第 4 章 サーバの導入( Windows 版)
4.2 iSM サーバのインストール
4.2.1 インストール
4.2.1.2 A2700 を利用する場合
A2700を利用する場合は、以下の手順でインストールを実施します。
(1)Administrator権限でログインします。
(2)DVD媒体をセットしてください。
自動的に「iStorageManager セットアップ」が起動します。「自動再生」のダイアログが表示さ
れる場合、「ISMSETUP.EXEの実行」を選択してください。
ご利用の環境によっては、自動で起動しない場合がありますので、その場合はDVD媒体の以下の
プログラムを直接起動してください。また、ログイン前にDVD媒体をセットした場合も同様です。
¥INSTALL¥WINDOWS¥ISMSETUP.EXE
また、「ユーザー アカウント制御」のダイアログが表示される場合、「続行」、「許可」、また は「はい」を選択して、iStorageManaer セットアップを起動してください。
(3)「Dシリーズ/A2700の構築」を選択して、「次へ」ボタンをクリックしてください。
Server Core環境の場合は、「はじめにお読みください」ボタンはグレー表示となっています。
図 4-18 iStorageManagerのセットアップ画面(Dシリーズ/ A2700)
(4)カスタムインストールの「iStorageManager、サーバのセットアップ」を選択して ください。
Server Core環境の場合は、「システム構成例について」ボタンはグレー表示となっています。
図 4-19 iStorageManagerの導入画面(カスタムインストール)
(5)「A2700」を選択して「次へ」ボタンをクリックしてください。
図 4-20 ディスクアレイの選択画面
(6)「iSMサーバのインストール」を選択して「次へ」ボタンをクリックします。
既に同じバージョンのiSMサーバがインストールされている場合は、選択できません。
図 4-21 セットアップ内容の選択画面
(7)旧バージョンのiSMサーバが既にインストールされている場合は、以下を表示します。
「次へ」ボタンをクリックすると、旧バージョンのiSMサーバをアンインストールします。画面の
内容に従ってアンインストールをおこなってください。
※X.X.XXX、Y.Y.YYYには実際のバージョンが表示されます。
図 4-22 インストール状況画面
(8)iSMサーバのインストールをおこなう画面を表示します。
「次へ」ボタンをクリックするとiSMサーバのセットアップが起動されます。
図 4-23 iSMサーバのインストール画面
(9)iSMサーバのインストールを開始します。
「次へ」ボタンをクリックしてください。
図 4-24 インストール開始画面
(10)使用許諾契約を表示します。
内容を確認し、同意する場合は「使用許諾契約の全条項に同意します」を選択して「次へ」ボタ
ンをクリックしてください。
図 4-25 使用許諾確認画面
(11)iSMサーバの情報を表示します。
内容を確認し、「次へ」ボタンをクリックしてください。
※ x.x.xxxは実際のバージョンが表示されます。
図 4-26 情報確認画面
(12)iSMサーバのインストール先を指定します。
インストール先のフォルダを変更する場合は、「参照」ボタンをクリックし、インストール先の
フォルダを変更してください。変更後、「次へ」ボタンをクリックしてください。
インストール先のフォルダを変更しない場合は、そのまま「次へ」ボタンをクリックしてくださ
い。
図 4-27 インストール先の選択画面
(13)iSMサーバのプログラムフォルダ名を指定します。
プログラムフォルダ名を変更する場合は、プログラムフォルダ欄にある「iSMサーバ」を変更し
てください。変更後、「次へ」ボタンをクリックしてください。
プログラムフォルダ名を変更しない場合は、そのまま「次へ」ボタンをクリックしてください。
図 4-28 プログラムフォルダの選択画面
(14)ESMPRO連携の設定を行います。
iSMサーバのインストールより先にESMPRO/SMがインストールされている場合にESMPRO連 携設定ツールを起動しますので、ESMPRO連携の設定を行ってください。
なお、ここで設定を行わなくても、インストール作業後に個別にESMPRO連携の設定を行うこ とができます。ESMPRO連携の設定に関する詳細については、電子マニュアル「iStorageManegar 利用の手引」(IS050)の「1.8 ESMPRO連携」を参照してください。
「閉じる」ボタンをクリックすると次に進みます。
図 4-29 ESMPRO連携設定ツールの画面
(15)iSMサーバのモジュールをインストールします。
図 4-30 ファイルコピー画面
(16)iSMサーバの環境設定をおこないます。
①新規インストールの場合は、以下の画面を表示します
図 4-31 新規インストール時の環境設定選択画面
②バージョンアップの場合は、以下の画面を表示します
図 4-32 バージョンアップ時の環境設定選択画面
・「ウィザードで必要最低限の設定をおこないます」を選択した場合
環境設定ウィザードが起動されます。環境設定ウィザードでは、必要最低限の設定だけをお こなうため簡単に環境設定ができます。
環境設定ウィザードでは、以下の設定をおこないます。
・ディスクアレイの設定 ・利用者の設定
・iSMクライアント(Web GUI)接続先ポート番号の設定 ・運用ログの設定
詳細については、「4.3 iSMサーバの環境設定ウィザード」を参照してください。
図 4-33 環境設定ウィザード画面
・「ダイアログですべての機能の設定をおこないます」を選択した場合
環境設定が起動されます。環境設定ではすべての機能の設定をおこないます。
環境設定では、以下の設定をおこないます。
・ディスクアレイの設定 ・利用者の設定
・状態監視機能の設定
・サーバ/クライアントの設定 ・事象連携機能の設定
・性能監視機能の設定 ・性能最適化機能の設定
・レプリケーション/スナップショット機能の設定 ・データ改ざん防止機能の設定
・監査ログ機能の設定
詳細については、「4.4 iSMサーバの環境設定」を参照してください。
図 4-34 環境設定画面 ・「後で設定します」を選択した場合
環境設定はおこないません。
・「設定を引き継ぎます」を選択した場合
環境設定はおこないません。前回、設定した情報はすべて引き継がれます。
(17)iSMサーバのインストールを完了します。
「完了」ボタンをクリックしてください。
図 4-35 インストール完了画面
iSMサーバのインストールをシステムに認識させるためにコンピュータの再起動を行ってくだ さい。なお、コンピュータの再起動によるiSMサーバの自動起動を避けたい場合は、電子マニュ アル「iStorageManagerコマンドリファレンス」(IS052)の「iStorageManagerの起動」を参 照してください。
4.2.2 アンインストール
以下の手順にしたがって、iSMサーバをアンインストールします。
(1)Administrator権限でログインします。
(2)サービスとイベントビューアの画面を閉じてください。
(3)「コントロールパネル」の「プログラムと機能」により、ソフトウェア「iSMサーバ」を削除し ます。
アンインストールの起動時に「ユーザー アカウント制御」のダイアログが表示される場合、「続
行」、「許可」、または「はい」を選択して、アンインストールプログラムを実行してください。
Server Core環境の場合は、アンインストールするバージョンのDVD媒体をセットして、コマン
ドプロンプトから以下を実行してください。
¥SERVER¥WINDOWS¥SETUP.EXE /uninstall
サービスiStorageManagerが起動中であれば、サービスiStorageManagerは自動停止されます。
なお、アンインストール後も環境定義ファイル、運用ログファイル、性能統計情報履歴ファイル、
性能統計情報集約ファイル、性能最適化用ログファイル、ライセンス関連ファイル、パーティショ ン管理ユーザ情報ファイルは削除されません。