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3. 標準管理評議会

3.6 SMB に関する最新トピックス

2016年10月の第157回SMB会議において、水平規格の役割をレビューするために設置された。本ahG のタスクは以下のとおり。

- 水平規格とは、規定(normative)及び参考(informative)ガイドとは、また基本安全文書又はEMC出版 物とは何かをレビューし明確に定義。

- 現在の水平規格リストを分析し、リストから削除することが適切なものがあるかどうかを決定。

- 規格のタイプ別のガイダンス及び水平規格使用基準を作成。

- ステークホルダーを早い段階でどのようにTC/SCに参画させるかについて勧告するとともに、水平規 格の使用方法を周知。

- ISO/IEC 専門業務用指針第1 部附属書A.1 及びIEC ガイド108 をレビューし、今後の水平規格の 考え方に合わせるとともに、水平規格認定基準に関するガイダンスをSMB へ提供。

2017年10月の第160回SMB会議において、ahG 72からの勧告をもとに下記が決議された。

- 水平規格の可視性を上げること

- 水平規格のリストを対象の技術諮問委員会(AC)の責任に委ねること - ガイド104、107及び119の共通部分を含むようガイド108を改訂すること - ガイドの定義をISO/IEC Directives Part 1のAnnex Aに含めること

なお、ahG 72からの勧告では、「水平規格リストからTC 1とTC 3の規格を外すこと」が挙げられていたが、

SMBでの議論の結果、水平規格リストからは外さないこととなった。また、ガイド108の改訂については、新た なahG 78 “Revision of Guide 108, Guidelines for ensuring the coherency of IEC publications - Application of horizontal standards”を設置することとなった。

(4) SMB/ahG 74(Dual referencing and profiles)

2017年2月の第158回SMB会議において、IECとIEEE の測定法が書かれているTC 14変圧器の規格 における参照先の記述にあいまいな点があったことを受け、将来、このようなことが起こらないようにするため の提案を作ることを目的にahG 74が設置された。2017年10月の第160回SMB会議にて、ahG 74からの提 案を受けて下記が決議され、ahG 74は解散した。

- DMT に対して、JDMT と協力してProfile の定義を策定することを要請する

- また、DMBに対して、Directives Part 2 のClause 6 に新たなSubclause を提案することを要請する

- IEC CO に対して、TC/SC のための、使い方、制限、他の既存の手段との関係についてのガイダン

ス文書を開発することを要請する。

(5) SMB/ahG 75(Working and Consortia)

2017年2月の第158回MB会議において、IEC ではこれまでコンソーシアム/フォーラム規格にIEC のス タンプを押すような形で発行してきたが、より踏み込んだ取り組みが必要ではないかという提起があり、検討を 深めるべくahG 75 が設置された。2017年10月の第160回SMB会議にて、ahG 75からの中間報告を受け、

下記が決議された。

- IEC CO に、IEC と協力することによるコンソーシアムの利益を伝えるコミュニケーション、プロモーショ

ン用のマテリアルを用意することを要請する。

- ahG 75 に、コンソーシアムと協力することについてのオプション、手続き、期待について説明した

TC/SC 用ガイドラインを開発することを要請する。

- IEC CO に、コンソーシアムとの協力を推進する役目を担うコンタクト先を任命することを要請する

- ahG 75 に、Item 1 のマテリアルを開発することについてIEC CO と協働することを要請する(コミュニ ケーションとプロモーション(Outreach)のマテリアル)。

2018年6月の第162回SMB会議に最終レポートが提出される予定。

(6) SMB/ahG 76(Masterplan Implementation)

2017年6月の第159回SMB会議において、マスタープラン導入計画に関する検討グループとしてahG 76 の設置が決議された。マスタープランの導入は柔軟に、かつ実際的であるべきとの意向を反映し、ahG 76 の タスクは、マスタープランの主題がSMB の責任と活動にマッチさせることと調査結果をまとめることとしてい る。

マスタープラン実施計画に関しては、SMB だけにとどまらずIEC 全体でも懸念がもたれていた項目である。

今後5 年間の計画を決めるという重要な案件でもあるにもかかわらず、本来のステークホルダーであるNC から意見を出せなかったため、日本としてこの点を改善すべきとの意見を出してきた中、今回NC から意見を 出せるプロセスが出来た。

(7) SMB/ahG 77(Digital Transformation)

2017年6月の第159回SMB会議において、IECのDigital Transformationに関して下記のタスクを負う恒 久的なグループのスコープを仕上げるために、ahG 77の設置が決議された。

2017年10月の第160回SMB会議において、ahG 77からの検討レポートが報告され、SMB は、新たなSG として、SG 12 Digital Transformation を下記のタスクで設置することを合意し、ahG 77は解散した。

- IEC と標準化活動に関連したDigital Transformation の観点を定義すること - IEC の規格開発、配給、使用に必要な新しいトレンド、技術、活動を特定すること。

- IEC の活動と他の機関(ISO、ITU 等)の活動の間のリンクと、IEC の監督によるところの専門業務を 提供すること。

- 内外の参加による関連する議論と協力のためのプラットフォームを提供すること

(8) SMB/ahG 78(Revision of Guide 108)

2017年6月の第159回SMB会議において、Guide 108の改訂を検討するために、ahG 78の設置が決議 された。 ((3) ahG 72項参照)

(9) SMB/ahG 79(Autonomous Systems – Ethics)

2018年2月の第161回SMB会議において、自律システムにおける倫理、信用及び価値に関してIECの 役割と規格を評価し、IECとしてこの課題にどう取り組むべきかを検討するために、ahG 79の設置が決議され た。

(10)SMB/ahG 80(Clarification of Systems Concepts)

2018年2月の第161回SMB会議において、ahG 70で検討されたSyCのアウトプットについて更に明確 化すべく、ahG 80の設置が決議された。主たる検討課題は下記である。

a) SyCとTCの間の協力関係の促進

b) SRD(System Resource Document)のステータスの明確化 c) SyCがIECの規格類を開発できる条件の特定

(11) SMB/ahG 81(Electric vehicle and infrastructure landscaping)

2018年2月の第161回SMB会議において、TC 69 からの報告に関連し設置が決議された。電気自動車 領域におけるIEC活動のハイレベルの提案を準備する。