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第 7 章 ネットワークでの利用例 81

7.7 目的別のルーティングを行う

7.7.1 静的経路の監視を行う

( 2 )

SEILにメインへの経路を設定する

メイン側のルータに対する経路設定を行います。

( 3 )

SEILにバックアップへの経路を設定する

バックアップ側のルータに対する経路設定を行います。

( 4 )

SEILの設定を確認する

設定が正しくなされているか確認します。

( 5 )

SEILの設定を保存する すべての設定を保存します。

 設定手順

( 1 )ネットワークを設計する

次のような経路を設定するものとします。

A. SEILのデフォルト経路は通常、メイン側に向ける B. メイン側のルータ(172.16.0.2)に対して監視を行う

C. メイン側のルータに障害が発生した場合には、バックアップ側を経由して通信を行う D. バックアップ側の経路は通常時は使用しないので、distanceを高く設定して優先度を低く

する

( 2 ) SEIL にメインへの経路を設定する

SEILに管理者アカウントでログインし、メインへの経路を設定します。以下の設定を行ってく ださい。

設定項目 パラメータ 宛先ネットワーク default

ゲートウェイ 172.16.0.2

静的経路監視 on

監視パケット送信間隔 10秒 送信エラー時のダウン検出回数 5回

■ 記述例

¶ ³

# route add default 172.16.0.2 kepalive on send-interval 10 down-count 5

µ ´

keepalive on

続けて、死活監視を有効にするため「keepalive on」を設定します。

send-interval 10

続けて、pingの送信間隔として「10秒」を設定します。

down-count 5

続けて、pingの送信失敗時にダウンと検出する回数を「5」に設定します。この場合、

10秒間隔で5回連続にpingの送信に失敗した場合、ダウンと検出されることになり ます。

※ ゲートウェイアドレスと監視先が異なる場合は、「target」パラメータにて監視先アドレスを 指定可能です。「target」パラメータが省略された場合は、ゲートウェイアドレスに対して pingを送信します。

( 3 ) SEIL にバックアップへの経路を設定する

バックアップ側の経路を設定します。以下の設定を行ってください。

設定項目 パラメータ 宛先ネットワーク default

ゲートウェイ 172.16.0.254

distance 100

■ 記述例

¶ ³

# route add default 172.16.0.254 distance 100

µ ´

■ パラメータ解説

route add default 172.16.0.254

バックアップ側デフォルト経路の宛先として「172.16.0.254」を設定します。

distance 100

続けて、バックアップ側デフォルト経路のdistanceとして「100」を設定します。

( 4 ) SEIL の設定を確認する

メイン側の経路が何らかの原因でダウンすると、pingによる死活監視によって経路が削除され ます。経路が削除された場合には以下のようなログが記録されます。ログを確認するためには

いることをshow status routeコマンドにて確認できます。

メイン側の経路が復旧した場合は以下のようなログが記録されます。

¶ ³

2 Jan 2 04:11:29 notice system lanbackupd: target 172.16.0.2 up.

µ ´

実際にメイン側のデフォルト経路が復旧し、バックアップ側のデフォルト経路が経路表から削除 されていることをshow status routeにて確認できます。

( 5 ) SEIL の設定を保存する

すべての設定が終了したら、save-toコマンドにより設定内容の保存をします。詳細は、 ó–

6.3.1設定内容の保存・読込・取得¤ ¡

£P.62¢]をご覧ください。

以上で静的経路監視の設定は完了です。変更した設定内容はバックアップをとっておくことをお 勧めします。