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過熱した電源機構およびファン・ユニットの回復

ドキュメント内 dg1gcmst.ps (ページ 165-168)

各ストレージ・サブシステムには 2 つの電源機構およびファン・ユニットがありま す。各電源機構およびファン・ユニットには、電源機構の過熱を防止するために設 計された組み込み温度センサーが内蔵されています。周囲の温度範囲が 5° C から 40° C (41° F から 104° F) の通常の動作条件下では、電源機構およびファン・ユニ ットのファンはモジュール内の動作温度を適正に保ちます。

内部の温度が 65° C (149° F) に達すると、電源機構は自動的にシャットダウンしま す。過熱のために両方の電源機構がシャットダウンした場合、モジュールに電力が 供給されず、すべての表示ライトがオフになります。

以下の要因は、電源機構を過熱させる要因となることがあります。

v 異常に高い室温

v 電源機構およびファン・ユニットのファン障害 v 電源機構内の回路の欠陥

v 通気の妨害

v 構成またはキャビネットにおける他の装置の障害

ファン障害により過熱が生じ、動作環境の温度が高くなりすぎた場合 (55° C を超 えた場合)、ストレージ拡張エンクロージャーのグローバル障害 LED がオンになり ます。ストレージ・サブシステム背面の電源機構およびファン・ユニット障害 LED と保守処置可 (SAA) LED もオンになります。125ページの『コントローラー

LED』に、これら LED の位置が示されています。

重要: 電源機構およびファン・ユニット CRU の障害 LED と SAA LED が点灯す るのは動作環境の温度が高くなりすぎた (55° C を超えた) ためであり、電源機構お よびファン・ユニット CRU の不良と考える必要はありません。まず動作環境の温 度を下げる処置を行ってください。動作環境の温度が指定された動作環境温度範囲 になると、電源機構およびファン・ユニット CRU に問題がなければ、電源機構お よびファン・ユニットの障害 LED と SAA LED は消灯します。

モジュールの温度が 45° C (113° F) を超えた場合、ストレージ管理ソフトウェアの

「サブシステム管理 (Subsystem Management)」ウィンドウに要注意アイコンが表示 されます。イベント・モニターが使用可能で、イベント通知が構成されている場 合、ソフトウェアは次の 2 つの重大な問題の通知も発行します。

v 1 つの電源機構がシャットダウンした場合、ストレージ管理ソフトウェアが「サ ブシステム管理 (Subsystem Management)」ウィンドウに「Needs Attention (要注 意)」状況を表示します。

v 両方 の電源機構がシャットダウンした場合、モジュールがシャットダウンして、

ストレージ管理ソフトウェアが「Array Management (アレイ管理)」ウィンドウに

「Not Responding (応答なし)」状況を表示します。

電源機構のシャットダウン後は、以下の手順を使用して、通常の操作を再開しま す。

重要: 過熱による損傷の危険 - 電源機構は、キャビネット内の気温が 68° C

(154° F) に達すると、自動的にシャットダウンします。電源機構がシャットダウ

ンした場合、即時にすべてのキャビネット・パネルを取り外して、キャビネット の気温を冷却し、DS5020 ストレージ・サブシステム構成コンポーネントの損傷 を防止してください。

1. 前面カバーを取り外します。

2. 該当する場合、アラームをミュートにします。

3. 121ページの『ストレージ・サブシステムのトラブルシューティング 』に記載 される手順を使用して、過熱問題を識別しましたか?

