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5. 適合性評価評議会

5.5 IEC 防爆機器規格適合性認証制度(IECEx: IEC System for Certification to Standards Relating to

5.5 IEC 防爆機器規格適合性認証制度(IECEx: IEC System for

5.5.3 組織及び運営

IECExの運営体制を図7に示す。運営は下記のとおりである。

(1) IECExは、CABの監督下で、ExMC(Ex Management Committee: 管理委員会)の責任により運営・管理 される。

(2) IECExの中核となるExMCは、IECExの運営と管理に関する事項全般を担当し、CABに対して責任を

負う。

(3) ExTAG(Ex Testing and Assessment Group: 試験評価グループ)は、信頼性の高い評価・試験を行うた めの技術的側面を含む実務上の諸問題を担当し、ExMCに対して責任を負う。

(4) ExMarkCo(IECEx Conformity Mark Committee: 適合マーク委員会)は、IECEx適合ライセンス発行シ ステムの運用と適合マークの適正な使用に関する事項を取り扱う。

(5) ExPCC(IECEx Personnel Certification Committee: 要員認証委員会)は、IECEx要員能力適合証ス キーム(IECEx CoPCスキーム)の運用に関する事項を取り扱う。

(6) ExSFC(IECEx Certified Service Facility Committee:サービス施設委員会)は、サービス施設認証スキー ムへのIEC規格の適用に関する技術的事項を取り扱う。

(7) IECExの円滑な運用に必要な細目は、WGで審議される。現在、ExMCの下に特別のものを含めて20

のWGが設置されている。ExMCのWGとその所掌事項を以下に示す。なお、この他にExTAGの下に 16の、ExSFCの下に2つの、及びExPCCの下に4つのWGが設置されている。

WG 01: IECExのスキームの規則に関する技術的な改正

WG 02: 技術能力評価書(Technical Capability Documents; TCD)

WG 03:審査員の申請に関する評価

WG 04:ExCB及びExTLの審査に関する技術的照会 WG 05:メーカの品質システムの評価及び査察 WG 06:ExCB及びExTLの評価手順のレビュー WG 07:IECEx適合マーク

WG 08:規制の受入れ

WG 09:Proficiency Testing(PT;習熟度試験)

WG 10: 修理及び分解修理

WG 11: Ex機器の卸売業者に発行される適合証

WG 12:要員の力量

WG 13: IECExの事業開発

WG 14: IECExのWGのためのよい作業方法のガイダンス

WG 15: 非電気機器規格の統合

Adhoc 1: National Differences(ND; 国別差異)の変更の通知

WG 01 Adhoc1: 機器認証スキームの適合証の差止め及び取消し

WG 01 Adhoc2: 追加の試験場所

WG 02 Adhoc: 技術能力評価書(TCD 60079-19)の作成 AdhocWG OD233: Ex “s”機器の評価

図7 IECExの運営体制(2018年1月現在)

国際機関 国内機関 適合マーク委員会

(ExMarkCo)

試験評価グループ

(ExTAG)

WG 管理委員会

(ExMC)

適合性評価評議会

(CAB)

CAB対応委員会 事務局:APC事務局

Member Body:JISC 関連業界団体

・NECA ・JEMIMA

・JLMA ・JEMA

関連組織

・(独)労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所

・(国立研究開発法人)産業 技術総合研究所 IEC防爆機器

規格適合性認証制度

(IECEx)

国内認証機関(ExCB)

(公社)産業安全技術協会(TIIS)

関連省庁

・METI ・MHLW 要員認証委員会

(ExPCC)

国内試験機関(ExTL)

(公社)産業安全技術協会(TIIS)

紛争処理会議

サービス施設 委員会(ExSFC)

IECEx国内審議委員会

事務局:TIIS

(8) IECExの運用に際して発生した紛争は、紛争処理会議において解決を図る。

5.5.4 加盟国

2018年1月現在、次の33ヵ国がIECExへの加盟国となっている。

オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、クロアチア、チェコ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ハ ンガリー、イスラエル、インド、イタリア、日本、韓国、マレーシア、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、

ポーランド、ルーマニア、ロシア、シンガポール、スロベニア、南アフリカ、スペイン、スウェーデン、スイス、トル コ、アラブ首長国連邦、イギリス、アメリカ

5.5.5 我が国の参加

国内では、TIIS(Technology Institution of Industrial Safety : 公益社団法人産業安全技術協会)がIECEx 国内審議団体となることがJISCから承認され、IECExスキーム国内審議委員会が2004年10月に発足した。

2005年6月にJISCを通してIECExへの参加申請を行い、同年9月に参加が認められた。

国内審議委員会ではIECExの規則・手順等の審議、参加国の承認事案の審議等を行っている他、毎年開

催されるIECExの年会に国内審議委員会の代表が出席している。IECEx 01の改正に伴い、2009年4月に

委員会の名称をIECExシステム国内審議委員会と改めた。

TIISではIECExの機器認証スキームの認証機関(ExCB)及び試験機関(ExTL)となるための申請を2013

年にIECExに対して行い、同年12月にIECExの審査員による審査を受け、2014年4月IECExから認証機 関及び試験機関として承認された。機器認証スキームの認証及び試験に用いるIEC規格として、

IEC 60079-0、IEC 60079-1、IEC 60079-2、IEC 60079-6、IEC 60079-7及びIEC 60079-11の6規格が認め られた。TIISでは認証及び試験に用いることのできるIEC規格の範囲の拡大を図るため、2014年10月に認 証及び試験に使用できるIEC規格の追加を申請し、同年11月の定期監査に合わせて追加審査を受け、6 規格の追加が認められた。2018年1月現在、12規格(内訳、IEC 60079-0、IEC 60079-1、IEC 60079-2、

IEC 60079-6、IEC 60079-7、IEC 60079-11、IEC 60079-15、IEC 60079-18、IEC 60079-25、IEC 60079-26、

IEC 60079-30-1及びIEC 60079-31)が認められている。

5.5.6 認証件数

2003年6月までは機器認証の適合証の発行数はゼロであった。これは、IECExがIEC規格と同一の国内 規格の制定を参加国に義務付けていたことによる結果であった。この状況を打開するため施行規則の改正が 行われ、IECExが承認した認証機関であれば機器認証の適合証を発行できるようになり、2003年7月から改 正施行規則が適用され、2003年12月末までに14件の適合証が発行された。2004年には更に多くの適合証 が発行され、2005年1月末までに累計で160件の適合証が発行された。2018年1月現在、防爆機器に対 する機器認証適合証は約30,000件、修理及び保守施設に対する適合証は239件、適合マークライセンスは 34件、要員認証の適合証は1,787件発行されている。

5.5.7 認証機関(ExCB)及び試験機関(ExTL)

2018年1月現在、防爆機器の適合証を発行できる認証機関は56機関、防爆機器の修理・保守を行うサー ビス施設を認証する認証機関は16機関、適合マークライセンスを発行できる認証機関は16機関である。また、

要員の認証を行う認証機関は11機関である。この他、防爆機器の試験機関として62機関が登録されている。

また、防爆機器の設置、保全、修理等のサービスに関わる人材の訓練を行う機関として19機関がRTP(認知 された訓練機関)として登録されている。

5.6 IEC 再生可能エネルギー機器規格試験認証制度(IECRE:IEC