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図表4-1-21 2013年度の未成年者の主な消費生活相談は、アダルト情報サイト、ゲーム関係、デジタルコンテンツ等

小学生 中学生 高校生 大学生等

順位

商品・サービス名 件数 商品・サービス名 件数 商品・サービス名 件数 商品・サービス名 件数 1 アダルト情報サイト 1,659 アダルト情報サイト 3,607 アダルト情報サイト 3,310 アダルト情報サイト 1,701 2 オンラインゲーム 826 オンラインゲーム 902 デジタルコンテンツ(全般) 407 テレビ放送サービス(全般) 618 3 電子ゲームソフト 113 デジタルコンテンツ(全般) 276 オンラインゲーム 313 出会い系サイト 261 4 デジタルコンテンツ(全般) 75 他のデジタルコンテンツ 225 他のデジタルコンテンツ 293 デジタルコンテンツ(全般) 216 5 他のデジタルコンテンツ 55 出会い系サイト 77 出会い系サイト 200 賃貸アパート 202

6 電子ゲーム玩具 34 携帯電話サービス 53 財布類 141 新聞 180

7 スポーツ・健康教室 22 商品一般 42 携帯電話サービス 112 他のデジタルコンテンツ 145 8 歯科治療

21 携帯型音響映像機器 40 携帯電話 94 光ファイバー 117

9 他の玩具・遊具 学習塾 32 相談その他(全般) 80 財布類 93

10 パソコンソフト 17 電子ゲームソフト 31 商品一般 73 インターネット接続回線(全般) 89

総数 3,149 総数 6,148 総数 7,226 総数 5,831

(備考)  1 .PIO-NETに登録された2013年度の契約当事者が20歳未満の消費生活相談情報(2014年 4 月30日までの登録分)。

     2 .品目は商品キーワード(下位)。

第1節第4章第1部  消費者問題の概況

 2012年度に続き、消費者庁、警察庁及び金融庁では内閣府と連携し、「高 齢者の消費者トラブル未然防止」啓発キャンペーンを実施しました。高齢者 の消費者トラブルの相談件数は年々人口の伸び以上に増加しており、高齢者 自身が自分の問題として強く認識し、警戒・確認する行動習慣を醸成するこ とを目的として実施しています。

 2013年度のキャンペーンでは、被害に遭わないための対処法を覚えやすい 合言葉『お・し・だ・そう!高齢者詐欺!』(「〖お〗いしい話にのらない!」

「〖し〗んじ込まない!」「〖だ〗いじょうぶと思わない!」「〖そう〗だんし よう!」として周知しました。また、俳優松平健さん扮ふ んする「未然奉行」を イメージキャラクターとして継続して起用するとともに、新たに消費者代表 として歌手の八代亜紀さんにも御協力いただきました。

 2013年 9 月11日には、“お年寄りの原宿”東 京都・巣鴨でイベントを行いました。トーク ショーやフォトセッション等を通して、高齢 者の消費者トラブル未然防止のPRを行った ほか、松平さん、八代さん自らが巣鴨の街を 練り歩き、トラブルの未然防止を呼び掛けま した。

『お・し・だ・そう!高齢者詐欺!』

「高齢者の消費者トラブル未然防止」啓発キャンペーン

C O L U M N 7

巣鴨の町を練り歩く松平さん、八代さん 2013年 9 月11日のPRイベント

森まさこ内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全)、松平健さん、八代亜紀さんで 相談窓口の番号をお知らせ

 このイベントを皮切りに、テレビCM、BSでのミニ番組、ラジオCM、新 聞広告、雑誌広告、ポスター、ウェブサイトや SNS等、幅広い媒体を活用 してキャンペーンを展開しました。また、より効果的に高齢者へ情報が届く よう、病院約2,800か所にポスターを掲出するとともに、診療所や総合病院 で流れるデジタルサイネージ(電子看板)に情報を流す等の工夫もしていま す。

 また、「未然奉行」を活用した独自の取組が、地方公共団体にも広がって います。

 大分県消費生活・男女共同参画プラザ(アイネス)は、時刻表を持ち歩く 消費者の目にとまるようにと、特急列車時刻表の広告欄に「未然かるた」と 相談窓口情報を掲載しました。

 石川県消費生活支援センターでは、「未然かるた」をラミネート加工して 特大パネルを作成し、センター内の情報プラザに提示しています。

 なお、政府広報オンラインでは、キャンペーンの詳細を確認できるほか、

ポスターや「未然かるた」、パンフレット等をダウンロードすることができ ます。

政府広報オンライン『おしだそう!消費者トラブル』

http://www.gov-online.go.jp/tokusyu/201309/index.html

※ 記事等を転載・引用する場合には、「政府広報オンライン」からの転載で ある旨を明示してください。

「未然かるた」を特急列車時刻表に掲載

(大分県消費生活・男女共同参画プラザ(アイネス)

※協力:JR九州)

「未然かるた」を特大パネルに加工

(石川県消費生活支援センター)

第1節第4章第1部  消費者問題の概況

 2009年9月の消費者庁設置以降、消費 者庁には消費者安全法等に基づき、関係 行政機関や地方公共団体等から消費者事 故等に関する様々な情報が寄せられてお り、消費者庁ではこれらの情報の集約・

分析を行っています。

 2013年度に消費者安全法に基づき消費 者庁に通知された消費者事故等は、1万 2,627件(前年度1万2,729件、0.8%減)

となっています。その内訳は、生命又は 身体被害に関する事案(以下「生命身体 事故等」という。)が3,511件(前年度2,813 件、24.8%増)、財産被害に関する事案(以 下「財産事案」という。)が9,116件(前 年度9,916件、8.1%減)となっています。

また、生命身体事故等のうち、死亡等

の重大なもの(以下「重大事故等」とい う。)は1,317件(前年度1,322件、0.4%減)

となっています (図表4-1-22)。

 消費者安全法に基づき2013年度に消費 者庁に通知された消費者事故等のうち、財 産事案は9,116件あり、前年度の9,916件から 8.1%減少しています。特に「金融・保険サー ビス」及び「運輸・通信サービス」に関す る事案が減少しています(図表4-1-23)。

 2013年度に通知された財産事案の商品 等別内訳は、商品が52.2%、サービスが 42.7%と商品に関する事案の割合が高く なっています (図表4-1-24)。商品では、「教 養娯楽品」が11.2%と最も多く、次いで「食 料品」が7.4%、「住居品」が7.0%となって おり、サービスでは、「金融・保険サービス」

が11.0%と最も多く、次いで「運輸・通信 サービス」が6.5%となっています。

( 2 ) 消費者安全法に基づき