• 検索結果がありません。

VIOM連携の登録

ドキュメント内 導入ガイド (ページ 58-84)

第6章 セットアップ

6.1 登録

6.1.1 VIOM連携の登録

本サービスの構成例は以下のとおりです。

図3.4 VIOM連携の構成例(PRIMERGY BX600でSANを使用する場合)

図3.5 VIOM連携の構成例(PRIMERGY BX600でiSCSIを使用する場合)

IBPを使用する場合、管理LANはIBPの第1外部ポートに接続します。

また、IBPの第1ポートと接続する管理LANスイッチのポートはSpanning Tree Protocol(STP)を無効にしてください。

本製品で実現する機能

本製品はPRIMERGY BXシリーズのLANスイッチブレードのVLANおよびポートグループに対して以下の機能を提供します。

・ GUIによるVLAN設定

LANスイッチブレードのポートのVLAN IDをRCコンソールから設定できます。

・ サーバ切替え時に連動したLANスイッチブレードのVLAN ID切替え

サーバ切替えで、関連するLANスイッチブレードのVLAN IDの設定を業務継続できるように変更します。

「図3.6 自動リカバリ、サーバの切替え・切戻しにおけるVLAN制御の仕組み」に示すように、切替え先サーバに接続するLANス

ネットワーク構成の例は以下のとおりです。

図3.7 複数の管理LANサブネットがある場合の構成例

3.2.2 IPアドレスの設定値(管理LAN)

ここでは、管理LANで設定する各装置のIPアドレスについて説明します。

・ 管理サーバの管理用IPアドレス

管理対象サーバと通信するNIC(IPアドレス)を決定します。

このIPアドレスはマネージャのインストール時に設定します。

なお、クライアントからは管理サーバのOS上に定義されている管理用IPアドレス以外のIPアドレスを経由して、マネージャにアクセ スできます。

・ 管理対象サーバの管理用IPアドレス 管理サーバと通信するIPアドレスです。

管理対象サーバを登録する際に指定します。

管理対象サーバの登録については、「6.1.3 管理対象サーバの登録」を参照してください。

予備サーバとして登録する場合でも、他の管理対象サーバと重複しない個別のIPアドレスを割り当ててください。

管理サーバと別サブネットに配置する場合、管理サーバと通信できるようにルーティング、ゲートウェイなどの設定を行ってくださ い。

・ その他ハードウェアの管理用IPアドレス

管理サーバと別サブネットに配置する場合、管理サーバと通信できるようにルーティング、ゲートウェイなどの設定を行ってくださ い。

- LANスイッチブレード

- サーバ管理装置

- 電力監視デバイスなど

本製品に以下の製品と装置を登録する場合は、管理用IPアドレスを決定する必要があります。このIPアドレスは、管理LANと異なるサ ブネットのIPアドレスを使用できます。

・ VM管理製品

VM管理製品がインストールされたサーバのIPアドレスです。

・ LANスイッチブレード以外のLANスイッチ

管理対象サーバ(PRIMERGY BXシリーズ)と隣接するLANスイッチとの接続関係(トポロジ)をネットワークマップで表示する場合、

管理サーバが隣接LANスイッチと通信するための管理用IPアドレスです。

3.2.3 IPアドレスの設定値(iSCSI用LAN)

ここでは、iSCSI用LANで設定する各装置のIPアドレスについて説明します。

ここで設定するIPアドレスは同一サブネットのIPアドレスを使用してください。

・ iSCSIイニシエータのIPアドレス

管理対象サーバ上のiSCSIで使用するNIC(IPアドレス)を決定します。

・ iSCSIターゲットのIPアドレス

iSCSIイニシエータが通信するストレージのIPアドレスです。

注意

・ iSCSIで使用するIPアドレスはDHCPを使用せず、静的IPアドレスを使用してください。

・ マルチパス接続を構成する場合、各ポートのネットワークを分離してください。

3.2.4 管理対象サーバの業務LANの設定値

クローニングマスタの配付時に、サーバNICに対してネットワークパラメタを自動設定できます。

「8.6 クローニングマスタに定義できるネットワークパラメタ自動設定機能」を参照し、設定値を決定します。

3.2.5 LANスイッチ管理用の設定値

管理するLANスイッチに対して、以下の設定項目を決定します。

・ Telnet用ログイン名

半角英数字(大文字/小文字)、アンダースコア("_")およびハイフン("-")で構成された64文字以内の文字列です。

・ Telnet用パスワード

ダブルクォーテーション( " )を除く、半角英数字(大文字/小文字)と記号がASCII文字(0x20、0x21および0x23~0x7e)で構成された 80文字以内の文字列です。

・ 特権管理者パスワード

ダブルクォーテーション( " )を除く、半角英数字(大文字/小文字)と記号がASCII文字(0x20、0x21および0x23~0x7e)で構成された 80文字以内の文字列です。

・ SNMPコミュニティ名

半角英数字(大文字/小文字)、アンダースコア("_")およびハイフン("-")で構成された32文字以内の文字列です。

・ SNMPトラップ送信先

管理サーバのIPアドレスを設定します。

注意

使用するLANスイッチによっては、SNMPトラップの送信先を設定することで、LANスイッチに対するSNMPアクセスが制限される 場合があります。

マネージャをクラスタで運用して、このようなLANスイッチを管理対象にする場合、SNMPトラップの送信先としてプライマリノードと セカンダリノードの物理IPアドレスをそれぞれ設定してください。

また、LANスイッチに送信元IPアドレスによってアクセス制限を行う場合、SNMPトラップの送信先と同様にプライマリノードとセカン ダリノードの物理IPアドレスをそれぞれ設定してください。

