第3章 計画の基本的な考え方 第1節 基本理念
第1節 高齢者の健康づくり
1 高齢者の健康増進
(2)健康相談
現状の取組保健センターその他の公共施設などで、保健師や管理栄養士、歯科医師、歯科衛生 士などが、市民の生活習慣や栄養バランス、歯周病予防などの健康相談に応じ、指導 や助言を行っています。
今後の方向性
市民が身近な地域で気軽に相談できるよう、各地域で健康相談を行います。
また、希望の多い相談ニーズに適切に対応するための相談体制を確保します。
さらに、新型コロナウイルス感染症に関する相談への対応を行います。
■目標
令和 2 年度
(見込み) 令和 3 年度 令和 4 年度 令和 5 年度 重点健康相談利用率(%)※
※ 重点健康相談の利用定員に対する実際の利用者の割合
(3)こころの健康づくり
現状の取組市民が心身ともに健康的な生活を送ることができるよう、「こころの健康相談」を 開催し、精神科医や公認心理師がこころの問題を抱えた市民の相談に応じています。
また、市民がホームページやスマートフォンで自分のこころの健康状態を簡単に チェックできる「こころの体温計」を提供しています。
さらに、自殺予防に関する啓発を行うとともに、ゲートキーパー(自殺の危険を示 すサインに気付き、話を聴き、必要な支援につなげる人)を養成するための講座を実 施しています。
今後の方向性
高齢者のこころの問題の相談に応じる場の確保に努めるとともに、「こころの健康 相談」などの取り組みについて、高齢者相談センターや民生委員などと連携し、高齢 者への周知を図ります。
また、加須市自殺対策計画に基づき、自殺予防に関する啓発やゲートキーパーの養 成を行います。
■目標
令和 2 年度
(見込み) 令和 3 年度 令和 4 年度 令和 5 年度 こころの健康相談利用率(%)※
※ こころの健康相談の利用定員に対する実際の利用者の割合
(4)感染症の予防・重症化の防止
現状の取組免疫力が低下している高齢者がインフルエンザや肺炎球菌に感染した場合、重症化 するおそれが高いため、高齢者に対しワクチン接種費用の一部を助成し、接種を促進 することで、感染症の予防と重症化の防止を図っています。
また、新型コロナウイルス感染症への感染を防ぐため、高齢者を含む市民への情報 提供や公共施設などにおける感染症対策などに取り組んでいます。
今後の方向性
適切な情報提供、予防接種の勧奨及び公共施設などにおける感染症対策の徹底など、
感染症予防の取り組みを推進します。
■目標
令和 2 年度
(見込み) 令和 3 年度 令和 4 年度 令和 5 年度
高齢者インフルエンザ予防接種率(%)※1 高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種率(%)※2
※1 65 歳以上の人のうち、高齢者インフルエンザ予防接種を受けた人の割合
※2 年度末年齢が 65 歳で接種歴のない人のうち、高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種を受け た人の割合
(5)骨粗しょう症の予防
現状の取組ねたきりの状態となる主な原因である骨折を予防するため、骨密度測定を実施する とともに、保健師や管理栄養士などが骨密度測定を受けた人に必要な指導や助言を行 い、日常生活上の注意や生活改善などを働きかけています。
今後の方向性
骨密度測定を通じて市民に自分の骨密度を知ってもらうとともに、骨密度の低下を 防ぐための栄養指導や運動指導を行います。
特に、骨密度測定を受ける 40 歳から 70 歳までの女性の増加を図り、高齢期に至る 前からの予防の取り組みを促進します。
■目標
令和 2 年度
(見込み) 令和 3 年度 令和 4 年度 令和 5 年度 骨密度測定を受診した人のうち、40 歳~
70 歳の女性の割合(%)
(6)成人歯科保健の推進
現状の取組20 歳以上の人を対象とした「成人歯科検診」や 65 歳以上の人を対象とした「8020 お達者歯科検診」などを行っています。
今後の方向性
高齢期の口腔機能の低下による誤嚥性肺炎などの予防には、高齢期に至る前からの 歯科疾患の予防や早期発見・早期治療が重要なため、高齢期に至る前の年齢層への啓 発を行い、高齢期になっても自分の歯を 25 本以上維持できるように支援します。
■目標
令和 2 年度
(見込み) 令和 3 年度 令和 4 年度 令和 5 年度 65 歳以上の人が維持している自分の歯の
本数の平均(本)※
※ 成人歯科検診を受けた 65 歳以上の人の「自分の歯」の本数の平均