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5-1.トークセッション1 海外のプロスポーツ界の動向と沖縄

ドキュメント内 Microsoft Word - SiS OKINAWA報告書.docx (ページ 125-128)

(2)トークセッションの記録

■トライアスプロジェクトのコンセプト

①フィジカルスペース:施設をつくって選手を受け入れる

②バーチャルスペース:教育。インターネット上で知識を学べるサイトを作成中。

③インターネットエクスプレススペース?:施設と地域、トライアスとビジネス等の双方の繋 がりをしっかりと作っていく

⇒沖縄にスポーツを通じて人が集められる環境をクリエイトしていくことを目的としている。

■スポーツ界の課題

・プロ野球では、監督・コーチとメディカル部分の関係が希薄となっている。そのために治る はずのケガが治せていない。解決策は簡単でそれぞれが選手に対する問題を共有すれば良い のだが、それぞれの専門性に対するプライドのせいでうまくできていない。

・韓国では多少のケガがあっても試合に出ないといけない状況がある。リハビリに必要な期間 を監督に申告しても、半分で直せと言われることもある。スポーツ産業としては、新たなス ターが出てくることが活性化に繋がるので、スターを生み出すシステムを確立することが大 事だが、韓国ではそのシステムが確立できていない。

・ニュージーランドでは「結婚は簡単だが、家族にはなるのは難しい」という言葉がある。専 門家になるのは知識があれば良いが、アスリートのためには色々な専門家が協力して取り組 まないといけない。

・アメリカではケガした選手をフィールドに戻すための段階的なシステムはあるが、フィジカ ルトレーナーは監督やコーチと選手が関わらないよう選手を囲いこむようなことをする。そ れは、選手のためというよりは専門家個人のためにやっているような状況である。

■沖縄の魅⼒

・春の時期に天気が良く、暖かい環境がある。野球場の管理がしっかりとされており、暖かい 環境の中で野球ができることは幸せなことで、アジアの中でそれができるのは沖縄となって いる。

・気候が良く、野球場、室内練習場等といったしっかりと練習できる環境が整った場所が複数 ある。ホテルの人も野球選手の扱いになれており、どこのホテルに泊まっても、ご飯がおい しい。

・海外は治安が悪いと言われるが、海外から見ると日本が非常に安全という意識である。アジ アの中にも台湾や東南アジア等、暖かい場所はあるが、治安という面で沖縄は優れている。

沖縄は外国人になれているので、外国人に壁なく接してくれる。他の海外では家族を連れて

くることは出来ない場所もあるが、沖縄には一緒に来ることができる。

・沖縄は海外からも注目されている。メジャーリーグはアジアの中でも日本、韓国、台湾は大 きなマーケットになると考えている。その中で、キャンプ地として沖縄という話をドジャー スの関係者から質問されたことがある。

■スポーツと栄養

・スポーツ科学はスポーツで成功するための要素としては1割程度である。選手にとって、ス ポーツ科学があまり重要ではないということではなく、0.01秒を争うスポーツの世界におい ては非常に重要な要素になる。

・スポーツによって必要な体力の要素が違っている。体力は健康と技術に分けられ、健康面で 言うと心肺持久力、筋持久力、技術面で言うと瞬発力等があるが、それぞれ必要な栄養素も 違う。栄養摂取として、どの要素が選手にとって必要なのかを見極める必要がある。

・人が動くためには食べ物が必要である。スポーツをする際には炭水化物が必要で、普段の行 動では脂肪が同じ役割を担っている。

・一般人が1日に必要なカロリーは 2,000~2,500cal と言われているが、アスリートの場合は

5,000~10,000cal必要となってくる。運動をすると体から糖や水分がなくなる、特に糖を摂

取しないと疲労が回復しない。以前は、疲労の原因は乳酸だと言われていたが、現在は疲労 の原因は糖がなくなることで感じると言われている。

・スポーツによって必要な体系が違うため、必要な食事も異なってくる。

・食事管理としては、運動でどの程度のカロリーを消費するかを計算しないと、必要な量も計 算できない。

・沖縄には色々な食べ物や海の食材があるのでそれをうまく使えると良い。

・沖縄の食材を使ったスポーツ食を作っていけると、それにより農業とスポーツ産業の関係性 も強くなってくる。

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