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Compliance Accelerator と Discovery Accelerator による アーカイブ移動への影響

ドキュメント内 Veritas Enterprise Vault™: 管理者ガイド (ページ 96-124)

使用環境で Compliance Accelerator または Discovery Accelerator を使うと、アーカ イブの移動操作に特定の制限が起きる可能性があります。 アプリケーションは両方とも次 の状況でアーカイブに対象を登録できます。

アーカイブのアイテムが Compliance Accelerator または Discovery Accelerator 検 索の結果に表示される。

アーカイブのアイテムが Compliance Accelerator または Discovery Accelerator レ ビューセットに含まれる。

Compliance Accelerator または Discovery Accelerator がアーカイブに影響している 場合は、アーカイブを移動できますが、移動操作の終了時にアーカイブを削除できませ ん。

Discovery Accelerator では、ケースをリーガルホールド状態にして、ケースに含まれて いるアーカイブ済みアイテムの削除を防止することもできます。 アーカイブ移動では、リー ガルホールド状態にした Discovery Accelerator ケース内のアイテムが含まれているアー カイブの移動および削除を防止します。

アーカイブ移動とインデックスレベル

既存のアーカイブ先にアーカイブを移動すると、アーカイブ先は移動前のインデックスレ ベルを保持します。

ただし、新しいアーカイブ先にアーカイブを移動するとき、アーカイブ移動が設定するイ ンデックスレベルは、移動後にアーカイブがメールボックスに関連付けられるかどうかに よって異なります。

第 3 章 日常的な管理 96 アーカイブ移動について

移動後に新しいアーカイブ先がメールボックスに関連付けられる場合、アーカイブはメー ルボックスのインデックスレベルを継承します。移動後にメールボックスの関連付けがな ければ、アーカイブ移動は移動先のサイトのデフォルトのインデックスレベルをアーカイ ブに設定します。

アーカイブの移動とユーザーが削除したアイテム

Enterprise Vault を使うと、アーカイブから削除するアイテムを回復できるように一定期間

維持できます。 [サイトプロパティ: アーカイブの設定]ページの[ユーザーが削除したア イテムの回復を有効にする]オプションを使ってこの機能を有効にできます。 Enterprise Vault は、設定した日数の間ユーザーが削除したアイテムを維持します。

メモ: 移動操作時に、アーカイブの移動では削除したアイテムを移動元アーカイブから移 動先アーカイブにコピーしません。 そのため、削除したアイテムは移動先アーカイブから 回復できません。

アーカイブ移動と保持計画

アーカイブ移動操作のソースアーカイブに保持計画を割り当てている場合は、追加の手 順を実行して保持計画がアーカイブ先に確実に転送されるようにする必要があります。そ うしなければ、Enterprise Vault で新規アーカイブに追加するアイテムに間違った保持と 分類の設定が適用される危険性があります。 手順は、アーカイブ先がプロビジョニンググ ループに属しているかどうかによって異なります。

アーカイブ先がプロビジョニンググループに属している場合は、Enterprise Vault は 次回のプロビジョニングの実行時に保持計画をアーカイブ先に割り当てます。 それ まで待機することを望まない場合は、管理コンソールの[今すぐ実行]機能を使ってプ ロビジョニングを即座に実行します。

ジャーナルアーカイブや、プロビジョニンググループに属さないその他のアーカイブ タイプの場合は、管理コンソールでアーカイブのプロパティを編集することで保持計 画を割り当てることができます。PowerShell cmdlet の Set-EVArchive を使って保持 計画を割り当てることもできます。

p.92 の 「Set-EVArchive」 を参照してください。

アーカイブ先への保持計画の割り当てが完了したら、アーカイブのインデックスを再構築 します。 この操作により、Enterprise Vault では新しくアーカイブされたアイテムすべてに 正しい保持と分類の設定が確実に適用されます。 この操作では Enterprise Vault によっ て分類ポリシーの破棄ルールに一致する特定のアイテムが破棄される場合があります。

p.151 の 「再構築ウィザードについて」 を参照してください。

第 3 章 日常的な管理 97 アーカイブ移動について

サイト内でのメールボックスアーカイブの移動について

アーカイブ移動を使うと、Enterprise Vault サイト内でアーカイブを移動できます。たとえ ば、これは既存のアーカイブを新しいストレージデバイスに移動する場合に便利です。ま た、アーカイブを新しいサーバーに移動して、Enterprise Vault バージョン 8.0 で導入さ れた、最適化された単一インスタンスストレージモデルなどの機能を利用することもできま す。

