9.1 ゲストドメインの操作
9.1.1 起動
• [仮想マシン]画面
– メニューバーの[仮想マシン(M)] - [実行(R)]を選択してください。
図9.2 仮想マシン画面(起動操作-1)
– ツールバーの[実行]を選択してください。
図9.3 仮想マシン画面(起動操作-2)
• ゲストドメインの起動に失敗した場合は、ドメイン構成ファイルの編集ミスが考えられます。以 下の手順でドメイン構成ファイルを修正してください。
1) “virsh list”コマンドでゲストドメインの状態を確認してください。
2) 起動に失敗したゲストドメインが表示され、かつ、状態が“一時停止中”のゲストドメイン
(管理OS上のCD-ROM/DVD-ROM からゲストドメインをブートさせるため、ゲストドメイ
ンを一時停止状態で起動している場合を除く)が存在するか確認します。起動に失敗したゲ ストドメインを“virsh destroy”コマンドで強制停止してください。
3) ドメイン構成ファイルの内容を確認し、正しい値に修正してください。
• ドメイン構成ファイルの編集ミス以外で起動に失敗する代表的な例は以下になります。
– システムの空きメモリサイズが、起動するゲストドメインの割当メモリサイズより小さい場合 システムの空きメモリサイズが、起動するゲストドメインの割当メモリサイズ以上であるか 確認してください。システムの空きメモリサイズは「8.3.5 物理資源の情報」で確認できます。
– 起動するゲストドメインが使用する仮想ブリッジが存在しない場合
起動するゲストドメインが使用する仮想ブリッジの存在を確認してください。仮想ブリッジ の存在は、「7.2.1 ゲストドメイン作成前の準備」の「仮想ブリッジの確認」で確認できます。
起動するゲストドメインが使用する仮想ブリッジについては、設計時に作成した「付録 A 設 計シート」を参照してください。
– 同時に複数のゲストドメインを起動した場合
起動に失敗したゲストドメインをひとつずつ起動してください。
– 管理OSの負荷が高い場合
管理OSの負荷を確認後、しばらく時間を空けてから、再度ゲストドメインを起動してくだ さい。
• ゲストドメインの起動や再起動に失敗(同時に複数のゲストドメインを起動、管理OS の負荷が 高い場合などの原因)した場合は、ゲストドメインの状態を“virsh list” コマンドで確認します。
しばらく時間を空けてから、以下の対処をしてください。
– “virsh list”コマンドで対象のゲストドメインが表示されていない場合
“virsh start”コマンドでゲストドメインを起動してください。
– “virsh list”コマンドで対象のゲストドメインが表示されている場合
“virsh destroy”コマンドでゲストドメインを強制停止したあと、“virsh start”コマンドでゲ ストドメインを起動してください。
• 管理OSの負荷が高くなる場合の代表的な例は以下になります。
– 管理OS上で、ゲストOSのシステムディスクをバックアップ・リストアする場合 – 管理OS上で、ゲストOSのデータ領域をバックアップ・リストアする場合
– ゲストOS上で、ゲストOSのデータ領域をネットワーク経由でバックアップ・リストアす る場合
– ゲストOSのインストールを実施する場合 – ゲストOS上で、OSのパッチを適用する場合
– ゲストOS上で、ウイルススキャンプログラムを実行する場合
– 管理OSやゲストOSでディスクやネットワーク用のベンチマークプログラムを実行する場合
– RAIDディスクを再構築する場合
• “virsh start”、“virsh list”、“virsh destroy”コマンドの詳細については、『PRIMEQUEST (1000シリー
ズ) RHEL5-Xen 仮想マシン機能コマンドリファレンス』を参照してください。
• ドメイン構成ファイルの内容については、「B.3 ドメイン構成ファイル」を参照してください。
• [仮想マシンマネージャ]画面、[仮想マシン]画面の詳細については、「付録 C 仮想マシンマ ネージャ」を参照してください。
• 管理OS上のCD-ROM/DVD-ROMからゲストドメインをブートさせる方法は、「9.3.1.2 管理OS
上のCD-ROM/DVD-ROMを利用」を参照してください。