第8章 クローニング【Windows/Linux】
8.2 採取
管理サーバの管理IPアドレスを変更したあとは、変更する前に採取したクローニングマスタを配付できなくなります。変更する前 に採取したクローニングマスタが不要になった場合は、削除してください。
注意
- 登録済みの管理LANサブネットに属するIPアドレスには変更できません。
- 管理サーバと同一サブネットに属する管理対象サーバが存在していた場合、その管理対象サーバを削除するか、管理対象 サーバの管理IPアドレスを手動で変更する必要があります。管理対象サーバのIPアドレスを変更せずに、そのサーバが属 するサブネット情報を登録することや、そのサーバが属するサブネットへのサブネット情報の変更はできません。
マネージャをクラスタで運用している場合のIPアドレス変更
マネージャをクラスタで運用している場合、以下の手順でIPアドレスを変更します。
【Windows】
[フェールオーバー クラスタ管理]画面で変更してください。
【Linux】
1. マネージャのクラスタサービス(クラスタアプリケーション)を停止します。
クラスタシステムの運用管理ビュー(Cluster Admin)を使用してマネージャのクラスタサービスを停止してください。
2. プライマリノードの管理サーバにログインします。
OSの管理者権限でプライマリノードの管理サーバにログインしてください。
3. 共用ディスクをプライマリノードにマウントします。
管理サーバ用の共用ディスクをプライマリノードにマウントしてください。
4. 引継ぎ論理IPアドレスを変更します。
PRIMECLUSTER GLSの仮想インタフェース情報を、PRIMECLUSTER用のリソースから削除し、PRIMECLUSTER GLSの構成 情報を変更してください。
詳細については、PRIMECLUSTER Global Link Servicesのマニュアルを参照してください。
5. 引継ぎ論理IPアドレスを活性化します。
PRIMECLUSTER GLSのCLIを使用して、引継ぎ論理IPアドレスを活性化してください。
詳細については、PRIMECLUSTER Global Link Servicesのマニュアルを参照してください。
マネージャをクラスタで運用している場合の設定
マネージャをクラスタで運用している場合、以下の手順で変更します。
【Windows】
1. レジストリのレプリケーション設定を削除します。
プライマリノードで、マネージャの共有ディスクとIPアドレスをオンライン、その他のクラスタリソースはすべてオフラインにしてくだ さい。
そのあと、クラスタリソースに登録されている"PXE Services"リソースのレジストリのレプリケーション設定から、以下のレジストリキー を削除してください。
- x64の場合
SOFTWARE\Wow6432Node\Fujitsu\SystemcastWizard\DHCP
- x86の場合
SOFTWARE\Fujitsu\SystemcastWizard\DHCP 以下の手順で、削除を行います。
a. [フェールオーバー クラスタ管理]画面の画面中央に表示される"RC-manager の概要"の"その他のリソース"の "PXE
Services"リソースを右クリックし、表示されたメニューで[プロパティ(R)]を選択します。
[PXE Servicesのプロパティ]画面が表示されます。
b. [レジストリのレプリケーション]タブで、上記のレジストリキーを選択し<削除(R)>ボタンをクリックします。
[ルートレジストリキー]一覧から削除されます。
c. レジストリキーの削除が終わったら、<適用(A)>ボタンをクリックします。
d. 設定が適用されたら<OK>ボタンをクリックし、ダイアログを閉じます。
2. プライマリノードで、マネージャのIPアドレスの設定を変更します。
プライマリノードで、変更後のIPアドレスを指定してrcxadm mgrctl modifyコマンドを実行してください。
>"インストールフォルダ\Manager\bin\rcxadm" mgrctl modify -ip IPアドレス <RETURN>
3. レジストリのレプリケーション設定を行います。
手順1.で削除した上記のレジストリキーを、"PXE Services"リソースのレジストリのレプリケーション設定に再設定します。
以下の手順で設定を行います。
a. [フェールオーバークラスタ管理]画面の画面中央に表示される"RC-manager の概要"の"その他のリソース"の "PXE Services"リソースを右クリックし、表示されたメニューで[プロパティ(R)]を選択します。
[PXE Servicesのプロパティ]画面が表示されます。
b. [レジストリのレプリケーション]タブの<追加(D)>ボタンをクリックします。
[レジストリ キー]画面が表示されます。
