(2)SXSWのどこが魅⼒的なのか
〜カオス感と出会いが SXSW の魅⼒〜
<福田>
・何でもあり感、カオス感が魅力なんじゃないか。
・テーマを絞らないところがいいのでは。むちゃくちゃテーマが幅広い。
・アメリカでも他の展示会は、テーマが決まっているが、SXSW は自由な感じでやっている。
<山崎>
・受ける受けないは保証しないが勝手にやったという感じか?
<石川>
・しょぼい人も多い。趣味でやっている人もいる。
・SXSWではセッションはセレクションで選別されている。主催者と参加者で評価される仕組 みになっている。
<福田>
・SXSWの面白さの1つは、人と出会えること。
・いたるところにミートアップがある。
※ミートアップ:集合場所が用意されていて、そこに来た人はオーガナイザーの意図のもと自 由に交流してよい出会いの機会。
・あの交流の活発さがいいのかなと思う。
<石川>
・BBQのとき隣に投資家がいたり、登壇者とも話しやすい。参加者も公開されていて、連絡す れば会いやすい。
<福田>
・出展しなくてもVCに話すチャンスはある。
<石川>
・会場で VC と名刺交換して夜個別に話をする奴もいた。(「いいよ、ここで飲んでるから、お いで」みたいな乗り)
・日本人はミートアップにあまり行かない。(アントレプレナーな人はいくが)。
・日本人同士ならミートアップも成立するかもしれない。
・ミートアップはオーガナイザーによって全然違う。
・スピード名刺交換とか連続ピッチとか。はずれもたくさんある。
<福田>
<山崎>
・同じ雰囲気を沖縄なら出せるのではないか(何でもあり感)?
<石川>
・チケットが高いことがフィルタリングになっている。
・日本は、展示会が無料なので、役に立たない人が来ている。SXSWは高い参加費を払ってい るので回収しようと思って必死だ。時間とお金を使っている。
※参加費:中核のインターアクティブ期間1週間のエントリーフィーは10万円程度から始ま り、開始に近づくにつれて高くなっていく。最後は15万円を超える。フィルム、ミュージ ックを含めた全期間の参加費は30万円を超える。
<柴田>
・アメリカにはプロの講演者がいてその人を見に来ている人もいる。
・その人の講演会に行くだけで30万円くらいとられる人がキーノートセッションで何人もき てしゃべっている。スピーカーの人選もすごい。
<福田>
・ビジネスも意識しているが、楽しもうという感じも強い。
・夜はストリートが本当ににぎやか。
(3)なぜ、継続できているのか︖
〜運営機構の⼒が継続を⽀えているのでは〜
<柴田>
・もちろん魅力的な集まりであることが前提だが、運営企業の組織力が大きいように思う。
・例えばだが、来年の案内がすでに来ている。
<山崎>
・主催者サイドの運営マネジメントがすごいのか?
<柴田>
・会社機構が運営をしていて運営、プロモーションはとてもスマート。1000個を超えるセ ッションが整然と運営されているし、大量のボランティアをうまく使っている。ゲストの品ぞ ろえなども秀逸。運営機構のレベルの高さはあると思う。
<石川>
・町としても呼びたいのだと思う。
・シリコンバレーに人が集まって、地価が高くなっているのでオースチンもいいんじゃないと いう感じになっている。
・地元民は、AirB&Bで貸せるのでよろこんでいる。
・期間中地元民はバカンスに行っている。
・町にも金が落ちる(ホテルの室料が期間中ははね上がる)
<山崎>
・なぜ、最初、オースチンだったのか?
<柴田>
・当時からテキサス大学を中心に町の再開発やろうろうとしていた。
(4)⽇本でSXSWと考えるとどうか︖
~各地で SXSW がベンチマークされている~
<石川>
・日本で知られだしたのは2010年ごろから。とんちの井口さんやブレイクスルーの赤羽さ んがSXSWがいいいいと言っていた。
<山崎>
・各都道府県にコンベンションセンターが作られようとしている(MICE)。こういうのとは SXSWは大きく違うように思う。
<福田>
・札幌のNoMAPsはSXSWっぽい(10/10-16)。
<石川>
・神戸でもやろうとしている。
<柴田>
・日本にもかなり認知が広まっていて、イベントとしてベンチマークされている面はかなりあ る。
(5)出展について
~出展は SXSW のメインではない~
<石川>
・出展料は高い
<山崎>
・コアゾーンはどこか?
