5〜6枚 4〜6枚 7〜8枚 9〜10枚
中央の裂片の長さ
1.14㎝未満 2. 14〜17cm 3.17c田以上
中央の裂片の幅(最も幡の広い部分)
1.細い(1.5〜2・4cm)
2.中位(2.6〜4.8㎝)
3.広い(5.Oc田以上)
線形葉の裂片の湾曲 1.バイオリン形 2.湾曲あり
3.単純形(湾曲なし)
4.卵形
卵形葉の裂片の湾曲 1.バイオリン形
2.湾曲あり
3.単純形(湾曲なし)
4。線形
新葉の色1.赤味がかった青色 2.赤味がかった緑色 3.緑色
葉柄の色
1.赤色
2.緑赤色 3.赤緑色4.緑色
貯蔵根の特徴商品化できる塊根(長さ20c田以上,直径4㎝以上)の数
1.0〜4個
2. 5〜10イ濁
3.11個以上
表面 1.なめらか
2.ざらざらしている 成長方向
1.水平方向 2.斜方向 3.垂直方向 形状
1.円柱形 2.円すい形 3.紡錐形 4.不規則 タイプ 1.無柄 2.垂下状 塊根の外皮の色
1.明るい茶クリーム色 2.茶色,暗茶色,赤茶色 3.明茶色,赤褐色,明赤褐色 4.さめた赤茶色,さめた赤褐色
5.さめた白〜ピンク色,さめたピンク色,ピンク色 皮層の色
1.白色〜クリーム色
2.白色〜赤味がかったクリーム色 3,黄クり一ム色〜黄色
4.黄クリーム色〜黄色(ただし赤味がかっている)
肉の色 1.白色 2.黄色 キャッサバの成長 生長段階
キャッサバの生長にはいくつかの段階がある。
1年目の生長段階は,一つの器窟の形成または生育を指標として,大きく次の4つに分けることがで きる。すなわち,発芽期,幼根系の形成期,茎と葉の生長期,根の肥大化と貯蔵物質の蓄積期である。
1年自の終わりにはすべての器官は休眠する(休眠期)。2年穏の活動は,些しい茎と葉の形成から 始まり,でんぷんの蓄積と根の肥大化によって終わる。すなわち2年目の生育段階は2つに分けること ができ,このあと1年目と同じように休眠に入るわけである。イモを収穫しないならば,3年目,4年 目と,2年目と同じ段階を経て生長を続ける。
キャッサバの生長段階の例として,Co簾s(17)がマダガスカルで行なった研究の成;果を次に示す。
研究は,南緯14.4。,海抜770mに位置するアラオトラ(A圭aotra)湖実験場で実施された。なお岡 地の年間降雨:量は1,140mで,長い乾期がある。また年平均気温は20℃である。
1年目 発芽期
最初の根はさし木の飾からでる。(植付け後5〜7日)そのあとすぐに地上茎が生育し,10〜12 日で葉が現われる。15β穏には苗木は完全に形成され,発芽期は終了する。
幼根系の形成期
定着期である(2カ月半)。発芽期に形成された最初の根はほぼ完全に消滅する。親しい根は深さ50 c鵬にも達する。
茎と葉の生長期
茎はその品種の特徴に臨じて分枝する。葉は茎と枝の上に多数繁る(3カ月間)。葉の大きさは10
〜12日で最大となり,葉の寿命は早生で60〜70日間,晩生で85〜95日間である。
根の肥大期
貯蔵物質一とくにでんぷん一の移流は畢い段階ですでに始まっている。その後この転流が促進さ れ,枝は木化する。この段階(5カ月間)ではとくに最初の時期に新しい葉が出現するが,全体的な数 は徐々に滅少するQ
休眠期
大部分の葉が落ち,生長活動は減退する。ただし,でんぷんの根への転流は続く(1カ月間)。
2年目
新しい茎の形成期
植付け後12カ月を経ると,2年目の生長活動が開始され,新しい茎と葉が形成される。
植付け後16ケ月目には葉の大きさがまた最大となる。ただし今回は初年度の大きさのわずか2/3 である。(期間:5カ月間)
貯蔵物質の蓄積期
5カ月間にわたり根が再び肥大化する。またこの期間中,枝は木化する。
休眠期
貯蔵物質の根への転流が停止してから半月後に,キャッサバは休眠期に入る。葉はすべて落ち,完全 な裸木となる。
生長活動の成果
2年閣にわたるキャッサバの生長活動の主要な成果は,でんぷんの形成とその蓄積である。ほかにも この期間中,葉,茎,枝,根が形成される。
気候,土壌,肥料 気候
気温
