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図表4-2-12 (株)カネボウ化粧品等の回収対象製品に関する白斑トラブルの被害は女性が圧倒的で、危害程度は1か月以上が多い

(備考)  1 .PIO-NETに登録された「「カネボウ化粧品」等の回収対象製品に関する白斑トラブル」の消費生活相談情報(危害情報)(2014年 4 月30日までの登録分)。

     2 .本集計では消費者庁にて独自に精査したデータを使用している。

年代 件数

20歳未満 2

20歳代 10

30歳代 35

40歳代 81

50歳代 72

60歳代 114

70歳代 67

80歳以上 12

不明(無回答) 34

427

性別 件数

女性 417

男性 8

不明(無回答) 2

427

危害程度 件数

治療 1 週間未満 12

1 ~ 2 週間 8

3 週間~ 1 カ月 10

1 カ月以上 206

医者にかからず 82

不明(無回答) 109

427

 路線バスが動き出すときや停車すると き等に特に事故が多く起きており、60歳 以上のけがが213件(78.0%)に上って います。

 性別で見ると女性が175件(64.1%)、

けがの内容の内訳では236件(86.4%)

が骨折によるものです。

 発生年度別に見ると、2009年度54件、

2010年度61件、2011年度59件、2012年度 82件、2013年度17件(2013年7月末まで)

となっています。

 そのうち、けがをした時のバスの状況 については「バス停から動き出すとき」

の事故が最も多く、発進時に着席しよう とした利用者の転倒が目立ちます (図表

4-2-14)。中には、高齢者が完全に着席 する前にバスが発車した場合も見られま す。なお、「バス停へ停止するとき」の 事故では、停車する前に席を立ったため に転倒したケースが目立ちます。

 走行中の事故では、急ブレーキや一旦 減速してすぐに加速した際の転倒が多く 見られ、「信号等から動き出すとき」の 事故では、赤信号等で停車している間に 座席を移動しようとした利用者が転倒し たものが目立ちます。

 乗り降りの際にも、バランスを崩した ことによる転倒事故が発生しており、バ スが停まっていても油断してはならない ことが分かります。

図表4-2-13 「冷凍調理食品」の「危害・危険」に関する相談は、2013年度に急増

(備考) PIO-NETに登録された「冷凍調理食品」に関する消費生活相談情報(2014年 4 月30日までの登録分)。

0

(件)

危険 その他 危害

2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 68 102 91

731

281 195 183 173 187

(年度)2013 500

1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000 4,500 5,000

138

1388585 1,0641,064

2,251 2,251 4,477 4,477

第2節第4章第1部  生命・身体に関する消費者事故等

図表4-2-14 路線バスでの事故は「バス停から動き出すとき」の状況で起きることが最も多い

(備考)  1 .消費者庁「路線バスでの高齢者の転倒、骨折事故が多発‼」(2013年 9 月13日公表)。

     2 .2013年 7 月31日までに通知された路線バスに関する消費者事故等を集計。

18

0 80

70 (件数)

60 50

40 30

20 10

乗るとき バス停から動き出すとき 走行中の加減速・段差等など 信号等で停車するとき 信号等から動き出すとき バス停へ停車するとき 降りるとき 交通事故 その他

13

78 62

20

30 29 18

21 2

 近年、高齢者を中心に深刻な被害が生 じているのが、複数の業者が役回りを分 担し、パンフレットを送り付けたり、電 話で勧誘したりして、消費者があたかも 得をするように信じ込ませて実体不明の 金融商品等を買わせる手口である「劇場 型勧誘」であり、依然として相談が多い 状況が続いています。

 消費生活センター等に寄せられた「劇 場型勧誘」に関する消費生活相談を見る と、2012年度以降、月によって差はある ものの、月平均で1,500件以上の相談が 寄せられています(図表4-3-1)。

 また、2013年度における「劇場型勧誘」

に関する相談を年齢別で見ると、65歳以

上の高齢者の相談の割合が約8割となっ ているほか、性別で見ると女性の相談の 割合が約7割となっています。このほか、

販売購入形態別で見ると、およそ4分の 3が電話勧誘によるものとなっており、

高齢者や女性が電話による劇場型勧誘を 受けるケースが多いことが分かります

(図表4-3-2)。

 さらに、最近では、事業者が大手証券 会社や大手メーカー等の有名企業や公的 機関の名をかたるなどして身分を詐称し た上で勧誘を行うといった事案が増加し ています(図表4-3-3)。

 なお、消費生活センター等へ寄せられ た「劇場型勧誘」に関する相談のうち、

相談前に契約・申込みをしてしまった割 合は2割台にとどまっている一方、約7 割の人は契約・申込みをする前に相談し

劇場型勧誘の被害は