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1 つ以上のアーカイブのレコード管理設定の表示

ドキュメント内 Veritas Enterprise Vault™: 管理者ガイド (ページ 141-167)

Enterprise Vault には、1 つ以上のアーカイブ内のレコード管理設定に関する情報を取 得できる、Get-EVRecordSettings という PowerShell cmdlet が用意されています。こ の cmdlet を実行すると、各アーカイブ内で次の情報を判別できます。

アーカイブに適用された保持計画

保持計画に関連付けられている保持カテゴリの名前と ID。

保持カテゴリに関連付けられているレコードタイプ: 永続、一時、またはなし この cmdlet には、情報が提供されるアーカイブのリストをフィルタ処理する際に使うこと ができる、さまざまなオプションパラメータが用意されています。たとえば、特定の保持計 画や保持カテゴリを持つアーカイブ、またはデフォルトのレコードタイプ (永続) であるアー カイブに出力を制限することができます。

Get-EVRecordSettings の実行方法のガイドラインについては、『PowerShell Cmdlets』

ガイドを参照してください。

第 4 章 レコード管理のための Enterprise Vault の使用 141 1 つ以上のアーカイブのレコード管理設定の表示

アーカイブからのアイテムのエクスポート

採用しているレコード管理システムによって、長期間他の場所で保持するためにアーカ イブからアイテムをエクスポートしなければならない可能性があります。たとえば、Capstone のレコード管理方式では、永続レコードを米国国立公文書館に定期的に転送するのが 慣習になっています。次の Web ページにこれらの転送方法のガイダンスが示されてい ます。

http://www.archives.gov/records-mgmt/policy/transfer-guidance.html

米国国立公文書館は一時レコードや非レコードには関心がないため、転送する必要は ありません。

Enterprise Vault には、選択したアイテムをアーカイブからエクスポートするときに使うこ とができる PowerShell cmdlet が 2 つ用意されています。表 4-3 にこれらの cmdlet の 説明を示します。

表 4-3 アイテムをエクスポートするための PowerShell cmdlet 説明

cmdlet

指定したアーカイブからアイテムをエクスポートします。エクス ポート対象を、指定した検索条件に一致するアイテムに制限で きます。たとえば、先月に受信、送信、または作成されたアイテ ムのみをエクスポートすることができます。

EML や PST を含む一連の形式のアイテムをエクスポートする ように選択できます。デフォルトでは、各アイテムが元の形式で エクスポートされます。Microsoft Exchange アイテムの場合は MSG、SMTP アイテムの場合は EML、テキストファイルの場合 は TXT のようになります。

Export-EVArchive

第 4 章 レコード管理のための Enterprise Vault の使用 142 アーカイブからのアイテムのエクスポート

cmdlet 説明

Enterprise Vault が永続的なレコードとしてマーク付けしたア イテムのみをエクスポートします。指定した日付範囲内に収ま るか、指定した検索基準に一致するレコードにエクスポート対 象を制限できます。Export-EVArchive と同じように、一連 の形式のアイテムをエクスポートできます。

Export-EVNARAArchive は、カンマ区切り値 (.csv) 形式の ロードファイルも作成します。ユーザーはこのファイルをアイテ ムと一緒に国立公文書記録管理局に送信することができます。

この cmdlet によって正常にエクスポートされた各アイテムに対 して、ロードファイルは次の情報を提供します。

エクスポートされたアイテムのファイル名。PST へのエクス ポートの場合、ロードファイルには PST ファイルの名前が 示されています。

レコード ID。

タイトル。メッセージの場合は件名行です。その他のアイテ ムの場合は、元のファイル名です。

アイテムのインデックス付きコンテンツから取得された説明。

デフォルトでは、Enterprise Vault は各アイテムのコンテン ツ全体にインデックスを付けて、最初の 128 文字を検索結 果に表示するプレビュー文字列として処理します。ロード ファイルに示されるのはこの文字列です。ただし、サイトま たはアーカイブレベルでインデックスを設定してプレビュー の長さを大きくしたり、アイテムのコンテンツにインデックス を付けない簡易インデックスに切り替えたりできます。これ らの設定に行った変更は、ロードファイルに示された説明 に反映されています。

アイテムの作成者。

アイテムを作成した日付。

PST フォルダ構造内のアイテムの場所 (PST へのエクス

ポートの場合のみ)。

Export-EVNARAArchive

これらのコマンドの実行方法については、『PowerShell Cmdlet』ガイドを参照してくださ い。

第 4 章 レコード管理のための Enterprise Vault の使用 143 アーカイブからのアイテムのエクスポート

自動的にイベントをフィルタ 処理

この章では以下の項目について説明しています。

イベントのフィルタについて

イベントのフィルタについて

Enterprise Vault イベントフィルタは Enterprise Vault により作成されるイベントのログエ ントリの数を減らす機能です。

イベントフィルタが有効の場合、Enterprise Vault は最近ログに記録された他のイベント の繰り返しのイベントを抑止します。イベントフィルタはデフォルトで有効です。

