8.2 管理 OS の起動と停止
8.2.1 管理 OS の起動
3. ラベルの変更
「2 ラベルの確認」で確認したファイルシステムに割り当てているパーティションに対して、ラベルを設定 します。
• ファイルシステムのタイプがext3の場合 1) ラベル名の確認
管理 OS 上で、以下のコマンドを実行し、表示内容がラベル名を変更するパーティションであるこ とを確認してください。
<パーティション>
ファイルシステムに割り当てているパーティションを指定します。
2) ラベル名の変更
管理OS上で、以下のコマンドを実行し、パーティションのラベル名を変更してください。
<パーティション>
ファイルシステムに割り当てているパーティションを指定します。
<ラベル名>
変更するラベル名を指定します。
【例】
以下に、「2 ラベルの確認」で確認したファイルシステムのマウントポイントが"/"で、ラベルを"/1"に 変更し、ゲストドメインに割り当てているブロックデバイスのパーティションが "/dev/sdb2" の場合の 例を示します。
• ファイルシステムのタイプがswapの場合
LABEL=/ / ext3 defaults 1 1
LABEL=/boot /boot ext3 defaults 1 2
tmpfs /dev/shm tmpfs defaults 0 0
devpts /dev/pts devpts gid=5,mode=620 0 0
sysfs /sys sysfs defaults 0 0
proc /proc proc defaults 0 0
LABEL=SWAP-hda3 swap swap defaults 0 0
system# e2label <パーティション>
指定するパーティションは管理 OS から認識されるパーティションです。たとえば、
ゲストドメインに割り当てている管理 OS のブロックデバイスが "/dev/sdb" の場合、
"/dev/sdb1"と指定します。
ゲストドメインに割り当てたブロックデバイスについては、「付録 A 設計シート」を 確認してください。
system# e2label <パーティション> <ラベル名>
system# e2label /dev/sdb2 /
system# e2label /dev/sdb2 /1 system# e2label /dev/sdb2 /1
<ラベル名>
確認するラベル名を指定します。
2) ラベル名の変更
管理OS上で、以下のコマンドを実行し、パーティションのラベル名を変更してください。
変更が完了すると、"Setting up swapspace version 1"のメッセージが表示されます。
<ラベル名>
変更するラベル名を指定します。
<パーティション>
「1) ラベル名の確認」で確認したパーティションを指定します。
【例】
以下に、「2 ラベルの確認」で確認したファイルシステムのマウントポイントが "swap" で、ラベルを
"SWAP-hda31" に変更し、ゲストドメインに割り当てているブロックデバイスのパーティションが
"/dev/sdb3"の場合の例を示します。
4. 管理OSの再起動
管理OSを再起動してください。
再起動後、管理OSのシステムボリュームから起動します。
5. 管理OSのログイン
管理OSのrootユーザでログインしてください。
6. “fstab”ファイルの編集
以下の手順を実行し、ゲストOS の"fstab"ファイルを編集します。
1) ゲストOSのルートパーティションのマウント
管理OS上で、以下のコマンドを実行し、ゲストOSのルートパーティションをマウントしてください。
<パーティション>
ゲストOSのルートパーティションを指定します。
<マウント先>
管理OS のマウント先を指定します。
system# blkid -t LABEL=<ラベル名>
system# mkswap -L <ラベル名> <パーティション>
system# blkid -t LABEL=SWAP-hda3
/dev/sdb3: LABEL="SWAP-hda3" TYPE="swap"
system# mkswap -L SWAP-hda31 /dev/sdb3
Setting up swapspace version 1, size = 2089189 kB LABEL=SWAP-hda31, no uuid
system# blkid -t LABEL=SWAP-hda31
/dev/sdb3: LABEL="SWAP-hda31" TYPE="swap"
system# mount <パーティション> <マウント先>
2) ファイルの編集
下記の太字の部分がLABEL 指定となっているものについて、LABEL に割り当たっているラベル名を 変更してください。
変更する値は、「3 ラベルの変更」で変更したラベル名に合わせてください。
【変更前】
↓
【変更後】
3) ゲストOSのルートパーティションのアンマウント
管理OS上で、以下のコマンドを実行し、「1) ゲストOSのルートパーティションのマウント」でマウン トしたルートパーティションをアンマウントしてください。
