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ネットワークの構成

ドキュメント内 導入ガイド (ページ 52-61)

第3章 セットアップの事前準備

3.2 ネットワーク環境の決定

3.2.1 ネットワークの構成

システムに必要なネットワークの構成を決定します。

使用するサーバのNICを決定します。

・ 管理LANに割り当てるNIC

・ iSCSI用LANに割り当てるNIC(iSCSIを利用する場合だけ)

・ 業務LANに割り当てるNIC

運用環境に応じて、以下の設定を決定します。

・ NICの冗長設定

・ LANスイッチブレードのネットワーク設定(PRIMERGY BXシリーズの場合)

以下の説明と「管理サーバ・管理対象サーバ・管理クライアント・VLANのネットワーク構成の例(PRIMERGY BX600の場合)」を参照 し、ネットワークの構成を設計してください。

・ 管理LAN

管理LANとは、マネージャが管理対象サーバのエージェントや各管理対象装置と通信するために使用するLANです。

管理サーバと管理対象サーバが使用するNICの数は、以下のとおりです。

非冗長構成の場合: 1つ 冗長構成の場合: 2つ

なお、HBA address rename使用時は、冗長構成、非冗長構成にかかわらず、2つのNICが必要です。

詳細については、「HBA address rename使用時に必要なネットワーク構成」を参照してください。

管理対象サーバがPRIMERGYシリーズの場合

- 非冗長構成の場合 NIC1(Index1)

- 冗長構成またはHBA address renameを使用する場合 NIC1(Index1)とNIC2(Index2)

管理対象サーバがPRIMERGYパーティションモデルの場合

- 非冗長構成の場合

パーティションに割り当てられているGSPBで番号が1番小さいNIC

- 冗長構成またはHBA address renameを使用する場合

パーティションに割り当てられているGSPBで番号が1番小さいNICと2番目に小さいNIC

管理クライアントは、管理サーバに設定されている管理LAN側のIPアドレスと、管理LANに設置されるサーバ管理装置のIPアドレ スに通信できるように、ルーティング設定を行ってください。

管理クライアントが管理LAN内に設置されている場合、ルーティング設定は必要ありません。

注意

- ブレードサーバについて、マネジメントブレードをLANスイッチブレードに接続した場合、LANスイッチブレード故障時にマネ ジメントブレードにアクセスできなくなるため、マネジメントブレードはLANスイッチブレードに接続せずにシャーシの外の管理LAN 用LANスイッチに直接接続することをお勧めします。

- 管理LAN上にDHCPサーバとPXEサーバを配置しないでください。

- 管理LANに使用するNICには複数のIPアドレスを設定しないでください。

- クローニングで、複数台のサーバに同じクローニングマスタを配付する場合、管理LANのスイッチにIGMP Snooping機能の設 定が必要になることがあります。IGMP Snooping機能を設定しなかった際は、同一ネットワーク内に速度の異なるポートがある 場合、または同時にイメージ操作を実行している場合に、転送性能が低下することがあります。

- LANスイッチブレードがPRIMERGY BX900シリーズであり、かつIBPモードで動作している場合は、ServiceLANとServiceVLAN のグループ定義内では管理LANを使用しないでください。

・ iSCSI用LAN

iSCSI用LANとは、管理対象サーバとストレージ装置が通信するためのLANです。

管理対象サーバが使用するNICの数は、以下のとおりです。

非冗長構成の場合: 1つ 冗長構成の場合: 2つ

NIC3以降(Index3以降)のNICを使用して、業務LANおよび管理LANとは別のLANにする必要があります。

注意

iSCSI用LANには、以下の留意点があります。

- タグVLANは使用できません。

- チーミングは使用できません。

- クラスタ構成では使用できません。

- 接続するスイッチのSTPはOFFにする必要があります。

- iSCSI用LANで使用するIPアドレスにDHCPは利用できません。固定IPアドレスを設定してください。

その他の留意点については、使用するハードウェアのマニュアルを参照してください。

・ 業務LAN

業務LANとは、管理対象サーバがサービスを提供するためにイントラネットやインターネットなど内外のネットワークと接続するための

LANです。

管理対象サーバには、NIC3以降(Index3以降)のNICを使用してください。

冗長構成やタグVLANにより、NICを複数の業務VLANで共有することもできます。

参考

管理対象サーバがブレードサーバの場合、同じシャーシ内で搭載されているLANスイッチブレードのモデルによっては、NIC3~NIC6 は使用できません。

このとき、管理対象サーバの業務LANは、拡張NICとLANスイッチブレードを追加しNIC7とNIC8を使用するか、管理LANのNIC1 とNIC2を共有して使用します。

管理LANのNICを共有する場合、管理対象サーバの業務LANは、すべてタグVLANを設定します。

・ LANスイッチブレードのネットワーク設定(PRIMERGY BXシリーズの場合)

ブレードシステムの環境では、複数サブネットのLAN集約を実現するために、LANスイッチブレードのVLANを使用します。

LANスイッチブレードがPRIMERGY BX900シリーズであり、かつIBPモードで動作している場合は、上記VLANの設定の代わりに IBPのポートグループ設定を行う事で同様のサービスを利用できます。