キャッサバの栽培を熱帯地:方以外で実施するために必要な気温はそれほど高くない。
(16)は,平均気温が20℃で,あまり温度較差のないことを条件としている。彼はマダガスカルの 例をとりあげ,月間気温め差が4〜5℃位がキャッサバの木および塊根の生長にとって最適であると述 べている。また気温が30℃になってもかまわないが,とくに生長活動期に10℃以下になってはいけ ないと注意している。
ベネズエラ(51)のマラカイは北緯10度30分に位置し,年間の平均気温が24.4℃,最高と最
低の平均気温がそれぞれ31℃と18.8℃であるが,そこでは10〜15亀。魏/haという満足すべき 生産性が得られており,年によってはこの数字を上回ることもある。マラカイの気温はGeregheUiが示した数字よりもやや高い。
低濫に対する抵抗力は,品種によってある程度差がある。熱帯地方の中でも高緯慶にある地域や,亜 熱帯地方でキャッサバを栽培するため,現在寒さに強い品種の研究がすすめられている。
水
キャッサバはさまざまな降雨条件によく対応する。アフリカでは年賦降雨量が2,000i㎜のところで も,またわずか500㎜のところでも生育している(37)。
第玉2表 キャッサバの栽培と降雨条件 (出所)Jones( 37)
乾季の撫輔 ソ薩鞘を通・た隔量の変化キ・・槻その他の灘物の蜻瀟
キャッサバ その他の栽培植物
有
750㎜未満
大不良乾季に強い植物は良好,キ
ャッサバの栽培は困難
有 750皿田一1250田m 大 良 好 乾季に強い植物は良好,キ
ャッサバも良好
有
1250m以上
小 普 通 乾季に強い植物は良好,キャッサバも良好
無
1000㎜以上
小 普 通 乾季に強い植物は良好,キャッサバも良好
光
キャッサバは日当りの良いところでよく生長する。収穫量を一番大きく左右するのは,光合成のもと となるこの要素である。
光周性
キャッサバは典型的な短日植物である(10〜三2時閥)。インドネシアで鏑長時聞別(10時間,
12時聞,、14時間そして16時間)に6種のキャッサバの生長ぶりを比較した801huis(8)の研
究によれば,貯蔵根が最も発達したのは日長時間が12時悶の場合で,10時間がこれに続いた。Mogi lneτ(50)はアルゼンチンのコリエンテスで荏カ月のキャッサバを用い,それぞれ6時間,
10時間,12時間そして14時間,光をあてた。この結果最も貯蔵根が大きくなったのは日長隣間が 10時聞の場合で,6時間がこれに続いた。日長時間が12時間の場合にはまったく塊根が形成されな
かった。
風
キャヅサバがすでに大きくなっている場合には,風が強いと木が斜めになったり,倒れたりすること がよくある。しかし風がそれほど強くなければ,キャッサバやその他の近くにある栽培植物にとって障 害とはならない。すべては風の程度の問題である。
一般的特徴
これまで,キャッサバの栽培に関する一般的な気候条件を分析してきたが,その結果,キャッサバに はかなりの適応力があることがわかった。
しかし1959年以来,マラカイやベネズエラ国内のその他の地域で実施してきたベネズエラ中央大学 農学部塊根三密による実験で,収穫に大きな差があるという事実(51)は,経済的生産の限界を定め たために栽培・気候条件を設定する必要があることを示すものである。
参考文献,とくにCeτegheユ11(16),Hθnai纂とGθゑ。忽(31), J oaes(37)の研究に よれば,キャッサバが生育しうる気温の魑は広く(王5〜29℃),降薦量も少なくてよい(500〜
20◎0㎜)。また乾季を必要とするということは,これらの条件を兼ね備えている大部分の熱帯や亜熱 帯地方でキャッサバがよく適応しうることを示すものである。しかし上記の文献は,経済的な収穫をう るための最適気候条件については言及していない。
これらの事情を考え,マラカイの農園でキャッサバの生産性に関する実験研究(53)を行った。こ の農園における平均雨量の分布は下表のとおりである。
乾季 雨季 北風の季節 (*)