<マウント先>
管理OS のマウント先を指定します。
7. "grub.conf"ファイルの編集
以下の手順を実行し、ゲストOS の"grub.conf"ファイルを編集します。
1) ゲストOSのブートパーティションのマウント
管理OS上で、以下のコマンドを実行し、ゲストOSのブートパーティションをマウントしてください。
指定するパーティションは、管理OS から認識されるゲストOS のルートパーティション です。たとえば、ゲスト OS のマウントポイント "/" に対応しているパーティションが
"/dev/hda2" で、そのゲストドメインに割り当てている管理 OS のブロックデバイスが
"/dev/sdb" の場合、"/dev/sdb2" と指定します。
ゲストドメインに割り当てたブロックデバイスについては、「付録 A 設計シート」を確 認してください。
編集する"fstab"ファイルは、"<マウント先>/etc/fstab"を編集してください。たとえば「1) ゲスト OS のルートパーティションのマウント」で指定したマウント先が "/mnt" の場合、
"/mnt/etc/fstab"のファイルを編集してください。
LABEL=/ / ext3 defaults 1 1
LABEL=/boot /boot ext3 defaults 1 2
tmpfs /dev/shm tmpfs defaults 0 0
devpts /dev/pts devpts gid=5,mode=620 0 0
sysfs /sys sysfs defaults 0 0
proc /proc proc defaults 0 0
LABEL=SWAP-hda3 swap swap defaults 0 0
LABEL=/1 / ext3 defaults 1 1
LABEL=/boot1 /boot ext3 defaults 1 2
tmpfs /dev/shm tmpfs defaults 0 0
devpts /dev/pts devpts gid=5,mode=620 0 0
sysfs /sys sysfs defaults 0 0
proc /proc proc defaults 0 0
LABEL=SWAP-hda31 swap swap defaults 0 0
system# umount <マウント先>
<パーティション>
ゲストOSのブートパーティションを指定します。
<マウント先>
管理OS のマウント先を指定します。
2) ファイルの編集
下記の太字の部分について、LABELに割り当たっているラベル名を変更してください。
変更する値は、「6 “fstab”ファイルの編集」で変更した"/"のラベル名に合わせてください。
【変更前】
↓
【変更後】
3) ゲストOSのブートパーティションのアンマウント
管理OS上で、以下のコマンドを実行し、「1)ゲストOSのブートパーティションのマウント」でマウン トしたブートパーティションをアンマウントしてください。
<マウント先>
管理OS のマウント先を指定します。
system# mount <パーティション> <マウント先>
指定するパーティションは、管理OS から認識されるゲストOS のブートパーティション です。たとえば、ゲストOS のマウントポイント"/boot" に対応しているパーティション が"/dev/hda1" で、そのゲストドメインに割り当てている管理OS のブロックデバイスが
"/dev/sdb" の場合、"/dev/sdb1" と指定します。
ゲストドメインに割り当てたブロックデバイスについては、「付録 A 設計シート」を確 認してください。
編集する"grub.conf"ファイルは、"<マウント先>/grub/grub.conf"を編集してください。たと えば「1)ゲストOSのブートパーティションのマウント」で指定したマウント先が"/mnt"の 場合、"/mnt/grub/grub.conf"のファイルを編集してください。
title Red Hat Enterprise Linux Server (2.6.18-xxxx.el5xen) root (hd0,0)
kernel /vmlinuz-2.6.18-xxxx.el5xen ro root=LABEL=/ nmi_watchdog=0 rhgb quiet initrd /initrd-2.6.18-xxxx.el5.img
(2.6.18-xxxx はバージョン情報)
title Red Hat Enterprise Linux Server (2.6.18-xxxx.el5xen) root (hd0,0)
kernel /vmlinuz-2.6.18-xxxx.el5xen ro root=LABEL=/1 nmi_watchdog=0 rhgb quiet initrd /initrd-2.6.18-xxxx.el5.img
(2.6.18-xxxx はバージョン情報)
system# umount <マウント先>