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N赤:H石

ドキュメント内 同音語の研究 (ページ 62-78)

庭満:日新 四書:史書 伝研:電鍵 出陰線:参院選 向ソ:抗ソ

南ア連邦・・南ア連峰

安房:阿波 大阪:逢坂

臼航:H光

南亜:南阿 同志社:同志者 東大:燈台 紀勢線:既成線 中ソ:駐ソ

2.

      本来,せまい範囲の人々の聞のコミュ=ケーションの便

宜のために作り出されるものだから,略語どうしの同音語,あるいは,略語を

含む同音語セットは,支障混乱を起こしやすい。特に,最近のマス・=ミなど

では,一般の社会人になじみの薄い略語が,かなり使用される傾向がみられ

      56

る。このため,略語は,同音語としての:方面からも,今後,問題になることが 多いと予想される。

 略語をめぐる同音語セッ9,eこは,つぎのようなものがある。

 (例)

 イ)高校:高工    労災:労済    戦保:戦補    採捕:再保  pa)民放:民法    電軌:電気    農金:納金

3.連語・

教組:協組 特高:特攻 特急:特休 全学連:全治連 教組:教祖 電工:電光 農工:農耕

「助辞を{半う単位」

地検:地建 普選:婦遷 高小:高商

婦警:父兄 特急:特級 区点:区:政

:工専:高専 火保:貨保 臨休:臨急

参院:産院 法経:法系 内航:内港

 連語や「助辞を伴った単位」をめぐる同音セットについて,その実態を明ら かにするには,大がかりな調査を必要とし,辞書,その他,手近かな資料から

では,用例がなかなか採集できない。手もとに集まった用例から推測すると,

こうした引音単位の中で,もっとも問題になりそうなものは「終止形の異なる 活用語でありながら,ある活用形において同音となってしまうもの」である。

終止形が同音の活用語は,助辞を伴った場合を想定しなくても,同音か否か は,簡単にわかるが,終止形以外の活用形が同音となるものは,辞書などの資

料からは,採集できないため,無音語になるかどうかの見通しがたてにくい。

また,一般の連語は,それを溝成している個々の同音語について,一応の処理

ができる場合が多いと推定される。

 (例)

    て     し ててた 

つつつ 血行 行舞刈い:移 :::濃て: ててた:しう つつついとこ 言待設来意行

      

イ     

きたた 行つつ :刈試 す:: またた

きつ つ

生飼買

お呉れ:送れ 会いたい:相対    57

てたた

つ つ つ

盛勝刈 てたた

つ つ つ

持飼買

お仕入れ:押入れ

4. 洋語(外来語)

 洋語は,かたかな書きで表記されるので,もし同音語が数多く存在すると,

その判別は,かなり,むずかしくなると推定される。しかし実際には,牢音語

などに比べると,その総数が,ずっと少ない上,使われる音韻が,字音語より

も広い範囲にわたっていてバラエティに窟んでいるため,同音語が生じる可能

性は,それほど高くないと考えられる。その上,洋語を使:う場合には,国語や

字音語の場合に比べて,相手に理解されうるか否かを反省することが多いの で,この点にも,同音語による支障・混乱が,ある程度防がれている原因があ るように思われる。しかし,今後,洋語がつぎつぎに借り入れられ,その数が

増加し,碍常生活にも数多く取り入れられてくると,同音語としての問題が,

深刻になってくることがないとは言えない。そうなると,字音語における同音

語の問題は,現行の文章の表記法の範囲では,主として話しことばの場合に,

だいたい限られているのに対して,洋語では,書きことばにおいても,支障が

生じうる点に注意すべきである。

 洋語をめぐる墓畔語セットには,つぎのようなものがある。

 (例)

イ)バス(bus:bath : bass)

  コック (k◎k:cock)

  トラック (℃rack:truck)

  オーノレ (all:oar)

  フロック (frock:fluke)

  バレー(ballet:volley)

  メイド(maid:made)

  ナイト(ni鍔ht:k滋ght)

ロ)減トソ:原トソ   国会デモ:国会でも   タイ(tie):対   都パス:飛ばす   アイス:愛す

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コート(Coat:Court)

ホーム(home:form)

スチール(steal:steel:sti11)

ロック(rock:10ck:)

ス ト (strike:strip)

プP(progra血:pr◎16tar圭art:

 production ; professional)

パス(pass:PAS):

ソvセイジ:早生児:

ソーダ:操舵「..、1.