Enterprise Vault サイト内では、アーカイブ移動で次の移動がサポートされています。

アクティブなアーカイブの新しいアーカイブへの移動

非アクティブなアーカイブのアクティブなアーカイブへの移動

アクティブなアーカイブの非アクティブなアーカイブへの移動

アクティブなアーカイブの新しいアーカイブへの移動

このセクションでは、元のボルトストア内にあるアーカイブが有効になっているユーザーの デフォルトアーカイブを、宛先ボルトストア内の新しいアーカイブに移動する場合につい て説明します。この場合、移動先の新しいアーカイブが自動的に後続のアーカイブのデ フォルトアーカイブになります。

このアーカイブ移動操作の大まかな手順は次のとおりです。

アーカイブ移動は、Enterprise Vault で内容がこれ以上アーカイブされないように元 のアーカイブを閉じます。ただし、元のアーカイブには読み取り専用モードで引き続 きアクセスできます。

アーカイブ移動は元のアーカイブの名前を変更します。これによって、アーカイブの 作成日と移動操作の日付がアーカイブの名前に追加されます。

アーカイブ移動は元のアーカイブから移動先にデータをコピーします。

Enterprise Vault はユーザーの Domino または Exchange メールボックスと新しい

アーカイブのアクセス権限を同期します。

これ以降、Enterprise Vault では、新しい内容がアーカイブ先にアーカイブされます。

宛先サーバー上のメールボックスアーカイブタスクでは、ユーザーのメールボックス内 のすべてのショートカットが移動先サイトの新しいアーカイブの内容を指します。

アーカイブ移動は、環境内でメールボックスショートカットを使っていない場合でもこ の手順を完了します。

アーカイブ移動は宛先ボルトストアがバックアップされるまで待機します。

アーカイブ移動はアーカイブ先にすべてのデータが存在することを検証します。

移動操作はこの時点で完了し、元のアーカイブを削除できるようになります。

第 3 章 日常的な管理 98 アーカイブ移動について

非アクティブなアーカイブのアクティブなアーカイブへの移動

このセクションでは、元のボルトストア内にあるアーカイブが有効になっているユーザーの 非デフォルトアーカイブを、宛先ボルトストア内の既存のデフォルトアーカイブに移動する 場合について説明します。

この移動操作の大まかな手順は次のとおりです。

アーカイブ移動は元のアーカイブを閉じます。ただし、元のアーカイブには読み取り 専用モードで引き続きアクセスできます。

アーカイブ移動は元のアーカイブの名前を変更します。これによって、アーカイブの 作成日と移動操作の日付がアーカイブの名前に追加されます。

アーカイブ移動は元のアーカイブから移動先にデータをコピーします。

必要であれば、宛先サーバーのメールボックスアーカイブタスクは実行され、ショート カットを処理します。

アーカイブ移動は、環境内でメールボックスショートカットを使っていない場合でもこ の手順を完了します。

アーカイブ移動は宛先ボルトストアがバックアップされるまで待機します。

アーカイブ移動はアーカイブ先にすべてのデータが存在することを検証します。

移動操作はこの時点で完了し、元のアーカイブを削除できるようになります。

アクティブなアーカイブの非アクティブなアーカイブへの移動

このセクションでは、元のボルトストア内にあるアーカイブが有効になっているユーザーの デフォルトアーカイブを、宛先ボルトストア内の非アクティブなアーカイブに移動する場合 について説明します。

このアーカイブ移動操作の大まかな手順は次のとおりです。

アーカイブ移動は、Enterprise Vault で内容がこれ以上アーカイブされないように元 のアーカイブを閉じます。ただし、元のアーカイブには読み取り専用モードで引き続 きアクセスできます。

アーカイブ移動は元のアーカイブの名前を変更します。これによって、アーカイブの 作成日と移動操作の日付がアーカイブの名前に追加されます。

アーカイブ移動は元のアーカイブから移動先にデータをコピーします。

アーカイブ移動は宛先ボルトストアがバックアップされるまで待機します。

アーカイブ移動はアーカイブ先にすべてのデータが存在することを検証します。

移動操作はこの時点で完了し、元のアーカイブを削除できるようになります。

第 3 章 日常的な管理 99 アーカイブ移動について

ドキュメント内 Veritas Enterprise Vault™: 管理者ガイド (ページ 96-124)