい場合は、「コンピューターを再起動する」をチェックして「完了」ボタンをクリック してください。
なお、同じバージョンが既にインストールされていることから、本手順でインストールをおこなっ ていない場合は、「コンピューターを再起動する」をチェックせずに完了してください。
図 3-37 インストール完了画面
ControlCommandをインストールした後は、ホスト情報の収集・登録、およびボリューム対応表の作 成を行ってください。詳細は、ControlCommandのインストールガイドを参照してください。
Windowsの再起動を行わなかった場合、インストールした実行ファイルのパス名を、起動済のサー
ビスやプログラムなどに認識させるため、起動済みのコマンドプロンプト、Windowsのタスクス ケジューラ、各種ジョブスケジューリングソフトウェアを以下の手順で再起動してください。
・コマンドプロンプト
利用中のコマンドプロンプトを停止し、「管理者として実行」として再起動してください。
・Windowsのタスクスケジューラ
「コントロールパネル」→「管理ツール」→「タスク スケジューラ」を開き、「タスク スケ ジューラ」からタスクの再起動をしてください。
・各種ジョブスケジューリングソフトウェア
ControlCommand を導入した場合、ControlCommand に含まれるコマンドを利用する設定を ジョブスケジュールソフトウェアに登録する前にジョブスケジューリングソフトウェアを再起 動してください。