LANスイッチブレードの各ポートにはVLAN IDが設定できます。

同じVLAN IDが設定されたポート間だけが通信できるようになります。

これにより、1つのスイッチで複数のサブネットを混在できます。

LANスイッチブレードの内部ポート(サーバブレード側)と外部ポートに設定するVLANを決定します。

- 内部ポート

管理LANにつながるNIC(「管理LAN」を参照)には、必ずポートVLANを設定してください。

業務LANにつながるNIC(「業務LAN」を参照)には、サブネットごとのVLAN ID(ポート/タグVLAN)をVLAN ID1(デフォルト

VLAN)以外で割り当ててください。

タグVLANを設定する場合、管理対象サーバのネットワークインタフェースにもタグVLANを設定します。本製品では、管理対 象サーバのネットワークインタフェースに対してタグVLANは設定されません。手動で設定してください。

- 外部ポート

LANスイッチブレードが外部のLANスイッチと接続するスイッチポートを決定し、管理LANと業務LANのVLAN IDを決定しま す。

タグVLANを設定する場合、接続先である外部のLANスイッチのポートに同じVLAN IDを設定します。

注意

- 管理LANのVLAN IDを変更する場合は、以下の手順で行ってください。

1. 管理サーバとLANスイッチブレード間の通信を可能にします。

以下の2つの変更を、手動で同時に行ってください。

- 管理LANと接続する外部ポートのVLAN IDを変更します。

- LANスイッチブレードの管理IPアドレスのVLAN IDを変更します。

2. 管理対象サーバの管理LANのVLAN IDを変更します。

- LANスイッチブレードのVLAN設定は、クローニングマスタの採取・配付を行っても、配付先に自動設定されません。クローニ

ングマスタを配付する前に、配付先サーバのVLAN設定を行ってください。

- 以下の設定がされている外部ポートに対して、本製品のGUIでVLANは設定できません。

- リンクステートグループ - ポートバックアップ機能

- 非活性化(機種依存)

物理サーバ上のNICに接続するLANスイッチのポートのVLAN IDとVLANの種類を決定してください。

- 物理サーバ名

- NICのindex番号

- VLAN ID

- VLANの種類(ポート/タグVLAN)

注意

サーバ上のOSは物理上のNICとインタフェース名(Windowsはローカル エリア接続X、LinuxはethX)を対応付けます。

NICが複数搭載されている場合、OSの種類、またはLANドライバのインストールの順番に応じて、インタフェース名のindex番号 (X)が物理上のNICのindex番号(実装順番)と異なることがあります。

OSコマンドやツールなどで確認してください。

詳細については、使用するハードウェアマニュアルを参照してください。

なお、本製品では物理上のNICのindex番号(実装順番)を使用します。

【Windows/Hyper-V】

本製品で、システムイメージのバックアップ・リストア、またはクローニングを行う場合は、管理対象サーバのNetBIOS over TCP/IPを 有効にしてください。

なお、NetBIOS over TCP/IPを有効にしたあと、管理対象サーバの再起動が必要です。

管理サーバ・管理対象サーバ・管理クライアント・VLANのネットワーク構成の例(PRIMERGY BX600の場合)

図3.1 ポートVLANの場合

図3.2 タグVLANの場合

参考

「管理サーバ・管理対象サーバ・管理クライアント・VLANのネットワーク構成の例(PRIMERGY BX600の場合)」のように専用の管理 LANを設置することをお勧めします。

以下の機能を利用する場合は、本製品に同梱されるDHCPサーバを使用して管理対象サーバに管理IPアドレスを割り当てるた め、専用の管理LANが必要です。

- バックアップ・リストア

- クローニングマスタの採取・配付

- HBA address rename

LANスイッチブレードを使用する構成では、専用の管理LANを設置する場合、管理LANと業務LANでLANスイッチブレードを共 有して使用するため、VLANの設定が必要です。

HBA address rename使用時に必要なネットワーク構成

HBA address renameを使用した管理対象サーバを起動するときは、本製品のマネージャとの通信が必要です。本製品のマネージャが 停止した場合でも、管理対象サーバが起動できるように、以下のどちらかの構成にしてください。

・ 本製品のマネージャをクラスタ構成とし、管理LANをPRIMECLUSTER GLSの伝送路二重化機能を利用して冗長化した構成 詳細については、「ServerView Resource Coordinator VE インストールガイド」の「付録B マネージャのクラスタ運用設定・削除」を 参照してください。

・ HBA address rename設定サービスを配置する構成

ここでは、HBA address rename設定サービスを配置する場合のネットワーク構成の設計について説明します。

HBA address rename設定サービスについては、「6.2.2.1 HBA address rename設定サービスの設定」を参照してください。

・ 本サービスは管理サーバと同一管理LANに1つだけ動作します。2つ以上起動しないでください。

・ 本サービスはNIC2(Index2)を利用します。

管理対象サーバのNIC2を管理LANに接続してください。

・ 本サービスは管理サーバから定期的に管理対象サーバ情報を確保し、この情報を元に動作します。したがって、常時電源をON にできるサーバに配置します。

・ 本サービスと管理サーバ間のLANスイッチ間結線は二重化してください。

注意

HBA address rename設定サービスはSystemcastWizardや他のDHCPサービス、PXEサービスと同じサーバ上で同時起動できません。

本サービスの構成例は以下のとおりです。

図3.3 HBA address rename設定サービスを起動させる構成例(PRIMERGY BX600の場合)

・ 管理LANのLANスイッチ間は、リンクアグリゲーションで冗長化します。

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