マイル:参る マイシン:遽進

コ7ド:高度

   クラス:暮らす        センス:扇子

5. 誤読などで生じる固音語

 主として漢字,まれには「和語のかなづかい」などを誤読することひしょっ

て,それと同音の語にまぎれる場合がある。また,一般に行なわれていないよ

うな読みをしたために,それと同音の語とまぎれるようなことがある。こうし た用例は,たいへん集めにくいが,手もとに集まったものセこは,つぎのような

ものがある。

 (例)

 イ)マンゼン……慢然:万全(バンゼソ)

   ジューヨー一……:重要::重用(チa・・一一ヨー一)

   ブンガク……文学:文楽(ブンラク)

   セイシン……精神:精進(ショージン)

   ジジュ  一……侍従:持重(ジチョー)

 ロ)コーシ・…・・格:子。講師:小牛(コウシ)

   ギ。一セイ……行政:疑陽性(ギヨーセイ)

   ビョーイン……病院:美容院(ビヨーイソ)

   リョーホー……療法:利用法(リヨーホー)

   アッカン……悪漢・圧巻:熱燗(アツカソ)

   コーリ……高利:小売り(コウリ)

 漢字の音訓欄限などによって漢字の読み方がせばめられてくると, (イ)の ような「誤読(慣用読み)による混舌]の生じる可能性が高くなってくると考え られる。また,かな書きや偉一字書きなど,表音式の表記法をとると, (ロ)

のような混駄が起こることも予想される。

 純粋の同音語問題とは言えないかもしれないが,同音語問題の周辺liC.うこう した問題が存在していることは,注意すべきことだと恩われる。

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V テレタイプ関係の資料の調査

1.調査の目的

 今回の調査の一環として,テレタイプ関係の資料の調査を志したのは,次の

理由による。

(1)現在,規模の大ぎい企業では,事務能率の向上のために,本桂と支社ある いは工場との間の通信事務をテレタイプやカナタイプによって機械化している

所が多くなった。通信事務文書が,ほとんど全文かなばかりになると,そこに

当然漏音語の問題が起こってくることが予灘される。もとより,企業の内容・

性質によって一報こはいえないであろうが,実務の場では,それを実際的にど

のように処理しているのか,当事者にただして参考にしたいと考えた。

② われわれの採った基礎資料は,録音語集・各種蒲語集・欝書類なので,語 例は豊富であるが,交章語や非現代語もかなりの量を占め,現代の用に必ずし

も合わない颪がある。また,具体的な文脈では複合語の形式で現われる語も,

資料ではその構成要素に分析されて示されるので,複合語の形式で同音語とな

るものを求めにくい欠陥がある。テレタイプの資料によって,いくらかでも,

このような欠点を補うことができるのではないか。基礎資料では推定しなけれ ばならなかった交脈も,テレタイプ資料によってはじめて,具体例を得ること ができるという便宜もある。

2. 実務関係における同音語の問題点  東京。大阪の事業所九か所をたずね,

(1)同音語による支障が起こっていないか。

(2)支障がある場合には,それを実際的にどう処理しているか。

の2項昌につき調査した。その結果は,国立国語研究所年報11Q59ページー

163ページ)に大要報告したので,参照されたい。なお,呉羽紡績は,栓の全

機構にわたってテレタイプ,カナタイプを微底的に利用しているので,問題の

所在を知るためにはよい例である。われわれの質問に対する同社文書課長代理

松村真一氏の寄せられた報省によって要約してみる。呉羽紡績は,昭和28年東

       6g

京・大阪闘にテレタイプが通じ,29年以降カナタイプを伝票や一般文書にも使 い始め,現在ではテレタイプは大阪本社を中心に9工場,2事業場と連絡して 一門平均500通に及んでいる。現在かながぎにしていないものは人事移動通 知,官庁等にあてた発信,儀礼的色合いの強いものに限られ,他は重要文書で

もかながきにしている。このように広範圏にわたるので,ある一部局内だけで ことばをコソトロ 一一ルするわけにはゆかない。ここに,ことばなおしの必要が

起こる。ことばなおしは,漢語を外来語や謬麟みに直し,当用漢字外の字は徹

底的にかながきにする。たとえば,

 硫面一〉カード 皮毛嚇ヨリ毛 洗毛→アライ毛

 糊付→ノリツケ 杢糸→モク糸 経糸→タテ糸 緯糸→ヨコ糸

岡音語の支障に関しては,課長以上の人69名に対するアンケートの結果によれ ぽ,その70%が支障を感じたことがないと答え,まれにあるが27%,しばしぼ あるは3%にすぎない。この3%の,支障を感じると答えた人々が,経験した

実例としてあげたのは,つぎのようなものである。

建築関係 電気関係 繊維関係 医学関係

宣伝関係

資材関係 機械関係 財務関係 その他

 これらの支障の処理に関しては,50%までの人は,

んとかわかるので,

が,マス・コミのように広く一般にわからせる必要がない,

き手」の聞に局限される問題だからである。ことに専門のことばは,

クルでは固定しているから,

腹筋・複筋 配水・撰水 電力料・電力蚤

繊度・鮮度

帰郷療養・気胸療養 一駒・一三問

仕様。使用・私用 前面ガラス・全颪ガラス 硬度計・薦度計

保証金・補償金

証明・照明改装スル・回送スル歯翁/医・市会 解消スル・改称スル 貴工場・機構上

      大部分は筋後の交脈でな

  そのままにしている。それでも事が済むのは,この支障

      「読み手」と「書

       そのサー

      むりなことばなおしは,かえって「前のことばほ

      61

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