c. "ルートレジストリキー(R)"に上記のレジストリキーを設定し、<OK>ボタンをクリックします。
d. レジストリキーの設定が終わったら、<適用(A)>ボタンをクリックします。
e. 設定が適用されたら<OK>ボタンをクリックし、ダイアログを閉じます。
4. マネージャの共有ディスクとIPアドレスをセカンダリノードに割り当てます。
フェールオーバークラスタ管理ツリーの[サービスとアプリケーション]-[RC-manager]を右クリックし、表示されたメニューで[この サービスまたはアプリケーションを別のノードに移動(O)]-[1 - ノード ノード名 に移動]を選択します。
ノード名には、セカンダリノードの名前が表示されます。
5. セカンダリノードで、マネージャのIPアドレスの設定を変更します。
セカンダリノードで、変更後のIPアドレスを指定してrcxadm mgrctl modifyコマンドを実行します。
手順2.で指定したIPアドレスと同じIPアドレスを指定します。
6. マネージャの共有ディスクとIPアドレスをプライマリノードに割り当てます。
フェールオーバー クラスタ管理ツリーの[サービスとアプリケーション]-[RC-manager]を右クリックし、表示されたメニューで[この サービスまたはアプリケーションを別のノードに移動(O)]-[1 - ノード ノード名 に移動]を選択します。
ノード名には、プライマリノードの名前が表示されます。
7. プライマリノードで、マネージャの共有ディスクとIPアドレスをオフラインにします。
【Linux】
1. 管理LANのIPアドレスを変更
プライマリノードで、変更後のIPアドレスを指定して以下を実行してください。
# /opt/FJSVrcvmr/bin/rcxadm mgrctl modify -ip IPアドレス <RETURN>
2. 管理サーバ用の引継ぎ論理IPアドレスを非活性化します。
PRIMECLUSTER GLSのCLIを使用して、引継ぎ論理IPアドレスを非活性化してください。
詳細については、PRIMECLUSTER Global Link Servicesのマニュアルを参照してください。
3. 引継ぎ論理IPアドレスをPRIMECLUSTERのリソースとして登録します。
PRIMECLUSTER GLSのCLIを使用して、仮想インタフェースをPRIMECLUSTERのリソースとして登録してください。
詳細については、PRIMECLUSTER Global Link Servicesのマニュアルを参照してください。
4. 共用ディスクをアンマウントします。
共用ディスクをプライマリノードからアンマウントしてください。
5. セカンダリノードの管理サーバにログインします。
OSの管理者権限でセカンダリノードの管理サーバにログインしてください。
6. 引継ぎ論理IPアドレスを変更します。
PRIMECLUSTER GLSのCLIを使用して、仮想インタフェース情報をPRIMECLUSTER用のリソースから削除したあと、リソース を登録し、PRIMECLUSTER GLSの構成情報を変更してください。
詳細については、PRIMECLUSTER Global Link Servicesのマニュアルを参照してください。
7. コンフィグレーションを変更します。
クラスタシステムのRMS Wizardを使用して、クラスタを構成するどれかのノードに対してクラスタサービス(クラスタアプリケーショ ン)内のGLSリソースを変更してください。
設定の変更が完了したあと、変更を保存して以下の操作を行ってください。
- Configuration-Generate
- Configuration-Activate
8. マネージャのクラスタサービスを起動します。
クラスタシステムの運用管理ビュー(Cluster Admin)を使用してマネージャのクラスタサービスを起動してください。
・ イメージファイルの採取・配付とサーバ起動制御
- Deployment Service
- TFTP Service
- PXE Services
- DHCP Server
【Linux】
・ マネージャ本体
- rcxmanager
- rcxtaskmgr
- rcxmongrel1
- rcxmongrel2
- rcxhttpd
- rcxdb
・ イメージファイルの採取・配付とサーバ起動制御
- scwdepsvd
- scwpxesvd
- scwtftpd
使用するポート番号が、他のアプリケーションまたはサービスと競合する可能性がある場合、ポート番号を変更してください。
また、Windowsでephemeralポート番号の最大値(デフォルトは5000)を変更している場合、ephemeralポートと使用するポートが競合す る可能性があります。この場合も、ポート番号を変更し、ephemeralポートの上限値よりも大きい値にしてください。