デフォルトでは、イベントフィルタは情報イベントを抑止しません。フィルタ処理を、特定の 情報イベントに対して有効にするか、またはすべての情報イベントに対して有効にする か、選択することができます。すべてのイベントに対しフィルタ処理を有効にした場合、

Enterprise Vault はタスクの進捗状況のトレースに役立つイベントは抑止しません。たと えば、イベントフィルタは PST 移行の進捗状況のトレースを可能にする情報イベントを抑 止しません。

イベントフィルタは DTrace には影響しません。抑止されたためにイベントログに表示され ないイベントも含めて、すべてのイベントが DTrace に書き込まれます。トレースを使う必 要がある場合、イベントフィルタを無効にする必要はありません。

イベントフィルタによって生成されるイベント

イベントフィルタが有効の場合、Enterprise Vault は次に示す追加イベントを自動的に生 成します。

イベント 4257(イベントフィルタ設定の変更時や管理サービスの起動時)。このイベン トはイベントフィルタの設定の概略を示します。

5

イベント 4254(重大なエラー)、4255(重大な警告)、4256(情報)。このイベントは 15 分ごとに生成され、直前の 15 分間にフィルタ処理されたイベントの概略を示します。

このイベントの重大度は、抑止されている最も重大度の高いイベントの重大度と同じ です。抑止されているイベントがない場合、イベントはログに記録されません。

イベント 4258(重大な情報)または 4259(重大な情報)。このイベントは、イベントフィ ルタが無効にされたときと、管理サービスがシャットダウンされたときに生成されます。

このイベントは抑止されているイベントの概略を示します。

イベントフィルタの設定

デフォルトではイベントフィルタは有効です。イベントフィルタを無効にするか、設定する 場合、該当する Enterprise Vault サーバーの次の場所でレジストリ値を作成する必要が あります。

HKEY_LOCAL_MACHINE

¥SOFTWARE

¥Wow6432Node

¥KVS

¥Enterprise Vault

¥Event Filter

表 5-1 に、イベントフィルタを制御するために作成できるレジストリ値を示します。

表 5-1 イベントフィルタを制御するレジストリ値

[設定]

説明 名前

タイプ: DWORD

デフォルト: 0

値: 0 または 1 情報イベントを抑止するかどうかを次のよ

うに制御します。

0 に設定した場合、

SuppressibleInfoEventIDs で指定 した情報イベントを除くすべての情報 イベントは抑止されません。

1 に設定した場合、情報イベントは抑 止されます。

AllInfosSuppressible

第 5 章 自動的にイベントをフィルタ処理 145 イベントのフィルタについて

[設定]

説明 名前

タイプ: DWORD

デフォルト: 1

値: 0 または 1 イベントフィルタの有効および無効を制

御します。イベントフィルタが有効の場 合、Enterprise Vault は最近ログに記録 された他のイベントの繰り返しのイベント を抑止します。

0 に設定した場合、イベントフィルタ

は無効になります。

1 に設定した場合、イベントフィルタ

は有効になります。イベントフィルタは デフォルトで有効です。

Enabled

タイプ: DWORD

デフォルト: 12

値: 2 から 100 イベントが抑止される前に連続して生成

できるイベントの最大数。

MaxEventsInSequence

タイプ: DWORD

デフォルト: 180(秒)

値: 1 から 86400(1 日)

同じシーケンスの一部として扱うイベント の間の最大時間の違い。 発生する頻度 の高いイベントを抑止することができま す。

MaxSecsBetweenEventsInSequence

タイプ: 文字列

デフォルト: なし 何回生成されても Enterprise Vault で

抑止しないイベント ID のセミコロン区切 りの一覧。

NeverSuppressEventIDs

タイプ: DWORD

デフォルト: 15 (分)

値: 1 から 1440(1 日)

次のことを判断する分単位の時間間隔。

構成変更の確認頻度。

イベントフィルタ処理の概略を示すイ ベントの生成頻度。

ReportConfigPeriodMinutes

タイプ: 文字列

デフォルト: なし AllInfosSuppressible が 0 に設定され

ている場合に Enterprise Vault が抑止 する情報イベントの ID のセミコロン区切 りの一覧。

SuppressibleInfoEventIDs

イベントフィルタの例

イベントフィルタの例:

イベントフィルタの概略イベントをデフォルトの 15 分ごとではなく 10 分ごとに生成す るには、ReportConfigPeriodMinutesを 10 に設定します。

イベント 1234、5678、4133 を抑止しないように指定するには、

NeverSuppressEventIDs を次のように設定します。

1234;5678;4133

第 5 章 自動的にイベントをフィルタ処理 146 イベントのフィルタについて

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