v はい - ステップ 4 に進みます。

v いいえ - 121ページの『ストレージ・サブシステムのトラブルシューティン

グ 』の手順を実行して、電源機構がシャットダウンした原因が過熱の問題で あることを確認し、ステップ 4 に進みます。

4. ストレージ・サブシステムおよび接続されたすべてのストレージ拡張エンクロ ージャーへの入出力活動を停止します。

5. 過熱の問題を軽減するために、以下の全部または一部の手段を実行します。

v 即時にキャビネットからすべてのパネルを取り外します v 外部ファンを使用して区域を冷却します

v 135ページの『緊急シャットダウンの実行』で説明している手順を使用し て、ストレージ拡張エンクロージャーの電源をシャットダウンします。

6. ストレージ・サブシステムの内部および周辺の気温が冷却されるまで待ちま す。

電源機構の内部温度が 65° C (149° F) より低くなると、ストレージ・サブシス テムは、オペレーター介入なしに起動してリカバリーすることができます。空 気が冷却された後、電源機構は自動的にオンになります。電源機構が自動的に 再始動した場合、コントローラーはリセットして、通常の操作に戻ります。

7. 電源機構とファン・ユニットは自動的に再始動しましたか。

v はい - ステップ 9 (139ページ) に進みます。

v いいえ - ステップ 8 に進みます。

8. ストレージ・サブシステムの各コントローラーの電源スイッチをオフにし、す べての接続されたストレージ拡張エンクロージャーの電源をオフにし、切断機 をオフ位置に反転します。 1 分間待ってから、すべての接続されたストレージ 拡張エンクロージャーの電源をオンにし、切断機をオン位置に反転します。

注意:

このユニットには複数の給電部があります。このユニットからすべての電力を 除去するには、すべての MAIN を切り離す必要があります。

注意:

電源機構およびファン・ユニットの電源スイッチは、装置に供給されている電 流をオフにするものではありません。DS5020 ストレージ・サブシステムには電 源への接続が複数ある場合があります。デバイスからすべての電流を除去する には、電源機構およびファン・ユニットの入力コネクターからすべての電源コ ードを切り離してください。

ストレージ拡張エンクロージャーを電源オンする間、モジュールの前面と背面 にある LED が断続的に点滅しています。ご使用の構成に応じて、ストレージ 拡張エンクロージャーが電源オンになるまで 20 秒から数分間かかることがあ ります。

9. ストレージ・サブシステムの背面の両方の電源スイッチをオンにします。

ストレージ・サブシステムは、電源オンになるまで 10 秒かかることがあり、

バッテリーの自己診断テストが完了するまで最大 15 分かかることがありま す。この間、モジュールの前面と背面にある LED が断続的に点滅します。

10. ストレージ・サブシステムの前面と背面の状況 LED を検査します。

a. 各モジュールの前面と背面にある LED の状況をメモします。

緑色の LED は正常な状況を示し、こはく色の LED はハードウェア障害を 示しています。

b. ストレージ・アレイの「サブシステム管理 (Subsystem Management)」ウィン ドウを開きます。

c. 「サブシステム管理 (Subsystem Management)」ウィンドウの「Physical View (物理ビュー)」にある各モジュールの該当するコンポーネント・ボタンを選 択して、コンポーネントの状況を表示します。

各コンポーネントの状況は、「Optimal (最適)」または「Needs Attention (要 注意)」のいずれかです。

11. 各モジュールは緑色の LED のみを表示し、各モジュール・コンポーネントの 状況は「Optimal (最適)」ですか。

v はい - ステップ 13 (140ページ) に進みます。

v いいえ - ステップ 12 に進みます。

12. 障害を診断し、訂正します。

a. Recovery Guru を実行するには、「サブシステム管理 (Subsystem

Management)」ウィンドウの「Recovery Guru」ツールバー・ボタンを選択し ます。

b. リカバリー手順を完了させます。

Recovery Guru が障害のあるコンポーネントの交換を指示した場合は、その

コンポーネントを見つけて、トラブルシューティングを行ってください。

122ページの『LED の検査』を参照してください。

c. 手順が完了したら、Recovery Guru で「Recheck (再検査)」を選択して、

Recovery Guru を再実行し、問題を修正されたことを確認します。

d. 問題が解決しない場合は、IBM カスタマーおよび技術サポートに連絡して ください。

13. 該当する場合は、ストレージ拡張エンクロージャーのベゼルを再取り付けしま す。

ドキュメント内 dg1gcmst.ps (ページ 165-168)