ここでは、ゲストドメインの作成および運用時において使用する入出力装置の利用方法について説明します。
仮想システムにおいては、ネイティブのシステムと違って、仮想マシンごとに各種入出力装置がある訳ではあ りません。また、ゲストドメインの種別やゲストドメインの状態により使用方法が異なります。
仮想システムを導入する大きなメリットとして、使用する入出力装置をすべてゲストOSごとに固有に接続す ることなく、必要なときに一時的に管理 OS に接続した装置を使用できるということがあります。このため、
物理システム(ネイティブ)と異なり、使用する装置すべてが常時接続されている訳ではありません。資源の 節約のため、導入時、保守時、更新(update)時のみ接続して共有するのが一般的です。
ゲストドメインの作成および運用にあたっては、以下に示す装置を利用します。
• ゲストドメインコンソール
「3.2.1 ゲストドメインの操作方法」を参照してください。
• ネットワークで接続された操作端末
「3.2.1 ゲストドメインの操作方法」を参照してください。
• CD-ROM/DVD-ROMドライブ
「3.2.2 ゲストドメインからのCD-ROM/DVD-ROM利用方法」を参照してください。
• フロッピィ
「3.2.3 ゲストドメインからのフロッピィ利用方法」を参照してください。
図3.3 ゲストドメインの作成、運用時に使用する入出力装置
3.2.1 ゲストドメインの操作方法
ここでは、ゲストドメイン操作方法について説明します。
ゲストドメインの作成時および保守時と運用時では、操作方法が異なりますので、注意してください。
ゲストドメインの作成時および保守時
• HVMドメインのゲストドメイン作成時および保守時には、グラフィカルコンソールを使用します。
• HVMドメインのVGA画面では、グラフィカルコンソールが使えます。
• グラフィカルコンソールの操作方法の詳細は、「9.3.3.1 グラフィカルコンソール」を参照してください。
HVMドメイン作成時および保守時に使用するコンソールは、以下に示すとおりです。
図3.4 HVMドメインの作成時および保守時に使用するコンソール
ゲストドメインの運用時
仮想システムとは別に操作端末を用意し、ネットワークを経由して直接ゲストOSを操作してください。
• グラフィカルコンソールを使用する場合には、ポート番号はゲストドメインごとに割り振 り、固定で使用してください。
• グラフィカルコンソールを使用する場合には、ドメイン構成ファイルにパスワードの設定が 必要です。
3.2.2 ゲストドメインからの CD-ROM/DVD-ROM 利用方法
ここでは、CD-ROM/DVD-ROMをゲストドメインから利用する方法について説明します。
詳細は、「9.3.1 CD-ROM/DVD-ROM」を参照してください。
CD-ROM/DVD-ROMをゲストドメインから使用する場合には、以下の方法がありますが、ゲストドメインの構
築時を除いて、ネットワークを利用した方法を推奨します。
• ネットワーク接続での使用
NFS(Linux)プロトコルを使用して、操作端末のCD-ROMドライブまたはDVD-ROMドライブをネット
ワーク経由で使用する方法です。
• 管理OSに接続されたCD-ROM/DVD-ROMドライブを使用
管理OSに接続されたCD-ROMドライブをHVMドメインで使用する方式です。
3.2.3 ゲストドメインからのフロッピィ利用方法
ここでは、ゲストドメインからフロッピィを使用する方法について説明します。
詳細は、「9.3.2 フロッピィ」を参照してください。
• ネットワークでの使用
NFS(Linux)プロトコルを使用して、操作端末のフロッピィディスクドライブをネットワーク経由で使用
する方法です。