・そこに出すにはいくらかかるのか?
<福田>
・うちの事業は、広い面積を使うので出展は断念した。
・海外で出展するのは普通100万、200万はかかる。それと同じくらいと思う。
・Moffは成功したと言われている。
・Kickstarterへの出店前にSXSWでメディア露出をして成功した。
※MOF(ウェラブル・スマート・オモチャ)
<柴田>
・出展の会場はビッグサイトに比べたらとても小さい。
<福田>
・展示よりセッションを聞きに来ている。
・町の中のバーで展示したりプレゼンしたりしていることもある。
<石川>
・主要なお店は、貸切られている(デロイトやグーグルなど)。
<福田>
・会場が広い地域に分散しているので無料バスで移動することもある。
<柴田>
・ミュージックだと大量のバンドが延々演奏している。
・レコードが会社とマッチングすることもあるだろう。
(6)沖縄での SXSW 的スポーツイベントはどんなものになるだろうか︖
~スポーツの可能性を広げるアスリートとビジネスのマッチングの機会がよいのでは~
<山崎>
・沖縄でスポーツのSXSWをやる場合、正規のルートに乗れなかったアスリートが売り込む場 としての存在意義はあるかもしれない
<福田>
・スポーツ選手のアピールの先はどこか?
<山崎>
・オーナーとしてチームを持ちたい人は結構いる。
・スポーツチームのオーナーになりたい中小企業はある。
・選手との出会いがなくて困っていたりする。
・スポンサーがない、オリンピックに行けそうな選手が契約が切れると、スポンサー探しで困 っている。
・年間800万円くらいでもいい支援になる。
・大企業の企業スポーツと違うスポーツチームオーナーシップのあり方は、沖縄でやる時に1 つの考え方になるかもしれない。
・沖縄が1つのマッチングの場となってWEB上にも常設の場はあってもいいかもしれない。
<柴田>
・ほとんどの中学、高校には指導者がいないのでスポーツを指導してもらえない。
・たとえば、陸上競技でも、部長先生は中距離選手だったとしても短距離や長距離は教えられ ない。野球やサッカーでもポジションごとの専門的な指導はできない。
・指導者とのマッチングもあるといい。
<石川>
・SXSWでは最近は企業側は採用ブースを設けている。採用のマッチングの場にもなりつつあ る。
<福田>
<山崎>
・自分を売り込むこともあってスポーツ選手だっていう意識を作るのもあると思う。
・引退した後のことを考えても必要ではないか。
<福田>
・写真集を作ったらどうか。
・スポーツ選手は誰かを楽しませなくてはならないのでそういうメディアがあってもいい。
<山崎>
・スポーツ選手がいったん自分を客観的に見る場にする手もあると思う。
・マネジメントしてくれる人に出会わないと自分の価値を見いだせない。(スポーツ選手に限ら ないが)
・巨人は古くから移動はスーツにネクタイにしていてお客さんを意識したブランド戦略をして いた。当時としてはみられることを意識した戦略だった。
・上場に向っているスタートアップの社長は毎日毎日考えが変わるので周りがついて来られな いというのがある。それを言葉にして伝える役割は重要と思う。考え方やこだわりを持ってい てもそれを言葉にできていないことはある。それを言葉にできたときにガラッと変わることは ある。
・自分はスポーツばかりやってきたから社会で役に立たないと思っているスポーツ選手もいる。
しかし、スポーツで極めてきたことは意外に組織でも役立つことが多い。
<石川>
・自分の生かせる場所を選ぶという考え方が重要かもしれない
・為末はハードルをこの種目なら勝てると思って選んだという。
・そういう冷静なスポーツとの向き合い方も必要だろう。
<山崎>
・健康経営のヒントを沖縄で得られるようなイベントであってもいいと思う。
・スポーツと人を結びつける可能性はまだまだある。
・スポーツ選手が言っていることなら子供も言うことを聞くというのはある。スポーツ選手の 発信力は社会としてもっと活用できるだろう。