詳細については、使用するLANスイッチのマニュアルを参照してください。

参考

設定可能な文字の種類と文字数は、LANスイッチによって違います。

詳細については、使用するLANスイッチのマニュアルを参照してください。

管理対象サーバ(PRIMERGY BXシリーズ)と隣接するLANスイッチとの接続関係(トポロジ)をネットワークマップで表示する場合、接続 関係を自動検出するため、LANスイッチブレードとLANスイッチに以下の設定が必要です。

・ LLDP(Link layer Discovery Protocol)

・ CDP(Cisco Discovery Protocol)

注意

・ 隣接するLANスイッチ間は、同じプロトコルの設定が必要です。

詳細については、使用するLANスイッチのマニュアルを参照してください。

なお、LLDP・CDPに対応していないLANスイッチブレードに接続するLANスイッチは、対応しているプロトコルを設定してくださ い。

・ IBPモードに設定されているLANスイッチブレードとそれに接続するLANスイッチの接続関係を自動検出できません。

・ 以下のLANスイッチブレードの接続関係を自動検出するために、その装置に対して以下の設定値を一致させてください。

LANスイッチブレード

- PY CB Eth Switch/IBP 1Gb 36/12またはPY CB Eth Switch/IBP 1Gb 36/8+2 設定値

- hostnameコマンドによるホスト名

- snmp-server sysnameコマンドによるシステム名

swb1で一致させる場合

# hostname swb1

# snmp-server sysname swb1

・ 以下のLANスイッチブレードの接続関係を自動検出するために、その装置に対して以下の設定を行ってください。

LANスイッチブレード

- PY CB Eth Switch/IBP 10Gb 18/8 設定

- snmp agent addressコマンドでエージェントアドレスにLANスイッチブレードの管理IPアドレスを設定する。

ここでは、本製品の導入に必要になる、ストレージ環境の構成と設定値の決定について説明します。

3.3.1 ストレージの構成

システムに必要なストレージの構成を決定します。

本製品がサポートするストレージ構成は以下のとおりです。

表3.1 サポートするストレージ構成

構成 システムディスク データディスク

1 SANストレージ SANストレージ

2 ローカルディスク (*1) ローカルディスク (*1)、NAS 3 ローカルディスク (*1) SANストレージ

4 iSCSIストレージ iSCSIストレージ (*2)

*1: ローカルディスクには、サーバの内蔵ディスクとストレージブレードを含みます。

*2: データディスクを使用する場合は、ハードウェア・イニシエータを使用してください。ソフトウェア・イニシエータを使用してクローニン グマスタの採取・配付を行った場合、データを破壊する可能性があるため、ソフトウェア・イニシエータは使用しないでください。

参考

・ 構成1、構成3および構成4の場合、I/O仮想をサポートします。

・ サーバ切替えは、1台のサーバにSAN/iSCSIストレージが1台だけ接続されている構成で行えます。

1台のサーバに複数ストレージが接続されている構成ではできません。

・ SANストレージをクラスタの共有ディスクとして利用できます。

なお、クラスタ定義されているサーバに対するサーバ切替えはできません。

・ SAN/iSCSIストレージへのパスはシングル・マルチの両方をサポートします。

本製品で実現する機能

本製品では、I/O仮想を利用し、サーバに搭載されているHBAのWWN、NICのMACアドレス、ブート設定およびネットワーク設定を引 き継ぐことで、サーバに接続されるストレージ装置の設定を変更しなくても、サーバ切替えやサーバ交換ができます。

WWNには、WWNN、WWPNの2種類の値があり、それぞれノードの値、ポートの値として使用されます。

以下にサーバ切替えの例を示します。

図3.8 I/O仮想を利用したサーバ切替え例(WWNを切り替える場合)

3.3.2 HBA・ストレージ装置の設定値

サーバ側では物理サーバとHBAのWWN、ストレージ側ではHBAのWWNとストレージのボリュームとの関係を定義し、システムを設計 します。

以下にHBAの2ポートを使いマルチパスでストレージに接続するときの例を示します。

詳細については、各ストレージ製品のマニュアルを参照してください。

注意

管理対象サーバにHBAのポートが合計3ポート以上搭載されている構成は、サポートしていません。

図3.9 WWNのシステム設計

使用するWWNの決定

HBA address renameまたはVIOM利用時には、使用するWWNを決定します。

HBA address renameまたはVIOMで使用するWWNを決定し、サーバ側にはOS(業務)と物理サーバを関連付け、ストレージ側にはボ

リュームを関連付けます。

HBA address renameまたはVIOMを利用することで、サーバに搭載されたHBAのWWNを意識しなくても、仮想化されたWWNを利用 してサーバとストレージの設計が行えます。物理サーバが存在しないなどの、サーバに搭載されたHBAのWWNが把握できない場合 でも、サーバとストレージを設計できます。

HBA address renameを利用する場合、WWNは"I/O仮想化オプション"で提供された値を使用します。

VIOMを利用する場合は、WWNは以下のどれかの値を使用します。

・ "I/O仮想化オプション"で提供された値

・ VIOMインストール時に選択するアドレス範囲から自動的に選択される値

WWNの衝突によるデータ破壊を防ぐため、"I/O仮想化オプション"で提供された値を使用することをお勧めします。

参考

"I/O仮想化オプション"は、全世界で一意のWWNを提供します。これにより予期しないWWNの衝突を防ぐことができます。

ドキュメント内 導入ガイド (ページ 58-84)