ここでは、マネージャ本体と、イメージファイルの採取・配付とサーバ起動制御で利用するポート番号の変更方法について説明しま す。
ServerView Operations Managerのポート番号の変更方法については、ServerView Operations Managerのマニュアルを参照してくださ
い。SNMPとサーバ起動制御については、標準プロトコルであり、ハードウェア側で固定されているため、変更できません。
本製品が使用するポートについては、「付録C ポート一覧」を参照してください。
OSのファイアウォール設定が有効になっているシステムや、ネットワーク上にファイアウォールを設置している環境では、変更したポー トでの通信が問題なく行われるように、ファイアウォールの設定を変更してください。
マネージャ本体
以下の手順で、マネージャ本体で利用する管理サーバのポート番号を変更します。
1. マネージャを停止します。
「5.1 マネージャ」を参照し、マネージャを停止してください。
2. ポート番号を変更します。
変更するポート名と変更後のポート番号を指定してrcxadm mgrctl modifyコマンドを実行してください。
【Windows】
>"インストールフォルダ\Manager\bin\rcxadm" mgrctl modify -port name=number <RETURN>
【Linux】
# /opt/FJSVrcvmr/bin/rcxadm mgrctl modify -port name=number <RETURN>
マネージャをクラスタで運用している場合、マネージャの共有ディスクとIPアドレス以外のクラスタリソースはすべてオフラインに し、クラスタリソースをプライマリノードとセカンダリノードに切り替えてから、クラスタリソースを保持するそれぞれのノード上でrcxadm mgrctl modifyコマンドを実行してください。
3. マネージャを再起動します。
「5.1 マネージャ」を参照し、マネージャを起動してください。
注意
・ "rcxweb"のポート番号を変更した場合は、以下のポート番号も同じ値に変更してください。
- 管理クライアント
Webブラウザに指定するURLのポート番号を"rcxweb"のポート番号に変更します。
URLをWebブラウザの"お気に入り"などに保存している場合は、それらのURLについてもポート番号を変更します。
- HBA address rename設定サービス
HBA address rename設定サービスを起動している場合は、「6.3.3.2 管理サーバと通信するためのポート番号の変更」を参照 し、管理サーバと通信するためのポート番号を"rcxweb"のポート番号に変更してください。
【Windows】
- マネージャのRCコンソール起動用ショートカット 1. 管理サーバ上で以下のフォルダを開きます。
インストールフォルダ\Manager
2. "RC Console"アイコンを右クリックし、表示されたメニューで[プロパティ(R)]を選択します。
3. [Web ドキュメント]タブの"URL(U)"の欄に表示される以下のURLのポート番号を変更してください。
URL: https://localhost:23461/
4. <OK>ボタンをクリックしてください。
・ "nfagent"のポート番号を変更した場合は、管理対象サーバでもポート番号を変更してください。
「6.3.2.6 ポート番号の変更」を参照し、同じポート番号に変更してください。
変更前にバックアップされたシステムイメージ、および採取されたクローニングマスタは使用できません。削除してください。
必要に応じて、再度、システムイメージのバックアップ、またはクローニングマスタの採取を行ってください。
イメージファイルの採取・配付とサーバ起動制御
以下の手順で、イメージファイルの採取・配付とサーバ起動制御で使用するポート番号を変更します。
【Windows】
1. ポート番号を変更します。
a. レジストリエディタを使用してレジストリを開き、以下のサブキーを検索します。
- 32ビットバージョンのWindowsの場合
キー名: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Fujitsu\SystemcastWizard\CLONE
- 64ビットバージョンのWindowsの場合
キー名: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Fujitsu\SystemcastWizard\CLONE b. サブキーに含まれるレジストリ エントリから、PortBaseを選択します。
c. メニューから、[編集(E)]-[修正(M)]を選択します。
"DWORD 値の編集"ダイアログが表示されます。